2014年 05月 25日
2014年1月に読んだ本
継続は力なりということで、続けてみます。(笑)
読んでいるときには知らなかったのだけれど、読み終わってからこの小説にはモデルがいると知り少し納得。
やっぱり関西人の物語は関西人じゃないと描けないのではないかなぁ。
台詞の一つ一つがなんとなくしっくりとこない。
そして小説にしては淡々と進んでいくというか、こっちが楽しむ前に物語だけがどんどん先に進行してしまう感も、これは淡々と実在の出来事を語っていきたかったのかと。
そう知ってしまえばこれはこれで楽しめたような気がします。
バブルの頃の雰囲気たっぷりにおいしい食事の数々や超有名店が実名で出てきて、まぁそのほとんどは私は行ったことがないのだけれど、食いしん坊としては読んでてわくわくします。
あの頃ってやっぱり今と違って、知らない新しい食べ物がたくさん世の中に出てきた頃だからねぇ。
小説の主人公の女性はパリの一つ星レストランの元マダムだそうで、小説と同じくというか、小説が発表される前に小説同様に亡くなられたようですが、主人公の夫であるシェフの店は日本にもまだもちろんあるんですよね~。
ホントにこんなことがあったのか…。
下世話ながら、こんなこと書かれちゃって大丈夫なのかしらと思ったり。
でもまぁ小説ですからね。
便利だなぁ、小説って。
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ひとつ前の記事のテーマ、筍ですが…。
我が家が住むマンションの敷地内にも生えるんですっ!!
ここ掘れ、ワンワン♪♪とちょっくら堀りにでも飛び出したいくらいですが、我が家のマンションは急斜面に建っているため、敷地内とは言え、ちょっとここに下り立つのは勇気がいるのです。
この写真のような状態だと、よーく目を凝らさないと見つけることは出来ませんしね。
引っ越して来た時に、管理人さんから春にはいっぱい筍が出てくることを聞いていたので、食いしん坊の私はこの時期になるとベランダから目を皿のようにして地面を眺めているんです。(笑)
筍だけではなく、狸の親子も何度も見かけたことがあると聞いていたのですけど、こちらはまだお会いしたことがありません。
「今年は筍生えてこないね~」と夫と会話していたほんの数日後には、こんな状態になっていました。
気づかないだけで生えてきていたんだ~!
筍の伸び方はホントにすごい!!
ちなみにこの写真を撮った翌日には、管理人さんが切ってくれた模様です。
少し前に新聞のコラムで見たところによると、普通植物というのは先端部に成長部があり、その先端部の成長点が細胞分裂を行い伸びて成長しますが、筍はその成長点というのが節ごとにあるとか。
だから筍の先端のとんがり部分だけが伸びていくのではなく、節のひとつひとつがいっせいに伸びるので、あんなに見る見る間に背が高くなっちゃうんですね~。
なんと効率的、有効な成長の仕方なんだろうと、大変感動しました。
このことを知って、春になると筍を食べたくなる気持ち、冬の間に溜まった悪いもの(っていつも思うのだけれど冬という季節にはそんなに毒素が溜まるのか…)をデトックスできる力が理解できたような気がします。
季節はそろそろ初夏。
次のステージに向かって、また何かこういう食べ物を見つけたいものです。(どれだけ体に悪いもの溜まっているんだ~、私!)
◆1月に作った保存食◆
菊芋の味噌漬け