2008年 05月 29日
2008年5月のタイ料理教室
一週ずれただけでも結構間があいてしまったような気がしてました。
体がタイ料理を欲していたのかなぁ~。(って家でもちょくちょく作ってるけどね^_^;)
カノムがお菓子、ジーンが中国という意味なんですが、カノムジーンと合わさってタイのそうめんと言う意味になり、ナムヤーのナムは水、ヤーは薬という意味です。
なぜ薬?カレーに入っている香辛料の薬効性を言っているのかな~と思いましたが、どうやらこのヤーの元となるのはこちらの香りのことみたい!
クラチャイと言うごぼうのようなハーブで、タイ料理では魚貝の臭み取りに使われたりするもの。
においを嗅ぐと、ごぼうとうこんが合わさったような香りです。
↑の写真のとりやすく丸めたそうめん(フライドガーリックとパクチーの葉がのってます♪)にカレーをかけていただきますが、ベースはパネンカレーペーストを使います。
具は鯖!
鯖カレーは前にも習ったことがありますが、お肉のカレーと比べてもさっぱりとして食べやすいので好き~♡
鯖はグリルで焼いてから骨と皮を外してほぐし、更にクロックというタイの石臼のようなものでカレーペーストと一緒につぶしながら合わせます。
そしてそれを更にココナッツミルクと一緒にミキサーにかけているのでとっても滑らかなカレーとなっています。
これなら細いそうめんにもとっても絡みやすいですよね!
カレーに入れている具材は鯖だけだけど、その他に沢山の生野菜を別のお皿に盛り、食べるときに好きなだけ盛ってカレーをかけていただくのです。
今回使った野菜は、もやし、インゲン、万能ねぎ、赤タマネギ、プチトマトと色とりどりでとってもキレイ!
全部あわせるとこんな感じになります♪
さっぱりとしてお野菜も沢山食べられてとってもおいしい!
カレーは熱くても少々冷めてもおいしくいただけます。
今回はとても可愛らしくクルクルと丸めたそうめんの上に、フライドガーリックとパクチーの葉がのせてあるけれど、フライドガーリックとパクチーの葉をたっぷりと別盛りしておき、好きなだけかけて食べるのもワイルドでいいかも!
このタイ風カレーそうめん、お客様が来てワイワイやるときにも良いメニューだわ♡
タムはソムタムのタム、テーンはタイ語のきゅうり=テンクワーが省略されたものです。
ソムタムはタイ料理の中でも辛いと有名な北の地方のサラダで、なんと言っても青パパイヤで作ったものが有名ですよね。
とにかく辛い、辛~いサラダ。
今回ソムタムに使うきゅうりは、青パパイヤなんかよりは粗めの千切り。
きゅうりのほかにもプチトマト、インゲン(生のもの),ピーナッツも加え、クロックでつぶして混ぜ合わせたプリッキーヌ、ニンニク、ナムプラー、パームシュガーと和えます。
インゲンが生って言うのにちょっとびっくりですが、混ぜ合わせるときにサーク(クロックですりつぶすときに使う石の棒)でつぶしながら混ぜ合わせるので、適度に繊維がつぶれて良い具合になるみたい!
その後桜海老も入れて和え、器に盛ってからお決まりのパクチーの葉をのせれば出来上がり!
さて、問題です!
4人分のこのソムタムの中にはプリッキーヌが何本入っているでしょうか?
正解は10本!!!
うふふ、辛いですよ~。
タイ料理教室に集まる人たちは比較的辛いの好きが多いので、まぁせいぜい鼻の頭に汗かきながら食べるくらいで全く問題はないけれど、これを家で作るときにはやっぱり唐辛子の量を減らさなきゃなぁ…と言うのがみんなの一致した見解。
世の男性人は激辛苦手だったりしますよね…。
うちでソムタム作るときには、やはりプリッキーヌの量をレシピの半分にしますが、それでも夫は辛い、辛いと言いながら食べてます♪
このきゅうりのソムタム、確かに辛いけど、青パパイヤのソムタムより万人受けしそうなお味です!
クンは海老、パオは炭火焼きの意味。
尾を残して殻を剥いた海老を、ニンニク、ルートパクチー(パクチーの根)、黒胡椒、オイスターソース、シーズニングソース、砂糖を合わせた調味液の中で揉み込み、30分ほど置いたものを串に刺してグリルで焼くだけ!
オイスターソースとシーズニングソースの組み合わせは、私すごーく好きなんです!
材料見ただけでこれは絶対好みの味だと思ったわ~。
さて串に刺したものをグリルで焼く際の裏わざ!
串を一度水で濡らしたものに具材を刺してグリルに入れると、なんと竹串がやたらと焦げ焦げになるのを防げるんです!
そーなんだよね~、なかなか火が通らないものなんかを焼いてると、具材が焼けちゃう前に竹串が燃えつき症候群になっちゃってボロボロ…なんてことがありました!!
持ち手になる部分にアルミホイル巻いて焼けばいいのかしら…なんて思ってたけど(思っただけでやってない!爆)、こっちのほうが全然楽ですね!
なるほど~、これからは一度水に漬けて焼くことにします!
そしてお味のほどはやはり間違いなく好みの味!
胡椒の風味も利いててとってもおいしー!!
ウンは寒天やゼラチンのこと、カフェーはコーヒー(タイ語は鯖をサバーとかカフェをカフェーとか伸びることが多いですね!)、サークがタピオカを示します。
今回使ったタピオカは小粒のもの。
さっと水で洗ってから沸騰した湯で6分茹で、火を止めて蓋をして6分蒸らした後、冷水でよく洗い、ココナッツシロップに漬けておきます。
茹でっぱなしだと茹でて柔らかくなったタピオカがくっついて団子のようになっちゃうので注意です!
シロップごとタピオカを冷蔵庫で冷やし、食べる時コーヒーゼリーの上からかけるようにして盛り付ければ出来上がり!
小粒のタピオカがゼリーの上でピカピカ光って宝石みたいにきれいですよね~。
見た目にも涼しげでこれはこれからの時期にぴったりのデザート。
甘いシロップをかけるので、コーヒーゼリーは無糖で作ってもおいしいです。
そうめんを頂くので並んでいるのもお箸ですし、ちょっと和風な渋めの色味と素材に、ペーパーナプキンの鮮やかな色が活きてます!!
今回もとってもおいしくて楽しいお教室でした♪
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