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2006GW 沖縄の伊是名島 その1

ここのところ毎年、ゴールデン・ウィークは沖縄の伊是名島というところに行っています。
那覇から高速を使い車で走ること1~2時間、名護というリゾートホテルが沢山ある町も越え、「運天港」という港からフェリーで1時間弱のところにある島です。
昔の琉球国王、尚円王が生まれ育った島。
版画家、名嘉睦稔さんも生まれ育った島。
毎年10月には島民総出で準備するトライアスロンの大会も開かれます。
まだまだ本土では知られていないけれど、素朴でとても良い島なんですよ~。

まずはそんな伊是名島の陸上から写真で紹介していきます。

2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1434243.jpg
なぜ毎年、うちの夫婦は伊是名島へ行くのか。
それはダイビングをするため♪
私がむかーし、昔、同じ沖縄の阿嘉島というところに半年ほど滞在し、ダイビングのガイドもどきをしていたときに、そのサービスに来られていた方がこの伊是名島で「ライト・スタッフ」と言うダイビングサービスを開いているんです。
だからかなり長~いおつきあい。(*^_^*)
こらちの納戸さんは、写真もプロ級、そしてとっても器用な方なのでこんなアート作品も作られていて、沖縄住宅を改造したショップも、そのテラスも、テラスに続く露天風呂も全部手作り。
もちろんダイビング・インストラクターなので、海のガイドもしてくれます。
とても居心地の良いショップです。

2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_144317.jpg今年のはじめにそんな伊是名島に「島の風」というNPO法人が立ち上がりました。
伊是名島の良さをもっと広めていくための活動を目的としています。
その「島の風」の理事長を勤めるのが前述の納戸さんなので、今回はかなり積極的にいろいろなところへ案内してくれました。
かなり気合が入っているようです。"^_^"


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1442530.jpgまず着いた当日、でっかいガジュマルを見せるから着いて来いと言われ、着替えもしないまま着いていくと…。
おおーーーっ、そのガジュマルの木が見られる場所に続く道には真新しいこんな看板が立てられています。
これも「島の風」の活動の一環!


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1445225.jpgずんずん細い道を進んで行くと、ありました~。
これがそのでっかいガジュマルの木
そう、このガジュマルは、NHKの朝の連ドラ「ちゅらさん」で、恵理の思い出の場所となっていたあの大きな木です。
この写真の手前の幹のように写っているのは、実は枝から伸びた根っこが下までたどり着き、それがまるで木のようになってしまっているんです。
奥にぼんやり写っているのが大元の木の幹です。
なんだかこうやって見ていると東南アジアのジャングルみたいな感じですね。

2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_145218.jpgお次は、風の岩。
この看板のところから道なき道をずんずん上って行くと、そこに二枚岩になっていて、その間に人が一人寝転べるような岩があるんだそうです。
こんな何の目印もないようなところ、よく見つけたな~って思っていたら、これは名嘉睦稔さんが子供の頃に見つけてよく一人で遊びに来ていたところなんだとか。


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1454229.jpgそれがここ。
わーーーっと視界が開けて、島のかなりの部分を見渡すことが出来、ホントに気持ちがいい♪
夕方なのでちょっと写真が曇ってますが、晴れていたらかなり先まで見渡せそうです。


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_146472.jpgそして、岩の間に入って寝転んでみると、こんな景色がまるで自分ひとりのためにあるような錯覚になります。
気持ちがいい~~~♪
天井に当たる石の部分には、名嘉睦稔が削って絵を描いたような跡も残っています。
ここからあの素敵な版画が生まれたのですね~~~。(*^_^*)


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_146328.jpgここ伊是名島だけではありませんが、沖縄の道の角のところにはこんな石のプレートが貼り付けてあったり、又はもう少し大きなものが立っていたりします。
「石敢當」(イシガンドウ)は魔よけのための石で、沖縄の魔物は直進しか出来ないと言われ、道の突き当たりなどに「石敢當」と書かれた石を置くと魔物がその石に当たって砕けると言われているようです。
昔の風習が沢山残っているんですよね。


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1465130.jpgそして、そんな道端に咲いている花。
珊瑚の石を積んで作られた石垣と花の組み合わせはとても素敵です。
昔はこの石垣の高さで、家柄の高低を表していた地域もあるとか。
専門の職人さんがいたようです。


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1471192.jpg島のあらゆるところに咲いているブーゲンビリア。
これもまた石垣と、そして沖縄の赤瓦と一緒になると、さらに華やかさを増すような気がします。
このブーゲンビリア、周りの花びらのように見えるところは実は葉っぱで、真ん中の白い触角みたいなものが花なんですよ。


2006GW 沖縄の伊是名島 その1_f0043911_1475119.jpgこの伊是名島というところ、どんな方でもお客様として歓迎するというホスピタリティーあふれる風習が根強く残っています。
なので、こんな風に縁側にはいつもお茶のセットが置かれていて、急に来たお客様(ただの通りがかりの人でも)が休んでいけるようになっている家もまだ残っているんです。
私もちゃっかりお茶をいただいて帰ってきました。(*^_^*)

今回の伊是名島はスコーーーーンと晴れるとまでは行かなかったので、なんとなく写真から感じる沖縄の日差しがあまり感じられないですね…。
島の風のHPの中の「島の写真館」に、去年滞在したときに撮った写真を掲載させていただきました。
こちらのほうがちょっと沖縄の暑い日ざしを感じられるかもしれません。
よろしければご覧ください。

次回は伊是名の海中を紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!


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by rakurakurakuko | 2006-05-11 01:55 | 南の島