春の海から~ホタテの稚貝とめかぶ~

春爛漫♪
長く長~くそのピンク色の花びらで心を和ませてくれていたソメイヨシノもそろそろ葉桜に。
まるで冬のような寒の戻りももうないかなー。

それぞれの季節で「この時期だけ!」と言う心躍らされるおいしい食材は数々あれど、春ってその中でも元気が出てくるような食材が特にたくさんあると思うのですが、いかがでしょう。
そんな中、海の恵みを少々。

ホタテの稚貝。
これ、出回り始めるとどうしても買わずにはいられないのです。
だって、小さな貝殻で、でもしっかりと大人のホタテと同じような形で、とっても可愛いでしょ。
何より、ボウルに入れてその辺に置いておくと、パクパクと殻を開いたり閉じたりしていて、それがまたキュートなのですよ。
洗うときにぱくっとやられて痛たたた…とならないように注意しなくちゃねと思ったり。(笑)

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ざっとたわしなどで貝の表面を磨き洗って、白ワイン少々と一緒に鍋に入れてワイン蒸し。
一番簡単で、一番おいしい食べ方じゃないかなー。
仕上げにあれば少々パセリなどを加えると彩り的にも香りも付いて、よりおいしい♪

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そんな可愛いチビホタテのワイン蒸しの日は、こんな食卓
実はこれ、まだ春には遠きバレンタインデーの日。
海の中ではすでに春が始まろうとしていたのですね~。
ちょこちょことつくり置いてあったものや、冷蔵庫から出してきて切ったもの等々をテーブルに載せただけですが、チビホタテのおかげもあり、なんとなく華やいでいますよね。

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そしてその後の別の日のチビホタテのワイン蒸し。
少しですが違いがわかるでしょうか。
この日はひなまつりの日なので、最初のチビホタテから半月ほど経っているのですが、チビホタテが少々大きくなってきているのです。
同じお皿を使っていますが、一皿に盛ってあるチビホタテの数が、ひとつひとつの大きさが大きくなった分、こちらのが少ないの。
殻も少しだけだけど厚くなってきているし、まだ冷たい海の中で、チビはチビなりに着々と大人になっている!!

あ~またチビホタテが食べたい、そしてその成長具合も見たいわ~なんて思って、三度チビホタテ。

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この日はいつものワイン蒸しから少し趣向を変えようと、春キャベツとベビー帆立貝のソテー。
fleur de selさんこちらのレシピを少々簡略化して(汗)作ってみました。
柔らかい春キャベツ、たくさん出回ってきましたからね~。

春キャベツはさっと茹でてから、タマネギ、みじん切りのニンニクと主にバターで炒め、チキンブイヨン、塩、胡椒、クミンを加えて味を整え、最後にレモン汁を少々加え、器に盛りつけておき、チビホタテは白ワイン、ニンニクみじん切り、タイム、胡椒と共に蒸し、殻が開いたら、レモン汁、バター、パセリを加えてざっくりと混ぜ、キャベツの上にのせて出来上がり。
これ、うちで一番大きな丸皿に盛り付けてあるんですが、またまたチビがチビなりに成長著しく、下に敷いてあるキャベツが全部隠れてしまうくらいに大きくなっています。

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キャベツと共に器に取り分けるとこんな感じ。
キャベツのしゃきしゃき感とほんのり香るクミン、チビホタテは少々のニンニクとバターが加わっているので汁もいつものワイン蒸しよりも濃厚で、そのおいしさを余すことなくキャベツが吸い、とても満足感のあるおいしい一皿に。
同じワイン蒸しでもこうすると野菜も一緒にたくさん食べられ、しかもそのおいしいエキスたっぷりなのでいいですね。

もう一回くらいは成長具合を見てやらないとなー。(親心・笑)
春のうちに堪能したいと思います。

そしてもうひとつ、春の海のお楽しみ。
めかぶです。

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これも春の一時期だけの海からの贈り物。
私はこれが大好きで、一時期はこの時期になるととても欲張ってめかぶばかりを買いうちに帰って刻むのですが、欲張りすぎて包丁を持っていた手がじんじんしちゃうくらい、大量に刻んでは食べ、またこつこつと冷凍庫に溜めていたのでありました。
そんな頃の記事にめかぶの処理の仕方等、まとめてあります。

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めかぶは近づいてみるとこんなのよ。
若布のお化け?と思うかな。
若布の根元部分に相当するのですが、実のところめかぶとは、若布の生殖器でもあります。
ここから若布が生まれてくると言っても過言ではないのですから、栄養もおいしさも、ほんとの若布(笑)より濃厚よ~。
磯の香りぷんぷんなのが好き♪♪
めかぶはあらかじめ切って味がついたものが小分けパックなどに入って通年売っていますが、生のめかぶを買ってきて自分で処理したものはまったく別物のおいしさです。

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このめかぶ、とかにくぬるぬるしますので、下処理には少々コツが必要。
最初にまずは洗ってしまいたくなるところですが、そうするとぬるぬるは増殖しますので、まずは中心部の茎の部分をはずしたら、洗わず、そしてまな板と包丁も出来るだけ乾いた状態で、千切りに切ります。
それでもぬるぬるするけれど、ひだひだ部分を何枚か重ね地道に切る!
多少の大小、太い細いは気にしない!!

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そして切りましためかぶをざるなどにのせ、上から熱湯をかけると、あら不思議。
茶色だっためかぶがあっという間に鮮やかな緑色に変わります。
洗わずに切っていますので、私はここでたっぷり目にお湯をかけ、ボウルに張ったそのお湯の中で少々洗うようにしています。

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このめかぶを使ってまず作るのは、めひび汁。
熱湯をかけて緑色に変身しためかぶを、だしとみりん、塩、醤油少々で薄めのお味に整えた汁に加え、一煮たちさせたものを熱々ご飯にかけていただきます。
これがね~ホントにご飯泥棒。
ちょっとぬめった汁の具合、ぶわーっと押し寄せる磯の香り、汁に濃厚にしみこんだめかぶのだし。
もう本当においしいの!!

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刻んで残っためかぶは小分けにしてから冷凍保存。
刻んだまま熱湯はかけずに冷凍です。

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そして食卓右にあるのが、そんな冷凍のめかぶを使った、めかぶと山芋の和え物。
ねばねばのめかぶとしゃきしゃきの山芋がいいですよー。
味付けは少々のポン酢。
さっぱり爽やかな箸休めは、しっかりと味の沁みた牛筋煮ともぴったりでした。

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それから、下処理のときに取り除いた中心部の茎。
本来は捨てるものなのかもしれませんが、私はこれを細く刻み、佃煮のように煮ています。

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刻んだものをめかぶ同様熱湯をかけてから、日本酒、醤油、みりん、少々の塩で煮詰めていきます。
もともとめかぶにはそこそこの塩分があるように思うので、途中味見しつつ塩分は薄め。
ご飯のお供にも日本酒のお供にもなりますよ~。

春の海からの恵み、ふたつ。
いえいえ、まだまだたくさんあるのですけれどね。
順番にまた紹介できたらいいな~なんて思っています。


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Commented by melocoton1 at 2016-04-10 16:49
小さなホタテ、いいですねー。
こっちは小さい種類だと思うんだけど、Queen Scallopsっていうちっちゃいのがあって、良くバター焼きとかで食べます。

めかぶ大好き♪ こっちでは乾燥しか手に入らないからうらやましい。  

お湯かけて色が綺麗にかわるっていいですよねー。 普通綺麗な色が汚くなっちゃう方が多いから(笑)
Commented by rakurakurakuko at 2016-04-11 18:49
meloさん、こういう小さいのはなんだか可愛くてついつい買っちゃいますよね。
そちらのはそういう種類なのねー。
日本のは稚貝って書かれてあるからベイビーだと思います。
めかぶ、乾燥のでも好きだけど、生だと香りが濃厚で、今だけのものなのでたくさん食べねばと。
うふふ、確かに熱を加えると色がきれいに変わるって珍しいかも~。
Commented by yamazou13 at 2016-04-12 23:24
帆立の稚貝近所では見かけなかったかも。
良いな〜〜。
めかぶ美味しいですよね。
私も1回佃煮にしたのだけれど、楽子さんの下処理→冷凍保存を見てまた買ってくる気になりました。
見つかると良いなー。
Commented by rakurakurakuko at 2016-04-14 23:58
越後屋さん、ホタテの稚貝、近くで見かけませんか~?
うちの近所のスーパーではこの時期、結構な確率で売ってます。
めかぶ、ちょっと面倒だけど、おいしいですよね。
是非是非冷凍庫に溜めてください♪♪
by rakurakurakuko | 2016-04-10 14:53 | いろいろなお料理アイディア | Comments(4)