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自家収穫のエゴマでエゴマの葉のピリカラ漬け~♪

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エゴマをキムチみたいなかんじに漬けたもの、よく韓国料理のお店なんかにありますよね~。

エゴマって関東に住んでたときは普通のスーパーなどではほとんど見かけず、新宿、大久保界隈の韓国食材屋さんなどに行かないと買えなかったけれど、奈良に来てから結構いろんなところで売っているのを見かけました。
関西のほうが需要があるのかしらね~。

でも今回料理に使っているエゴマは買ったものではなく、ベランダの鉢で育てたものなの~♪
引越してきた直後、遊びに来てくれたフィノさんが「エゴマ好きだったら苗持ってくよ~」と言ってくれたので遠慮なくいただきました♪

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この時点で中心の茎も太く、かなり立派に育っているエゴマ。
早速鉢と土を買ってきて育てることにしました。
が、実はこのエゴマ、この後虫にかなりやられてしまいまして(そのお話は記事の最後にね)、一時期はもう収穫は無理か…と思ったのですが何とか復活!

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苗を頂いてから約1ヶ月経ち、ここまで葉が生い茂ってきました。
これで是非作りたいものがあったんだよねー。

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と言うわけで葉っぱを収穫!
ちょっと切りすぎたかも…。
苗がとってもみすぼらしくなってしまった…。(汗)

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収穫した葉っぱは多分100枚近くあったと思うけれど、やはりまだ虫にやられているものもあり、また固すぎるものもあり…。
良さそうなものを取り分けて約50枚。
エゴマの葉ってこんなに大きいんですよ~。
紫蘇と見た目はかなり似ているけれど、大きさはこちらのほうが断然大きい!

これから仕込むのは、エゴマの葉のピリカラ漬け。
この苗を頂いたときに一緒にフィノさん特製のピリカラ漬けを頂き、ご飯が進みすぎるほど危険においしかったのです。
虫の被害を乗り越えやっと収穫できたエゴマで作るので(この後またどれだけ収穫できるか分からないし…)出来るだけ日持ちさせたくて、ちょっとレシピを改良して作ってみました。

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これが漬けダレ。
エゴマ50枚ほどに対しての量のその内訳は…
醤油 大さじ3
みりん 大さじ1
これを耐熱容器に入れて電子レンジでチンして一度火を通します。
それが冷めてから、
胡麻油 大さじ1
白ゴマ 大さじ2
おろしニンニク ニンニク1かけ分
韓国唐辛子(フレーク状) 大さじ1.5
を加えて混ぜ合わせれば出来上がり。

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この漬けダレを、適当な保存容器の中で、洗ってからしっかりと水分を拭いたエゴマの葉と重ねていきます。
エゴマの葉の全面にタレが付かなくても、時間が経つと段々馴染んでくるのでこのくらいでOK。
交互に漬け終わったら、最後に表面を空気が入らないようにぴちっとラップで覆って保存容器の蓋を閉め、冷蔵庫にて1週間ほど寝かせれば出来上がり。

その出来上がりが冒頭の写真です。

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まずは熱々ご飯にのっけるよねー。
タレもじんわりとご飯に沁みて、こりゃー食べ過ぎ注意だね。

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そして簡単ひとりランチタイムには、エゴマの葉のピリカラ漬けおにぎり♪
おにぎり握ってエゴマの葉のピリカラ漬けを貼り付けて(タレが足りないようだったらちょっとお醤油を加えて貼り付けやすくする)、胡麻油をひいたフライパンにのせて、両面がこんがりするまで焼いたら出来上がり。
普通にご飯にのせるより香ばしさが加わって、これまたおいしいのよ~。

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ご飯ばっかりじゃ芸がないので、今度はエゴマの葉のピリカラ漬け入り磯辺焼き。
あはは~ご飯じゃないけど米だね…。(^^ゞ
トースターで焼いたお餅に少々お醤油をたらし、その後エゴマのピリカラ漬けを貼り付けてその上に海苔をのせて出来上がり。
エゴマの葉だけだと噛んだときに葉っぱが切れずにいっぺんに口の中に入ってきちゃうので、海苔を巻いてちょっと噛み切りやすくしてみました。

このエゴマのピリカラ漬け、ひとりご飯でさっと済ませたい時や、飲んだ後にちょっとご飯を一膳って時にとても便利で美味しいです!
まだ試してないけど、豚肉を冷シャブにして、それを包んで食べてもおいしそう♪
日持ちですが、只今仕込んでから1ヶ月ほど経っているけどまだ全くOK!
冷蔵庫に常備しておくと便利です。

ピリカラ漬け以外にも、紫蘇の代りにトッピングしたりと結構役立つエゴマですが、どちらかと言えばこってり味と合うような気がします。

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これは、小粒の新ジャガをきれいに洗って皮ごとじっくり素揚げして、味噌をお酒とみりんで伸ばしたものと一緒に絡めながら炒めて、最後にエゴマの葉の千切りを加えたもの。
お味噌の濃いお味に負けないエゴマの風味と、皮がカリッとした新ジャガがとても美味しかったです。

さて、このエゴマが虫の被害にあったといいましたが、その虫とはベニフキノメイガの幼虫。(名前クリックするといきなり幼虫の写真が出ますので、虫が苦手な方はクリックしないでね~)
とにかく柔らかい新芽の部分が軒並みやられてしまい、全く株が大きくならない!
と言うよりどんどんみすぼらしくなるのです…。
こういった虫といえばヨトウムシとなぜか思っていた私は、夜に懐中電灯持って捜索するも、見当たらず…。
あっと言う間に葉っぱが食べられ、ところどころにくもの巣みたいなのがあってベタベタすると言う話を、青虫大好きなduckbillさん(笑)にしたところ、それはヨトウムシではなくベニフキノメイガだと教えていただきました。
これでは夜に探してもいないはず!
このベニフキノメイガはヨトウムシよりも小さくて、ちょっと黒い模様があり、何よりその動きが早いんですよ~。
ヨトウムシはじめ他の青虫ならば割り箸でつまんで駆除できるけど、これはちょっと割り箸が触ったりちょっと葉っぱが動いただけでツツーーーッと糸を貼りながら下に落っこちたりどこかへ行ったりしてしまうのです…。
割り箸作戦も無理だし、第一やられてしまっているところが蜘蛛の糸モドキでベタベタでそれ以上育たなくなっているので、とにかくやられている主に新芽の部分を軒並み余裕を持って下の方からはさみで切り取りました。
ちょっと気を抜くとまたどこからともなくやってくるので、気がついたときにとにかく切り取る!
そんなことを繰り返し、何とか収穫できたエゴマの葉なんです。

一時期かなりそのベニフキノメイガの害も落ち着き、葉っぱもまたたくさん茂りそろそろ二度目の収穫か~!と思っていたところ、ある朝見たら、なぜか一気にまたベニフキノメイガにやられてとんでもないことになってました…。
結構活動期間の長いしぶといヤツです。
ここでまたまた丸坊主…。(泣)
紫蘇系の植物を無農薬で育てるって大変だなぁと実感してます。

今またちょっと回復して来たので、今度は少し早めに使うぞー。

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ピリカラ漬けを作るときに収穫した葉っぱの中にあった、ベニフキノメイガにやられている葉。
自分で貼った糸の中に隠れてどんどん大きくなっていきます。
これはかなり大きくなっていて、よーく見ると薄くハネのようなものが確認できましたので、もうすこししたら蛾になって飛び立つところだったのかも!
はぁ~ホントに性質が悪い虫ですね…。
自分で育てるのって楽しいし、特にハーブ系だとちょっと使いたい時に便利だけれど、この虫さえなければねぇ…と思う軟弱モノの私です。(^^ゞ
by rakurakurakuko | 2009-08-31 12:12 | 保存食作り