寒そうにしていた愛しのルクちゃんに着せてる私のお下がりのセーター。(笑)

鍋帽子をニットで作ってみました。
作ったと言ってもお下がりセーターのただのリメイクだけど…。(汗)
鍋帽子とは言うのは、鍋をすっぽり覆う鍋専用の帽子。
鍋に材料を入れて煮立てて帽子をかぶせ、ぽかぽか保温状態を作って余熱で調理ができちゃう「保温調理」器具。
原始版シャトルシェフ。(笑)
こちらや
こちらに詳しく作り方があります。
私が初めて鍋帽子と言うものを知ったのは、もう何年も前になりますが
Omikanさんのこちらあたりの記事で。
「鍋帽子」と言う可愛い名前と思わず自分がかぶってしまいたくなるようなフォルムと温かみと、何より便利そうなので気になっていたのです。
しかし、日々気になるものが多い性分なので(笑)ところてん方式のように鍋帽子はどこかへ押しやられてしまい、去年の年末、
いらさんが鍋帽子を作られて便利に使っているという
こちらの記事で、又一念発起して「絶対に作ろう!」と思った次第。
鍋トップ部分にあたる曲線を作るのが難しそうだなぁと思っていたら、その後
tuguさんのブログの
こちらを発見!(なんと
meloさんと
ninuさんもご愛用者だったのね~)
これはより簡単そうだしキチンとたためるので保管するにも最小限の場所でいいし、「絶対に作ろう!」と思った次第。
強く思っていたものの、ところてん突きから半分出かかっていたところ(汗)、
きぬえさんのブログで
旦那様の手編みのセーターをリメイクして作ったこちらを見たの!
ちょうどもう着ない昔編んだ分厚いセーターがあるし、セーターさえあれば何よりこれは今まで見たどれよりも簡単にできそうではないですか~。
鍋帽子、ところてん突き器の出口で何とか留まるの巻。(笑)

と言うわけで取り出したるは、思い返すにもう20年以上前に編んだ手編みのセーター。
あー懐かしい~♪
あれは一番最初の会社にまだ勤めていた頃、その頃千趣会から冬になると毛糸の注文カタログが職場に回ってきて、そちらで注文して編んだ極太純毛のフィッシャーマンズセーター。
何しろ極太糸で編んでいるからすごーく暖かいとは思いますが、今時こんなの着て街歩こうと思ったら、街に着く前の電車の中で茹だっちゃいそうだし(あの頃はこんなに暖房効いてなかったのかしらね~)、ケーブル編みなど模様編み満載なので何よりとぉーっても重いのですよ…。
もう着ないよな…と思いつつ、これはとっても気に入っていたし運良く虫食うこともなく保存できていたのでなんだか捨てられず、今に至る…。
どうせ着ないのだったらぬくもり欲しがってるルクルーゼに着せるしかない!!

で、出来上がりましたる鍋セーターは、こちらの三種類の鍋に対応できるようにしてみました。
20cm、22cmのルクと、それより大きな圧力鍋なんだけど普通の鍋にも出来る鍋。

それぞれにセーター着せるの図。
ニットなので多少の伸縮性がありますから、何とかこのくらいの大きさまでだったら一つのセーターで対応可能。
小さいものだと少しくたっとずるっとしているし、大きなものだとちょっと横に突っ張ってますけどね。(笑)
昔、たまにこういう袖口が少々長いのやつんつるてんのお下がり着てる子、いたよね~!
昭和の香り。(笑)
で、作り方ですが、最初にちょっと鍋に着せてみましたら少々大きめでしたので、ここでちょっくら一手間かけてみるかーと、ニットのフェルト化と言うのにチャレンジ。
編地を高温でガシガシと洗うと縮んで絡んでニットの編み地がフェルトみたいになるのですよ~。
フェルト化で検索するといろんなやり方出てきますが、私は洗濯機にお風呂くらいの温度のお湯を溜めてフツーに洗濯洗剤を加えてセーターも入れてガラガラ回して洗濯してすすいで脱水して、その後乾燥機に入れて8分乾きくらいまで乾かして、その後室内で平干しして完全に乾かしました。
お湯の温度がそんなに熱くなかったし、一度しかやらなかったので、完全なフェルト化と言うよりは半フェルト化くらいですが、それでも随分小さくなって編地もギュギュッとなりまして保温力も高まった模様。
半フェルト化したセーターを惜しげもなく、まずは袖の部分を取りはずし、その後鍋の高さに合わせて袖ぐりのの途中の辺りからジョキジョキと長さを切りました。
フェルト化してるのでそんなにボロボロほずれてくることもありません。

で、切り口の部分をぐし縫い(って言うのかな~)で縫ってきゅーっと絞ってトップにするはずでしたが、編み地が厚すぎて最大に絞っても天辺に大きな穴が開いたまま…。(笑)
仕方がないので中表にして三つの扇風機の羽を作るような感じでまたまた縫いとめて穴をなくし、表に返してから余り毛糸でボンボン作って止めました。
ボンボンつけたらセーターと言うよりは一気に帽子みたいになったー!

で、ジョキジョキ切り取ったセーター見頃の上の部分が余っていたので…。

端っこと端っこをあわせてかがり縫い(でいいのかしらん)で縫い合わせて、更なる寒さ対策の、あったか鍋座布団完成~♪
首の穴が開いたまんまだけど、お鍋のっけて見えなくなっちゃうので気にしない!(笑)

で、袖も余っていたので…。

片袖を模様が上手く出るところで縦半分にジョキジョキ切って2枚にし、鍋の高さに合わせて袖ぐり付近の幅が広いところを少々切り落として(フリーハンドです)から袖ぐりと袖ぐりを縫い合わせ、、最後に周囲をかがり縫い。
持ち合わせのキルトピンのような、スカーフピンのようなもので輪になるように止めて、更の更なる寒さ対策、あったか鍋腹巻の出来上がり~♪
これでつんつるてんの子も、ずるずるスカスカの子も、スースーしにくくなるはず~。
以前作った有松絞りのエコバックをゴソゴソ取り出してきてそれに詰めてキッチンにかけておけば、邪魔にもならず好きなときに鍋セーター使えます♪

実はね、年末に作った黒豆煮は、この鍋セーター使用で作ってます。
最初から調味料を加えて沸騰させた煮汁に入れた乾燥黒豆を、鍋セーター着せて一晩そのまま保温。
翌朝、ホントに鍋がまだかなりあったかかったのよー。
感動~♪
その後、朝に一度沸騰させてまた鍋セーター、夜にまた火にかけて鍋セーター、翌日も同じことを繰り返し、多分煮ている時間は1時間くらいじゃないかな~と思いますが、上手いこと黒豆煮が出来上がりました!
すごいよー。
ふっくらしわも寄らず皮も破れず炊けたポイントは、鍋セーターよりは先に調味料を入れた熱々の煮汁に一晩漬けてから煮はじめるということにあると思いますが、普通ならば吹きこぼれや煮汁が少なくなりすぎることを気にしながら長時間煮続けるところ、何も気にせずただ朝晩に沸騰するまで火を入れて、後はセーター着せて放っておくだけで出来ると言うことは、特に年末のあわただしいときには便利でした。
今回の、富沢商店でもらったレシピ参照のワタクシ流黒豆煮のレシピはmoreをクリックしたら出てくるようにしておきます♪
…と思ったらレシピの紙紛失…。
見つけたらmoreに追記しておきます…。(^^ゞ

実はこの黒豆煮の時にはセーター作りが間に合わず、汚れ防止にタオル巻いた後ホントにただセーターを着せただけだったんですけどね…。
これでもいいんですけどいちいちかぶせてから袖を巻いたり上部の余った部分を折り曲げて収まりよくする、この追加の一手間と言うのは結構面倒。
やっぱりボンボン持ってかぶせてポン!と言う、一手間で出来るほうが使いやすいです。

で使いやすくなった鍋セーターで作ったブリ大根。
鍋にギューギューに作りすぎて、取り出すときにブリがほぼ崩れてしまいましたが…。(汗)
我が家のブリ大根は、ブリのアラを油を引いた鍋で表面を焼いてから、下煮した大根と一緒に鍋に入れ、お水は一切使わず日本酒と調味料だけでコトコト煮ています。
こうするとブリの臭み抜きなんて全然してないのにヘンな臭みは全然なくて、ブリも大根もすごーく柔らかく仕上がります。(お酒は水よりも沸点が低いので、80℃位を保ったまま柔らかく煮ることが出来る)
と言ってもお魚入っているので匂いがこもらぬように鍋の蓋はせず落し蓋だけでコトコト煮て、適度に煮えたところで蓋して鍋セーター。
1時間くらいしかそのままの状態にしませんでしたが、ゆっくりゆっくり保温しながら味が沁みるので、大根の芯の芯まで味が沁みてて柔らかくてとっても美味しかったです。
最初は長時間煮込むものを作るときにこの鍋セーターは便利だなと思って作ってみたんですが、実は日々のフツーの料理にもこれはとっても便利。
我が家の場合、夕食の大体の準備をしてから、私も夫もお風呂に入り、その後最後の仕上げをして料理を完成させると言うパターンが多いので、煮物などはお風呂前に煮込んでおいて、そのままお風呂に入っている時間、ふたりで最低1時間くらいはそのまま置いてあるのですよ。
そうするとまぁじっくりお味は沁みるものの、やっぱり少し冷めちゃうので、食べる前に一度火を入れるんですが、鍋セーターをポンと着せておくと冷めないのでそのまま食べられてしかもよりじっくり味が沁みてる!
少し硬めの煮上がり状態にして鍋セーターでも美味しく出来上がっているというのも嬉しい。
だから保温性はそんなに強くないけれど、もっと小さな鍋使用のものもこれをちょっとの間だけひょいっと着せておいてます。(そういうときは面倒なので腹巻なし・笑)
ホント、作って(と言うほど手間かけてないが…汗)良かった!
よくよく考えれば人間だって重ね着すれば暖かくなるんだからね、鍋だってセーター着れば熱が逃げにくいでしょうと思いますが、こんなに着せるのと着せないのとに違いがあるなんて盲点だった~~~!
なんか着せ替えしてみたくなるくらい楽しくなる発見です。(って私が鍋帽子発明したわけじゃぁないけれど…汗)
みなさまも箪笥の中で眠っているセーターでいかがでしょう♪
手編みじゃなくても純毛だったら大丈夫だし、二枚重ねにしてトップをぐし縫いしたら、市販のそんなに厚手ではないセーターでも出来そうですよね。
もちろん余り布で縫ってもそれはそれは可愛い鍋帽子ができますし~~~。
鍋セーターでまた美味しいものが出来ましたら、載せてみたいと思います。
只今、我が家ではセーター着た鍋の中でおでんがおいしく出来てるはず~~~!!
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