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沖縄の野菜~シビランと雲南百薬~

先日の沖縄旅行記にもまだ取り掛かっていない状態ですが…。
先に今回沖縄で買ってきた珍しいお野菜を紹介しちゃいます♪

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こちら、シビラン。
見るのも初めて、名前を聞くのも初めて。
初めてのものは素通りできない性分ですので、かさばりますが買ってきました。(宅急便でマンゴーなどとともに送ったのですけどね(^^ゞ)

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私が買ったところでは、お野菜のラベルには「シビラン」と表示されて売られており、「ほうれん草のように食べてください。お花も食べられます。」とありました。

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これがお花。(買い求めたときにはもっとお花もシャキッと開いていてもっともっときれいでした)
花食いの私ですから、こんなに可愛いお花ごと食べられるのは嬉しい♪
割と太目だけれど柔らかそうな茎の途中途中から、肉厚の可愛い形の葉っぱが出てきており、ほうれん草のイメージではないんですけどね。

さて、シビラン。
沖縄には長く通っておりますが、目にしたのは初めてでしたので「最近作られるようになった野菜なのかなぁ」といろいろ調べてみると、どうやらこれにはたくさんの名前があり…。
こちらではシビラン。
こちらではアフリカほうれん草。
こちらの野菜の英名はAfrican Spinachだそうですので、アフリカほうれん草と言うのはそれをそのまんま和訳したようです。(African Spinachで検索するとレシピもいっぱい出てきます
このシビランは読谷村(よみたんそん)辺りでは自生しているとのことですから、シビランと言うのはもしかして沖縄の言葉なのかもしれません。
まぁその二つは何となく良しとしても、「人参もどき」と言う名前もあるみたいなんですが、人参とは似ても似つかないのになぜ?(笑)

そんなシビラン。(私はこの名前で呼ぶことにした!)
おひたしにすると美味しいと書かれてあったので作ってみました。

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生でも葉っぱは食べられるほどなのでさっと茹でて水に晒してギュッと絞り、麺つゆをかけていただきます。
鮮やかな緑の葉は長く茹でると色が変わってしまうと何かに書かれてあったのでさっと茹でましたが、ちょっと食べるまで冷蔵庫で冷やしておいたらその間に色が変わってました。(^^ゞ
でもお花の鮮やかさはそのままで、ちょっぴりぬめりがあって私好みの味♪
ほうれん草と言うよりは、つるむらさきに近い感じで、つるむらさきのような土臭さもなく葉も茎も肉厚なのに柔らかくてとても食べやすい♪♪
生の葉っぱを齧ってみるとかすかな酸味があったのだけれど、酸味は茹でるとほとんど感じなくなります。

これ、好きだわ~♪

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すっかりシビランloveになってしまった私。
名残惜しいので茎の下の部分を切ったものをコップに挿してみました。
何でもこうして水に挿しておいて根っこが出てきたものを土に植えるとまた育つと言うのです。
以前、沖縄野菜のハンダマも同じ方法で育てたことがあるので、シビラン栽培にもチャレンジ!
しかもこのシビラン、ほとんど虫もつかずに育つと言うのですよ~。
夏野菜と言えば虫が大敵。
実家では毎年つるむらさきを育てているのだけれど、そのつるむらさきも虫もつかず暑さで萎れることもなく家庭菜園者にとっては随分と嬉しい野菜だと言うから、このシビランもやっぱりつるむらさきと同じ系列のものなのではないかな。

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水に挿して4,5日目。
こんなに根っこが生えてきました♪

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早速昨日、土に挿してみました。
左が昨日土に挿した直後の写真で、右が本日朝の状態。
たった一日しか経っていないのに、しかも多分根っこが土に根付いているかどうかも怪しい状態だというのに、葉っぱが随分育ってる!!
さすが沖縄野菜。(いや、もしかしたらアフリカ野菜なのか…)
これで上手く育ったらかなり嬉しい♪
ちょっとずつ葉っぱだけ収穫してサラダに添えるくらいの量でもいいから収穫できるといいな~。
また著しく成長した暁にはブログで紹介したいと思います。

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そしてこちらも初めて見聞きした野菜。
雲南百薬(うんなんひゃくやく)
和名はアカザカズラ。
こちらもなんとつるむらさき系のお野菜なんですね~。
やっぱり暑いところでは丈夫なつるむらさきが重宝♪♪
こちらも和名よりも沖縄にならって雲南百薬と呼ぶ方を採用!
だってそっちの方が栄養ありそうで体に良さそうな気がするじゃない♪♪

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で、買ったのは、その雲南百薬の、むかご。
むかごと言うと山芋のむかごを思い出すけれど、あのちょっと土臭くてそのまま食べると粘りのあるむかごも私は好きなんだよなー。
雲南百薬のむかごの見た目は山芋のむかごを上回るワイルドさだけれど、なんだかこれ一つ食べたら体の底から元気が出そうな、そんなお姿ですよねぇ。

こちらのむかごも普通のむかごみたいにさっと茹でたり蒸したりして食べても、そして生でもいいらしいのですが、乾煎りしたのがつまみに最高らしいので、フライパンで軽く炒って塩して食べてみました。

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こちらがそれ。
やはり粘りは生の時のようにはありませんが、山芋を蒸し焼きしたときみたいな粘り一歩手前のホクッとした感じ。
「ふぅ~ん、雲南百薬とは体に良さそうだね」と言いながら一口食べた夫。
「ちょっと渋みがあるね…。体に良いから食べるけど。」と。
時を同じくして食べてた私は全然感じないわ~と思ったけど、よーく味わうと最後に少しエグミのようなものを感じました。
まぁ夫は渋いのやエグイのに敏感な人で、私はその手のものが結構好きなので気にならない人なので、なかなか美味しい珍味だったけどなぁ。

こちらも実は土の上にこのむかごを置いておくだけで勝手に育ってしまうらしいのだけれど、ものすごーく大きくなるらしいんですよ
どのくらいかと言うと、緑のカーテンに利用できるくらい!!
我が家のベランダには植物の他、洗濯物も布団も共存しなきゃならないときがあるし、結構な割合で野菜干したりするので、ジャングルみたいになる雲南百薬は育てたいけど無理っぽい…。
今年はゴーヤの緑のカーテンが大流行みたいですけど、来年は時代最先端~ってことで(ホントか?笑)雲南百薬の緑のカーテンなんて新し物好きの方にはよろしいのではないでしょうか。
(実は少々冷蔵庫の中で保存してあるのですけれど、来年春頃植えたい人いる?いれば送ります!!)

今回のこの二つの野菜を購入したのは、後ほど沖縄旅行記にも載せる予定でおりますが、名護にあるJAのファーマーズマーケット
一時期、沖縄料理と沖縄の食材を知ることに熱を上げていたことがありますが、もう一巡しちゃったかな~なんて勝手に思っていた私。
しばらくその情熱は下火気味だったのですけど、今回の旅行でなんだか沖縄の食べ物に関してまたまた情熱沸いてきました!

他にも沖縄の食べ物で買ったものがありますので、そんなものも追々記事にしていければと思っています。


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by rakurakurakuko | 2011-08-09 17:06 | 沖縄食材でお料理