巻き柿できました♪

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ずっと作りたいと思いつつ、毎年挫折。
今年初めて巻き柿を自分で作ってみました。

巻き柿というのは、柑橘類のピールなどを芯にして干し柿を巻き込んだお茶菓子です。
ずいぶん前にFujikaさんから手作りのこれをいただいて初めて知った巻き柿ですが、そのおいしさと美しさにはうっとりとしたものです。
今まで知らなかったけど、こんなに上品なお菓子があるのだなぁと思っていたところ、数年前に住んだ奈良では、柿が名産だったこともあり、老舗の和菓子屋さんでいろいろな風味の巻き柿が売っていたり、和食屋さんのコースの一品として出てきたりして、地方によっては割とメジャーなお菓子なのだなぁと思ったりしたのでした。

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さて、そんな巻き柿の材料となるのがこちらの干し柿。
Fujikaさんはご自分でそれこそプロ級の出来と量の干し柿を作られて、その自家製干し柿で巻き柿を作っているのだけれど、私のは自家製ではありません…。(笑)
人生で一度だけ自分で干し柿を作ったことがあるのだけれど、なかなか干し柿用の渋柿なんて見かけないし、何しろ最近はサボり癖がついているので見つけたとしてもそこまでは手が回らず~。(汗)
というわけで、父の実家が島根の干し柿農家なもので、毎年いただく西条柿の干し柿。
かなり大粒のものなんですが、こちらで巻き柿にチャレンジしてみました。

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まずは干し柿を半分に割りまして、種を取り除きます。
外側は割りとしっかり乾いていた干し柿ですが、中はしっとり、結構柔らか。
あまり干しすぎの固めの干し柿だと半分に割ってもなかなか平らにならず、巻くときになかなかきれいに巻き込めず、また、あまりに柔らかいとぎゅーっと巻き込んだときに果肉がぎゅっとはみ出そうになるとか。
自分で作ったわけではないので、巻き柿にちょうど良い柔らかさに調整したわけではないのだけれど、干し柿のプロが作ったものなので、そのあたりもちょうど良い柔らかさに出来上がっていたのかもしれません。

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しっとり、ねっとり、柔らかさが伝わるでしょうか。
このくらいの柔らかさだったら何もせずにこのまま巻き込んでよいかと思うけど、風味がついたほうがおいしいかな~と思い、ラム酒を少々表面に塗ってみました。

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そして、ラップをひいた巻きすの上に開いた干し柿をしっかりと敷き詰め、より平らにして巻き込みがしやすいようにオーブンペーパーをのせて、その上から手のひらでぎゅーっと押して平らにそして干し柿と干し柿がより密着するようにしました。

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巻き柿の芯にしたのはこちら。
獅子柚子のピール。
これまた自家製ではない…。(笑)
お正月明けに夫の実家に行ったときに鎌倉の町をぶらぶらして見つけた、近所のおばさんの手作りのピール。
普通のピールよりちょい柔らかめで、また普通のピールよりもじゃりじゃりめにグラニュー糖がまぶしてあるので、巻き柿に使うのはどうかな~と思いましたがまぁこれしかないのでこれで行くしかないでしょう!
これを細く切りまして、巻きはじめとなる部分に置きました。

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巻き柿はぎゅっと、出来るだけきつく巻くのが良いようです。
一度ざっくり巻いた後、更にまきすで押さえながらもう少しきつめにぎゅぎゅっと巻いてみました。
柿の数が少なかったので、いつもいただくFujikaさんのものよりも細くなっちゃうかなと思いましたが、もともとの干し柿の大きさが大きかったのが幸いして、なかなか良い具合の太さとなりました。
なんだか表面の粉が吹いている部分が、柿というよりはサラミのように見えます。(笑)

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ラップで巻いた上から今度は荷物梱包用のビニール紐を更にぎゅっと力をこめて巻きつけて完成。
私の場合2本しか作らなかったので、気合を入れた割にはあっという間に出来ちゃいました。

さて、この巻き柿。
一ヶ月ほど冷蔵庫で寝かせるとお酒の風味もよーく馴染んでよいみたいなんですが、どんな具合になっているかやたらと気になってしまい、一週間後、食べてみることにしました。
何しろまさに紐解いて切り分けてみないと出来がわからないからね~。
どきどきするわ~、こういうの♪

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で、お披露目~♪♪
初めてにしてはなかなか良い具合に出来ていると思いませんか?(自画自賛・笑)
白く粉を吹いた表面の部分がぎゅっと巻かれて薔薇の花みたいな模様がうまく入っていてうれしい♪
ピールが柔らかすぎかなと思っていたけれど、干し柿の果肉とほぼ同じような柔らかさで、三位一体攻撃にて柿となじんでいます。
お茶請けにすることが多いと思われる巻き柿ですが、我が家ではチーズとあわせてワインのおつまみに♪♪
これがね、合うんですよ、ワインにも、チーズにも。
いつもなんだかバタバタと余裕の無い晩酌のひとときだけれど、こういうのがあるとなんとなくゆったりとした気分になりますね。

この後、なかなか良い出来だったのをよいことに、タイ料理教室のレッスンにも持っていき、みなさんに試食していただいたのですが、これまた好評でうれしくなりました。

巻き柿の作り方についてはFujikaさんのブログのこちらあたりに詳しくあります。
最近は自分で干し柿作る人も多いでしょ。
そこからまた一歩すすんで、こんな巻き柿作りを楽しんでみるのも良いのでは!

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今回は大きな干し柿6個で一本の巻き柿を作りましたが、もう少し手軽に一つの干し柿でピールを包んで巻き柿にすることも出来ます。
写真は島根のいとこが作って、地元のスーパーなどにも卸しているという食べ切りサイズの干し柿一個で包んだ巻き柿。
これでも十分きれいに模様が出ますよね。
ただ、一個だけで巻いたものは、巻き具合が弱くなり密着度が弱いからか、保存できる期間が少し短くなるそうです。
でも冷凍も出来るし、こういうのをいくつも作っても便利かもしれませんよね。

意外と手軽に出来た巻き柿。
かなり手間がかかった風に見えるし、何より美しいし、初めての挑戦にしては上出来だったな~と満足しています♪♪


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Commented by melocoton1 at 2014-03-02 03:35
まあ、素敵♪
これはお菓子としてはなく、コニャックかなにかに合わせたいですw。
Commented by tuguki2964 at 2014-03-03 14:01
むかし、むかし、金沢のお土産に胡桃を芯にした、巻いた干し柿のお菓子を頂き感動したことが...。
でっ、先日、トルコにもデーツに胡桃をはさむお菓子があることを知り、そうか、デーツか、デーツならCostcoでも買えちゃうよ~~! 
ってなわけで、アテクシ、近日中に、デーツで巻き巻きバージョンを作ってみようと思ってます。
Commented by おいしいスプーン at 2014-03-05 00:21 x
本当に美味しかったです。貴重なものを有難うございました。
ゴルゴンゾーラとの相性、抜群でしたね!!!
Commented by duckbill at 2014-03-06 21:40 x
あれま!凄い出来栄え♪
我が家もFujikaさんのを拝見してから、一度はチャレンジしてみたいなぁ・・とずっと思っているのだけれど、干し柿自体は毎年作っても、ついついそのまま食べてしまって、巻き柿の分まではまわらないのです。(^^;ゞ
巻き柿って、何気に柿を沢山使いますよね・・・・って最後まで読んだら1個で包んだ巻き柿もあるんだ!
これなら、チャレンジできるかも(笑)
Commented by rakurakurakuko at 2014-03-07 23:54
meloさん、やっぱりそうですよね~。
これにはアルコールがよく似合う。(笑)
Commented by rakurakurakuko at 2014-03-07 23:55
tuguさん、奈良のときにあれこれ見た巻き柿の中にも胡桃が芯になっているものありましたよ~。
あと、合うのかどうかはよくわからないけどシナモン風味とか。
巻きデーツ、おいしそうです~。
Commented by rakurakurakuko at 2014-03-07 23:56
橋本先生、ゴルゴンゾーラと合いましたね~。
貴重な夜のおつまみタイムのチーズを出していただき恐縮です。
これ、思っていたよりも簡単に出来たので、また来年も作ったらお持ちしまーす!
Commented by rakurakurakuko at 2014-03-07 23:59
duckbillさん、なかなか良い具合に出来たでしょ~。
大量に作るとなるとそりゃー大変だと思うんですが、少量だと意外と簡単です。
それにしてもあれだけの干し柿を消費されるとは筋金入りの干し柿好きですね!!
ぜひミニミニ一個分巻き柿にチャレンジしてみてくださーい!
by rakurakurakuko | 2014-03-01 16:31 | 保存食作り | Comments(8)