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2009年2月のタイ料理教室

さてさて、今月もタイ料理教室に行って参りました♪
今回もおいしさ満点、ボリューム満点、楽しいおしゃべりに花が咲き、楽しい土曜日となりました!

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まずは「ホイ トード(タイ風ホタテのお好み焼き)」
ホイは貝、トードは揚げるの意味。

タイでよく食べられる貝は牡蠣やムール貝、そして赤貝などもよく出てきます。
ホイ トードは牡蠣で作られることが多いけど、今回はちょっと趣向を変えてホタテのホイ トード。

これ一枚で大体4人分なんですが、お刺身用のホタテがどっさり入ってます♪
お好み焼きの生地は、小麦粉、上新粉、片栗粉、鶏がらスープを混ぜたもの。
その中に半分の厚さに切ったお刺身用のホタテを入れ、多めの油をひいたフライパンで両面をよーく焼くんですが…。
両面を焼くと言うことは生地を途中でひっくり返すということ!
この生地、粉を200gも使い、更にホタテもいっぱい入っているのでかなりの厚さなのでひっくり返すのが大変!
一枚目は橋本先生がひっくり返してくれたのですけど、よーく見てたら足を前後に開いて小さく「フッ!」って気合入れながらひっくり返してましたから~~~。
こりゃーなかなか難しいな~と思って2枚目の生地を焼いていたHさんに「がんばって~」と声援したら、一瞬ひっくり返す姿勢に入ったものの「あ~やっぱり出来ない~~~。代って~~~。」となぜか私に回ってきてしまいました。(>_<)
ではいざやってみるか~と私も構えてみたのですが、ちょっと生地を持ち上げたところでなんだか怖くなり(笑)「駄目だ~~~出来ないっ!!!」とベテラン主婦Aさんに代っていただきました!

2009年2月のタイ料理教室_f0043911_034797.jpg無事ひっくり返せたところで、ホイ トードはお粉の生地と卵の二層になっているので、生地を持ち上げて下に卵液を流し込むのです。
なんだか面白いでしょ~。
写真で見るとそんなに大きく見えないかもしれないけど、この4人分のお好み焼き1枚に卵5個使っているの!


2009年2月のタイ料理教室_f0043911_041328.jpgそして卵の面もカリカリに焼けたところで、あらかじめ炒めたもやしとニラを盛りつけてあるお皿の上にのせて出来上がり!
全く見えてませんが、この生地の下にニラともやしがあるんです~!
盛り付けは卵の面が上でもホタテの面が上でも良いと言うので、一つは卵、一つはホタテとリバーシブルにしてみました♪


これを各自お皿に取り分けてから、チリソースと米酢を混ぜたタレをお好きなだけかけていただきます♪
生地がモチモチでホタテもプルプルでおいしい~!
普通のお好み焼きよりスルスルっと入っていっちゃうのが怖いくらい…。
元々は屋台料理だそうですから、もっと小さなお弁当を作るとき用のフライパンで何枚かに分けて焼いてもいいのよ~とのことでした。

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こちらは「トムカークン(海老のココナッツミルクスープ)」
トムは煮る、カーはタイの生姜のカー、クンは海老です。

見た目からして香りからして、いかにもタイ~♪って感じのこのスープ。
具材は、海老とフクロダケ。
ココナッツミルクと鶏がらスープのベースに、薄切りにしたカー(タイ生姜)、叩いてから斜め切りにしたタクライ(レモングラス)、葉脈をとったバイマックルー(こぶみかんの葉)、軽く叩いたプリッキーヌ、とタイ料理には欠かせないハーブが盛りだくさんに入っています。
カーとタクライは最初から入れてよーく香りを出してますが、バイマックルーはどんなお料理でも最後に入れます。
いつもどうしてかな~って思っていたのだけれど、「最初から入れて煮込んでしまうと柑橘類の葉なので苦味が出ちゃうのよ」と教えていただきました。
バイマックルーまで入れたら砂糖とレモン汁とプリッキーヌを入れて味を整え、最後の最後に海老とフクロダケを入れてプリッキーヌヘン(乾燥唐辛子)をあらかじめ油で揚げておいたものを加えて出来上がり。
このプリッキーヌヘントードはこのトムカーと言うスープ煮は欠かせないものだそうで、揚げてあるこの甘い香りがなんとも言えません♪

タイのスープの代表と言えばトムヤムクンになるのでしょうけれど、このココナッツミルク風味のトムカーもものすごくおいしい!!
そういえばレモングラス切らしてしまっているので、いつでもスープが作れるようにそろそろ買ってこなくちゃ♪

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そして「ルークチン ムー ラオ(ラオス風ハンバーグ)」
ルークチンは肉団子、ムーは豚肉、ラオはラオスの意味。
ラオスはタイのイサーン地方と近いだけあっていろいろと共通点も多く、例えばこのように挽肉を使う料理が多いとか(イサーン地方の挽肉料理ではラープが有名ですよね)、言葉もちょっとなまったタイ語みたいな感じで似ているそうです。

この可愛い一口大のハンバーグの具は、豚挽き肉、万能ねぎ、筍、ニンニク、プリッキーヌ。
全て細かく切っていますが焼くときに筍が飛び出しそうになるので出来るだけしっかりと丸めておくのがポイント。

2009年2月のタイ料理教室_f0043911_062295.jpg食べるときにはこの小さなハンバーグをレタスにのせて、プリッキーヌポン(粉唐辛子)とレモン汁、ナンプラーを混ぜ合わせたタレをつけて一緒に頂きます。
筍のコリコリとした食感がおいしいです~!
一口大なので食べやすいし、レタスに包んでポイッと口に入れられるので、パーティーなんかにも良さそうですよね~。
春の筍の時期には是非作ってみたいわ~。


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そしてこちらは今回のワイン。
うふふ、面白いでしょ~~~。
「二重橋」って言う名前のドイツワイン。
ラベルだけ見たらまるで日本酒としか思えない!(実際先生のお母様はこれをずっと日本酒だと思っていたのだそうです)

2009年2月のタイ料理教室_f0043911_07411.jpg一体このワインはなにものぞやと思ったら、宮内庁生協にて取り扱っているワインなのだそうです。
大体、宮内庁に生協があるって言うのも今回はじめて知ったよ!!
どんな品揃えなのか、店の規模はどのくらいなのか、そして買いに来る人たちと言うのはどんな人なのか…。
謎だわ~。(笑)


お味のほどは、リースリングなので甘いことは甘いのだけれど、すっきりとした甘さのとてもおいしいワインでした♪

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そしてデザートは、「りんごの柚子茶煮 バニラアイスクリーム添え」

りんごをワインで煮たりシロップで煮るというのはよくあるけれど、柚子茶で煮るって言うのが新鮮でしょ♪
りんごは小さめに切り、お湯で溶いた柚子茶で柔らかくなるまで煮るだけ。
もっと柚子、柚子しちゃうのかしらって思っていたけど、りんごの香りもちゃんと感じられるくらいの柚子香具合で、うす甘い中に酸味が感じられてとてもさっぱりといただけます。
添えたアイスクリームと一緒に食べるのももちろんおいしいけれど、この柚子茶煮だけを単独で食べてもいいな~と思いました。
普通のりんごのコンポートに飽きちゃったら是非いかがでしょう!

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そして今回のお楽しみは、こちらのフォカッチャ。
パンの先生Hさんが朝焼いたのよと持ってきてくれました。
フォカッチャ生地はホシノ酵母使用で水分はトマトジュースだそうです。
う~ん、やっぱりHさんのパンはおいしいっ!!!
ホシノ天然酵母のパン全体に言えることだけれど、でも特にHさんのパンはモチモチ感が素晴らしいのですよ~。
またパン教室開いて教えて欲しいです♡


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by rakurakurakuko | 2009-02-25 23:20 | タイ料理教室