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さよなら、我が家のチビ冷蔵庫
オフ会などで私とお会いした方は私がブーブー言っているのをご存知でしょうが…。(^^ゞ
我が家の冷蔵庫、こんなんです!(めっちゃ生活臭ぷんぷんの写真にて失礼!)
すっごく小さいのですよ~~~。
これね、夫が独身時代から使っているものなのです。
その時付き合っていた私も一緒にこれを選んだのだけれど、まだ結婚する気もなかった時なので(十分よいお年頃でしたけどね・汗)、独身男性一人暮らしの冷蔵庫なんてこんなもんでいいんじゃない~って感じで、特にあまり感心なく…。
第一その頃、私料理しない人だったし…。(大汗)
その後少しして結婚しましたが、冷蔵庫はこのまま。

おほほ、どんだけ小さいかって、なんてったって容量215リットルですよ。
結婚している人でこんなに小さい冷蔵庫使っている人っているんでしょーか。

なんてったって2000年製。
世間じゃあミレニアムだなんだって浮かれたり、2000年問題で企業は大慌てしてたときですよ。

そんなときから苦楽をともにしていたこの冷蔵庫。
先日突然壊れました…。(泣)

冷蔵庫が壊れるときって徐々に冷えなくなるって聞いていたけれど、我が家のチビ冷蔵庫は突然冷えなくなりました。
勤労感謝の日の祭日の前日、夕方ご飯の支度をしようと冷凍庫を開けるとなんだか冷凍してたパンが柔らかくなっている…。
パンを入れてたビニールの袋の端がドアとの間に挟まっていたようなので、「あら~ドアがちゃんと閉まってなかったのだわ」と再度キチンと入れなおして夕食の準備。
一応冷蔵庫スペースも見てみましたが、こちらは冷えているように思えました。

しかし…。
実はこの時点で既に冷蔵庫壊れていた模様…。(汗)
無事夕食も終えてその辺にごろりんと転がってウトウトしてから片付けしようとして冷蔵庫を開けたら、なんと冷凍庫のものは先ほどの比ではないほど解凍が進み、冷蔵庫の中もあんまり冷たくない…。
しかし、もう夜中。
寝ている夫に向かって、「冷蔵庫壊れた!もう駄目だ~~~!!」と言って、とりあえず寝ました。
夫は一応キッチンまで行きチェックしたようですが、「ホントだね…」と言ったきりやはりとりあえずそのまま寝た模様。(笑)

そして朝、冷蔵庫を開けてみたら棚板触っても全然冷たくない~~~!!
寝ている夫を無理やり起こしてコンビニで氷を買ってきてもらい、家にあった大小3つのクーラーボックスに冷蔵庫のものを大移動。
冷凍庫のものはホントに見事に解けちゃって(まぁ触ると少々は冷たかったけれど)、冷凍保存しておいた肉やカレーなどは悲しいけれどさようなら。
なんだかんだでスーパーの袋いっぱい処分しなければならないものが出来てしまいました。
私、衣類やらなにやら(特に夫のものとか♪)、さっさと処分するのは得意なんですが、食べ物だけはなんだか捨てることにすごーく罪悪感感じるのよねぇ…。
虫の知らせか、今月に入ってから、冷凍庫在庫鋭意消費キャンペーン中だったので、それでも肉魚系が随分片付いていたのが不幸中の幸いだったかもしれません。

しかしね~、こんなに突然壊れるとは!!

夫には「楽子大喜びじゃん、いつも冷蔵庫が小さいって文句ばっかり言ってたじゃん。」と言われましたがこんなに突然壊れなくてもいいじゃないと思う私。
「でもさ、冷蔵庫って徐々に冷えなくなって壊れるって言うのに突然冷えなくなるなんてひどすぎる。こんなに食べ物捨てるなんて悲しすぎる!!」とブーブー言いながら片付けていたら、夫は冷蔵庫のそばに寄り「最後の最後まで文句言われるなんてお前はかわいそうだよなぁ…」と冷蔵庫に語りかけてました。(-_-;)

大丈夫そうなものは全部クーラーボックスに移し、電器屋さんの開店時間をめがけて買いに行きましたとも!
我が家の近所、近々オープン予定の大型店舗を含め、関西資本から関東資本まで大型店が三店あるんですよね~。
まずはカード持ってる関西資本のジ○ーシンに行き、気に入ったものはあったものの本日配送は叶わず、道を挟んで向かい側にある北関東資本のコ○マに行ってみたものの、やはり本日配送は無理だと。
対応もよかったし何となくそちらの冷蔵庫のほうが気に入ったのでジ○ーシンにまた戻り、翌日配送と言うことで手ぶらで家に帰りました…。

翌日も配送時間は朝にならないと分からないとのことで、とりあえずもう一度氷を買ってきてもらって夜に再度交換。

冷蔵庫の中のものもほとんどがビン類で、まぁいろんな調味料やら作ってあった保存食やら自家製調味料やらだったのですが、前日にこんなことになろうとは全く思わず燻製しようと買ってきてあった鮭の白子があり、これはすぐにソミュール液に漬けてビニールに入れた状態で冷蔵庫が壊れたので、急いで燻製。
夜の間冷蔵庫の中の温度が随分高くなってしまったのが心配だけれど、塩水に浸かっていたし燻製してからアイスボックスに入れれば多分大丈夫でしょう!!

念のため、また翌日冷蔵庫が届いた後にこのまま冷凍できるように、シーラーで脱気シールしてアイスボックスへ。

ついでに鱈のカラスミを作って最後の駄目押し冷蔵庫乾燥させていたものと、前日に作り置いていた煮豚も半分シールしてアイスボックスへ。

冷凍庫の中で解凍されていた奈良の麹も救い出し、

まだ在庫いっぱいあるけど塩麹仕込み
塩麹にしてしまえば半年はもつのだし、多めにあったって全然困ることはないからね。
わーい♪この冬、我が家は塩麹使いたい放題~。(←やけくそ)

この日の夕食は、

前夜に作っておいた塩豚から作った煮豚。
電器屋のおにーさんには「多分突然冷えなくなったのではなく気づかなかっただけで徐々に冷えなくなっていたはずですよ~」と笑って言われましたが(汗)、徐々に冷えなくなっていた間も塩豚の状態で冷蔵庫の中にいたので大丈夫でした。

冷凍庫の中で自然解凍されてた最後の枝豆。
えぇ、解凍する手間が省けたと思えばね~。(無理やり前向き!)
トースターで焼き枝豆にして食べました。

前夜にいっぱい作っておいた豚汁。
こちらは朝にもう一度火を入れ、その後アイスボックスと同じく北側のさむーい部屋に置いておいたので全く問題なっしんぐー!
味が馴染んで前夜よりおいしいし~~~。

冷えてないビールとともにチビ冷蔵庫我が家在住最後の晩餐は終わりました。
チビチビって文句言ってるけど、なんだか最後となるとそれはそれで物悲しいものがあり、一生懸命綺麗にしてあげましたよ~。
たとえこのまま廃棄されてしまうにせよ、最後は綺麗に♪
だって、結婚生活10年間、三度の引越しを共にしてきたのだからね~。

で、翌日、午前中。
我が家にやってきた新しい冷蔵庫!!
いや~ん、光り輝いている~~~!!!

エコナビなんてものが付いちゃって、何でも使わない時間を勝手に読み取り温度調整してくれるらしい。
11年間の間にいろいろすすんだのねー。

えっへん、容量426リットル。
まぁ今時の冷蔵庫としてはさして大きな部類ではありませんが、なんてったってチビの2倍!
理想のスカスカ、モノがどこにあるかすぐ分かる冷蔵庫目指すわー。
更にすごいのは、容量倍になったのに消費電力量はほぼ半分になっているということ。
電気料金とか安くなるのかねー。

あはは~こちらは新しい冷蔵庫にモノを移した後、残骸となったアイスボックスにてがんばっていた氷。
結構気温が低かったし、何より我が家の北側の部屋はめちゃくちゃ寒いので(余っている部屋なので客間にしようとしているんですが、この部屋にはエアコンないし、我が家に泊まりに来る方は冬以外でお願いしますっ!!)、意外と溶けずにがんばってました。

で、新しい冷蔵庫の内部です。
むむむ…、なぜ既にこんなにいっぱいなのだろう…。
これ、食材買い足す前の、ほぼアイスボックスのモノを移しただけの状態なんですが…。
仕事から帰ってきた夫、びっくり!!
「スカスカ冷蔵庫にするのは無理だと最初から思っていたけれど、こんなに早くからいっぱいになるとは誤算だった…」と言われた!(爆)
私だって誤算だよ…。(苦笑)
意外とチビ冷蔵庫、容量の割にはがんばって収納していたのかも~~~。

そういえば、以前「冷蔵庫バトン」なるものが回ってきて、我が家のチビ冷蔵庫の隅から隅までをご紹介したことがあったのだったわー。
意外とがんばっていたのだね、チビ冷蔵庫!
ありがとう、チビ冷蔵庫!!

まぁ現在の庫内はボンボン突っ込んだだけの状態なのでおいおい整理していきたいとは思ってますが。
無事整理できた折にはまたお披露目できればいいな~と思っています。
初日から誤算状態なので自信はありませんけどね。(^^ゞ

とりあえず冷蔵庫騒動も終わり、めでたしめでたしの我が家でした♪


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by rakurakurakuko | 2011-11-25 17:40 | Trackback | Comments(16)
新天地は名古屋!!!
生駒から名古屋へ、引っ越し完了!!
今回の転勤に伴う引っ越しは、時期が時期だけに、物件探しから引越屋さんの手配、そして引越本番も前回とは比べ物にならないくらいバタバタとして疲れた~~~。(^^ゞ
まあそれでもとりあえず無事名古屋入りできたということで、冒頭の写真は我が家のベランダから見た満開の桜です。

今回の引越し前後の日々を、食べ物を交えて振り返ってみると…。

生駒を離れる引越しの前日の昼、生駒の家で朝に電源を切った冷蔵庫の残りもので作る最後の食事。
カラスミとフェンネルのパスタ。

フェンネルは記事にもしましたが、生駒の近鉄では結構な頻度で安く売っていた大活躍ハーブ。
引越前にも関わらず大株のものを買っちゃったので引越直前は毎日毎日フェンネル使って、最後に残っていたのをドーンと使いきりました。

カラスミは自家製で、実は昨年もたくさんカラスミ作ったので在庫がいっぱいあったのですが、それらは冷蔵庫の電源を落とすこの日、宅急便にて新居に送付。
今回は冷蔵庫の中身をほとんど使い切ってすっきり気分でいたのですが、それでも自分で作った保存食や調味料など持って行きたいものはいっぱいあり、箱に詰めたら引越し用のダンボールSサイズいっぱいありました…。^_^;
その他冷凍保存していた麹など少々ありましたので、冷蔵便とは別に冷凍便も作り、無事名古屋の新しい家に引越してきた翌日に、我が家の冷蔵庫に無事収まりました。
宅急便ってホントに便利ですよね~。

ちなみに知る人ぞ知る、我が家のチビ冷蔵庫。
引越し前に最後に会った奈良のFちゃんにも「ねぇ、まさかあの冷蔵庫、今度も持っていくの?」と言われましたが、えぇ、また持ってきました。(爆)
あぁもっと大きな冷蔵庫が欲しいよぉ~~~~。(夫へのつぶやき)

引越し前日夜、生駒駅近くの居酒屋でホントに最後の晩餐。
マグロ頬肉のたたきが滅茶苦茶おいしかった~~~♪

夫とふたりで奈良での生活を振り返り、「生駒ってさ~、引越してきたときにはなんだか田舎っぽいな~って思ったけど、実はすごく便利なところだったよね。」と言ったら、「便利なことは認めるけど、田舎っぽく感じないって言うのはただそれに慣れただけなんじゃない?」と言われた…。(^^ゞ
あはは~田舎っぽいけどすごく便利な生駒、最高♪♪♪
ほろ酔い気分で、最後の山登りをして、我が家に到着、そして生駒最後の夜を楽しむ間もなく疲れて眠りにつきました…。

で、引越当日。
朝はコンビニのおにぎりとサンドウィッチ。

実は、引越し数日前から夫は風邪気味で、この日は絶不調。
熱っぽいし体がだるいと言って、引越し屋さんが来るまでソファで寝ていたほど。
今日一日持つかしらと不安になりましたが、何とか持ち堪えてくれたようでよかった!!

が、この荷物の運び出し、これがなかなか大変でした。
まずは引越し屋さんの人数が少ない!
そして家具などを梱包するのに、今は専用の、キルティングになっている布をパクッとかぶせるのが普通かと思いますが、この日は全ていちいち梱包材で包む!
えぇ、そりゃー時間がかかります!!
キッチン周りは今回も楽々パックを頼んでいたのですが、これも前日ではなく当日に行なうとのことでしたが、いつまで経ってもキッチンにはさっぱり手が入れられず、ホントに終わるのか~~~とハラハラしました。
多分、引越繁忙期のため人材も資材も足りないと言うことが理由かと思いますが、8時半から作業を始めて全部終わったのは1時半頃。

その後残ったゴミを市のゴミ収集所に持ち込み、不動産屋さんに立ち会ってもらってマンションと鍵の引渡しを終えたら、もう既に3時過ぎ。
急いで残りの荷物を車に押し込み、途中コンビニに寄っておにぎりをかぶりつき、一路名古屋へ。
高速が空いていたので助かった!!
無事、不動産屋さんの営業時間内に名古屋に到着し、残っていた手続きをし、新しいマンションの鍵を受け取ることが出来ました。

そしてその日のお宿、名古屋は栄のホテルへチェックイン!

引越し搬出お疲れ様会は、ホテル近くの台湾料理の店で。
台湾ラーメンが辛くて最高♪♪

なんだかこの頃から私も風邪引いたらしく、ホテルに着いたらシャワーを浴びる気力もなく寝てしまった…。

翌早朝、栄から地下鉄でこれから我が家が住むことになる街へ移動。
部屋に掃除機をかけ終わったところで引越屋さん到着。

あちこち養生してもらって、いよいよ荷物搬入開始。
今度の我が家、結構築年数の古いマンションなので、玄関と廊下の照明がやたらとレトロ。
なんか一気に昭和の気分やね~~~。(笑)

荷物運び込む前のリビングをパチリ。
おほほ、おほほ、リビングとても広いんですよ~~~。
しかし、今回は床暖がないし、角部屋で窓がやたらと多いので、ものすごく寒い…。^_^;
寒いと言うことはやる気が削がれるのですよ~。
おまけにふたりして風邪引いているんで、ちょこっと荷物をばらしてはちょこっとソファでごろりんと休みながらの作業で、寝る場所とお風呂に入れるまでは準備できたので、もうこれでいいよね~と早々に引越一日目の作業終了。

当然、キッチン周りは全く荷物出してないので、その日の夜はマンションの隣にあるファミレス系にて夕食。
疲れ果てたので早めに就寝…。zzz…

翌朝もコンビニご飯。
そうそう、名古屋に越して来て何がびっくりって、コンビニに「節電のため暖房切ってます」って言う貼り紙があったことと、大き目のサイズの水が全く売っていなかったこと。
まだ浄水器も出してないので水が欲しかったのだけれど、仕方がないので500ミリリットルの小さいのを買いました。
震災以降、水が売ってないとかお店を暗くしているって言うのはテレビでは見ていたけれど、関西ではそんなことまったくなかったので、200キロも離れていない、そして共に被災していない関西と名古屋でこんなにも事情が違うと言うことに驚きました…。
なんか関西だけ日本から取り残されていないか…。

そして引越し2日目のこの日、頼りになる助っ人が来てくれたんですよ~~~。
その助っ人とは同じ県に住むカイエさん
我が夫婦は共に片付け嫌いなので、ふたりきりで作業していると引越の時はいつもどよよ~んとなるので、手伝ってくれると言うことを抜きにしても、夫婦以外の人が一緒にいてくれると言うことはとっても嬉しい。(笑)
前日にあまり作業が進まなかったこともあり、この日はダンボールが開く、開く!!!
目覚しい片付きっぷりでした。

以前カイエさんは我が家の近所に住んでいたということで、ランチは同じ区内の美味しいとんかつやさん、「あさくら」に連れて行ってもらいました。
ここ、とても人気だということで、平日にも関わらずものすごく混んでました。
お肉もジューシーで柔らかく、とてもおいしかったー!!
昨日は朝はホテルのうどんモーニング、昼は近所のチェーン店の牛丼屋、夜はファミレス系、そしてこの日の朝はコンビニと大したもの食べてなかったので、久々に美味しいもの食べたって感じです。

我が家周辺は幹線道路をビュンビュン車が走っている、なんというかあまり飾りっ気のないところなのだけれど、ちょっと車で走ったこの辺りは閑静な住宅街と言った趣。
帰りにカイエさんお薦めのスーパーに案内してもらって(ここが安くて品数多くて最高でした♪)、ホームセンターに寄って必要なものの買出しして、また家に戻ってカイエさんにダンボール開けてもらって(笑)、何とか人が住める家らしくなってきた我が家。
カイエさん、忙しいところありがと~~~。(*^_^*)

勿論キッチンも使えるようになったので、その日の夜は名古屋での初料理。

ホタルイカ。(パックに入っていたのを器に移しただけ~~~)

冷奴。(豆腐を切ってお皿に載せて鰹節とお醤油かけただけ~~~しかも生姜を買い忘れた…)

焼き空豆。(空豆を魚焼きグリルで焼いただけ~~~)

アスパラ炒め。(アスパラをオリーブオイルで炒めて塩胡椒しただけ~~~)

と言う、素材そのまんまの手抜き料理でしたが、久々の家での食事はやっぱりほっとするしとても美味しかった!!

早くもっとホッと出来るように家を片付けねば!!と思いつつ、引越してきて早一週間が過ぎた本日。
ダンボールもずいぶん開いて、後は収めるところが決まっていないものを残すくらいまで進んできました。

この引越の一週間で、関西と名古屋の違いを感じたことをつらつらと…。

1. どこへ行っても回りから関西弁が聞こえてこない。関西では小さな子供から年配者までみーーーんなが関西弁をいつでもどこでもぺらぺらしゃべるが、名古屋では「…だがね」とか「どえりゃ~~」などはあまり若者は使わないみたいだ…。
2. NHKニュースの関西版に出ているアナウンサーを見るたびに「何て濃いキャラなんだろう…」と思っていたが、東海版に出てくるアナウンサーは「こけしみたいに素朴なキャラ」だ。(ちなみに「おはよう関西」担当だった井田さんが我が家と同じ時期に転勤し東京の全国区に移っていて、こちらでもまた姿を拝見することが出来たことにびっくりし、そして関西の時よりも化粧がナチュラルになっていたのには更にびっくりした…)
3. 震災がらみでコンビニに水がない、そして節電のため暖房が止まっているということの他、なんとスーパーではヨーグルトが品薄で、いつも買っているブルガリアヨーグルトがまったく売っていない…。関西では何の影響も受けずぬくぬくと暮らしていたことを実感!
4. 奈良には「平城京跡」があったけど、こっちに来たら近くに「桶狭間古戦場跡」があった。(桶狭間と言う住所もある!かっこいい!!)距離にすると200キロも北上していないのに、どーんと一気に時代が進んだ気分だ。しかし、のんびりモードで2年も過ごしてしまった私は時代についていけるんだろうか…。(-_-;)
5. こちらは夫談。名古屋はランチも飲み屋も高い~~~!!!

これからも「あら~?」と思うことをたくさん見つけて、名古屋生活を楽しみたいと思います。
だってまたいつまで名古屋にいられるかわからないしねぇ…。(爆)
とりあえず、見たいところはさっさか見よう♪、行きたいところには行ってみよう♪と言うことで、昨日は早速名古屋城と山崎川に桜を見に行って来ました!!
片付けなんて後回しにしたって死にはしない♪♪(笑)
只今、名古屋は桜が満開♪♪♪

我が家の窓から見えた最初の景色が桜色だったことを、きっとこの時期には必ず思い出すことでしょう♪


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by rakurakurakuko | 2011-04-11 15:41 | Trackback | Comments(28)
さよなら、生駒
いよいよ引っ越しまで秒読みとなってきました。
これが奈良からの最後の更新になります…。

思えば、「明日からゴールデンウィークだ~♪」と浮かれて家に帰ったその日、あまりに突然の夫の大阪転勤を告げられたのが、今からちょうど1年と11ヶ月ほど前。
大阪転勤にも関わらず、なぜか奈良県に住居を構えることになり、移ってきたのが6月。
最初はね、ゴミゴミとしたところよりものんびりしたところに住みたいという、ただそれだけの考えで選んだ今の場所でしたが、大した期待もせずに選んだこの場所は、本当に素敵なところでした。

先日、会社の帰りにブラブラと奈良の町中を歩き、久しぶりに猿沢池付近より興福寺方面を見上げ、しみじみと目に映る景色の美しさに贅沢な気持ちになりました。
奈良の街は、いつでも人も少なくて(爆)、その雰囲気と空気にとても癒されます。

町屋が並ぶならまちも何度歩いたことやら。
週末に暇さえあればぶらぶら、ぶらぶら。

とにかく奈良公園周辺にはどこにでもいる鹿。
そのあまりの数に、そして堂々と道を渡る様などに最初はとてもびっくりしました。
奈良の鹿は、奈良の雰囲気そのままに、のんびりゆったり暮らしています。
あぁ、今度の鹿がいない生活は淋しくないかなぁ…。

奈良にお散歩に行く際には必ず寄ると言ってもいいほどの東大寺。
南大門も何度くぐったことでしょう。

そして大仏様。
やっぱり奈良はこれですよ~。
昼に、夜に、そしてお盆の日のスペシャルで、大仏殿の観相窓からお顔を拝見したのも良い思い出。

暑い暑い奈良の夜。
ろうそくの灯りに照らされた奈良の街のそぞろ歩きも本当に美しく、そして楽しい。
大好きな浮見堂は、本当にこの世のものではないほどに美しく、そして静かに佇んでいるんだよ。

そんな浮見堂から見た桜。
いつでも誰でも自由に入ることが出来る浮見堂。
のんびり出来ていいんだよね~。

和風な建物ばかりではなく、こんなに美しい洋風建築がさり気なく建っているのも奈良の町の素晴らしさ。
国立博物館。

そして引越してきた当初は、なーんにもないただの原っぱだった平城京跡。
なーんにもないのが大変美しく、また拭きぬける風の気持ちよさに、お気に入りの場所となりました。

そんな平城京跡のど真ん中を堂々と走っている近鉄電車に最初は度肝を抜かれたなぁ。
近鉄電車に乗り、西大寺から新大宮にかけて平城京跡のど真ん中から眺める景色はホントに贅沢だよ。
国の遺跡に登録されるずっと前からここを走り続けていた近鉄電車なのに、最近になって「遺跡の真ん中を民間の電車が走っているというのはいかがなものか」と言う議論が取り立たされていますが、このままでいいと私は思う。
なぜってそれが奈良だから。

昨年の平城遷都1300年祭で、何もなかった原っぱがどんどん整えられていく様を見ました。
遷都祭が終わったらまたもとの何もない、人っ子ほとんどいない平城京跡になると思いきや、昨年ほどではないけれどまだ訪れる人も多いようです。
先日転勤することになったと話をしたある人から「○○さんはまるで平城遷都1300年祭のために奈良に来たみたいですね」と言われたけれど、確かにそんな感じ。(笑)
遷都1301年と共に我が家も他へ移らせていただきます。(爆)

こちらはそんな平城京跡のろうそく行灯で照らされた大極殿。
真夏の夜の幻か。
この大極殿も引越してきたときにはまだ建設途中でした。

四季折々に美しい奈良の街。
紅葉の時期には尚更輝く。

桜の時期には街中が薄桃色に染まり、どこを歩いても飽きることがないのです。
今年も奈良の桜を見ることが出来るかなと思っていたけど、儚く散る桜のようにその夢も散ったわ…。
昨年よりも格段に寒い今年は、まだ奈良公園周辺の桜はつぼみの状態。

新春の風物詩、若草山の山焼き。
近くで見る山焼きはそれはダイナミックで感動しますが、我が家のベランダからもその山焼きが見られると言うことにもかなり感動しました!

こちらは東大寺の二月堂。
ここから奈良の町を眺めるのが好きでした。

そして、奈良から引越さなければならないと知り、これだけは是非見なくちゃ離れるに離れられないと思った、東大寺二月堂で行なわれる修二会(しゅにえ)のお松明。
修行僧の道案内として、大きな竹の先にくくられた松明に火が灯され、その松明を二月堂の舞台より振りかざすのです。
この灰をかぶるといいことあるらしい!

このお松明は本当に大きいのだけれど、それをガガーーーーッと舞台の端から端まで手で持ったまま走らせるのです。
火の粉もいっぱい飛んできて、思わずみんなが「オオーーーッ」叫ぶ。(事前アナウンスでは、「これは宗教行事なのでくれぐれも拍手などはお控え下さい」と言われるのだけれど、オオーッという声を思わず出さずにはいられないダイナミックさなのです)
この日は並んでいる途中から雨が降ってきて、すごく寒くて寒くて大変でしたが、見られてよかった!!
あまりの寒さにブルブル震えて家まで帰った私と夫のコートには、たくさんの灰がひっついてました。(笑)
奈良ではこの修ニ会、通称お水取りが終わると春の暖かさが訪れると言われています。

そしてこちらは、我が家から歩いて行ける、一番近くのお寺、宝山寺。
山沿いに延々と並ぶお地蔵様の中を歩くと不思議な力を感じます。
お彼岸に行なわれる万燈会も幻想的で素敵なんですよ。
こんなお寺の近くに住めたことに感謝、感謝。

そんな宝山寺参道手前にある、看板。
引越してきて、寂れた温泉街にも今時こんなのないだろうと思われるこの看板を初めて目にした時、「もしや私ってとんでもないところに引越してきたのか…」と少々不安になりました。(笑)
が、ここに決めてホントに良かったと今は思う。
そんな生駒。

我が家からの空の眺め。
ここに引越してきて「空って広い」と言うことを心から感じました。
豊かな土地、人、空気。

あぁ…1年9ヶ月しか住むことが出来なかったなんてホントに淋しい…。
海志向の我が家が、永住してもいいと思ったくらいに気に入ってましたから。
夫など、次に関西に転勤することがあっても(えっ?あるの?)生駒に住むと決めてるそうです。

生駒をはじめ奈良って本当に不思議に豊かなところです。
ここに来ていろんな考えが変わった。
奈良なんて観光以外はホントにこれと言った産業がないし、会社もないので県や市の財政はあまり潤っていないと思うのだけれど、それなのになぜか全てに余裕があるんですよね。
観光と言っても、新幹線は通っていないし、最近知ったのですが観光をメインにしている県のくせに全国49都道府県の中で、宿泊施設の客室数が一番少ないんですよ。
だからと言うわけではないけれど、奈良に観光に来た人のほとんどがささっと観光するだけして大阪や京都に泊まってしまうしね。
えぇ、ほとんどの観光客は、奈良ではお金を使いません!!(笑)
お店も「はい、もう夕方だから閉めますよ」って感じで早い時間に閉まってしまうし、スーパーやデパートは別として個人商店などはお正月も目いっぱい休むので年明けの営業はかなり遅くなってから。
それでも豊かだと取るか、だから豊かだと取るか。
全速力で走り続けなくてもいいんだよ~と、そんなことを奈良の町がつぶやいているような気がします。

さて、名残惜しいですが、さよなら奈良、さよなら生駒。
楽しかった、ありがとう。
こちらに来ていろいろ教えてくれたお友達、こちらで出逢ったたくさんの人たち、ホントにありがとう!!

しばらくネットから離れますが、次に更新するのは名古屋から♪♪
どんな生活が待っていますやら。
まずは引っ越し本番がんばります!!!


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by rakurakurakuko | 2011-04-02 18:26 | Trackback | Comments(20)
移動の春(ToT)/~~~
長らくブログを放置しておりました、楽子です。^_^;

今月に入り、個人的にいろいろとありまして、忙しくそして今年はなぜか私の中ではなりを潜めていた花粉症が一気に爆発したこともあり、なかなかブログに向かう気力がなく過ごしていた私。

そんな中の東北関東大震災。

私はその時名古屋におり、ちょうどビルの2階に入ったところで地震に気づきました。
ガタガタ、グラグラと言うよりは、ぐわんぐわんと妙に気持ちの悪い揺れが段々ひどくなり、乗り物酔いする私はなんだか気持ちが悪くなってきた…と思っていたところで、外に出ましょうと言われ外に避難。
しばらくしてからまた建物内に戻り、ネットで情報を調べ、震源地が宮城県沖だとわかったオフィスの方も、揺れ始めた時間が今の時間よりも少々前であったし、宮城県沖の地震で名古屋がこんなに揺れるなんてと言う思いもあり、もしかすると別の地震なのかもしれないですよねと話していたのです。
が、その後やはり宮城県沖の地震でこれだけ揺れたと知り、名古屋駅まで戻る途中、友人より新幹線が止まっていることを知らされ、まぁ我が家は近鉄沿線と言うこともあり元々近鉄特急で帰ってもいいかーと夫と話していたので、近鉄に乗り大阪経由で奈良に帰宅。
津波警報が出ていた伊勢・志摩方面に行く近鉄はストップしていたものの、大阪方面行きは普段では満席にはならない特急が満席になっていた程度で、名古屋駅も到着した鶴橋駅もそして自宅も最寄り駅も何事もなく全く平和な状態。
途中、友人より何度か「実家は大丈夫か」とのメールが入り、「地震は東北地方だったし何をそんなに心配しているのか」と、まぁ家に着いてから電話してみればいいだろうと思いつつ帰ったのですが、家に着いてテレビを見て、その惨状にただただ驚くのみでした…。

早速電話した実家には電話は通じず、携帯電話も同様。
夜中近くなり、やっと携帯が通じ、無事を確認。
私の実家は北関東の内陸なのですが、震度6強の揺れで、庭仕事で外にいた父は自宅の屋根が目に見えて揺れる様を初めて見て、そして止めてあった自家用車が縦揺れで浮いたと、いつになく興奮状態で話していました。
電話の途中でも余震があり、受話器の向うでは母が「キャーッ」と言っている声が…。
でもまぁとりあえず無事とのことで、同じく関東地方の、海までせいぜい100メートルくらいであろう場所にある夫の実家も無事で、こちらは余震もあまりない様子で一安心。

前職場の友人からも連絡があり、元我が家のあった埼玉の同じ市から通勤している、そういうことが起こった時には一緒に線路沿いを歩いて帰ろうと言っていた同僚は、必死で3時間かけて歩いて会社から帰り(彼女は超体育会系なので3時間で着いたところをみると多分半分走って帰ったのかもしれない…)、別の千葉に住む同僚は歩いて帰り着ける自信がなく会社に一泊し、早朝に地下鉄と徒歩とタクシー相乗りで何とか家にたどり着き、親が帰宅難民になったために学童で夜を明かした小学生の娘を迎えに行き、あまりの緊張と寝不足で家に着いたら吐いてしまったとか。

地震があってすぐにメールをした仙台の友人からは結局その日と翌日には連絡がとれず、翌々日になって無事だと言うメールをもらいまた一安心。
父の転勤で子供の頃に4年ほど仙台市内に住んでいたことがあるのですが、ニュースで流れる仙台市内から本当に近い名取市や仙台市の南部で津波が起こったこと言うことが本当に信じられずに、それからずっととにかくニュースから目が離せなくなってしまい、何を出来るわけでもないのにずっと見続けていました。
仙台市と言うのは海沿いにある市ではあるけれど、街の中心部がもう少し中に入ったところにあるため、住民自体があまり海沿いの町に住んでいるとの感覚がないんですよね。
我が家は仙台駅よりも南部にあったので名取などもとても身近に感じるような場所で、そんなあたりに津波が起きてそして遺体が何百体も打ち上げられたなんて今でも信じられないほどですが、メールで無事が確認できた友人の職場はこれからそういった地域の方の避難所になりそうだとのことで、彼女もずっと職場に詰めているのだそうです…。

何かしたい気持ちはあるけれど、今の時点では個人が出来ることは何もなく、ただただニュースを見続けてしまうだけで一週間を過ごしてしまった私。
見ているだけではどうにもならないとわかっていても、とにかくテレビの前から離れることが出来なかった…。
まだまだ油断は許さない原発も、それでも最初の数日間よりは少し回復の兆しが見られ、また、物資の供給や別の地域への避難場所の確保など、少しずつは状況が好転してきているのを見るにつけ、少しずつテレビからも離れることが出来るようになってきたような気がします。
ここ、関西はそういった意味では本当に平和ですが、あまりにかけ離れているために余計にあれこれと心配になってきてしまった今回。
少しでも出来ることがあればと思ったりしましたが、現時点では募金くらいしかないのですよね。
せめて自治体やボランティア団体を通して防寒用に衣類でも送ることができればと思い、少々調べてみたりしたのですが、今回はあまりに広範囲で被害も大きく、必要物資の輸送も滞っていたりこまごまと送られてきても分別出来ないと言うような理由もあるのだと思いますが、まずは募金のみを受付ているところがほとんどで、物資を受け付けているところも衣類に関しては新品に限るとなっているところばかりでした。
今はただ静観し、そういったことの妨げにならないようにすることしかない…。
関西でも関東地方に住む家族や知人などに送りたいからと、乾電池やトイレットペーパー、水、米などが不足しているようで、また、今日行ったドラッグストアでは女性用の生理用品の棚がほとんど空でした。
そうした現実が引き金となり、更に物不足が加速したり、必要なところへ必要なものが届くことの妨げにならないことを願うのみです。

さて、そんな日本全国、そして世界中の人々が揺れている今。
そんなこととは全く無関係に、我が家は1年9ヶ月を過ごした奈良から引越すことになりました。
夫の転勤です…。
今住んでいるところがとても気に入っていたし、私もやっと仕事にも慣れてきたかな~と思えていたところだったので本当に残念で淋しい…。
来月より住むことになるのは名古屋。
転勤に伴い引越しするのは、前回、埼玉から奈良に来たのが初めてで、今回は二度目となるのですが、日本では民族大移動となるこの4月の引越しのあわただしさを身を持って感じています。
とにかく物件を探すのが戦争のようで、住む地域を含めてじっくりと考慮していると出遅れて物件がなくなるし、何も考えずにとにかく決めるというのもこれから一定期間そこで生活することを思うと当たりはずれが多すぎると思うし。
花粉症で一番基礎体力がなくなっているところに、引越し話でショックを受け、チャキチャキと動くことの出来ない情けな~い私でした。(^^ゞ
もう、ホントに来月名古屋に引越しちゃんと住むところがあるのか~~~とかなり不安に思っていましたが、昨日何とか物件も決まり、予定通り来月頭には名古屋に住居を移す予定。
本日、引っ越し屋さんからダンボールや梱包材が届き、またまた我が家はダンボールまみれになります。
片付けるの得意じゃないので気が重い…。
ですが、それどころではない方々がたくさんいるのですから、私は私で粛々と出来ることを進めなくては。
がんばります!!

と言う事情などで、しばらくブログが滞っていたのですが、これからもしばらくはマメに更新できないかも。(って、今までもあんまりマメではなかったけれど(^^ゞ)
美味しいものネタや大好きな奈良ネタなどもあふれんばかりにあるんですが…。
まぁそんな気分になれなかったのも事実ですし、追々落ち着いたら得意の時期ハズレネタとしてアップすればいっかーなんて思ってます。

とにかく早く落ち着きたい!!
奈良を惜しみつつ行った春日大社で引いた、写真の「鹿みくじ」にも、転居は早くすべしって書いてあったの…。(爆)
がんばります!!!



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by rakurakurakuko | 2011-03-20 18:16 | Trackback | Comments(29)
2009年8月に読んだ本
8月は未だ記事が未完成のモルディブ旅行があったこともあり、結構本を読む時間が多く取れました。
それに何しろ暑いのであまり出歩きたくなくて(笑)、家でゴロゴロしていたことも多かったし…。(汗)
と言うわけで、最近にしては一ヶ月の冊数の新記録かも♪


「君のためなら千回でも(上)(下)」 カレード・ホッセイニ


meloさんのブログでアフガニスタン出身のこの作家のことを知り、紹介されていた「千の輝く太陽」は貸し出し中だったので、まずはこちらから読んでみました。

アフガニスタンの裕福な家に生まれたアミールとその家の召使の息子ハッサン。
アミールはスンニ派パシュトゥーン人であり、ハッサンはシーア派ハザル人。
いくら優れていたとしてもハザル人が学校に通うことはないし、勿論字も読めないし、仕事も召使い等差別的なものに就くしかない。
こんな状況を見ると、これはすごく昔の時代背景の小説なのではないかと思うけど、さすがに彼らが大人になってからの出来事ではあるがあの9.11が起きたと言う記述のところで意外と今に近い時間を描いたものであるということにちょっとショックを受ける。
アミールの偉大な父ババが召使の息子であるハッサンにも愛情を注いでいたこともあり、ハッサンとアミールはまるで兄弟のように中の良い友人のように育つのだが、子供ながらの残酷さを持ってアミールはハッサンに対しどこかで見透かしているようなところもあり、父の愛情が自分に注がれないと感じることもあってある時ハッサンに対して取り返しのつかない裏切りをしてしまう。

ストーリーは感動的で素晴らしい。
それに対する感想は、あまりにありすぎてそして言葉では言い表せないことばかりだなぁ。
ただ感動だけしていて良いのか…という思いもあるし。
アフガニスタンと言うとニュースでその状況を聞く国であって、特に私がそういったことに深く興味を持って見聞きしていなかったということがなんだか恥ずかしくなるような気がする。
この物語にしてももっと詳しくアフガニスタンのことを知って読んでいたら、また違う観点から読みとれることもあるのだろうし、本当に理解できることも増えるのだろう。
本には全く関係ないことだけれど、普段新聞を読むときにも後ろから拾い読みして国際面や政治経済面などはすっ飛ばしてしまうような私なので、もう少しいろいろなことを知るということが本を読む楽しみをもっと増やすのだなぁと思い、ちょっと反省。

是非「千の輝く太陽」も読んでみたいと思います。
翻訳ものが嫌いと言うわけではないのだけれど、入ってくる情報量が日本の小説に対してのもののほうが多いということもあり、そんなに数多く読んでいない海外の小説。
いろいろな方がこれは良いよって紹介していただけると読書の幅も広がり嬉しいです。


「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎


デビュー作から順番に読んでいる伊坂幸太郎。
やっとここまできたかー!

面白いですね~。
ストーリーが面白いのは勿論、その組み立て方により、より面白い小説になっていて、端から端までとてもよく考えて作られていると言った感じ。
このセンスがね~人気のある所以でもあるのでしょう。
現在と二年前の話が交互に組み込まれていて、それがどんな風に接点を持っていくのかそれが結構最後の方までわからないって言うのがまた良かったです。
「えーっあいつはこういうことだったんだー」と、現実の世界では何となくバレバレになりそうな事柄なんだけれど、伊坂マジックにかかるとあまりに自然で飄々とことが進んでしまうのが不思議なほど。
タイトルの「アヒルと鴨」って言うのも、本文前に「No animal was harmed in the making of this film. -映画のエンドクレジットによく見られる但し書き」とあるのも、対応する現在と二年前の章の終わり方が韻を踏むように呼応しているのも、センスありすぎ!
伊坂さんって頭の中をどんな感じにして小説書いているんだろう…ととっても気になります。

ただ、今回ちょっと自分的に残念だったのは、伊坂作品の特徴の一つである他の作品とのリンクをうまく見つけられなかったこと!
こちらの
ファンサイトリンクを見て「えーっそんなこと全然気がつかなかったなぁ~」と愕然としました。(笑)
それから罪に対する描かれ方と考え方。
「重力ピエロ」のときにもちょっとそこが気になってしまったのだけれど、今回も最後の最後にそういうのはどうかなぁ…と思ってしまいました。

次の作品は「チルドレン」だけど、これは一番最初に読んじゃったので、次に読むのは「グラスホッパー」。
伊坂幸太郎は図書館でもなかなかの人気のようでいつも在庫が少ないのだけれど、がんばろう!!


「おとなの味」 平松洋子


もうしわけない味、奢った味、熟れた味…などなど、いろいろな平松さんの味がこれでもかと言うように書かれている本。
この方の文章はいいですね~。
読みやすいし美しいし、何より目の前にそれそのものが出てきそうな、そして出てくるもの全てを味わってみたくなるようなそんな文章。
食材やお料理そのものに対する思い出などが書かれているものもあれば、あそこの店で食べたあれと言う風に限定して書かれているものもあり。
そういった本当に食べられる味については巻末に登場したお店や宿のリストがあるので、片っ端から行けたらどんなに幸せだろう…とうっとりとしてしまいました。(笑)
そんな中でも一番行きたいなぁと思わせた獣の味のお店が、その後閉店しましたって書かれていたのは残念だわ~。

ちょっとした時間はあるけれど、なかなかそこまで食べに行くほどの時間も労力もないわ~って時に、これを読んで食い倒れの旅に出た気分になるのもいいかもね。
時々ページに挟まれているそれぞれの味の写真もとても素敵だし、とても楽しい本です。


「人生のちょっとした煩い」 グレイス・ペイリー


新聞の書評欄で、この本の訳者である村上春樹がこの人の描くものは全部自分が訳したいと思っている(実際にこの著者の三冊のうち、これを含めて二冊は彼が訳しています)と書かれてあったのを見て、興味をもったので読んでみた。
が…、難しい…。
とても退屈である…。
本当の小説好きに読んで欲しいと書かれてあったので、私は本当の小説好きではないのかも~!

多分私には向いてなかった理由のまず一つは、短編の物語が淡々と進んでいくのだけれど、その中に含まれているユーモアみたいなものが訳されたものを読むだけでは私には分かりにくかったから。
訳出に協力している方が「ああ、またグレイス・ペイリーですか。この人の文章って結構大変なんですよね。」と村上春樹に言ったというのだから、原書であっても難易度高いのかも。
それからこの作者の方はロシア系ユダヤ人の移民だそうですが、そういった民族的な背景などを私が全く知識として知らないというのも楽しめない原因のひとつのように思えます。

う~ん、いずれにせよこの方の作品は後もう一つしか日本語にはまだ訳されていないのだけれど、それを読むことはないような気がします。


「東京島」 桐野夏生


これは出版されたときに結構話題になっていたので読みたかったのだけれど、もちろんまだ文庫になるはずもなく、いずれ読みたいと思って記憶にとどめていた本。

久々の桐野夏生ですが、勢いありますね~。
なんと言うか差し迫ってくるオーラのようなものがあります。
女性の持つおどろおどろしさを描かせたらやはりこの方の右に出る方と言うのはそうそういないのでは。

夫と2人クルーザーで航海中に嵐に会い、今は島民の間で「東京島」と呼ばれているこの元無人島でオンナであるという事実を最大限に使い生き延びていく主人公清子の物語。
もう若くもない自分が島にただひとりの女性だからともてはやされ、そして賢く生き抜くために犯した自分の裏切りが失敗した後は、一気に見向きもされず生きていくことさえ難しい状況になるが、またそこから這い上がっていく。
なんともずるがしこく逞しい。
しかし、ここまで出来れば本当にアッパレと言う感じで、これは桐野さんじゃないと描けないな~と思うのです。

最終章の二つの展開がまたいいのですよ~。
そういうことになりましたか~と思わずうなってしまいました。
最近読んだ桐野夏生さんの本の中では一番です。
と、今Amzonのレビュー見たら、結構みなさん酷評ですね…。
私は良かったけどなぁ。


「沈黙博物館」 小川洋子


これまたいかにも小川洋子さんですね~。
設定はこれは絶対に日本だと思うのだけれど、どこのどんな地方なのか、いつの時代の設定なのか、そんなことが全く分からない不思議な世界の話。

ある老婆に雇われた博物館技師である「僕」がその老婆と老婆の娘である「少女」と「庭師」と「家政婦さん」の4人と暮らすようになり、沈黙博物館と言う名の形見を集めて展示する博物館を完成させるというストーリー。
この登場人物全員に名前がないと言うのがこの小説のもやがかかったような世界を現しているようでとても良い!
以前読んだ「密やかな結晶」でもそのようなものが描かれていたけれど、消えていくものに対する愛着と言うか執着と言うか、それがとても不思議な世界となっていて読んでいてとても引き込まれてしまうのです。
そういった世界を描くことが出来るのは、文章のきれいさや、読んでいて不思議と情景が浮かんでくるような言葉の使われ方によるものも大きいのではないかな。
小川洋子さんの描くストーリーも好きだけれど、文章そのものがとても好きです。

文章はとても美しいですが、内容は結構残酷だったりもします。
それがまたこの不思議な世界を作り出していて、思わず引き込まれてしまうのですけれど。
老婆は死んでしまいました。
そして「僕」に顕微鏡の楽しさを教えてくれた「兄」もどうやらそちらの世界の人となってしまった模様。
でも本当にそうなのかしら。
どちらがこちらの世界でどちらがあちらの世界なのか、果たして本当にこの世界はあるのか。
とても余韻のある読後感を味あわせてくれる小説です。


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えー本の紹介の記事が長い上に恐縮ですが…。

こちらに引越して来てから早2ヶ月半ほど経ちますが(早いわぁ…しみじみ)、つい先日、やっと以前住んでいた賃貸マンションの改装費負担内訳が決定し、敷金が戻ることになりました。

近頃は常識らしいのでご存知の方も多いかと思いますが、以前は出て行った後の修繕費はほぼ借主負担と言うことが多かったようですけど、今は通常使用により汚れてしまったり破損してしまったと言う経年劣化とされるものについては貸主の負担となることがほとんど。
私たちは前のマンションに7年くらい住んでいたのですが、その頃はまだ昔の常識が通っていたことも多かったのか、契約書にはハウスクリーニング等を含め結構なものが借主負担となるように取り決められておりました。
その後、そのマンションの持ち主が変更となってしまったこともあり、管理会社も変わり、しかし契約書は以前のものがそのまま流用されていました。

で、今回の退去に伴い、引越し日、荷物を全部運び出した後に管理会社の方がいらして、私たち夫婦の立会いの元に細かい部分に付き破損等の確認をしました。
自分で言うのもどうかなとは思いますが、今回の引越しでリフォーム前物件(今のマンションもリフォーム前でした)を多く見たと言うこともあり、7年住んだにしては元の家はかなりきれいでした。
まぁうちの場合子供もいないし、共働きで昼間はほとんど家にいないし、2人ともタバコは吸わないし、特に私たちがきれい好きと言うことではないけれど、必然的に汚れることがなかったのです。
私が気になっていたのはキッチンの床の汚れくらいでしたが、これも確かにものすごくマメに拭き掃除をしていたわけではないけど(汗)、でも普通に調理して普通に掃除しても溜まってしまって落ちなくなった汚れでした。

その立会い時に契約書を何度も見せられ、チェックをするたびに「これこれについては○○%の借主様負担となっております」の繰り返し。
なにやら金額のことばかり…。
勿論それから修繕や交換に対してかかる費用もその時点では分かりませんので、私も気になることは多かったものの、そこでは何も言わず確認と検証のみで立会いは終わりました。

そしてしばらく経った後、改装費の負担明細書と言うものが今の家に郵送されてきました。
立会いの状況から見てかなり請求してくるのだろうと言うことは予想しており、実際にその通りの結果。
リフォームと言うのは特に賃貸として貸し出している住居の場合には、住むには不便はないけれどそのままでは次の借主が付かないので、次の借主を得るために貸主が行なうことのはずなのに、とにかくかなりのものが元借主の私たち負担となっており、工事内容にも分からない点があったので電話で問い合わせてみることにしました。

特に私たちがさっぱり分からなかったのが、ここにある「残材処分費 諸経費」と言うもの。
金額もまとまっていますので一体何かと尋ねたところ、その回答は、「例えばリフォームの際の養生のために使ったテープなどの費用や、畳やふすまの張替えなどで出た不要物(まぁ古い畳とかそのようなものらしい)の運搬などにかかる費用」だというのです。
しかし、何万円もするマスキングテープがあるとは考えにくいし、畳屋さんに畳の交換を頼んだ時に畳交換費用の他にそれを運搬する車調達のための費用を請求してくる畳屋さんがいるなんてことないですよね。
工事業者の方にその残材処分費の内訳を聞いて欲しいと言っても、それは出せないでしょうの一点張りで(この管理会社の別の部署が貸主となっており、この残材処分費には貸主負担もあるというのに内容もわからずOKすると言うことも常識的に考えられない!)、証拠もなく勘ぐってはいけないとは思うけど、これは預けてある敷金の20万円に出来るだけ近くなるように上乗せしたとしか思えなくなってきました。
実際にこの項目は最後にあり、これが加わることにより果てしなく20万円の負担額に近づいていました。

この後いくつかの質問に対して回答があり、もうそのやり取りの最中はすれ違いばかり…。
意味を問うもかえってくるのは金額や割合のことばかりでそれもイマイチ信憑性がない…。
お金を払いたくなくて聞いているのではなく、意味のわからないことには払えないということなのに。

いよいよこれでは話が進まないので、文書による問い合わせ及び回答にしてもらうこととし、そして文書によるやり取りが2回あり、やっとこのたび改装費負担分が決定しました。
最初は確か限りなく19万円に近かったものが、一万円弱になりました。
ここまでおかしな明細書じゃなかったら、中途半端に払っても良いかなと思う金額であったら、もしかしたらヘンだなと思いつつも面倒で何の確認もせずにOKを出してしまったかもしれないけど、最初があまりにひどく、また都度の対応があまりにお粗末だったために、こちらもやる気が出てしまいました。(笑)
この管理会社は東○リバブルと言う会社でしたが、以前一度同系列の不動産屋から駐車場をかりていて、その際も納得できないことがありました。
今回は途中からマンションの管理会社がそちらに変わってしまったので避けようがなかったけれど、二度とこの管理会社を通して物件を借りようとは思いません。
私は電話担当だったのでまぁ大した手間はなかったですが、文書作成等がんばった夫にはお疲れ様~♪と言いたいです。(*^_^*)

そんな私たちが今住んでいるところは坂が多く、うちも駅からずーっと上り坂です。
そんなわけでマンション売り出しの広告にもこんな売り出し文句が♪
「駅までの道程に坂なし!!」
びっくりマーク二つも付いてるし、よほど強調したいのだろうと思わず笑ってしまいました。
「駅からの道程は上り坂ばっかり!!」な、夏には駅から歩いて帰ってくると汗だくになる我が家ですが、見晴らしいいし風は通るし、私たちはかなり気に入って住んでまーす!

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by rakurakurakuko | 2009-09-04 13:05 | Trackback(1) | Comments(26)
古都奈良の夏の夜歩き~なら燈花会~ sanpo
奈良に引越してきてからずっと楽しみにしていた行事がありました。
それが「なら燈花会(とうかえ)」。
奈良公園を中心とした地域をろうそくの灯りで照らし、奈良の夜を魅力あるものにしようと平成11年から夏の夜に行なわれている行事です。
今年の開催時期は8月5日から8月14日まで。
はじまったときにはちょうど旅行に行って留守にしていたため、最終日の8月14日にギリギリで行くことが出来ました。

ろうそくに灯りが点るのは19時からだけど、私は少し早めに行って、こちらもかねてから訪ねてみたいと思っていた「ならまち」を散策してました。
これはまた別途記事にしたいと思いますが、ホントに素敵で素敵で…。
短い時間の一人歩きでしたが有意義な時間を過ごせたわ~。

ならまちから燈花会の会場のひとつである猿沢池のあたりへ向かうと、まだ点灯時間にはかなりあるのにすごい人。
猿沢池横の三条通り(奈良も京都のように筋が一条、二条…と並んでいるんですね)はこの通りの人、人、人!
「奈良に引越してきてから県内でこんなにたくさんの人、初めてみたわ~」と思っていたら、後ろを歩いている若者も「オレ、奈良でこんなに人がいるの初めてだよ~」って言ってたので、これはかなりの人出になることでしょう!
実は、燈花会より少し前から奈良の寺社がライトアップされるイベント「ライトアッププロムナードなら」が行なわれており、奈良駅からちょっと離れた朱雀門と薬師寺には出向いていたのですけれど、その時には全く人がいなかったのでそのギャップにかなりびっくりした私。

人ごみの中、何とかまた近鉄奈良駅まで戻り、そこで仕事帰りの夫と待ち合わせて、さあ燈花会へと向かいましょう♪

一目会ったその日から(このフレーズを知っている人はかなり古いね…汗)、いえその時から夫は既にお腹が空いた~と叫んでいたので、とりあえず東向き通りのアーケードの中のコロッケ屋さんでちょっぴり腹ごしらえ。
コロッケ安いね~。
このコロッケ屋さんは確か大和郡山のコロッケ屋さんと書いてあったと思うけど、結構人気みたいでした。
揚げたてコロッケを紙に包んでもらって歩きながら食べましたが、こういう正に食べ歩きってなんだかおいしく感じるんだよね~。
衣がカリッとしているんだけど同時になぜかもちっとしてて歯にくっつく感じなのが不思議なコロッケだったわ。

東向き商店街を抜け、先ほどの三条通りを歩くと、その先が猿沢池。(写真提供:ミッキー)
ちょっと明るい時に見ると池の水は決してきれいではないのだけれど、たくさんのカメの姿を目撃!
かつては竜が住んでいて、この池に身を投げた巫女がいたと言う悲しい伝説もあるようです。
それにしても奈良とは思えないほど人が集まってますね~。(笑)

暗くなるとこんな感じ。(写真提供:ミッキー)
池の奥に見えるのは、奈良の街のランドマークでもある興福寺の五重塔。
水面に合わせ鏡のように移る灯りには本当にうっとり。
あー来て良かった~♪

柳もライトアップされて水面に映る灯りがゆらゆらしているのがこれまた美しい。(写真提供:ミッキー)
池沿いに置かれているのが燈花会の燈篭。
池の中にももう少し大きいのが浮かべられており、そちらはもう少し儚いような灯りを点しておりました。
奥に見えるのは猿沢池沿いに建つ「天平ホテル」。
昼間に見ると「なんだか昭和の修学旅行で生徒が泊まりそうなホテルだなぁ」と思わせるような何の変哲もない、よく言えばレトロなホテルなのですけれど、こうして猿沢池に映し出されるとなんだかとっても魅力的です。

池沿いにぐるっとまわり、そのまま先に行くとそこには興福寺へと続く階段があります。
燈花会の各会場にはこんな風に味のある字で場所の名前が描かれた燈篭が置かれています。
もちろんその横の五十二段の階段は人、人、人。

そして興福寺の五重塔。
近くで見るとこんな感じ。
何度も焼失と再建を繰り返してきて、今の建物は応永33年(1426年)に再建された6代目だそうです。
それでも十分古いですよねぇ…。
五重塔とその横の東金堂の前にもたくさんの燈篭が置かれており、建物のライトアップと共に柔らかい光を演出しています。

興福寺を後にしまた三条通りに戻り春日大社の一の鳥居前まで歩き、そこから奈良公園のエリアに入っていきます。
なんとな~く鹿の匂いが…。(笑)
これがまたなんとなくではなく、夜で暗いので気がつきにくいのですけれど、気がつくと横に鹿がいるって感じでびっくり!
こんなに近くまでそれもゴロゴロと多数いるものなんですねぇ。

そんな鹿のかほりの道を抜け、たどり着いたのは鷺池に浮かぶ浮見堂。
大正時代に建てられた堂のようですから、奈良にあっては比較的新しい建物です。
この浮見堂の雰囲気が私は今回で一番好きでした。
凛として、そしてあまりに静かなので逆に夜の空気の音がするのではないかと思うほど。
浮見堂のライトアップはきっと普段はもう少し明るく照らしているのではないかと思うけど、この燈花会の時は燈篭の灯りと調和するごとくボーっと暗闇に浮かぶような儚い灯り。
その静かな池には燈篭を付けたボートが音もなくたくさん浮かび(普通のオールで漕ぐ手漕ぎボート。乗る場所が良くわからなかったけどカップルがたくさん乗ってました。)、本当に現代ではないような錯覚さえ覚えるほどの静けさと美しさ。

浮見堂でうっとりした後は、春日大社の表参道へと向かいます。
この表参道は燈花会の間も夜は閉鎖されていますが、この14日だけは境内の石灯籠と釣灯篭の全てに火を灯す万燈籠が行なわれているため(万燈籠は15日も)、開放されているのです。
全部で2000基もあるといわれているだけあり、参道かなり長いです…。(汗)
そしてこれは春日大社の持っている空気なのか神様の力なのか、はたまた周りが木々に囲まれているだけだからなのか、そのあたりはよくわかりませんが、明らかに今まで歩いていたところよりも涼しくて、私など途中から寒くなってきてしまったほど。
盆地のため暑い、暑いといわれている奈良ですが、ここは特別として夜の奈良は思いのほか涼しく快適です。

果てしなく、永遠まであと一歩というほど続く参道。
とても幻想的で別の世を歩いているかのような雰囲気は良いのですが、既にここにたどり着く前にかなり歩いているので、足が痛い…。
そして夫はお腹が空いた…と横で呪文のように唱えてる…。

と言うわけでまだ春日大社にはたどり着いていませんが、途中にあった茶屋で一休みすることにしました。(爆)

注文したのは素麺セット。
ここの素麺はなにやら由緒あるものらしく、その説明と図解入りの食べ方説明の紙がついてきました。
素麺と言えば関東にいたときは迷わず「揖保乃糸」でしたが、こちらに来てからはやはり地元と言うことで「三輪素麺」派になってます。
ここの素麺もきっと三輪だな~。
三種類の素麺のうち、具がのっていない二つは、一つは崩した梅肉を、一つは練り辛子を入れて食べてくださいと言うもので、梅肉は思ったとおりのさっぱりとしたおいしさでしたが、練り辛子と言うのが意外なおいしさ発見でした。

さてお腹も多少はこなれてきたところでまた先に進みます。
が、この時点で9時を回っており、閉門が9時半とのことでしたので広い春日大社の中は手前の方だけざっと見る程度。
大きな燈籠が並ぶ廊下。
空気にも緊張感がある感じ。

燈花会の燈籠が灯火されているのは9時45分まで。
先を急がねば…。

私たちにとってはここが最終地となりましたが、ここを起点にして回っても良いだろうと思われる浮雲園地。
東大寺の前にある、燈花会の受付などもある広い会場。
寺社や池とセットで見る燈籠もよいけれど、広い広い場所に点々と並ぶ燈籠もとてもよいもので、燈花会としてだけの魅力としてはここが一番ではないでしょうか。

それぞれがカメラや携帯で写真を撮り、そしてボーっと佇んだり燈籠の間を歩いたり。
園地内は自由に入る事が出来るのでそれぞれの燈花会を楽しむことが出来ます。
奥には若草山が見え、翌晩の大文字送り火を静かに待っているかのよう。

燈花会の燈籠のひとつひとつはこんな感じ。
和紙に似せたようなプラスチック(かな?)の容器に水を張り、そこに小さなろうそくを浮かべてあります。
これがひとつ、ひとつ、あちらへ、こちらにも、並んでいるというわけです。

時間を少々超えていますがまだ灯りが消えないので、せっかくだからとその先の東大寺へ。
こちらは一番手前の南大門。(写真提供:ミッキー)
高さ25メートルの重層入母屋造りの重厚な門。

そしてこれが南大門の金剛力士像。(写真提供:ミッキー)
これ見ただけで来た価値があると心底思えるほどのすごい迫力。
灯りに照らされて影がくっきりとするので余計に迫力が出るのでしょうね~。
素晴らしい、それしか言葉が出ません。
鎌倉時代に運慶、快慶が一門を率いてわずか75日で完成させただなんて信じられますか。

この後、更に先へ進み、中門のところまでたどり着き、閉まった門の先に大仏殿の姿が煌々と見えた一瞬の後、正に計っていたかのように劇的とも思えるタイミングで灯りが消えました…。
一瞬だけ目に映った大仏殿。
また次の機会には是非じっくりと見たいものです。

奈良の灯りの夜は素晴らしいです。
燈花会はもう終わってしまいましたが、寺社がライトアップされる「ライトアッププロムナードなら」は9月27日まで続きます。
夏休みにちょっとどこかへ出かけてみたいなって方も、少し涼しくなったらあちこち観光してみたいって方も、夜の奈良のそぞろ歩きはいかがでしょう♪

この燈花会へ行った翌日、この日に浮雲園地から見た若草山の大文字送り火が行なわれました。
京都だけではなく奈良にも大文字送り火があるんです!!
大文字焼きとついつい言ってしまいますが、これは山焼きのためではなく先祖の慰霊のための送り火。
お盆の15日に行なわれます。

この写真はなんと、うちのベランダから見た大文字送り火。
いちばん奥に見えるオレンジの火。
今のマンションを借りるときに「若草山の山焼き(これは冬にある)が見えますよ」と言われて楽しみにしていたのですが、大文字送り火はさすがに山全体を焼くわけではなく火を灯すのだからうちからでは無理だろう…と思っていたら、しっかりと見えました!!
ただし上から見ているわけではないので「大」の字の上部がよく見えず人文字送り火になってましたが…。(汗)
この日、餃子パーティーと称して遊びに来ていた奈良で生まれ育った友人Fちゃんも、「大文字、久しぶりに見られた~」と感動してました。
来年は近くまで行って見てもいいかな~。(*^_^*)


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by rakurakurakuko | 2009-08-18 18:30 | Trackback(1) | Comments(14)
WE MOVED!!!!!
新しい街からの初めての更新です!!
このたび奈良県民となりました♪(あっ!まだ転入手続き行ってなかった…汗)

引越しは…なかなか手強いものでしたが、まぁやってみればいらないものも一気に整理できてすっきりし、新しい街で気分一新!
ちょっとマンネリ気味中年夫婦にはこれはこれで良いものだったのかも…なんて思っております。(笑)

転勤族で急な引越し慣れしている方から見れば「ちっ!そんなに騒ぐなよ~」って思われてしまうほど余裕のあった日程だったとは思うのですが、初めての転勤はそれなりにいろいろとありました~♪

新しい土地での家探し等は休みも取れず週末利用でこなした分、引越し前後は少々夫も休暇をいただけましたので、荷物作りから家の掃除まで2人で出来たのが良かった~!
ひとりで黙々とやってたら多分めげたでしょう…。^_^;
写真は一度はゴミ袋に捨てたスキーのゴーグルを持ち出してきて、マスクと共に完全防備で電気のカバーの掃除に励む我が夫。
共働きだとどーしてもそういう見えない部分は目をつぶるようにしていたので(いや、これは性格か?!)、かなりのほこりでした…。(汗)

今回は距離があるので、荷物を出した翌日じゃないとに新しい家での引越しが出来ないスケジュールのため、もちろん冷蔵庫の中身も全部出して電気も引越し前日から切って水抜きです。
こちらも恐るべし汚さで(汗)、取り外しが出来るところは全部取り外し水洗い!
いつもキチキチで奥のものを取るのがすごく大変だった冷蔵庫もすっきり♪
「電気を切った冷蔵庫って臭いよ…」と聞いていたのでかなり恐れてましたが、水洗い効果かそんなに臭わずにすんだのでよかった!

冷蔵庫の中身は多少はごめんなさいと捨てちゃったものもありましたが、野菜や冷凍していたものはほとんど食べ切り(しかし引越し前は外食続きであまり食材消費が出来ず焦りましたが…)、手作り調味料や瓶詰め(うちはとにかく瓶詰めが多かった~!)、その他冷蔵庫に入っていたまだ使える調味料関係は、引越しのダンボールいっぱいに詰めて引越し前日にクール宅急便にて新居となる住所に送りました。
新居に引越した翌日、無事これらの食材も届き、冷蔵庫に収めてほっと一安心♪
空の冷蔵庫がまたちょっと賑やかになりました。

そして冷蔵庫には入れてなかったのだけれど、こちらは今年の冬に仕込んだ手前味噌
この時期は例年カビが出る頃なのですが、GW前に確認したときにはまだカビも出ておらず、その後は忙しいのと知りたくないのとで確認せずにおりました。"^_^"
が、何てエライ今年のお味噌ちゃんなの~~~♡
引越しの忙しさを知ったのかどーか、二つの樽共にカビが全く生えておらず、思わず小躍りしそうになりました!!

載せてた本の重しだけ外してから、蓋を閉めてしっかりと新聞紙で覆って紐で括り、ビニール袋に入れて当日引越し荷物と一緒にトラックの旅に出すことに!
箪笥などが置いてある着替え部屋の一角に鎮座させていたのですが、引越し屋のお兄ちゃんが大方の荷物を運び出した後「あの…これは一体なんっすか…」と聞いてきました!(爆)
「味噌なので一緒に運んでください」と言うと、ダンボール箱に詰めて「味噌」とマジックで大きく書いてトラックに載せてくれました♪

夫婦2人3LDK暮らしの荷物が4トントラックに全部収まり…と思ったら、何とこの3つだけがどうしても乗り切りませんでした~!
まるでテトリスってほどに隙間なく積んでくれたんですけどね…。(汗)
会社に電話して今日かまたは翌日こちらを発って同じ関西方面へ行く車があるというので、それに別便で載せると言うのですが、エアコン室外機だけは着いた当日に工事してもらう予定が入っていたので、せっかく載せた荷物と載せ代えて、別の荷物とベランダの植物ちゃんたちが4トントラック見送り隊となりました!
私たちも先に関西行っちゃうけど、がんばれ植木~~~!!

そして荷物が全部運び出された元住いは、ただの大きな箱になりました。
子供もいないし平日昼間は2人とも仕事でいないしタバコも吸わないし、6年以上住んでた割には結構きれいに使ってたと思うんですよね。
キッチンもちょっと磨いてピカピカに!
…のつもりだったんですが、ずっと気になっていたのですが、うちの元住い、キッチンの床だけがとんでもなく汚くて汚くて、自分でもすごーく嫌だったのです。
ものすごーく時々キッチン用や床用の割と強力な洗剤を買ってきては拭いてみたりもしたのだけれど、どうしても汚れが落ちないんです…。
多分マメに拭き掃除してなかったのが原因だと思うので、今度の家では何とかきれいに保つべくマメに拭くようにしなければ!

そして新しい家。
まだ家具を入れる前にちょっと写真を撮ってみました♪
やっぱりマンションの部屋の作りと言うのはどこも似てますね~。

この写真を撮った後、ジャンジャン家具や荷物が運び込まれ、またまた家中がダンボール生活開始。(泣)
鬼のようにダンボール開けて、鬼のように荷物を出しました…。
そんな殺気立ってる我が家にエアコン工事の方やNTTの方やガス会社の方が入り、「これこれの使い方はこうですぅ~」「こんな風でいいですかぁ~」「これをこうするにはこれが足りないんですぅ~(えっ!汗)」などとテキパキと作業して下さいました!
関西の方、特に奈良の方だからなのか、なんだかしゃべり方がゆっくりで、最後の「○○ですぅ~」の「すぅ~」のところで語尾が上がるあたりがなんだかとっても優しげで(実際にみんなとっても優しくて親切だったんですぅ~!!)、我が家では只今「すぅ~(↑)」と語尾につけるのがブームとなっております。(爆)

荷物を出した後のダンボールと玄関と廊下にドドーーーーンと場所を占めていた大量のゴミをやっと昨日捨てたり引き取ったりしてもらうことが出来、何とかすっきりしてきた我が家。
そうそうゴミと言えば、ここはかなり大型のマンションなのにマンション専用のゴミステーションが屋外で、以前のように24時間毎日いつでもゴミを出せるわけじゃないのがちょっと不便…。
しかもゴミを出すのは朝7時までって書いてあって、「そうは言ってももう少し遅くならないと収集車来ないだろうな」って思ってたらホントに7時ぴったりには来ちゃってたのにはびっくり!!

うふふ、トラック見送り隊の月桂樹とローズマリーとパイナップルミントも無事翌々日に届きました~♪
特に枯れることもなく元気に到着!

元住いは2階で、すぐ前には他の家の2階が迫っていたこともあり風通しが悪かったのですが、今度の家はちょっと高台にあると言うこともあって風通し抜群!
「景色もこんなに違っちゃってさぞかし植木もびっくりしているだろうよ…」と風に揺れるハーブたちに話しかけている夫なのでありました!(爆)

人が住める程度にやっと片付いた家で作った初ランチ♪
クール宅急便で送った、Fujikaさん特製の大切に大切に食べていた瓶詰め、きのこのオイル漬けのパスタ。
う~ん、ゆっくり食事が出来る幸せ~~~♡

夜のうちのベランダから見た夜景♪
結構癒されます!
ビール持ってきちゃおうかな~って思うほど。(笑)
しかし、景色は良い分、駅からうちまでの道のり、大した距離ではないにも関わらずかなり息切れし、一日2往復した日にはヘトヘトになりましたとさ…。


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by rakurakurakuko | 2009-06-23 17:26 | Trackback | Comments(62)
6年住んだ我が家より最後の記事です♪
引越しがいよいよあさってに迫ってきました。
何かとバタバタとしており、家の中は荷造りしたダンボール箱とこれから作るダンボールと、捨てても捨てても出てくるゴミの袋であふれておりますが(汗)、これでも当初の引越し予定日よりは2週間ほどズレたのですから、当初の予定だったらどんなにあわただしかっただろうと考えただけで冷や汗出てきそうです。

明日、らくらくパックの方が数人来てくださり、キッチン回りのものを荷造りしていただける予定で(ホントにその部分は何も手をつけていないんだけど大丈夫だろうか…)、冷蔵庫のスイッチも切らなければならないので、今日がこの家で料理を作って食べる最後の夕食でした。
こんなにダンボールに囲まれつつも、まだなんだか引っ越すという実感がないのだけれど、仕事も辞めちゃったしねぇ。(笑)

今のこの家は埼玉県にあるのですけど、東京までも割と近いところですし、あちらこちら、楽しいところ、おいしいところなどへ繰り出しては楽しく過ごしてきた6年間でした。

あぁ… さよなら 東京
えぇ、家は東京都内ではないけれど…

さよなら…

さよなら…

さよなら…

さよなら…

あちらこちらで仲良くしてくださったみなさま、ありがと~♪
引っ越しても引き続きどうぞよろしくお願いします。

主に旅先で買ってきた絵などを壁にたくさん飾っていたのだけれど、それを外してしまうとマンションの白い壁ってこんなに殺風景だったのですね…。
この引越しゴミ騒動で、あ~いろんなもの買いすぎ~~~なんて思いつつ荷物整理していたけれど、いろいろなものがあって暖かい家の雰囲気が出来ていたのだなぁなんてちょっぴり思ったりもしています。
少々のごちゃごちゃは必要なのよね、きっと!
まぁ必要なくてもそうなっちゃうとは思うけど。

明日より通信関係がしばらく途絶えます。
ではではまた!!
次は新しい街より更新予定でーす。


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by rakurakurakuko | 2009-06-17 00:06 | Trackback | Comments(44)
今年も一年ありがとうございました!
今年も早いもので残すところあとわずか…。
今年一年、このブログに遊びに来てくれたみなさん、時々覗いてくれたみなさん、仲良くしてくれたみなさん、ありがとうございました!
お陰さまでとっても楽しい思いや、素敵な出会いや、おいしい経験(コレ大事ですよね~)をすることが出来て、ほーーーんとに感謝、感謝です♪
来年も是非よろしくお願いしまーす!

昨日で仕事も終わり、ふぅ~、今日は朝からバタバタと大掃除しました!
やってもやっても、
やってもやってもやっても、
終わらなーーーーーーい!!!
私などキッチンしかやってないのに…。(-_-;)
その他の部分は今年は夫が結構張り切って(やらないと奥さんが怒るので怖いらしい…)掃除してくれたので、かなり助かりました。
写真は、「お風呂場の換気扇がほこりだらけだから掃除して~」と言ったら、ゴーグルはめてきた怪しい夫です。(笑)

一応掃除も終わったので、これから夫の実家に行ってきます!
31日には帰ってきて家でのんびりするつもりです。
あ~こうやって書いてるとホントに今年も残りわずかなんだな~と実感!
みなさまもどうぞ素敵な年末年始をお過ごし下さい♪


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by rakurakurakuko | 2007-12-29 17:23 | Trackback | Comments(16)
しばらく留守にします
明日から1週間ほど旅行のためブログをお休みします。
前の記事にもコメントいただいているのですが、あぁ…今準備でちょっと大変なことになってまして、お返事も出来ずにすみません!
帰ってきたらまたゆっくりとお返事、そしてみなさまのブログにもお邪魔したいと思います。
とりあえずバタバタとしてますが、行ってきます!
by rakurakurakuko | 2007-07-28 01:38 | Trackback | Comments(18)