人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2007年7月のタイ料理教室

久々にタイ料理教室当日に記事のアップです。^_^;
今日もね~、おいしいもの食べて飲んできちゃいましたよ。
ではでは早速ご紹介♪

2007年7月のタイ料理教室_f0043911_157966.jpg
「クン ウアン トード(タイ風海老マヨ)」
クンは海老のこと、ウアンとは太ると言う意味、そしてトードが揚げるの意味です。
太った海老を揚げた料理となるでしょうか。
なんとタイでは日本で言う「調子はどう?」みたいなニュアンスで、「ウアン クン?(太った?)」という挨拶が交わされているらしいです…。
イヤですね~。
ホントに太ったと思ったから聞いてるわけじゃなく、単なる挨拶代わりとのことですが、できればそんなこと放っておいてくださいって言いたいです。(笑)

その太って見える海老ですが、普通背棉を取り除く時には少し包丁で切れ目を入れて見えてきた背棉を引っ張って取りますよね。
今回の海老はその後にもっと切れ目を深く入れ、ほぼ開き上体に伸ばしてから使うのです。
そうすると幅も広がり揚げたときにくるんとその幅広のまま丸くなって、太って見えるというわけ。
海老の下処理も丁寧に、片栗粉を塗して洗うことを二回し、その後お酒と塩を振ってさらに匂いをとってあります。

ソースは、マヨネーズ、チリソース、コンデンスミルク、牛乳とマヨラーにはたまらないであろうこってり加減ですが、生姜の絞り汁も入っているので意外とサッパリしています。
海老の下に敷いてあるのはエンダイブ。
これはかなりヤバイ海老です…。
一つ食べたら止まらないおいしさ~~~。

2007年7月のタイ料理教室_f0043911_1581795.jpg
こちらはヤム カイダウ(目玉焼きのヤム)」です。
カイダウが目玉焼きで、ヤムはご存知和えるという意味ですから、目玉焼きの和え物。
お料理名だけ聞くと「えーっ一体どんなもの?」って思っちゃいますね。

まずはた~っぷりの油で目玉焼きを焼きます。
もう少し油を足せば、うちで揚げ物できちゃうじゃない(注:うちは揚げ物をあまりしないので、するときにはホントに1cmとか2cmの油で揚げたりしてるんです)くらいの量。
揚げ焼きみたいな感じで作ると白身の回りがちりちりに焼けます。

その目玉焼きをお皿に並べ、そこにきゅうりやセロリ、プチトマトなどの野菜をナムプラーやチリソースで作ったドレッシングで和えた野菜を載せて、さらに生ハムをトッピングして出来上がりです。
普通タイで作るときにはボイルしたウインナーをのせたりするそうですが、生ハムはちょっとおしゃれな感じにするための先生のアレンジです。

…ってお気づきの方もいるかもしれませんが、写真では目玉焼きが野菜の上にのってます♪
まぁこの辺はいろいろと事情があるんですが(笑)、自分のお皿に取るときに目玉焼きを下にして食べたので全く問題なし!です。
サラダにゆで卵が入るということはありますが、目玉焼きっておもしろいですよね~。
ちょっぴり辛いドレッシングの味と目玉焼きの組み合わせが良い感じです。

2007年7月のタイ料理教室_f0043911_2152022.jpg
パッキーマオウンセン」
これまた面白い意味のお料理の名前なんですよ~。
パッが炒める、キーが人で、キーマオで酔っ払い(!)の意味、ウンセンは春雨です。
どういうことかと言うと、酔っ払いも目が覚めるほどに辛い春雨って言うお料理。

どのくらい辛いかって言うと、4人分のこの量の中にプリッキーヌというタイの激辛唐辛子が15本も入っているんです!!
もちろん種入り!
すごいでしょ~。

作り方は簡単で、豚挽き肉とタマネギを炒めてそこにお酒、プリッキーヌ、鶏がらスープ、オイスターソース、シーユーカオ(タイの醤油)などの調味料と春雨を入れて混ぜ、最後にバジルを入れて出来上がり~♪
今回は彩りがよくなるようにオレンジの辛くない唐辛子をさらに入れてます。

見た目は全然辛くなさそうなのに、食べるとやっぱり辛い!!
みんなで汗かきながら食べました。
しかもおいしいワインもがぶ飲みしそうな勢いで…。(笑)
ご飯と一緒に食べるとこれまたおいしくて、もうご飯も何もかも完食です!

2007年7月のタイ料理教室_f0043911_203783.jpg
デザートは「カルピスのチェー
チェーはベトナムのデザートの意味で、今回は冷たいチェーですが温かいものも同様にチェーと呼びます。

ミキサーに氷とカルピスを入れて良く回し、グラニテ状にし、それを器に入れて茹でた小さなタピオカとマンゴーをトッピングしていただきます。
カルピスの懐かしさがなんとも言えずいいですよ~。
しゃりしゃりしているのでカルピスを飲んだ後の喉に残るようなとろりんって言うのもないし。
甘酸っぱくておいしい!
タピオカはキラキラ宝石みたいだし、マンゴーの角切りは甘く、辛いお料理の後やまったりとした夏の昼下がりにぼんやりとしながら食べたいデザートです。

2007年7月のタイ料理教室_f0043911_215266.jpgこのデザートと一緒に出していただいたのが加賀のお土産と言う「加賀友禅」。
とーってもキレイでしょ♪
色のグラデーションもちょこっとついてる金箔も、そして甘さもお上品なステキなお菓子でした。


2007年7月のタイ料理教室_f0043911_244382.jpgそしてまだまだあります…。(ほんとによく食べるよね…)
ワインのお供にどうぞ♪と先生お手製のトマトとモッツァレラのパイのおまけつき。
ホールのまま写真撮るのを忘れてしまい、焦って半分残っているのを撮ったら今度はブレブレでした~。(汗)
ちゃちゃっと簡単にできてとてもおいしかったので、今度お客さんが来たときにでも作ってみたいです。


2007年7月のタイ料理教室_f0043911_255961.jpg
今回のワインは白。
オーガニックの葡萄を使って作ってあるワインで、ちょっと微炭酸かな?って思うようなピリッとしたもの。
この発酵してるぞーって言う感じがきりりとしていてとてもおいしかったです。


2007年7月のタイ料理教室_f0043911_261714.jpgこのワイン、写真だとちょっと見えにくいですが、橋本先生の名前入り。
Produced by Kanako Hashimotoの文字が見えるでしょうか。
表参道ヒルズの中にあるBisty'sと言うワインを量り売りで飲めるお店で今回オリジナルで作ったワインの白、テュエリ・プュズラとのコラボレーションだそうです。
とてもおいしかったので1本譲っていただきました。(しかも割引で…^_^;)
そして、今回は先生も入れて4名しかいなかったのに、なんと白をあっという間に空けちゃいまして、その後「Bisty'sのPUREの赤も飲んでみる?」と言われ二つ返事で答えた生徒3名。
その赤も全部空けてしまいました~!
これだけ食べて昼間から4人でワイン2本!!!
すみません、これじゃあ先生、赤字だよ~~~。(+_+)

気分はほろ酔い♪
ちょっと帰り道の足も千鳥足気味だったりして、正に私たち、キーマオそのものでした…。(爆)


こちらのブログ村に参加しています。
いくら何でも昼間からこんなに食べて飲むなんて「ウワン クン?」って聞かれても仕方がないよ~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2007-07-22 02:17 | タイ料理教室