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2015年10月のタイ料理教室

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月に一度のタイ料理教室。
先月も楽しんできましたよー。

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ヤム トゥアプー(四角豆のサラダ)。
ヤムは和える、トゥアが豆でプーがカニなので、トゥアプーでカニ豆。

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日本では四角豆、沖縄ではうりずん、タイではトゥアプー(カニ豆)と呼んでいるのがこれ。
ひらひらとレースみたいで色もきれい。
私はこの豆がとっても大好き♪
一度、ベランダで育てたこともありますが、グリーンカーテンにはなったものの、なぜか葉だけが生い茂り、豆を収穫するまでにいたらず…。(汗)

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なぜ四角豆?の答えは、この断面。
四角形だから。
そして確かにカニのようにも見えますよね。
さっと火を通すだけで鞘ごと食べることが出来るおいしくて便利なお豆。

作り方は、四角豆を幅5ミリに切り、熱湯でさっと茹で、殻を剥き背綿をとった海老も茹でておきます。
ココナッツミルクを1分煮立たせ、クロックで潰したニンニクとプリッキーヌポン(粉唐辛子)、レモンの搾り汁、ナムプラー、砂糖を混ぜ合わせたものを加えて混ぜておきます。
茹でた四角豆と海老、半分に切ったミニトマト、薄切りの赤タマネギをボウルに入れてドレッシングで和え、器に盛りつけてフライドオニオンをかけ、ゆで卵を添えて出来上がり。

とっても可愛らしい♪♪
カニのようにも星のようにも見える四角豆がコリコリとしていておいしい♪
ドレッシングがココナッツミルクベースと言うのもいいなぁ。
このヤム トゥアプーはレッドカレーペーストを使用したドレッシングで作るのもよくあるらしいけど、それもまたおいしそう。
最近は四角豆をスーパーで見かけることも多くなりましたし、是非作ってみたいです。

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ナガイモ ホー ムー ヌン。
長いもはタイでもナガイモ、ホーは巻く、ムーは豚、ヌンは蒸すの意味。
豚肉の長いも包み蒸し。

ナガイモを長さ10センチの細切りにし、しゃぶしゃぶ用の薄切り豚肉で巻き、皿にのせて蒸し器で蒸します。
カティアム(ニンニク)とラークパクチー(パクチーの根)とプリックタイ(黒粒胡椒)をクロックで良く潰し、ナムプラー、シーズニングソース、酢、砂糖を加えて混ぜ合わせ、蒸し器から出した豚肉巻きにパクチーを散らし、タレを添えて出来上がり。

蒸したナガイモが半分コリッと、半分ホクッとしていておいしいです。
タレも辛くないので、辛いものやエスニックがそんなに得意ではない人にも受けそうなお味。
そもそも生で食べられるナガイモなので、蒸し時間も短くて、すぐに作れるのも良い!
タレだってそんなに作るの面倒ではないけれど、それも面倒なときには、ポン酢で食べてもおいしいよとは橋本先生の弁。
和風で食べたいときにはそれもいいかも!

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セルモン トード ナムプリック(鮭と秋野菜のナムプリックがけ)。
セルモンはサーモンのタイ訛り、トードは揚げる、ナムプリックはタレやソースのこと。

鮭を一口大に切り、軽く塩を振って5分ほど置いたら薄力粉をまぶしておく。
ナムプリックパオと砂糖、ナムプラー、ココナッツミルクを小鍋に入れて弱火で少々煮てナムプリックを作り、かぼちゃ、しし唐、茄子、鮭をフライパンで揚げ焼きにして器に盛りつけ、ナムプリックをかけて出来上がり。

鮭は表面がカリッとして中はむっちり、野菜も照り照りで見るからにおいしそう!
ナムプリックパオにココナッツミルクも加えてあるので、辛いだけではなくちょっとコクがあり甘さも少し感じるような仕上がり。
この味、好きです♪
揚げた野菜もとってもおいしくて、ご飯のお供にもなりそうです。

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今回のワインはこのセルモン トード ナムプリックに合わせたもの。
スペインのカタルーニャ地方のフランク・マサール、マス・サルダーナ。
辛口の白ですっきりとしたお味。
どちらかと言えばこってりとしたお味のサルモンの一皿にはホントにぴったり。

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デザートは、ヨーグルトムースとフレッシュピーチ。

プレーンヨーグルトにグラニュー糖を入れて良く混ぜ、水に粉ゼラチンを振り入れて、ふやけたら電子レンジで少し加熱して溶かし、グラニュー糖を混ぜたプレーンヨーグルトと8分立てにした生クリームを加えてさっくりと混ぜ、型に入れて冷やし固めます。
型から取り出し切り分けて器に盛りつけ、薄くスライスした桃を添えて出来上がり。

ヨーグルトのムースがとってもクリーミーで、甘い桃と良く合います。
甘すぎないデザートなので、たくさんお料理を頂いた後でも、するっと入っちゃう。
どんなお料理の後にも合いそうなデザート。

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テーブルコーディネートはこんな感じ。
色合いがね、秋ですよね。

そして…。
今回は、なぜか手作り味噌の話題で盛り上がり、盛り上がっているうちに、「実は…」とカミングアウトした橋本先生。
んー年ものの、なんだか怖くて開けられない豆味噌があるのだとか。
それは開けるしかないでしょ、今でしょ!(もう死後?!)と、開封~~~!

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開けたそばからものすごく濃厚なよい香り。
表面にうっすらカビがありますが、それを取り除いた先は、売っている八丁味噌そのものな感じ。

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小皿にとりだし、お味見させていただきました。
寝かせただけありますね~~~。
なんとも言えない豆味噌特有の濃い味。
と言ってももちろん塩っ辛いわけではなく、豆の味と言うか発酵食品の味というか。
八丁味噌だって何年も寝かせて作るのですもの、怖くて開けられなかったの正解ですね!!
仕込んだときには普通の米味噌を作るときと同じような薄い色だったというのですから、驚きです。
お土産に貴重な豆味噌を少しずつ分けていただきました。

タイ料理から日本の発酵食品まで。
なんともおいしく楽しく、またまた充実したひとときでした。


タイ料理教室の橋本先生のHPはこちらブログはこちらです。


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by rakurakurakuko | 2015-11-03 15:09 | タイ料理教室