ルーツを巡る旅、島根 4

さて、島根旅行の最終日は松江の街を歩きます。

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まずは、これから乗る堀川をめぐる船の乗り場にも近い、カラコロ工房へ。
こちらは、旧日本銀行松江支店だった建物。
工房と言う名前の通り、アクセサリーや和菓子まで、ものづくり体験できる工房があったり、ギャラリーがあったり、そして建物の真ん中のガーデンテラスにはカフェなどのお店も入っています。

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観光案内所もあり、カウンターは銀行時代そのままになっていてとても素敵。

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地下に降りると、日銀時代の金庫室がそのまま残っています。
重々しい金庫室のアメリカ製のドア。
かなり昔のもののようですが、とてもスタイリッシュ。

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そしてこんなに厚いんです!!
かなりの金額が入っていたのでしょうねー。

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カラコロ工房から川を渡った先にある御朱印帳屋さん。
なんと、御朱印帳専門店があるとは!!
神社仏閣を巡ると言うことが身近な土地柄なのですね。
この御朱印屋さんが、これから乗る「堀川めぐり」と言う、松江城を中心としたお堀をゆっくりと船で巡る、その船の乗船券を買うところなのです。
ちょうど船がこの乗船場に着いていて、すぐに出発するから乗船券を買ってすぐに来て~とのこと。

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そして乗りました堀川めぐりの船。
これは、2,3年前に夫が出張で松江に行ったときに、時間があったらぜひ乗りたかったと言っていて、今回の旅行でもかなり楽しみにしていたもの。
15分間隔で船が出ていて、一周するとほぼ50分。
ゆっくり、のんびり船で松江の町を見て回れるなんて、素敵じゃないですか!!

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乗って、すぐに船頭さんが説明してくれることによると、この船の特徴は屋根が上がり下がりすること!
堀川と言うのは松江城のお堀ですからね、松江の町中を流れているので橋がいっぱいありまして、その中には低い橋もありまして、そんな橋の下を通るときには屋根が下がるようになっているのです。
このくらいの低さの橋はまだまだ序の口。

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このくらいになると、もう見るからにくぐるの大変そう!
これでもかってほどに屋根が下がってきまして、思いっきり腰を曲げて頭を下げないと屋根に押されてしまいます。(笑)
楽しいけど、お年寄りには結構きついかも~。(爆)

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そんなこんなでキャーキャー言いながら乗り、船頭さんにいろんな観光ポイントの説明をしてもらったりしているうちに、あっという間に松江城が見えてきました。

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こちらで船を降り、まず見えてきたのが、堀尾吉晴像。
松江開府の祖。
この方が松江の将来性に着目し、お城を含むこの城下町を作られたのです。

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その松江城に入る前に見えてきたのが、興雲閣
明治の頃に松江市が工芸品陳列所として作った建物。
なんとも立派でおしゃれですよねー。
当初は明治天皇の行在所にするべく作られたと言うことから、このように華麗な仕上がりとなっているそうですが、天皇はお寄りになることはなく、その後皇太子(大正天皇)が利用されたりして、しばらくは迎賓館的役割となり、海軍や県庁の分室になったり、郷土資料館になったりもした後、現在の一般公開となった、いろいろな歴史のある建物のようです。

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中に入ってみると、大きな窓から見える緑が涼やか。

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なんだか素敵に落ち着く空間です。

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そんな興雲閣の隣には、松江神社。
前述の堀尾吉晴公や松平初代藩主の松平直政公などが祀られている神社。
その割にはとっても静かでとっても人もいなくて、とても小さいです。
ちなみに松平直政公はお茶などにとても精通されていた方で、その方がお茶好きだったことから松江にはお茶の文化が根付き、和菓子屋さんもたくさんあるのですよー。
父の実家も普通の農家ですけれど、やはりお茶を立てて飲んだりしているとのことです。

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そしてやってきました、松江城。
なんてシックで、美しいのでしょう。
黒がメインのお城って大抵強そうに見えるものですが、この松江城はただ強いというのではなく、凛とした筋の通った感がありますよね。
とっても素敵。

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中にも入れるので、もちろん入ってみました。

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展示はいろいろあって、それぞれに楽しめますが、こちらは蒔絵と螺鈿の細工がされたとても美しい箱。
思わずうっとり。

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こちらは、兜。
兜もいろいろな方のものが展示されていたのですけれど、思ったのは、昔の方はかなり小柄だったのだなーと言うこと。
どれもとっても小さい!
そしてどれもとっても凝ったつくりで、これって戦いの場でつけるものなのに、なんとなく気分的にそれが不思議な気がしました。
これなんて、よくよく見るとグレムリンみたいでキュートですよね。

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一番上まで上って、眺めた景色。
松江の町と宍道湖。
ほんとに美しい街。

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お城から出た後はせっかくなのでお城の周りをぐるりと歩いてみました。
新緑が美しく、この時期は桜に隠れてあまり眺めてもらえないかもしれませんが、紅葉にも真っ赤な可愛い花が咲いています。

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そしてここでも八重桜が満開!
いいときに来たなぁ。

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シックな松江城と華やかな八重桜。
このコントラストがいいですよね。

松江城を堪能し、先ほどの堀川めぐりの船着場に戻り、またまた乗船。
乗り降りするところは三箇所あり、何回乗っても良いのです。

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こちらは小泉八雲記念館や旧居のある辺り。
とっても風情があります。
ホントはこの辺りも散策したかったのだけれど、時間がなく船の上からのみ見ました。
松江を語るときには小泉八雲も欠かせないですものね。
でも、よくよく聞いたら小泉八雲が松江にいた期間と言うのはそんなに長くなく、松江の寒さに耐えられず移住してしまったのだとか。

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そして、この堀川めぐりの船頭さんは観光案内をしてくれるだけではなく、歌も歌ってくれます。
乗っててとっても楽しい♪

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で、お決まりの屋根下がり!
段々みんな上手になってきています。(笑)

ぐるーっと堀川をめぐって、乗船したカラコロ広場で降りました。
楽しかったー!

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ちょうどお昼も過ぎたので、腹が減っては戦ができぬと、船から見て気になった西洋軒へ。

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頂いたのは、オムライス。
とてもおいしかったし、とても落ち着ける素敵なお店でした。
平日で少しお昼からずれていたのに少々待ったし、人気のお店なのかもしれません。

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お昼を頂いた後は、またテクテクと、今度はまた宍道湖方面へ。
この日は快晴で、4月だというのになんと気温は25℃!
歩くと汗ばむほどでした。

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向かった先は、今回旅行を計画した当初から行きたかったこちら。

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宍道湖のほとりにひっそりと立つ、袖師窯

二階が販売スペースになっていて、このときは用足しか何かに行かれていたようで、ご自由にお入りくださいとなっていたので、勝手に二階に上がらせていただきました。

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むむむ、またまた悩む…。
前日の湯町窯でも散々悩んだのですが、やっぱり予算もあるしねー、悩むのよ。
湯町窯は布志名焼きの窯元のひとつですが、こちらの袖師窯は袖師焼き。

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夫はその辺に座って「ゆっくり選んでいいよ」と休憩モードの中、ひとりあれこれ見ていたら、後からやってきた方がいらして、私が持っていた湯町窯の紙袋を見て「あら~あなたも!私たちも湯町釜に行って、そこからここに来たのですよ。楽しいわよね~。」とおっしゃり、やはり私と同じくじっくりと見てました。(笑)

散々悩んでこちらでもお皿を購入(この器がとっても使いやすくて何にでも合って、ただいま大活躍中!)し、大満足で松江駅に戻り、そちらでお土産を買って、そして米子鬼太郎空港行きのバスに乗り、島根の旅は終わりました。

島根の田舎に行ったのも本当に久しぶりで、いろんなことが蘇ったり、とにかく久しぶりに会えた人ばっかりで懐かしく、その上、行った先々がどこもとっても素敵で、一気に島根ファンになった、そんな今回の旅でした。
なんかね、ゆとりのある土地って言う気がします。
またゆったりとしたいときに、今度はそんなに間をおかずに伺えるといいなぁ。


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Commented by Beemama at 2017-07-30 10:39 x
地元を楽しんで頂けて嬉しいです。
まだまだ、私のしらない松江、島根もありそうです。
田舎は…って思う前にもっともっと、地元を知らなくてはと思いました。

堀川遊覧船の冬バージョンは炬燵舟もあります。
私もまだ、未体験ですけど。
違う季節にもお出でください。
Commented by midorim at 2017-08-01 09:57 x
楽子さんのブログは何年か前に、南高梅ジャムを検索してからの勝手なご縁で😅、今回の島根の旅、我息子2号が昨年松江勤務になり、またまたご縁が😉
昨年行ったのは鳥取砂丘、松江城、足立美術館、出雲大社でしたが、楽子さんの記事に懐かしかったり、他にもこんなところがとまた行きたくなりました❗
出雲そばや和菓子も美味しいし、鯛めしは普通の方が好きでしたが😅、息子が買ってきてくれた有名干し柿は千疋やでとても高価でびっくりです!
Commented by rakurakurakuko at 2017-08-06 15:51
Beemamaさん、とっても楽しかったです~!
アクセスとか、人口が少ないとか、そういう面では田舎と言えば田舎なのかもしれませんが、でも島根ってとっても洗練されていますよね。
のんびりとした雰囲気も好きです。
なんと堀川の船には炬燵船もあるのですかー!
それもなんだかほのぼのと楽しそうで、また乗ってみたいです。
Commented by rakurakurakuko at 2017-08-06 15:54
midorimさん、またまたご縁がつながり嬉しいです。
息子さんがいらっしゃるのなら、その間に何度も行けますね。
私も2泊3日ではちょっと回りきれないところも多く、また機会を見つけていきたいな~と思っています。
鯛飯、普通のと違うのですねー。
それは知りませんでした。
今度は是非食べてみたいです。
有名干し柿、もしかすると父の実家の畑の干し柿かもしれません!
by rakurakurakuko | 2017-07-29 19:28 | 小さな旅 | Comments(4)