ビーツのお料理

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ビーツ。
まだあんまり馴染みのある野菜ではなく、スーパーなどではあまり取り扱いがなかったりしますが、大好きな野菜のひとつ♪
何が好きかと言うと、とにかくこの手の色見の野菜が大好きなのと、土臭さがある辺りが好き!
そんなビーツをこの春から夏にかけ、いつにも増してちょいちょい食べていたような気がします。
写真は、畑でビーツを作っていらっしゃる
ポメマルさんさんがビーツ好きの私にあれこれ送ってくれたもの。

新鮮なビーツが手に入ったときには、生のビーツを使ってしか作ることの出来ないビーツチップスを作ります。

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ビーツの皮を剥いて薄くスライス。
断面が綺麗な渦巻き状になっていて、まるで昔よくあったペロペロキャンディーみたいで可愛い162.png

この薄切りビーツを素揚げすると出来るのがビーツチップス。
揚げても可愛い渦巻き模様は健在で、見ているだけで楽しいチップス。

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周りがチリチリっとするまで揚げるのがポイントですが、ちょっと厚く切ってしまうとなかなかチリチリにならずに、チリチリになる前になんだか柔らかくなってカリッと揚がらないので、薄く薄く切るのがコツ。
スライサーがないのでなんだかちょいと厚めになってしまったので、結構長く揚げてます。

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揚げたビーツは、不思議とあの土臭さがなくなっているので、あの土臭さがいまひとつ苦手らしい夫もチップスにするとおいしい♪おいしい♪と言って食べています。
土臭さが好きな私はちょっと残念な気もしますが、でもこれはこれでとってもおいしいので、ビーツを買ったときにはまずはこれを作るのです。

この辺りで売っているビーツだとすでに茎と葉を取られた、まさに根っこだけの状態が多いけれど、産直や畑をやっている方から頂いた場合には、葉も付いているので、ビーツの葉も無駄なく食べます!

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ざくざく切って、ビーツの葉炒め。
オリーブオイルで炒めて、塩胡椒、そしてデュカを加えて味を整えています。
ビーツの葉もビーツの香りがしてとっても美味!
それだけで炒めてもおいしいけど、デュカとか胡桃とか、少し香りと食感が独特なものと一緒に炒めると更においしくなるように思います。

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こちらはビーツのサラダ。

ビーツはこの辺りだといつも手に入るわけではないので、ゲットしたときにはまとめて丸ごと皮ごと茹でて、冷凍保存しておきます。
そんな冷凍しておいたビーツを解凍し、ダイス状に切って、きゅうりとイタリアンパセリと混ぜ合わせてドレッシングでマリネしたビーツのサラダ。
この色合いを見ているだけで元気が出そう♪
ジャガイモとあわせてもとってもおいしくて、その場合には、両方粗めに潰すとピンク色のポテサラみたいになって可愛くておいしいです。

あとはビーツの冷たいスープも作ろうかな~なんて思っていたら、季節は変わり、あっという間に寒くなってしまいました。
なんだか今年は夏から秋を通り越し、あっという間に冬になってしまった感じですよね。

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なので冬と言えばこれよねーと、ビーツの定番、ボルシチを作りました。
ボルシチは大好きなので、あれこれいろんなレシピで作ってみましたが、最近はシンプルに、フライパンで薄切りタマネギ、人参の千切り、ビーツの千切りの順に入れて炒め、ざく切りトマト、トマトペーストを加え塩胡椒して蓋をして蒸し焼きにしてから、茹でた牛肉(薄切り)と太目の千切りキャベツまたは白菜、拍子木切りのジャガイモとすりおろしニンニク、牛肉の茹で汁を入れて煮る方法にしています。
この方法で作るとブイヨンも入れていないのにとっても深いお味になりおいしいの♪

トッピングはサワークリームではなく水切りヨーグルト。
サワークリームはなんだか使いきれないことが多いので、いつも冷蔵庫に常備してあるヨーグルトで代用です。
夫は何も気づいていないはず…。106.png

寒い夜にはこういうスープが温まっていいですよね。
こうした煮込みはたくさん作れば、何日も楽しめて、その日よりは次の日…と言う具合に時間が経ったほうがおいしくなるのも嬉しいです。

いつも不思議に思っていたのですが、ビーツって沖縄だと春頃によく見かけるし、そもそもロシア料理に使われるということを考えると寒い季節のものなのかとも思うし、一体いつが旬なのか!
調べてみたら、比較的収穫までの期間が短く、一年に2回収穫できるそうで、春蒔きで秋に収穫、秋蒔きで冬に収穫が出来るそうです。

まだ冷凍庫に確か丸ごとビーツがひとつ残っているはずなので、この寒さですから、また近いうちにボルシチ作りますかね♪
楽しみです。


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# by rakurakurakuko | 2017-10-21 12:51 | 野菜のお料理アイディア | Comments(1)

2017年9月に読んだ本

本をあまり読めなくなった原因の一つは、スマホかなぁと思う今日この頃。
あとは老眼?
そんなぼちぼち状態で、9月は2冊。

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「楽園のカンヴァス」 原田マハ


続けて読んだ原田マハさん。
前作の「風のマジム」とはまったく違う印象を受けました。

今回の「楽園のカンヴァス」は、アンリー・ルソーの「夢」および「夢を見た」を巡るミステリー。
バーゼルのルソー収集家の下に呼ばれたNYのティム・ブラウンと倉敷の早川織江。
ルソーの絵画を巡り火花を散らす展開も良いし、ラストのほっとする落としどころも良く、また、その後の展開も読んでいてわくわくする、そんなとても良い一冊でした。
絵画にはまったく詳しくありませんが、それでも織江とティムが読む物語に出てくるピカソなどの話を、更に本の中にて楽しく読むことが出来、そうするといろいろ見てみたいな~なんて思ったり。
いろいろなことを経て、織江が倉敷の大原美術館で監視員をしているという設定。
これがまた良し!

原田マハさんご自身が、森ビルの美術館やNYの近代美術館に勤め、その後フリーのキュレーターになられた方なんですね。
そんな原田さんの今までの知識がすごく生きている、そんな本。
おすすめです。

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「まぐだら屋のマリア」 原田マハ


またまた続けて読んだ、原田マハさん。
まだ3冊しか読んでないけど、3冊とも違う世界を描いていて、どれも物語に引き込まれてしまう!

神楽坂の老舗料亭で修行していた紫紋が、そこで起こった偽装事件に巻き込まれ逃げてたどり着いたところが、「尽果」と言う、なんともそれらしい名前のバス停。
そこから見える小屋に死に場所を求めて向かうと、そこはまぐだら屋と言う食堂だった。
そのまぐだら屋を切り盛りしているマリアに拾われて、その食堂を手伝うことになるのだが…。
このまぐだら屋にはなぜかそういう人たちをひきつける魔力があるようで、その後も事件から逃げてきた丸狐を引き受けたり、どうやらこの食堂のオーナーや魚を届けてくれる克男さんの話によると、今までも何人かがこうしてここにいついてしまったらしい。
マリアとオーナーである女将との関係が謎であったが、終盤でそういうことであったかとちょっと意外な感じでした。

マグロと鱈のあいのこみたいな幻の魚で「まぐだら」であるところが、なんだか無理または駄洒落的であるなぁと思ったら、「マグダラのマリア」から来ているのですね。
その絵のことも知らない私…。
そんな背景を知ることが出来たら、また更に面白く読めそうな感じ。
シモンとかマルコとかヨハネとか。
登場人物の名前もその辺りから来ているのですねー。

テーマは重かったりするのですけれど、尽果の情景が浮かんできて、読むうちにどんどん引き込まれていく、そんなとても良い一冊でした。


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月に一度程度、ひとり暮らしの父のいる実家に帰っているのですが、その帰りに寄る道の駅の野菜の品揃えがすばらしくて、毎回楽しみにしています。
当然爆買い…103.png
新鮮でお安いということもありますが、ちょっと変わった野菜などもあり、ホントに見ていて楽しいのです。

そんな中、今年すごいなーと思ったのは水茄子。
水茄子と言えば、少し前までは大阪は泉州の水茄子が有名、と言うより、その辺りでしか作っていなかったようにも思いますよねー。
だから、そんな水茄子の漬物は高級だったりして、でも食べるとホントにすごくおいしかった!

だがしかし…。
今年は、道の駅や実家近くのスーパーの産直野菜コーナーで何度も水茄子を見かけ、最初は「まぁこの辺りの水茄子だからね、お味はそこそこと思うけど、まずは買ってみましょうか」的な気分でしたが、これがなんとまぁ、とってもおいしかったのです!

糠漬けでもしていればそれも良いのでしょうけれど、私は糠床持ってないので、水茄子を買ってきたら、ヘタを取り手で縦に適当に裂いて少々の塩とともにビニール袋に入れてギュッと空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で30分ほど置いています。
水茄子はそのまま触ったときには皮がパツーンとしていてギュッと硬めな感じに思えるのですが、手で裂くと皮が薄くて柔らかく、実は水茄子の名の通りジューシーです。

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こちらがその30分漬けただけの水茄子。
瑞々しくてホントにおいしいのよー。
噛むとジュワッとしてて、お塩もほんの少ししか使ってないんだけど、旨味がすごいの。
それに何より簡単だしね。

いつももっと買ってくればよかったなーと思うほど。

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こちらも同じように裂いて塩して冷蔵庫に入れて作ったものに、この日のメニューが洋風だったため、バジルを散らして胡椒をガリガリ、オリーブオイルを垂らしていただいたもの。
これまたなんともおいしいサラダとなり、水茄子バンザイと叫びたい気分♪

いやはや、いつからこんなに水茄子がいろんなところで作られるようになり、そしてこんなにおいしくなっていたのか~~~。
その割には我が家の周りのフツーのスーパーなどでは見かけないので、まだまだ作っている農家さんがそんなに多いわけではないのでしょうけれど。
ホントに買った水茄子全てがおいしくて、茄子を作る方は全部水茄子作ればよいのに!と思ったくらい。(笑)

これが少し前までは一地方でしか作られていなかったのだから、農業の進歩、食に関する探究心ってすごいですよね!!
来年はもっといろいろなところでおいしい水茄子が買えるようになっていますように♪♪

◆9月に作った保存食◆
梅干し土用干し
プラムリーアップルのジャム


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# by rakurakurakuko | 2017-10-17 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(0)

無花果のお料理

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無花果が好きです♪
子供の頃には、家のお庭に無花果があるお宅もあったりして、今ほどに無花果は高級品ではなかったような気がしますが、そんな子供の頃には特に好きな食材でもなかったのですけどね。
割と最近になって大好きになった食材の一つです。

もう、旬も終わりになってしまったけれど、今年もいっぱい食べましたよー。

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無花果と生ハム。
無花果に普通に生ハムを添えるだけでもおいしいですが、このときは、生ハムを細切りにして、茗荷、大葉の千切りと混ぜて、レモン汁で和えたものを無花果に添えてみました。
無花果ってちょっと独特な香りがするけれど、その香りと、特に茗荷の香りがとっても合っていてすごーくおいしい!
刻んで混ぜるだけのちょっとした一手間ですけど、なんだかちょっと凝った感じがするのもいい!(笑)

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この日の食卓は、ビーフステーキの生胡椒ソースがメイン。
無花果生ハムと白ワインがとっても合いました!

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こちらは、無花果のデュカがけ。
料理とも言えない、切った無花果にデュカをかけただけです。
デュカとは中東のスパイスを混ぜ合わせたもので、オリーブオイルを加えてパンに添えたりして食べるものらしいですが、内ではサラダや炒め物に使うことの多い、最近お気に入りのものです。
自分でコリアンダーとかクミンとかナッツとかを混ぜ合わせればよいのでしょうけれど、ついつい面倒が先立って、すでにブレンドされているデュカをカルディーで買っているので、まさにこれは無花果にそれをかけているだけです。105.png
ただそれだけですけど、それなりにつまみになる!

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この日はひとりご飯だったので、冷蔵庫の残り物消費みたいなヘンな組み合わせ。103.png
ひとりご飯の日は、簡単が一番なので、これでいいんです!!

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無花果と水菜と胡桃のサラダ。
ホントは春菊で頂きたかったのだけれど、なんだかまだ売ってなかったので水菜で作りました。
ドレッシングは冷蔵庫に少しだけ残っていたゴルゴンゾーラを使いました。
水菜のしゃきしゃきさと、胡桃の香ばしさ、そして無花果のまったりとしたお味に、臭~いゴルゴンゾーラドレッシングが絡んでこれまた◎。
大鉢にいっぱい作りましたが、ぺろっと食べてしまいました。

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この日の食卓は、ボイルドソーセージがメインと言う手抜きな食卓。
渋滞の中、実家から帰ってきて、作る気力があまりなかったので、最小限の食材を、切ったり茹でたり、焼いたり。
オレンジ色のはバターナッツかぼちゃ。
オーブンで端っこがちりちりっとするまで焼いて、シナモンと塩を少々振りオリーブオイルをかけてからミントを散らしています。

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無花果のゴマだれ。
これは、私が無花果好きになったきっかけの料理。
ただ果物として食べるだけ、又はせいぜい生ハムを添えてつまみに…くらいしか知らなかったときに、この料理に出会って、それから毎年作ってます。

胡麻ダレは、すり胡麻と味噌と醤油少々とお砂糖少々、バルサミコ酢を混ぜ合わせています。
無花果と胡麻も合うし、味噌も合うし、すごーくおいしいのですよ。
レシピの元は、こぐれひでこさんの、その頃読売新聞に連載されていた「おいしい手帖」です。
確かこぐれさんはこれを最初は和食屋さんで食べられたそうですが、やはりそれから家でも作るようになり、若い方がおうちにいらっしゃったときに「無花果の食べ方がわからない」とおっしゃっていたそのお客様に出したらとても好評だったという記事でした。

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この日の食卓は、鶏胸肉ときゅうりのレモン炒めがメイン。
炒め物にはパクチーがのっててなんとなくアジアンだけど、小皿は蒸し茄子のだしがけで、なんとなく和風。
この無花果の胡麻だれは、どんな料理にも合う万能選手なのもポイント高いのよー。
何にでも合って、おいしくて、簡単で、良いこと尽くし!

旬もかなり終わりに近づいてきてしまいましたが、今年もおいしく頂きました。
実は、先週末にちょっと変わった無花果を見つけまして、そちらは保存食にしました。
そんな話もまた今度♪


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# by rakurakurakuko | 2017-10-14 23:44 | 野菜のお料理アイディア | Comments(4)

えーっと、ブログ記事を遡ってみると、「金継ぎ」と言うカテゴリーを作ったものの、今年の2月以来ほぼ8ヶ月ぶりとなる金継ぎの記事です…105.png
昨年は、西麻布の「R」にて堀道広先生の金継ぎのワークショップに2クール参加し、基本の金継ぎのやり方を覚えた(ホントに覚えられたかは自信がないけど)つもりの私。
今年は、是非自分の力でがんばってみようと年始に誓いを立てていました。

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…が、はじめたのは3月103.png103.png
まぁね、あんまり寒い時期は漆の乾きも悪いだろうし、少し春になった頃にやっと重い腰を上げた次第。
金継ぎの材料およびお道具については、ワークショップ参加時に堀先生に作っていただいた初心者セットがあったので、そちらをごそごそと出してきて作業開始。
金や銀などの最後に蒔く金属粉と、やはりきれいに仕上げるには必需品だと気づいた細く線を引くことの出来る筆と、漆を薄めたり最後のお掃除をする際に使うエタノールのみ買い足しましたが、あとはこの初心者セットでまかなえました。
堀先生、さまさま!!

第一弾として繕うのは、お茶碗と角皿の割れ2点、銅鑼鉢、フリーカップ等欠け4点の計6点の同時進行です。
欠けなどは作業によってはそんなに時間がかからないので、このくらいまとめて開始するのがちょうど良い!(と思う…、多分105.png)

金継ぎのやり方を覚えたと言っても、何しろ全工程を2回繰り返しただけなので、しかも自宅でやり始めるまでに少し時間が空いたので、本当に覚えているかしら…と不安でしたが、意外と覚えていました!

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こちらはYちゃんから預かったフリーカップ。
縁に小さな欠けが一箇所あります。

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まずはこの欠けの部分を錆漆で埋めました。
ワークショップの時にはこのくらいの大きさでも木粉と漆を混ぜた刻苧漆で埋めたけど、刻苧漆は意外とその後研ぐのが大変だったので、錆漆にて埋めることにしました。

錆漆を二週間くらい乾かして(しかし、私はこの後なかなか時間が取れず、なんと2ヶ月近くも置いてしまった!別に長い分には問題なし!)、その後メスと耐水ペーパーではみ出した錆漆を研いで、まだちょっと足りない部分があったので(滑らかでなかったり器のカーブに沿わなかったり)、もう一度錆漆で埋めて、再度研ぎ出し。

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そして呂色漆(黒色の漆)を2回塗り重ねました。

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最後にもう一回呂色漆を塗ってから、銀丸粉1号を蒔き、乾かしてから磨いて仕上げました。
丸粉は蒔いた時点ではなんだかただの白い色で、全く輝きもなくぺらっぺらな感じでテンション下がりますが(笑)、磨くと一気に光り輝くので、この磨きの作業は結構楽しい!

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しかし、呂色漆が少し乾き始めてから銀を蒔くのが良いのだけれど、まだ全然乾き始めない頃に銀を蒔いてしまったため、どんどん銀が沈み、そして仕上がりが全く滑らかではなくなってしまった…。
ごめんね、Yちゃん…。

それから反省点としては、最初の欠けよりも、いろいろ工程を重ねているうちに繕い部分が大きくなっていってしまい、なんとなくとても大きな欠けを繕ったかのような仕上げになってしまったこと。
もともと小さな欠けだったんだからさ、最小限の繕いにしたかったなぁ。

でもまぁ何はともあれ金継ぎ完成!
先週、実家に帰ったついでにYちゃんにお届けしてきました。
金継ぎ#6。
こちらはワークショップからつなげて、6個目の金継ぎ完成品です。

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こちらは、金継ぎ#7。
タイ料理教室の橋本先生からお預かりしていた銅鑼鉢。
作家さんのものだそうで、シンプルでとても美しい鉢。

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縁に二箇所、小さな欠けがあります。
やはり柔らかい土ものの器は洗ったりしているうちに知らぬ間にこういう欠けって出来てしまったりしますよね。

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こちらも同じく錆漆で欠けを埋め、研ぐ、を2回繰り返しました。

そして呂色漆も2回塗っては研ぎ、同じく銀丸粉1号を蒔いて仕上げました。

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こちらはね、フリーカップとは逆に、銀を蒔くのが少々遅くなってしまったのです…。
銀粉ののりが悪くて、これはやり直しかしらん…と思ったほどでしたが、そこまで遅くはなかったようで、滑らかに銀が蒔けたのはよかったのですが、ちょっと塗り残しがあり…。
ものすごーく近くに目を近づけてみないとわからない程度だったので(もしや私がR眼だからか…103.png)、これでご勘弁と言うことで、出来上がりとしました。

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実はこの銅鑼鉢には、金を蒔くか銀を蒔くかでものすごく迷ったのですが、銀にして良かったかな。
シンプルな器が引き立つし、繕ったところが目立ちすぎず上品な仕上がりになったのではないかなと。
えぇ、ほとんど自画自賛ですけど…128.png

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こちらの銅鑼鉢は9月のタイ料理教室にて、パネン ガイを盛り付けていただきました。
銀が目立ちすぎずに器に馴染んで、その器が目立ちすぎずお料理を引き立てていたので、良かったなぁと。

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金継ぎ#8。
お猪口。
ずいぶん前に鎌倉の骨董品屋さんで気に入って買い求めたのですが、よーく見たら小さな欠けが二箇所あり、でもまぁそんなに気になるほどでもないのでそのまま使っていました。
もう一箇所は反対側の縁にもっと小さな欠けがあるのです。

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こちらも上二つと同じく、錆漆で埋め、その後研ぐを2回繰り返しました。

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同じく呂色漆も2回塗り重ねました。

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そして、このお猪口には金丸粉1号を蒔きました。
しかし…。
それにしてもいつの間にかこんなに繕った部分が大きくなってしまったのでしょう…。
あんなに小さな欠けだったと言うのに…。
漆を塗り重ねていくうちにこのように大きくなっていってしまったのですが、これがやはり今後の課題ですね。
必要以上に仰々しくしたくない!

金粉も丸粉なのでこの後磨きだしてナンボ!ですので、金を蒔いたこの状態だとなんだかただの黄土色の粉を蒔いたみたいに見えます。
そして、こちらはこの後、薄めた生漆を金の上から塗って粉固めをしたので、その漆が乾いてから磨きます。

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こちらが磨きをかけて出来上がったもの。
生漆は茶色い色をしているので、その後ふき取ってはいますが、やはり粉固めをすると金のトーンが下がりますよね。
ちょっと燻し金(そんな言葉あるのかしら…)のような仕上がり。
結構一生懸命磨いたのですが、光具合も鈍い感じかなぁ。
もしや粉固め前に一度磨くと少し違う仕上がりだったのか…。
丸粉の号数も含め、今後いろいろ試してみたい!

と、こんな感じで金継ぎ#6~#8が仕上がりました。

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漆は気温が高め、湿度が高めの方がよく乾きます。
湿度維持のためと、ほこり避けも兼ねて、棚などの漆風呂に入れて乾かしますが、私は簡易版漆風呂、ダンボールにて乾かしています。
ダンボール箱の内側に水を霧吹きし、繕い中の器を入れています。

今後、このとき同時に繕いを始めた割れの器等も、早々に仕上がり予定です!



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# by rakurakurakuko | 2017-09-30 13:01 | 金継ぎ | Comments(2)

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もー、今頃「梅干し出来ました♪」だなんて、相変わらず楽子はブログアップが遅いんだから~~~、と思うなかれ!
ホントに今年はつい最近梅干しが干しあがったのですよ~103.png

この夏、梅雨の間は大して降らなかったくせに、梅雨明けしてからは雨ばっかり降っていたでしょ。
週末にお天気が続く日どころか、平日だって雨が降らない予報の日が2日以上続くことがなかったんですよ。
それでもいくらなんでも8月中には干せるでしょうと思っていたのだけれど、まさかのNGで、9月に入り二週目の週末9月9日にやっと梅を干すことが出来ました!

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漬けたのが6月18日だから、ほぼ3ヶ月間、こうしてジップロックの中で浸かっていた梅。
去年はカビ又は産膜酵母モドキにやられて大変でしたが、今年は全くそんなこともなく、ぷっくりと梅酢の中に鎮座しておりました。
今年は漬け始めて2、3日はガスが出てくるのでジッパーを開けてガスを抜いたりしたけれど、その後は全くジッパーも開けずにいたからね。
やっぱり空気から遮断されているとカビるリスクも減るのでしょう。

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やっとやっとの土用干し(もはや土用干しとは呼べないけど…汗)ですから、降り注ぐ太陽に梅がピカピカしていて良い具合ですが、しかし、やはり日差しは秋。
夏ほどの力強さはありません。

土曜日、日曜日と外に干し、その後の平日は雨が降ってしまっても取り込むことが出来ないので、キャンプ用の網に入れて軒下に干していました。
普通の年はそのようにして四日くらい干しているのだけれど、日差しが少し弱い分、今年は全部で5日干しました。

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秋の日差しの中5日干された梅干し。
あー良かった~!
なんとなくいつもと同じような感じに干しあがっています。
うちはどちらかと言えばそんなにしわしわに干上がるまで干すほうではないので、ちょっと皺、ちょっとぷっくりのこんな程度がいいのです。

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早速瓶に詰めたのがこの状態。
今年は2キロしか漬けなかったので、3リットル瓶の下の方にちょっとだけです。
我が家はずっと梅酢は別に取り置いて、梅干しは梅干しだけで瓶で保存しています。
これだけ干した梅干しですが、こうしておくと第二の梅酢がまた上がってきて、その第二の梅酢にちょいと浸かった状態になります。

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そして、梅酢はペットボトルで保存。
大体500ミリリットルくらい取れました。
以前は梅酢(この後赤紫蘇を入れて赤梅酢にしてからです)に新生姜を漬けて作る紅生姜が好きで好きで、狂ったように作っては足りない足りないと言っていましたが、アレだけ食べたからかここ数年は紅生姜ブームも落ち着いてしまい、実の所梅酢をもてあましている感じ。
時々野菜を漬けてしば漬けもどきにしたり、ご飯を炊くときに少しだけ加えたり。
ご飯を炊くときに加えると、ものすごくつやつやに炊き上がって良いのですが、そんなにたくさん使うものでもないしねー。
まぁ、今年はこの程度の量でしたのでちょうど良いでしょう。

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梅干しもここのところ、なぜか前より消費量が少なくなっておりまして、3年分そろい踏みさせてみましたが、梅干しがこんなにあるんです。
左から今年の、去年の、おととしの梅干し。
大体3年くらいで食べるのが良いとも聞きますので、今おととしの梅干しを食べていることを考えると、来年もこのくらいのペースで作るのが良いのかもしれません。
いずれにせよ、干しあがってから半年くらいは寝かせた方がお味も落ち着くといいますからね。

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我が家の梅干し初め、梅酒や果実酒を置いている棚に今年の梅干しも収めました。
実のところ、果実酒もちょっともてあまし気味なんだよね。
甘いお酒を飲む機会があまりなくて…。
お料理に使ったりと少し考えてみましょう!

なんだか何もかもがずいぶんだぶつき気味じゃないの~と思われてしまいますね…。
でもいいんです!
なんとなくこうして瓶がいっぱい並んでいると嬉しいし、なんだか落ち着くの!
瓶詰め好きですから~~~♪

今年も何とか仕上がってめでたし、めでたしなのでした111.png


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◆2017年我が家の梅干しの覚書

仕込んだ日  6月18日(日)
干した日   9月9日(土)
干し終えた日 9月15日(金)

和歌山県産完熟南高梅  2キロ
塩(ヨネマース)   240グラム(塩分12%)
ホワイトリカー 40~50cc

出来上がり  3リットルのガラス瓶に少し
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今までの梅干し出来上がりの記録
2008年の梅干し
2009年の梅干し
2010年の梅干し
2011年の梅干し
2012年の梅干し
2013年の梅干し(記録に残すのを忘れてしまっていたらしい…汗)
2014年の梅干し
2015年の梅干し
2016年の梅干し

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# by rakurakurakuko | 2017-09-25 16:54 | 保存食作り | Comments(8)