2015年 12月 27日
おでん週間♪♪
くつくつと鍋の中で煮込まれ、部屋中においしそうな匂いが漂い、蓋を開ければ立ち上る湯気の中、ぷかぷかと浮かぶおでんの具たち。
とってもおいしいのですが、面倒くさがりの私には、意外と工程が多く(大根を下煮したりとか卵を茹でたり、こんにゃくのアク抜きしたりとか~~~)、「よっしゃー、ちょっくら買い物に行って今日はおでんにするかー。」と言うよりは、「よし、今日はおでんだ!!しっかり買い物に行ってしっかりたんまり作ろう!!」とちょっと気合を入れて作る、そんな1品であります~。(笑)
大抵ちょっと面倒くさい系を作るときには、まとめてたくさん作ります。
そうすればその日だけでなく、何日か食べられて楽できるでしょ。
この鍋は圧力鍋にもなる、大きな6リットルの鍋で、多めに作ろうとは思ってはいましたが、最後に練り物も加えて弱火でコトコト。
そろそろ保温調理にしようかなと思い、鍋を覗き込むと、膨らんだおでんの具たちが蓋を押し上げそうな勢いで、ぎゅうぎゅう詰めになっていました~。(汗)
思わず「ぎゃーっ」と叫んでいたら、夫がやってきて、「いくらなんでもこんなに作らなくてもいいんじゃないかぁ…」とひとこと。
おでん好きにそう言われてしまうとは…。
おでんは時間をかけて弱火で煮込んで、少々時間を置いたものがおいしいですが、我が家は煮込み時間はそんなに取らず、ある程度のところで火を止めて、後は鍋セーターでの保温調理にしています。
そうするとたくさん時間をかけたのと同じように味が沁みこむし、エコですしね。
なんとなく落ち着いたみたいで、ぎゅうぎゅう状態が緩和されてました。(笑)
何事もあわてず落ち着くのを待つのが大切かと。
最後に加えた白いはんぺんが光ってます!
このはんぺんと言うのが悩むところで、あんまり煮込んでしまうとふわふわ感がなくなってしまうし、でも煮込みが足りないと味が沁みてないしね。
これも汁に接していた裏側はもう少し茶色になっていて味が沁みてるの。
半分はしみしみ、半分はふわふわ。
今のところ、そんなあたりに落ち着いています。
そして、もう一つの悩みどころはおでんの日のサイドメニュー。
おでんがメインのときって、あとはどんなおかずが良いのでしょう?
この日は、冷凍してあった固ゆで枝豆をオーブントースターで焼いて、焼き枝豆にて一品、そしてチーズと栗の渋皮煮を並べて一皿。
おでんに手間と時間をかけているので、ほかには手が回らず、後は作らずに冷凍庫やら冷蔵庫やら保存引き出しやらから出してきたものを並べただけ。
冬なのに枝豆って言うのがなんとも季節感台無しですが、まぁそういう事情もあるのです。(苦笑)
お酒は発泡酒。
しかも缶呑み。(汗)
絵面的にも色合いもあんまり代わり映えしないんですが、昨日とは少しだけ違うんですっ!
サイドメニューは、焼き万願寺唐辛子とイカの塩辛。
お酒は日本酒。
出来立ての、「今日はおでんだ~!」と心躍る感は落ち着き、「お味がじっくりと沁みたおでんでちびちびとじっくり語り合いましょうよ。」と言う、そんなメニュー。
まぁじっくり語り合うほどの話題はないんですけど。
「やっぱりおでんは二日目だよね~。」「やっぱりおでんには日本酒、塩辛にも日本酒、この旨さ、外人にわかるかー。」なんて言いながら、旨い旨いと食べました。
この日はおでんを温め直して冷蔵庫からイカの塩辛を出し、そして万願寺をグリルで焼いただけ。
やっぱりおでんがあると楽ちんです。
この日がおでんの量が一番多いように見えますが、一日目二日目は、おかわりしているのでそうでもない!
さすがにまた色合いが似たようなものだと、三日間同じものばかり食べているように思われるので(またおでんか~と言われるのは嫌だし~~~)、ちょっとサイドはカラフルに変えてみました。
茹でブロッコリーとオリーブの新漬け、栗の渋皮煮、プチトマト。
そしてお酒は赤ワイン。
ザ・にっぽん的なおでんですが、意外と洋風の食べ物と一緒に食べてもおいしいし、ワインにも合います。
昨日、てんこ盛りのおでんを出したので、もうそれで終わりかと思っていたらしい夫が、「まだあったのか~~~、おでん!!」と驚きの声。
えぇ、あったんですよ、おでん。
この日はおでんはサイドメニューと相成りまして、メインは鶏と万願寺のタイ風炒め、あとは茹でブロッコリーと炒り銀杏。
この日はワタクシ、とっても痛い(実際には麻酔かけているので痛くないんですが、音がびっくりするほど痛そうなの)生体針検査をしてきた後なので、「お酒は飲んではいけません」と言われ、お茶をすすりつつの食事。
四日間も温めなおされ煮込まれたおでんは少量でも極上の味わい。
おでんご飯です。
残ったおでん(まだ残っていたのか…とは言わないで~~~)の具材を細かく刻み、そしておでんのお出汁にて炊くおでんご飯。
いろんな具材からだしが出ているお出汁味のご飯はホントにおいしくて、おでんご飯を食べたいがためにおでんを作ると言っても過言ではないくらい。
大抵おでんのお出汁って余るし、無駄もなくていいでしょ。
この日はもち米を切らしていたので普通のお米オンリーで炊いてますが、もち米を少し入れて炊くとこれまたおいしい!
あぁおでんってなんて無駄がなく、なんてエコで、なんておいしい食べ物なのでしょう。
こういうものが捨てられない性分です。(笑)
だしをとった後のかつおぶしを鍋に入れ日本酒、醤油、みりん少々を加えて、水分がなくなるくらいまで炒り煮のようにし、水分が少なくなってきたところで、耐熱皿に移してラップをかけずに電子レンジでチンして更に水分をとばし、水分がちょうど良い具合になくなったら炒り胡麻と韓国唐辛子を加えて混ぜ合わせて出来上がり。
とってもおいしいふりかけ、一丁あがり~♪
ホントに無駄なし!!
余ったおでんのお出汁で湯剥きしたトマトをさっと煮て、刻みタマネギと黒胡椒をトッピングして、トマトおでん。
実はね、今回はおでんのお出汁はまだ余っていたものの、その後宴会等が入りましてトマトおでんに行き着かず、このトマトおでんはわざわざまたお出汁を作って(いろんなおでんの具から出る旨味はちょっとありませんが)作りました。
夏に作る冷たくして食べるおでんにもトマトは欠かせないですが、暖かい冬のトマトおでんもなかなかです。
これだけ作れるんだから、やっぱりおでんは時間や手間をかけて作っても、元が取れる!
まぁそういう発想自体がなんとも風情がありませんけれど。
主婦ですから、時間のやりくりやら時間対効果みたいなのは重要なのです。(笑)
これだけおでんを食べまくったおでんの週。
どんだけおでんが好きなんだ~~~!!
ここのおでんはとっても上品なお味で、我が家は薄口醤油の買い置きがなかったので色も濃いですが、こちらは色白でとてもきれい。
ここでもトマトおでんがありまして、しっかりといただいてまいりました。
この冬の間、またもう一回くらいはおでん食べまくりのおでん週間を作りたいと思っています。
そんなおでん週間のために、おすすめのサイドメニュー等ありましたら教えてください♪♪
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