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2013年1月のタイ料理教室

よもやこんなに早くこの「タイ料理教室」のカテゴリが復活するとは…!!

3年半ほど前、明日からゴールデンウィークに突入と言う日、突然告げられた大阪への転勤辞令。(夫の転勤です)
大阪へ転勤ともなれば、当然住いも移さねばならず、新幹線で行かねばならぬようなところへ引越すと言うことは、仕事をはじめいろいろと辞めなければならないことが沢山あるわけですよ~。
そんないろいろなことの中の大きな一つが、橋本加名子先生より習っていたタイ料理のお教室でした。
2009年5月、一旦タイ料理教室卒業…。(ToT)/~~~

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そして2013年1月、タイ料理教室復活~♪
実はこちらに戻ってきてからすぐの頃より、橋本先生とはお会いしてお食事したり、おうちに遊びに行ったりしていたんですけどね。
やっとやっと再開することができました!!

そんな記念すべき復活第一弾!
しかし、ただでさえぼーっとしている私なのに、ブランクと言うのは恐いものですね~。
お料理教室の必需品であるデジカメを忘れ、慣れない携帯のカメラで撮ったものだから、なんだか写真がイマイチです…。(^^ゞ
まぁご祝儀相場ってことで、その辺りは半分目をつむって、タイ料理の数々をご覧くださいませ。(笑)

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一品目はジョーク。
タイ風のお粥です。

タイのお粥はドロドロで、お米の原型を留めていないほど緩々な感じ。
炊いたジャスミンライスと鶏がらスープをミキサーにかけ、まずはごはんをドロドロにするんです。
ミキサーにかけたご飯と追加の鶏がらスープを鍋に入れて温め、そこに豚挽き肉に酢を混ぜたものをスプーンですくいながら入れ、肉の団子に火が通ったら、ナムプラーで味を整えて出来上がり。

ご飯は今回はタイ米でしたが、普通の日本のお米を炊いたご飯で作るも良し!
その場合は、一度洗って粘りをとってからミキサーにかけると良いそうです。
ちなみにタイ米は日本のお米と比べてカロリーが低いのですって。
「じゃぁ、いっぱい食べても大丈夫なんだ~!」と思わず言ってしまった私に対し、あっちからこっちから「いやぁ~やっぱりいっぱい食べちゃ駄目でしょ」と突っ込み入りました…。(^^ゞ

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できあがったジョークを各自器に盛り、お好きなトッピングをしていただきます。
今回のトッピングは、生姜の千切り、パクチー、万能ねぎの小口切り、冬菜。

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トッピングの冬菜はこれ。
中国の旨みのあるお漬物です。
発酵食品なので深い旨みがありますが、でもとっても塩っ辛いのでトッピングにはあんまり欲張らず少しだけのほうが良いみたい♪
この冬菜の旨みとパクチーやら生姜やらの香りと刺激が、さらさらのお粥を更に食べやすくしてしまう~~~。
いっぱい食べちゃ駄目だと言われても、するする、するするとお腹に収まってしまいます。(笑)
鶏がらスープはタイのクノールのキューブのチキンスープの素使用。

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こちらはヤム ヘッド フゥーヌゥー カオ。
白きくらげのヤム。
ヤムは和えもの、ヘッドはキノコ。
ブランクあっても食べ物のタイ語は意外と覚えているものです。

水で戻した木くらげはさっと茹で、石突を落としてから食べやイス大きさに切り、春菊は長さ5cmほどに切り、グレープフルーツは房から実を出して、乾燥桜えびは乾煎りしておきます。
ドレッシングはクロックで潰したルートパクチー(パクチーの根っこ)とプリッキーヌ(タイの小さくて辛い唐辛子)とニンニクに、ナムプラーとレモンの絞り汁と砂糖を混ぜ合わせたもの。
これらをボールに入れて良く和えて出来上がり。

4人分でプリッキーヌ5本ほど入っているので結構辛い!!
それが旨い!!!
白きくらげはぷりぷりで、春菊のほろ苦さとグレープフルーツのさっぱり感、桜えびの香ばしさ。
辛いと言えば辛いのだけれど、とてもさっぱりとしていてお口直しにも良い感じ。

ここで、春菊の切り方を教わったのだけれど、一番さきっちょの柔らかいところをまず切って、後は葉っぱのところで茎を斜めに切るような感じにしていきます。
私は空芯菜も同じような感じで切っているけれど、こうすると葉っぱばっかりが固まってしまったり、茎ばっかりになってしまったりすることもなく、美味しくいただけます。
今回は生のまま食べるので、茎は柔らかい部分のみ使っていますけどね~。
春菊が美味しいうちに、このヤム、是非おうちでも作らなくては!!

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カノムジーン タレー。
カノムジーンはお菓子、タレーはシーフードの意味で、訳すとタイ風エビ海鮮しゅうまい。
お菓子の意味のカノムジーンは、こういうフィンガーフード的なものを呼ぶ場合にも良く使われていたはず。

橋本先生がおっしゃるには「今日のしゅうまいはとっても簡単なのよ~」と。
何が簡単かと言うと、なんとこれ、皮で包まなくても良いしゅうまいなんです。

剥きエビの叩いたのと蟹肉、豚挽肉、タマネギみじん切り、ヤングコーンに、クロックで潰したルートパクチー、黒粒胡椒を加え、更にシーズニングソースとお酒、胡麻油で味付けた種を丸めクッキングペーパーの上にのせ、その上にシュウマイの皮をかぶせるだけ!!
気をつけることは、包んでいないシュウマイなので、美味しい肉汁が漏れすぎないように、蒸し時間をあまり長くしないこと。
普通のシュウマイは、トッピングのグリーンピースなどが種の上にちょこんとのっているけれど、今回は種の上に皮をかぶせてそちらが上になっているので、蒸して半透明になる皮から綺麗に透けるように、緑のパクチー、その上に赤ピーマンをバッテン印にしてから皮をのせてあるんです♪
これはちょっと手間を加えたバージョンで、それが面倒なときには枝豆をちょこんとのせるだけでも十分綺麗で美味しく出来るそうです。

こちらはチリソースを添えていただきました。

これね~、エビやら蟹やらの風味はもちろんのこと、一番のポイントはヤングコーンのコリコリ加減!!
とってもよいアクセントになっていておいしいことこの上なし♪
皮付きヤングコーンは初夏の一時期しか見かけないけれど、剥かれたヤングコーンはタイ産のものが比較的通年見かけるようになりましたよね。
ヤングコーンの代用に、今の時期だったら蓮根使っても同じようにコリコリ感が楽しめるのですって。
あー蓮根で作っても確かにとっても美味しそう!!
こちらも是非試してみたいです。

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デザートは、杏仁豆腐 冬バージョン。

何が冬バージョンかと言うと、ラ・フランスのコンポートが添えられているから。
今回のラ・フランスのコンポートは前日に先生が作って下さっていたもので、甘さも控えめの上品なお味。

杏仁豆腐は、粉寒天と牛乳、水、砂糖を鍋に入れて火にかけて、少し煮てから一度漉して、桂花陳酒とアーモンドエッセンスを入れてから冷蔵庫で冷やし固めたもの。
作っている時に少々お味見させていただいたのだけれど、この桂花陳酒がとっても良い香りで、とっても美味しくてかなり危険…。(^^ゞ
こうしてデザートに使うのはもちろん、そのまま飲んだりソーダで割ってもかなり美味しいはず!!
危険だけど、デザートはおうちでそんなに作らないけど、買っちゃうかも…。(爆)

昔、小学校の家庭科の調理実習で杏仁豆腐を作るっていうのがあったのよ~。
で、私、杏仁豆腐がそのころ特に好きだったので楽しみにしていたんだけど、出来上がった杏仁豆腐は牛乳の香りがプンプンで、まぁ要は牛乳寒と呼ばれるものだったのだと思うのだけれど、牛乳嫌いの私はすごーくがっかりしてしまったの。(-_-;)
あぁ、あれに桂花陳酒が入っていたり、フルーツコンポートなんかが添えてあったらなぁ~。
こんなにがっかりな過去にはならなかったはず。(笑)

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こんな感じの第一回目のタイ料理教室。
今回の器は、ほぼ全部タイのセラドン焼き。
この翡翠色がいいんですよね~。
ひとつは欲しいな~とは思うものの、何しろまたいつ引越しをしなくてはならないかと思うと、なかなか思い切れず。
転勤族もなかなか辛いものです。(笑)

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今回、レッスンの際に新しくおろしたエプロン。
ポメマルさんからプレゼントしていただいた、手作りのスモッキング刺繍のエプロンなのです。

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すごーく繊細でしょ~~~。
先生のおうちに行って身につけてすぐに、さすがお目の高い橋本先生は、「それ、手作り???」とすぐに気づかれて。
うふふ~、みんなにとっても評判良かったですよ~。
ポメさん、ありがと~♪♪

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そしてそして、こちら、橋本先生の新刊本。
「朝作らないおべんとう」
最近は作れるときにはお弁当持参で仕事に行っている私で、しかも偶然にも私もほとんど朝作らないお弁当派。
早速購入させていただきました。

お弁当のおかずがすごーく沢山載っているのだけれど、お弁当のおかずとして作るのはもちろん、ほとんどのものが4,5日は冷蔵庫で持つなどというものなので、日ごろの常備菜として作っておいてもとっても便利そうなものばかり。
そういう小さなおかずの作りおきが2,3品あると、メインになるものを簡単に一品だけ作ってしまえば何とかなるので忙しい時にはホントに便利です。

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このページは赤いおかず。
先生の「朝作らないおべんとう」はお弁当のおかずを前日までに作っておきましょうと言うものですが、私の「朝作らないお弁当」は単なる前夜の残り物と言う意味なので、イマイチ彩りが地味。(汗)
こうした赤だったり鮮やかな緑の小さなおかずを作り置いて、少しでも地味弁から抜け出したいものです。
早速カリフラワーの粒マスタード和えを作り置いてみましたが、お酒のおつまみにもお弁当にも入れられて、とっても便利でおいしかった~。
目指せ派手弁!!


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by rakurakurakuko | 2013-02-20 01:52 | タイ料理教室