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2014年6月のタイ料理教室

これから夏真っ盛りになろうかと言う頃のタイ料理教室。
さてさて、このときはどんなメニューだったかと言うと…。

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パット クン プリックタイオーン。
パットは炒める、クンは海老、プリックタイオーンは生の胡椒の意味。

今回は諸事情により、プリックタイオーン(生胡椒)の代わりに同じく季節ものの山椒の実使用。

海老は尾を残して皮を剥いて背わたを取り開き、タマネギと赤ピーマンと万願寺唐辛子を3センチ角に切っておき、調味料(オイスターソース、ナムプラー、シーズニングソース、砂糖)を混ぜ合わせておきます。
フライパンにサラダ油を熱してニンニクのみじん切りを弱火で炒め、強火にしてから海老、タマネギ、赤ピーマン万願寺唐辛子、山椒の実を順に炒めてから調味料を絡ませ、火を止めてカシューナッツを入れて一混ぜして出来上がり。
仕上げにパクチーを散らします。

いろいろとありまして、生胡椒が使えなかったのだけれど、同じ季節のもの、山椒の実のぴりぴり感がとってもおいしかったこの炒めもの。
生胡椒は生胡椒でおいしいけれど(生胡椒に関する記事はこちら参照)、山椒の実と言うのも大人~な感じでとっても良かった!
それ以外は辛い調味料を使ってないので、比較的どんな方にもおいしく食べていただけそうな一品。
最後に加えるカシューナッツも存在感がありいいですね。
色合いもよく時間もかからず作れるので、いざと言うときのために山椒の実を冷凍しておくのもいいかも。
と考えると、生の胡椒と言うのも冷凍できるものなのか…。

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トードマン カオポット イーラ(とうもろこしとクミンのかき揚げ)。
トードは揚げる、マン油で丸めるというような意味、カオポットはとうもろこし、イーラはクミンの意。

とうもろこしは茹でて実をはずしておき、イーラ(クミン)は小鍋で炒っておきます。
薄力粉と卵黄、冷水を箸でさっくりと混ぜ、実をはずしたとうもろこしとイーラを入れて更にさっくり混ぜ、170℃の油にスプーンで落とし、端で穴を開けながら揚げ、器に盛り付け、スイートチリソースとカレー塩を添えて出来上がり。

これ、本当に絶品でした!!
そもそもクミンは大好きなスパイスの一つで、我が家でも結構な頻度で使うのですが、とうもろこしとの相性もばっちり。
そして、なんと言っても今回目から鱗だったのは、かき揚げをさっくりと揚げるコツ。
そもそも揚げ物自体が苦手な私ですから、かき揚げで、更にかなり厚みのあるものを揚げると中がくにゃっとしちゃって、失敗ばかり。
で、かき揚げを中までさくっと揚げるコツは、種を油に落として少し固まってきたところで、菜ばしでブスブスと穴を開けること。
そうすると穴を開けたところから油が回り、ねちゃっとせずにさっくり揚がるのです。
これにはびっくり!!

出来上がったものを食べてみると、本当にさくっとしていておいしい!
クミンの風味がとっても効いてて、更に添えたカレー塩が良い仕事をしています。

早速おうちでもこれを試したのですが、さてさて、自分ひとりで揚げてもやっぱりちゃんとおいしく出来ました
すごいよね~、この技を知ると、何でもかき揚げにしたくなるほど。
しかし、真夏の暑い盛りに冷房もかけずひたすら揚げていたため、危うく熱中症になるところでしたけどね。
そんなとうもろこしの記事はこちら
まだ一本だけ冷凍してあるとうもろこしが残っているので、最後はやっぱりもう一度かき揚げ作ろうかな~。

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ヤム プラームック タクライ(イカとレモングラスのヤム)。
ヤムは和える、プラームックはイカ、タクライはレモングラスの意。

イカは食べやすい大きさに切り、盆ざるにのせて熱湯をかけ、赤タマネギは繊維に沿って薄切り、万能ネギは3センチに切り、パクチーを粗み、タクライは可食部(株元のほう。葉っぱの部分は料理には使わないのでお茶などに)を薄切りにします。
プリッキーヌ(タイの小さくて辛い唐辛子)とニンニクをクロックで潰し、砂糖とレモン汁とナムプラーを混ぜドレッシングを作り、いただく直前にすべての材料をボウルに入れてよく和えて出来上がり。

生のレモングラスのさわやかさがいいですね~。
イカは大好きだし、辛すっぱくて、すべての好きな要素が凝縮して詰まっている感じ。
レシピでは4人分でプリッキーヌ5本ですが、3本くらいからと言うこと。
と言うことはかなり辛いんですよ、これ。
うふふ、そういう意味でも好きです、これ。
レモングラスの生が手に入ったときのレシピがまた一つ増えました♪

ちなみにこちらのお料理のもっと詳しいレシピは橋本先生のこちらのブログのこの記事にあります。

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デザートはマンゴーゼリー。

マンゴージュースを小鍋で温め、ゼラチンを水に入れて軽く混ぜてから電子レンジで加熱してからマンゴージュースに加えます。
それを器に入れて冷やし固め、別の鍋にココナッツパウダーと水、砂糖を入れて温めて、同じく水にゼラチンをいて電子レンジにかけ、ココナッツミルクに入れ、マンゴーゼリーの上に流し込み2層にして出来上がり。

ジュース使用でゼラチンも電子レンジで温めてふやかしているので、お手軽に出来るデザート。
ぴりぴり系の辛いものの後に、こうしたねっとり甘いデザートはいいですね。
これなら私にも出来そうで、夏の暑いときでも冬の暖かい部屋でもおいしくいただけそうです。

これから夏を迎えるにふさわしい今回のメニュー。
実はこのレッスン時、ぼけぼけしている私はカメラを忘れてしまい、写真は橋本先生よりいただきました。
手のかかる生徒ですみません…。

タイ料理教室の橋本先生のHPはこちらブログはこちらです。


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by rakurakurakuko | 2014-10-03 00:34 | タイ料理教室