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今年もヤマドリタケモドキ!!

きのこって普通に売っている栽培モノも好きですが、これが野生のものとなると、これまた香り、食感共に栽培モノとは比べものにならないほどのおいしさ。
そういったものを頂くと、ホントに贅沢だなぁと思いますが、そんな野生のきのこを今年二度に渡り、Fujikaさんから頂きました♪

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こちら、梅雨の頃に頂いた、ヤマドリタケモドキとウツロイイグチとアンズタケ。
これらのきのこの生えている様子や収穫の模様がFujikaさんのブログのこちらの記事にあります。
それにしてもホントにうらやましい限り!
こんなに沢山のきのこが生えているきのこスポットをお持ちだなんて素晴らしい!(まぁ私がたとえ持っていたとしても食べられるきのことそうではないきのこを見分けるなどの知識がないためどーにもならないんですが…)

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そんな沢山のおいしいきのこを堪能したにも関わらず、なかなか記事に出来ずじまいでいたところ、先日またきのこを頂きました♪(嬉)
前回のものもサイズが大きいなぁと思いましたが、今回頂いたものも手に取った感じがずっしりとしており、とても大きいきのこです。

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ねっすごいでしょ♪♪(左は1回目に頂いたもの、右は先日頂いたもの)

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一度目に頂いた時には、初めて頂くアンズタケがありましたので、送っていただいたその日のランチはアンズタケと小振りのヤマドリタケモドキ(又はウツロイイグチ??)のパスタ。
うふふ~ん♪
これ、ホントにおいしかったのよ~。

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2人分でこれだけ沢山のきのこを贅沢に使いました!
アンズタケはお掃除が大変かもと言われていましたが、塩水の中で出来るだけ時間をかけずに手でこするように土を落としました。
ちょっとくぼみになっているような場所に引っ付いている細かい土は、爪でこそげ落とすようにしたらの短時間で結構綺麗にすることが出来ました。

ニンニクみじん切りと唐辛子と共にさっとオリーブオイルできのこを炒め、そこに生クリーム少量を加えてさっと煮るような感じにし、そこに固めに茹でたパスタを投入。
塩胡椒で味を整えて出来上がりです。

お昼からこんなにおいしいもの食べちゃっていいのかしら~って感じの、レストラン顔負けのお味。
だって、調理の腕は別としても、これだけの贅沢なきのこを仕入れられるレストランってそんなにあちこちにないでしょ♪

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こちらは、ヤマドリタケモドキの軸の刺身風。
わさび醤油でいただきます。
これは昨年頂いたときに試して、とてもおいしく気に入ってしまったもの。

ヤマドリタケモドキはカサももちろんおいしいんですが、軸のコリッとした食感と言ったらホントに最高なんです!
そんなヤマドリタケモドキの軸を薄切りにしてさっとお湯に通して水気を切ったもの。
とろんと滑らかな風合いながら、しっかりとコリッと感も残っていて、絶品!!
ポルチーニ系であるヤマドリタケモドキですが、イタリア人だってポルチーニのこんな食べ方知らないでしょう♪♪
オイルや乳製品とあわせて風味を移す食べ方もそりゃーおいしいと思いますが、さっぱりと和風なこの食べ方はヤマドリタケモドキ本来の食感、香り、お味を楽しめてとてもよいかと思います。

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こちらはヤマドリタケモドキとアスパラのフリット。
衣で包まれているので、口にした瞬間にブワッと香りが押し寄せてきて、これまたとてもおいしいのです。

ヤマドリタケモドキは主に大きなもののカサの部分を使用。
以前、Fujikaさん経由でイタリアンレストランを営まれているかずさんのレシビをお聞きして作った、ヤマドリタケモドキに粉をまぶし、それを卵の黄身とパルミジャーノの削ったものを入れたボールに入れて衣をまぶし、オリーブオイルにバターを少々入れたもので揚げ焼きのようにしたもの。(かずさんが作られている様子は、ブログのこちらの記事にあります)

揚げ物下手の私でもベタッとならず、カリッとした衣がとてもおいしいこのフリット。
油の量も少ないのにこんなにおいしく出来るなんて、いいですよ~~~。
切り身の魚などもこの衣で揚げるとおいしくフリットになると言うことです。

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こちらはアンズタケのクリーム煮。
これでひとり分♪♪
贅沢な一皿ですよね~~~。

お掃除したアンズタケと小さく切った鶏もも肉少しをバターをたっぷり溶かしたフライパンに入れて炒め、そうするとアンズタケからいっぱい水分が出てくるので煮るような感じにして火を通し、生クリームを加えて混ぜ合わせ、塩胡椒で味を整えれば出来上がり!!
簡単なのにすごくおいしい!
私なんて特に素人だし、きのこに限らず素材がよい時にはシンプルに作るものが結局おいしいように思います。
残ったソースは勿論パンで拭って「一体誰がここまでお皿を綺麗に舐めたのか~~~」ってとこまで残さず頂きました。

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第1回目に頂いたきのこの残りは、頂いたその場で塩水を張ったボールの中で出来るだけ手早くササッと土や汚れを落とし、新聞紙の上にキッチンペーパーを広げた上に並べて乾かします。
こちらは大、大、大好きなヤマドリタケモドキのオイル漬けにする用!
頂いたきのこの中でも固めのしっかりとしたきのこをこちらの保存用に回しました。

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こちらに使ったきのこは、カサの裏が黄色っぽいスポンジ状のもの(左側)とちょっと固めな感じのベージュ色のもの(右側)の2種。
多分どちらかがウツロイイグチでどちらかがヤマドリタケモドキかと思うのですが…。

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このきのこを頂き早速乾かしているこの日は、前述の通り梅雨真っ盛りのジメジメな一日。
我が家のまわりには細かい雨と共に霧が立ち込め、まるで仙人でも出てきそうな、このままずっとマンションに閉じ込められてしまうのではないだろうかとさえ思えてくるような、そんな日だったのですけれど、無事きのこも乾き、出来上がったオイル漬け。

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今回は、ある程度粗熱取れた時点で急いで冷蔵庫に保存したため、写真撮り忘れてしまったので、前に作った時の写真の使いまわしです。(^^ゞ
これがね~、パスタにしてもおいしいし、細かく刻んでから他のハーブなどとあわせてスティックミキサーでガーッとやってペーストにしてもおいしいし、我が家では夫共々大好きなのです♪

何しろなかなか手に入らないきのこですので、どーしてもケチケチしてしまう私は小さく切りすぎの傾向があるのですけれど、これは軸も(縦に切る)カサも(大きいものは1/2か1/4に切る)大きめにゴロンと切って、それをニンニクとお好きなハーブと共にオリーブオイルで炒めて、少し温めたオリーブオイルと共に煮沸消毒した瓶にびっしりと詰めれば出来上がり。
以前、Fujikaさんは脱気したこれらの瓶を常温にしばらく置いておいたら、脱気していたにも関わらず発酵してきてしまったとお聞きし、ちょっと冷めた時点ですぐに冷蔵庫へ入れるようにしています。

我が家の秘蔵のオイル漬け。
大好きなんですが、もったいないのでたまーにしか使えません!!(爆)
このオイル漬けの、きのこの採集から、下処理の仕方、オイル漬けの作り方までは、Fujikaさんのブログのこちらの記事にあります。

第2回目、先日頂いたきのこでも、頂いた半分ほどを使いこのオイル漬けを1瓶作りました♪

そして残りの半分は…。

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チキンとヤマドリタケモドキのオーブン焼き。
オーブンで焼いたチキンの皮のパリパリと、チキンの脂をたっぷりと吸ったヤマドリタケモドキがたまりませーん!!
一口食べた夫が、「おいしすぎる~~~。Fujikaさんありがとう!!!」と絶叫してました。(笑)

チキンは、鶏もも肉に塩胡椒。
ニンニク薄切りを一かけ分のせた耐熱皿の上にそのチキンをのせて、200℃のオーブンで45分ほど。(我が家のオーブンは電子レンジ付属機能でイマイチなので時間は若干長めです)
チキンが完全に焼ける少し前(10分か15分程度前)に縦に1/4に切ったヤマドリタケモドキを回りに入れて、そのまままたオープンに入れて焼きます。

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もう焼いているその場からすごーくいい香り♪
焼き上がりを取り出して写真を撮ったら、湯気でレンズが曇りました…。(^^ゞ

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こちらは、ヤマドリタケモドキと鮭のホイル焼き。
今が旬の生秋鮭とヤマドリタケモドキのなんとも秋らしい組み合わせ。
またまたカメラ近づけたら、湯気でレンズが曇り捲りです。
が、早く食べたいので撮影は曇ったままの一枚で止めてすぐに食べた!
ブロガー魂も大事だが、やっぱり食い気には敵わない…。(爆)

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こちらも作り方は至極簡単で、塩胡椒した生鮭の切り身の上にバターをのせて、横にヤマドリタケモドキの軸のスライスを置いて、ホイルで包んでオーブントースターで鮭に火が通るまで蒸し焼きにして出来上がり。

出来上がりにカボスを絞っていただくと、濃厚な中にもさっぱり感がある、秋のおいしい一皿に。
ほーんとたまりませんね~~~。
日本人でよかった!!
Fujikaさん、ありがと~~~♪♪

で、実は第二弾では、夫婦共に身も心もとろけそうになりながら食べた、絶品一品があるのですが、記事も長くなったことですし、もったいぶってこちらは別記事に♪♪

わが夫婦、特に夫は最近の体重増加の程度が目覚しく(笑)、「ズボンがきつくて胴が千切れそう…」と悲鳴を上げているんです。
でもやっぱりおいしいものは止められないのよね~~~。
食欲の秋ってホントに酷だわ~~~。


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by rakurakurakuko | 2010-10-10 18:36 | いろいろなお料理アイディア