ルーツを辿る旅、島根 2

島根2日目。

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いとこのHさんに車で送ってもらい、たどり着いたのは湯町窯
もう出で立ちからして、すごく素敵♪
湯町窯の創業は1922年(大正11年)。
松江藩7代藩主であり江戸時代を代表する茶人であった松平治郷が広めた「布志名焼」(ふじなやき)を継承する窯元の一つです。

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そんな湯町窯で一番有名なのは、やはりこのエッグベーカー。
玉子を割ってこのまま直火にかければ、それはおいしい目玉焼きが出来るという焼き物。
かのバーナード・リーチがこの窯を訪れたときに伝え、そして手ほどきを受けて完成したというエッグベーカー。
この黄釉の色が暖かくていいんだよねー。
地元で採れる原石から造りだされる釉薬だそうです。

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豆皿もいっぱい!!
もう迷うんだよ、迷わせすぎだよ。
どれもこれも本当にとっても可愛い。
うねうねと模様が描かれているのは、スリップウェアと言って地色となるスリップをかけたその上に、まだ乾く前にスポイトなどで模様を描く手法。
これもまたバーナード・リーチをはじめ、河井寛次郎や浜田庄司ら、民藝運動に携わっていた人たちが伝えたんだよねー。
ちょっと英国風なイメージもあるこのスリップウェアは今回是非是非購入しようと思っていたもの。
だってこんな器にのせたらお料理も何倍もおいしくいただけそうだもの~。

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とっても素朴で温かみのある器同様に、工房併設の店舗もほっこりとした雰囲気。
あれこれと迷ったこともありますが、座って休ませてもらったりして、なんだかすっかり和んでしまいました。

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帰るときにはこの看板。
「だんだん」とは島根弁で「ありがとう」の意味。
なんだかこれまた温かいですよね。

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この湯町窯は玉造温泉駅のすぐ近く。
小さな玉造温泉駅の駅舎前にはとっても大きな木が立っていて、なんだか町を見守っているような感じです。

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ホームに入ると、一番端っこに、「西」の文字が。
ほっほー、こっちが西側なんだ~。

そうなると逆側も見たくなるというもの。

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行ってみましたら、何もなし…。(笑)
ちょっと残念。(爆)

玉造温泉駅から出雲市駅まで電車に乗り、そこからまた別の電車に乗り継いで次の目的地の出雲大社に向かいます。
…のつもりでしたが、出雲市駅にてちょうどよいバスがあることがわかり、そこからはバスに乗り継ぎ出雲大社へ。

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さて、やってきました出雲大社。
出雲大社の入り口の少し前でバスを降り、ちょっと周辺を歩いてみることにしましたが、なんとまぁ素敵に整えられた街並みなのでしょう。
おしゃれなお店もたくさんあり、その中でも心惹かれたアンティークショップに入っていろいろ聞いてみると、この参道も一時期はとても寂れてしまい、このようにきれいになり人もたくさん来るようになったのは最近なのだとか。
なので昔からあるお店は2,3軒しかなく、他は全部入れ替わってしまったそうです。
こんなに有名な大社でも寂れてしまうことがあるのだなぁ。

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出雲大社に行く前に、まずは腹ごなしと、アンティークショップで聞いた御蕎麦屋さん「きずき」へ。
素敵な佇まい。

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こちらが出雲そば。
四角ではなく丸い器にそばがもられ、そして三段重ねになっています。
この何段というのは選ぶことが出来、私は三段、夫は四段にて注文。

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一番上のおそばの上に薬味をのせ、その上からそばつゆをかけていただきます。
そば猪口に入れたそばつゆにそばをつけて食べるわけではないのよー。
面白い♪
お店の方がちゃんと食べ方を教えてくれるのですが、そこで夫は深くうなずいてなにやら納得している様子。
昔来た時にも出雲そばを食べた夫は、一段目のそばにそばつゆを入れ、そして食べ、そして二段目、三段目と食べ進むうちにそばつゆが足りなくなってしまったんだとさ。
お店の方が教えてくれた食べ方は、一段目を食べたら残りのそばつゆを二段目にかけて薬味等をのせ、足りなければ更にそばつゆをかけて食べるというもの。
なるほど、それならそばつゆが無駄にならないし、足りなくもなりませんよね。

おいしかったー!!

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お腹も満たされたことですし、いよいよ、いざ、出雲大社へ!
鳥居がシックで貫禄ありますよね。

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鳥居をくぐった後の参道。
両側にあるのは、多分灯篭を灯したりするものですよね。
あーなんとなく春日大社の参道にも似ています。
でも天気が良かったせいもあるかもしれませんが、ここ出雲大社の方がなんと言うかおおらかと言うか明るい雰囲気。

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敷地がとっても広いのですが、なーんか和むんですよね。
まるで公園にいるみたいな、ちょっとここらで休憩したいような感じ。
すごく心安らかになる。

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4月も後半だったので、まるっきり期待もしていなかったのですが、なんと八重桜が満開♪

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青空に映えるこの可愛いピンク色と手毬のような形。

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そして、いろんなところにウサギちゃんが!!
自分がウサギ年なもので、ウサギにはやたらと反応します。(笑)

なぜウサギ?と一瞬思いましたが、そう、ここは大国主大神をおまつりする大社ですものねぇ。
大国主大神と言えば因幡の白兎ですよ。
因幡の白兎が海を渡ろうとしてワニを並べてその背を渡ったが、ワニに毛皮を剥ぎ取られてしまい、泣いていたところを大国主大神に助けられたと言う、あの日本神話ですよ。
日本神話だものなぁ、やっぱり由緒あるというか、本当に古くからある大社で、そしてやっぱり島根ってそういう場所なんだなぁ。

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出雲大社と言えばこの大しめ縄。
迫力あります。
一般の神社とは違い、出雲大社では二拝四拍手一拝。
たくさん拍手します。

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出雲大社に行ったら是非いただこうと思っていた御朱印。
はんこがシンプルなんですねー。
それにしても思うのですが、この御朱印係になっている方は本当に字がお上手ですよね。
そういう枠で採用するのでしょーか。
御朱印帳は奈良のMちゃんから頂いたもの。
これからいっぱい御朱印ためたい!

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お参りをした後、ぐるーっと横に回ってみると、なにやら人垣が。
ツアーの方々のようでしたが、そのツアーガイドさんのおっしゃることを一緒に聞いてみると、さきほどのしめ縄のところは実は拝殿で、こちらが本殿なのですって。
こんな横に。
しかも壁越し。
「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の御本殿は国宝だそうです。
確かに色と言い屋根の飾りと言い、重々しさがありますよね。
ここでまた二拝四拍手一拝。

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そしてこちらは後ろ側。
なんか後ろ側からの景色、すごくいい!
なんだろう、この屋根の形と飾りかしらね。
古の時へタイムスリップしたかのような気分になります。

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そしてそんな傍らにはそっとその古の時を見つめるウサギちゃん。
もう、なんてキュートなの♪

一日中いてもくつろげそうな(笑)出雲大社でしたが、ぐるーっと全部回ってみた後、せっかくだから周りも見てみようと向かったのが奉納山公園展望台。
かなり山を登ります。

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途中にあるのが阿國塔。

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歌舞伎の名だたる俳優などの寄付で建てられたそうです。
この奉納山公園の向かい側には阿国と言う歌舞伎の創始者とも言われている女性のお墓があるので、その阿国を見守るような場所にこの塔を建てたということなんでしょうね。

ここまでで半分くらい、まだまだ登り、やっとたどり着いた展望台。

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上った甲斐がありました!
大社の町並み、稲佐浜海岸から三瓶山までが一望できます。
すごく気持ちがいい!!
しばし、展望台で風を受けて涼みました。

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そして山を降り、駅へ向かう道すがら。
出雲大社ではスタバも重厚!

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ちょっと心そそられる小道があったりして、迷い込む中年夫婦。

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ぽりぽりきゅうりで喉を潤したり。

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ほてった体をソフトクリームで冷やしたり。

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参道を楽しみながら、出雲大社前駅にたどり着きました。
駅舎も新しいですね。
寂れてしまった後に作られたのかなぁ。
とても素敵。

さて、ここから電車に乗り、この日のお宿へ向かいます。

長くなりましたのでこの続きはまた後ほど。
では、ごきげんよう。
素敵な三連休をお過ごしください♪


ルーツを巡る旅、島根1


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Commented by Beemama at 2017-07-16 22:10 x
やだぁ~
うちの実家、駅のホームの東の端っこから見えます!
もう、近く過ぎて怖いくらいです。
(* ´艸`)クスクス

そして、湯町窯は母の同級生のところです。
エッグベーカー、持ってます。
今はIHなので、他の使い方考えなくては…
青色の器も好きで、何点か持ってます。
(母に買ってもらったんですけどね)
昔は、絵付け体験できたんですけど、
今はどうかなぁ~

豆皿、こんなにあったんだ!
近すぎて、知らなかったわ。
今度、買いに行こう!
情報、ありがとうございます。
Commented by travelertsubotomo at 2017-07-17 10:22
楽子さんこんにちわ!
先週、沖縄で出雲そばのお店に行ってきたばかりで、島根に行ってみたいなぁって思っていたところでした。
タイムリーな記事でびっくりです。
美しいエッグベーカーやかわいい豆皿たち、目の前にしたらもうテンション上がりますね。
欲しい、欲しいー!島根に行きたいー!
お天気が良くて気持ちが良さそうですね。
4月後半ですと、暑くもなく寒くもなく、といった気候でしょうか。
ポンポン丸い八重桜が青空に映えてとてもかわいい写真です!
Commented by rakurakurakuko at 2017-07-20 00:17
Bemamaさん、えーーっ「東」のプレートのない東の端っこの近くですか!!
それは驚き!!
そして湯町窯はお母様の同級生の方のところとは!
いいなぁ。
絵付け体験、今でも予約すれば出来るみたいです。
時間があればやってみたいけど、そういうセンスがまったくない私なので、やっぱりプロの方のものを買ったほうが良さそうです…。とほほ。
豆皿、とっても可愛かったですよー。
お近くですし、是非♪♪
Commented by rakurakurakuko at 2017-07-20 00:19
tsubotomoさん、えーっ沖縄にも出雲蕎麦のお店があるんですかー!
ホント、今の那覇には何でもあるんですね。
島根、本当に何十年ぶりかで行ったのですが、とってもとっても良かったです。
島根には窯元も多く、沖縄の焼き物とも通じるような民藝の窯が多いので、きっと楽しいと思います。
4月に行ったのですが、思ったよりも暑くて、ちょっと歩くと汗ばむくらいでした。
by rakurakurakuko | 2017-07-16 02:34 | 小さな旅 | Comments(4)