2012年 03月 03日
紅芯大根のお料理
まんまるであるということ以外は、外見からはそんなに変わった大根だわ~と思わないのですが…。
ワタクシ、切ったら中身はすごいんです♪
中はこんなに綺麗なピンク色。
名は体を現すの、紅芯大根。
私、大体こういうピンク色の野菜は何でも好きで、同じ大根であれば皮も中身も全体的に薄紫の紫大根も、皮が赤いサラダ大根ももちろん好きなんですが、この紅芯大根は特に好き♪
二つで100円!!
奈良でも近くのデパートの八百屋さんで時々目にすると買っていたけれど、ひとつでこの値段以上は確実にしたはず!
近くの農家の方、作ってくれて、こんなにお手頃価格で並べてくれて、ありがと~♪♪
と言うわけで、今年はいつになくこの紅芯大根を買ってはいろいろお料理しています。
このお料理は紅芯大根に限らず、我が家では国産の皮まで食べても大丈夫なレモンが出回る時期にはフツーの大根でもよく作る一品なのだけれど、紅芯大根で作ると色鮮やかで華やかになるのです。
出来ればレモンをサンドした状態でよーく冷やしておいて、少々酸味を馴染ませてキンキンに冷えたやつを器に並べて食べる直前に塩胡椒オイルをかけると、よりおいしい♪
大根がパリパリでなんだかいくらでも食べられちゃうのですよ~。
ちょっとこってりした肉料理との組み合わせもいいし、くせのあるチーズなんかと交互に食べてもさっぱり感が際立って良い感じ♪
紅芯大根はそんなに辛味がないので、こういうお料理に合いますね~。
冬の時期の煮物などの割と地味めな色の食卓が明るくなるのも好き♪
紅芯大根は熱を通しても甘くておいしい♪
豚は、トンカツ用の肉の脂身部分に少々切れ目を入れて(縮み防止のため)軽く包丁の背で叩いてから表面に塩胡椒。
紅芯大根は縦半分に切ってから2センチくらいの厚みに切って、オリーブオイルたっぷりのフライパンで弱火でじっくり焼きます。
紅芯大根の半面に色が付いたあたりで豚肉を入れて、大根もひっくり返して、豚肉もその後ひっくり返して火が通るまで焼き、最後にジュワッと少々バルサミコ酢を回しかけてお酢のツンツンをちょっと飛ばして出来上がり。
これがね~、豚の脂が沁みた大根がまた甘いの~。
熱を通すとその甘味が際立つ感じで、チョロッとかけたバルサミコ酢の酸味がまたいいのです。
普通の大根の時にはバルサミコと一緒に醤油をチョロッとかけても美味しいです。
焼いても美味しい紅芯大根は、蒸してもおいしい♪
正にスイカみたいに、丸いのを半分に切って、更にその半分を8分割くらいのくし型切り。
これを蒸気の上がった鍋にセットして、あらかた蒸せたあたりでその上に長さを半分にした菜の花投入!
茎の下の部分を少々切ってからボールなどに入れて水あげしてやると、縮こまっていたのがシャキーンと元気になって、調理前にこの一手間をするとしないとでは大違いのおいしさになります♪
あったかいまま食べても一度冷やしてから食べてもおいしいけど、時間が経つと菜の花の色が少し変わってきちゃいます。
味には変わりはないけどね~。
我が家の食卓の上の灯りがオレンジ色なので、なんだか色がよく出ないのだけれど(汗)、ピンクと緑と黄色でとっても綺麗なんですよ~。
ポン酢風味なのでさっぱりといただけて、箸休めにぴったりです。
塩麹だけで漬けるよりも色鮮やかでさっぱりとしたお漬物が出来ます。
紅芯大根はピクルスでもいいのだけれど、ピクルスだとなんだかちょっと時間が経つと色が馴染みすぎと言うか、全体的にただのピンク色になっちゃうんですよ~。
塩麹とお酢の組み合わせだとそこまでは紅芯大根の模様も残ったまま綺麗に漬かって、大根のお味もしっかり残るような気がします。
という訳で、ご近所の農家の方のお陰で今年は随分楽しめた紅芯大根。
こういう明るい色のお野菜、大好きです♪
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