カテゴリ:楽子の本棚( 138 )

2017年7月に読んだ本

うしし、やっと月一冊からの脱却!
やっぱりさー、電車の中で読むのが苦になってきてしまったのが原因だよな。

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「エミリの小さな包丁」 森沢明夫


森沢さんのハートウォーミングストーリー。
続くとちょいと飽食気味になるのですが(あとちょっとだけ温かみ削って欲しい!)、たまに読むとやっぱり気分がほっこりとしていいです。

都会で傷心したエミリが田舎の海辺の祖父の家に転がり込み、そこで温かい人たちに囲まれて過ごしながら元気になっていく物語。
まぁね、よくある設定と言えばそうとも言えるので、その辺りがちょっと物足りないというか、なんとなく作り物っぽいよねと思えてしまうのがちょっと残念。
ただ、この祖父の作る料理と言うのがシンプルにしてとてもおいしそうで、思わず作ってみたくなるのですよー。
漁師の料理みたいな!
ドラマなんかになったら、とても良いのではないかなと思うなぁ。
おじいちゃんは、田中泯さんとか合いそう♪

最後にちゃんと都会に戻っていくのが良かった!
母も出てきてすっきりしたけど、あのウクレレをくれた父ももう少し絡んできてくれたらよかったな。


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「琥珀のまたたき」 小川洋子


これまた小川さんらしい閉ざされた世界、失われていくものを描かれている小説。
父の会社の破産により、古い別荘に母と住むことになった三兄弟。
ここで新しく、オパール、琥珀、瑪瑙と名前をつけられる子供たち。
家から一歩も出ることなく、ここで図鑑を見ながら過ごす毎日。
いいですよー。
ありえないような設定なんですが、すーっと心に入ってきまして、なんと言うか静かで、そして少し恐ろいのだけれど狂気の一歩手前の研ぎ澄まされた空気。
子供たちはここでの生活しか知らず、大きな声を出すこともないので声帯から出る音はささやきにも満たないような音となり、それでも母の教えを守り暮らしていく。

ただの作り話にならないのはきっと、母は毎日外の世界に勤めに出ていたりするなど、そんな普通の設定があったりするからかなぁ。
この母親、こうして三兄弟を外に出さないことの他に、月に一度女優になりきってみたりするなど、ちょっと恐ろしいですけどね。
この監禁状態を子供たちを守っていると思い込んでいる、心の病。
この別荘に物売りが来るようになるところなどから、少しずつ、少しずつ、風穴が空いていき、ついにこの閉ざされた世界の扉が開くことに。
あっと言う間に母親は死の世界へと旅立つ。

琥珀改めアンバー氏は施設にて生活したようですが、果たしてオパールはあの物売りのお兄さんと一緒になったのか、弟の瑪瑙はどこへ行ったのか、それはわからぬまま。
アンバー氏と寄り添う、この物語を語る老ピアニストもこれまた静かな世界に生きる人。
これはこれでみんな不幸とは思わずに生きてきた、そして生きていくのではないかなと思わせる世界が作り出されているのがすごい!

どの国の話なんだろうと思わせる設定も、琥珀等の名前、出てくる言葉などなど、全てが独特でなんとも心に残る世界です。
小川さん、やっぱり好き。


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さて、今年の夏は一体なんなのでしょう!!
梅雨が明けてからと言うもの、東京地方はカラッとした晴れが続く日がないですよね。
それなのにやたらと暑いだけ暑くて、もういい加減にして欲しい!
おかげで我が家の梅干しもまだ干せず仕舞い…。
一体夏のうちに干せるのか…。

暑くてバテ気味になっていたら、ポメマルさんから畑のお野菜が届きまして、その中にちょっと懐かしいものがありました。
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それがこれ、おばけきゅうり。
普通に売っているきゅうりよりずいぶん大きなサイズで、ちょっと水っぽいというかみずみずしいきゅうり。
頂いたこれはまだまだおばけには到達していないかもしれませんが、ものすごく懐かしくて、でも売ってないので食べられないと思っていたので、とっても嬉しい♪♪

このおばけきゅうりは、実家の父が畑やってたときに毎回たくさん持たされたもので、最初は水っぽくておいしくないと出来ればもらいたくなかったのだけれど、途中からおいしい食べ方がわかり、それ以来楽しみにしていたもの。

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早速このおばけきゅうりを使って、きゅうりの東南アジア式。
おばけきゅうりは皮が硬いので皮を剥き、適当にごろごろと切って、お砂糖メインで塩少々、そして韓国唐辛子を加えて混ぜたものにつけていただきます。
これが甘くてちょっと辛い香りがしてとってもおいしいのです。
こればかりは水っぽいきゅうりでやるのがおいしい♪
こりこり、こりこり、いくらでも食べられてしまいます。

きゅうりを食べると少しは体も冷えるので、体も楽になります。

一体いつまでこんな天気が続くのでしょうか。
今日はずいぶん涼しいけど、それでも湿気が体にまとわりつく…。
皆様も夏バテ等に気をつけてお過ごしくださいね♪


◆7月に作った保存食◆

山形のだし
生胡椒の塩水漬け
干し梅
フレンチタラゴン・ヴィネガー
大葉のジェノバソース

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by rakurakurakuko | 2017-08-14 17:10 | 楽子の本棚 | Comments(2)

2017年6月に読んだ本

最近、堂々固定の、月一冊ペースになってしまったのがちょっぴり寂しい読書記録。
まっ気を取り直していきましょう!

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「夏化粧」 池上永一


久しぶりの池上永一さん。
相変わらず読んだとたんに池上さんだわ~と思うような文体と展開と舞台!

沖縄のある島の小さな豆腐屋で働く主人公津奈美。
津奈美には、他の人には見えないまだ赤ちゃんの息子がいる。
その息子をきちんとみんなの目に見えるように、きちんと生きている子にするために、七つの願いを探しに、奪いに、井戸から続く別の世界に毎夜繰り出していく。
なんかさ、大女のアスリートが出てくる辺りなんかは、ちょっとドタバタ過ぎるんじゃないと思わなくもないけど、でも結構面白く読み進められる。
最後はかなり大胆な終わり方になっていて、そこまでやっちゃうのねーと言った感じ。
今までのドタバタから一転、しんみり。
なんとなくこの途中からがらりと変わりました感もなかなか。

池上さん好きには楽しめる一冊です。


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先週末の日曜日。
私はタコを食べました。

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と言うのも、この日は半夏生(はんげしょう)。
半夏生にはタコ!と、ここ数年、スーパーなどで見かけるようになりましたよねー。
とは言え、あまりよく意味がわかっていなかった私。
そもそも半夏生にタコを食べるというのは西の方の習慣のようで、関東で育った私はホントに最近知ったことだもの、あまりなじみがありません。
調べてみると、この半夏生までに農家の人は田植えをすませるものだと言われ、関西地方では、田に植えた稲の苗が蛸の足のように大地にしっかりと豊作になるようにとの願いから、タコを食べるのだそうです。
なるほど、やっぱりちゃんと意味があったんだなー。
知ってみてよかった!
農家じゃないけどさ、私もたいしたことはしてないけど、いろんなことがちゃんと大地にしっかりと根付くよう、これからも毎年半夏生にタコ、食べてみようじゃあーりませんか!

半夏生の日のタコのカルパッチョは、薄切りのタコの上にきゅうりのピクルスの微塵切りをトッピング、胡椒をがりがりっとひいて、オリーブオイルとレモン汁を回しかけました。
タコのむっちり感ときゅうりのピクルスのカリカリ感がなかなかです!

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手前味噌のようで申し訳ないですが、このトッピングしたきゅうりのピクルスがとってもおいしいのよー。

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使ったきゅうりは、テラソルと言う名前らしいミニきゅうり。
ずんぐりむっくりの可愛い姿にノックアウトされ、これはピクルスのために生まれてきたきゅうりではないかと、早速ピクルスを作成してみましたが、食感がパリッとしててとっても良いのです。
普通のきゅうりよりこうして漬けた時に水っぽくならないのもとても良い♪

あんまり見かけないけど、是非この手のきゅうり、農家さんに作ってもらいたいなー。
タコを食べつつ、そんなことを思った、半夏生なのでした。


◆6月に作った保存食◆

梅干し(塩漬け)
南高梅ジャム
南高梅シロップ
きゅうり(テラソル)のピクルス


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by rakurakurakuko | 2017-07-09 00:17 | 楽子の本棚 | Comments(0)

2017年5月に読んだ本

なんだか記録するほど読めてないんだけど…。(汗)
でもやっぱり読書とかいろいろインプットするものも大切だなぁと思っているのですよね、一応。
なので一応、記録、記録。103.png

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「アイネクライネナハトムジーク」 伊坂幸太郎


6つの短編からなる一冊。
それぞれ短編だけ読んでも面白いけどね、伊坂さんらしく、それぞれの登場人物や設定が少しずつ絡み合っていて、読んでいるとおぉっ!となり、これがまた面白い。
スルスルと一気に読めてしまう、そんな一冊。

あとがきでご本人も書いていらっしゃるけど、いつも出てくる強盗だとか、殺し屋だとか、最近特に何か訴えたいことがあるんだろうな~と思われる、ちょっと監視されているような設定とか、そういうのが一つもないので、いっぱい人が死んじゃうような伊坂さんの小説がNGだった人も単純に楽しめそうな本。
私は前者のもこれもどっちも好きだけどね、読後感は特にこれ、いいです。

伊坂幸太郎さんのいろんな話に出てくるけれど、伊坂さんは斉藤和義さんが大好きで、これもまた斉藤和義さんに頼まれて、曲と連動して書かれた小説なのだとか。
ふぅーん、私、斉藤和義さんってよく聞いたことないんだよね。
その曲を聴いてからまたこれを読んでみたら、また新しい面白みを感じられたりするのかな。
アイネクライネナハトムジークを聴きながら読みたくなったりもしたしね。
音楽と小説、上手い具合に重なり合うとより楽しいですね。


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なかなかブログ更新もままならず、おいしいものを食べに行った記憶もあいまいになりつつあるんですが…。

ここのところ気になっていたお店があり、4月にmeloさんが帰国された際に行ってみました。
メンバーは女子4名、meloさん、ソーニャさん、越後屋さん、そして私。
行った先はともすけ

やっぱり思ったとおり、どれもおいしくてよかったわ~~~。

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せっかくなのでいろいろ食べたいよねと前菜盛り合わせ。
なんだか妙に写真ボケてますが…。(汗)
どれもぜーんぶおいしくて、特に蕨のマリネしたやつが気に入った!!!

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チーズも頼みましたよ~。
チーズ自体もおいしくて、添えられている栗の蜂蜜もおいしかったのだけれど、なんと言っても私のツボにはまったのは、蜂蜜が入っている小さな器。
これね、これだけでとっても可愛いのだけれど、金継ぎされているんだよねー。
もう素敵過ぎて、これだけを何枚も写真撮ってしまったほど!(笑)

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豆苗とモッツァレラのサラダ。
どうやらこれは名物らしく、行ったら絶対に頼もうと思っていたもの。
豆苗は生で、少しきつめに塩が効いてて胡麻油で風味を出してあります。
それがまたモッツァレラとも合うのよねー。
後ろにはきゅうりも隠れてます♪

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焼き筍。
もちろんおいしい!
だって私、焼き筍好きだもの113.png

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ラムの焼いたの柑橘添え。
確か柑橘はタンカンだったような。
ラムの焼き加減もちょうど良く、ほろにがく甘いタンカンが絡んで絶品!

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鰯とフェンネルとナッツのパスタ。
個人的にはね、これが一番良かった!
そんなに奇をてらう組み合わせではないけど、なんと言うかバランスがすごく良くて、ホントにおいしかったのですよー。
どちらかと言えばショートパスタもそんなに好きではないんだけどね。
もう、おいしい、文句なし!!

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筍のリゾット。
これもまた組み合わせが絶妙で、山椒の実が入っているのがいいんだよね~。
今年は山椒の実でちゃんと塩漬け作って保存したいなーと思った!

と言うわけで、ここ、ともすけ、是非是非再訪、再々訪したいです。
季節季節の旬のものを頂きたいなぁ。


◆5月に作った保存食◆
筍の水煮の瓶詰め
島らっきょう漬け
フェンネルバター







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by rakurakurakuko | 2017-06-16 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(4)

2017年4月に読んだ本

今頃ですが…105.png
4月に読んだ本のご紹介~♪♪


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「平凡」 角田光代


6つの短編が収められた一冊。
角田さんは長編もいいけど、短編も良い!

あの時、もう一つの道を選択していたら…と言う、もうひとりの自分を想像する、そんな物語。
こういうあの時こうしていたらって誰もがきっと思い当たることありますよね。
あの時許していなかったら、あの時結婚していなかったら等々。
そんな「あの時」の別の選択をちょっとだけ想像してみる。
と、意外と今の選択も悪くないんじゃないと思えたりする、そんな風に描かれているのが読後感もすこぶる良い一因かな。
「あの時」は読者である私とはまったく違う「あの時」だけれども、なんとなく共感できるのがいい。

平凡なことが淡々と描かれているようでありながら、いろいろ考えさせられたり、それぞれがいろんなことを思い描いたりするような物語。
角田さん、やっぱりいいね。


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今月もなかなかブログの更新もままならないまま終わりに近づいていますが…。
ほーんと、早すぎるよ。
そしてなんだか何もできなさすぎるよー。

4月と言うともうずいぶん前のように思えるけど、ちょうどその頃、かれこれ30年以上の付き合いの近くに住む友人と、友人お勧めの近くのお店に飲みに行きました!
友人はこの店なくしては暮らしていけない…とも言っている(笑)、Hi-Bi

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これは、ふきのとうのコロッケ。
まん丸の形と食べ切りサイズが可愛い♪
ふきのとうのほろ苦さと、散らしてある塩昆布の旨味がいいです~!
お肉屋さんのコロッケとは一線を画する、おつまみコロッケ。

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ホタルイカのアヒージョ。
もうこれは文句なくおいしいですよ。
イカラーですからね、私。
これに味をしめて、おうちでも何度もホタルイカアヒージョ作ってます♪

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これがね~、初めて食べる食べ物で、もううわーーーって感じなんですけど、のれそれ。
なんと穴子の幼魚。
一瞬ゼリー寄せみたいにしてあるのかな~と思ったら、なんとまぁ、透明の白魚の大きくて長いのみたいなのがびよーんと!
おおっ目がついてる!(笑)
つるりんとしていてさっぱりとしておいしいです!
あ~また今まで知らなかったお味を知ってしまった!

ビールを飲みつつ、ワインを飲みつつ、またまたワインを開けつつ、良い気分で帰りました…と言いたいところですが、実はこのとき、電車に乗ったら爆睡したらしく、気づいたらとんでもないところまで行ってました…。
上り電車の最終にて何とか帰宅。(爆)
おいしいものを頂いているとついつい飲みすぎてしまうんですが、もう若くないんだから少し控えめにしようと心に決めた、そんな日でもありました103.png

◆4月に作った保存食◆
山形青菜漬け
筍水煮瓶詰め
蕗のピクルス
蕗の水煮瓶詰め


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by rakurakurakuko | 2017-05-28 17:26 | 楽子の本棚 | Comments(4)

2017年3月に読んだ本

3月に読んだ本は一冊。
実は、その前の2月は読書記録の記事は無し。
忘れていたわけではなく、なんと一ヶ月に一冊も読まなかったの…。
な~んだかな~、なかなか読めないのよね、このごろ。
読みたい気持ちはあるんだけど、いろんなことがついて行かないかんじ。
まぁぼちぼち、ぼちぼち、いってみます。

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「火星に住むつもりかい?」 伊坂幸太郎


伊坂さんらしい一冊。
最近の伊坂さん(と言っても全部発刊と同時に読んでいるわけではなく、図書館利用なのでタイムラグがあるけど)、何かとっても訴えたいものがあるような気がして仕方がない。

これは、中世の魔女狩りのような平和警察と言うのが出てきて、悪事や混乱を沈めるどころか、なんと言うか恐怖で人々を抑えさせるような、いなければ作って見せよう悪人を的なちょっととんでもない世界となってしまう物語。
ギロチンなどが出てきて、ちょっとおどろおどろしいので、その辺りが最近の伊坂さん(あくまでも私的な!)で、好き嫌いの別れるところだと思う。
本当のことを言うと私もあまりおどろおどろしいのは好きではないのだけれど、やっぱり何か言いたいことがあるように思えて、大好きな伊坂さんだし見つめていきたいと思う、そんな次第。

タイトルの「火星に住むつもりかい?」と言うのは、こんな世界の中で我慢して生きていくか、さもなくば火星にでも住むしかないよねと言う意味。
これはあとがきによると、伊坂さんがちょっと自分でもどうすることも出来ない恐ろしいニュースを目にして落ち込んだときなどによく聞く、デヴィット・ボウイの「LIFE ON MARS?」からタイトルをつけたそうで、後から調べたら「火星に生物が?」と言う意味だと知り恥ずかしかった思い出があるそうです。
やっぱりキュートだ~、伊坂さん♪


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さて、本も読まずにじゃあ何をしていたかと考えてみるに、特にたいしたことはしていない…。(汗)
なんとなくすべてやることがスローモーになっていると言うか、思いは果てしなく沸いてくるんだけどなかなかやる気とか体がついていかず、そして時間だけが過ぎゆくのさ~。

そんな中、いろいろやっていたことを羅列。

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パンを焼く。

焼いても焼いてもブサイクなんですが、やっぱり自家製酵母のパンはおいしくて、週に一度くらい焼いたりしていました。
しかし、どーしてこーも上手くならないかね。
よくわかりません…。

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継ぎ足していたりんご酵母の中種もいよいよ元気がなくなってきたので、思い切って使い切り、いつもフレッシュなフルーツ酵母しか起こしていなかった私が、レーズン酵母にチャレンジしてみました。
もしかしてパンが上手く焼けないのは発酵力の違いではないかと思い(あくまでも自分の力以外のものと思いたい・爆)、これだけみんなが起こしているのだからフレッシュなフルーツより干し葡萄のほうがパンには良いのではないかと!
が…。
2回起こして、2回とも失敗…。チーン…。
どうしてかしらね~。
ちゃんとオイルコーティングしていないのを使って消毒もしっかりとしているのに。
そもそもフレッシュなりんごなどでは失敗無しだったのになぁ。
2回連続で失敗するとさすがに気分ものらないので、もしやこの寒さがいけないのかと思うところもあり、もう少し暖かくなってから再会することにしました。
あー自家製酵母パンが、ブサイクでもいいから食べたい!!

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金継ぎ。
1月に金継ぎ部を卒業してから早2ヶ月と少し。
自分の力でやってみようと、先月いよいよ金継ぎ再開しました。
ひとりでなんて出来ないかも…なんて珍しく少し弱気な気分で始めたりもしたんですが、やったみたら意外と覚えていて、ちゃんとできた!!
とは言え、まだ割れを漆で継いだり、欠けを埋めたりしたところで、まだまだこれからいろんな工程があるんですけどね。
ひとりでやるといろいろ試すことが出来るし、時間も好きに取れるし、とにかくすごーく面白い♪
5月くらいには第一弾が完成するといいんですけどね。
がんばるー!!

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編み物。
もうこの辺りで終わってしまうかなー。
出来ればもう少し進めたかったけど、そろそろ夏糸にしたいもの。
これはOpalと言うドイツの靴下専用のソックヤーンで編むカーディガン。
トップダウンで、今はひたすらメリヤス編みを減らすでもなく増やすでもなく延々編み進むセクションに入っています。
つまらない人にはものすごく退屈であろう単純作業が、私は意外と好きなんだよねー。
模様編みも何にもなくて、ただただ同じように編んでいくのが気持ちが集中していいんだよ。
来年の冬には着れるといいけど。

そんな感じで過ごしてます。
本もそうだけど、もう少しブログもマメに更新できたらいいなぁ…。


◆2月に作った保存食◆

塩麹
パン中種
手前味噌

◆3月に作った保存食◆

砂肝のコンフィ
パンチェッタ
なめたけ



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by rakurakurakuko | 2017-04-05 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(1)

2017年1月に読んだ本

今年最初の読書記録。
あはは…、また一冊。
なんだか最近あまり読書欲がないのよねー。

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「元職員」 吉田修一


すらすらと読める一冊だけれど、あんまり読後感ないような…。
主人公は地方の公社に勤める中年男性。
一人旅でバンコクにやってきて、やってきたのはファーストクラスだし、ホテルの部屋も豪華で、最初から何かあるな~と言った感じ。
偶然会った若い男性から、ミントを紹介されて、性的な関係となり、あちこちを観光したり高級なレストランに行ったり。

途中から日本での出来事などが物語りに組み込まれてきて、公金横領していることがわかるのだけれど、自分のお金ではないものを使っていることに麻痺しているものの、時々は罪悪感や罪の意識にさいなまれ体が震えてしまったりするのだけれど、いまひとつそのギリギリのところに居る感が伝わってこないかな~。
そういうものを見ないようにしている主人公の心の中をわざと描こうとしているのだったら成功かとも思うけど。

最後にそのバンコクへの旅も終わってしまった。
新聞記事の「元職員」のようにきっとなるのだろうけれど、なんとなく途中で話が終わってしまったなーと言った感じでした。


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さて、2月に入りましたが、まったく騒がれないですね、プレミアムフライデー。
毎月、月末の金曜日を早帰りデーとしようと、15時に仕事を終える日とするプレミアムフライデー。
経産省主導で、そういう日を作れば消費活動にも役立つだろうと始めることとなったようですけど、果たして「わが会社はプレミアムフライデーを導入するぞ」とはっきりと表明している会社、あるんでしょうか。
私の勤める会社では、「働き方改革」などと言って、盛んに早く帰ろうとか、仕事を効率よくやろうとか言っているので、真っ先にこういうことを始めてもいいんじゃないかと思っていたんですけど、2月も早10日を過ぎようとしていますが、まったくそんな話は出てきません!
ってことはきっと、なしってことだよなー。
そもそも、本当に浸透させようとするのであれば、金曜日と言うのはよしとしても、どーして月末?と思ってしまいます。
もっとも早く帰りにくい日だよねぇ…。
覚えやすいとか、給料日後になるとか、きっとそういう観点から考えて月末の金曜にしたのだろうけれど、まぁ、やっぱりお役人さんは一般企業の実態をまったくわかってないよなーと思っちゃいますよね。
なんだか幻のまま終わってしまいそう…。

実は、幻になる前に、先取りしちゃおう~♪と先月のとある金曜日、半端に余っていた半休を使い、ひとりプレミアムフライデーを楽しんだ私。
昼で仕事を終えて帰社し、まず向かったのは普段はなかなか行けないお寿司屋さん。
すし匠にてランチのバラちらし。
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ひとつひとつに丁寧に仕事されたねたがたっぷりのったちらし。
おいしいよーー。
お店の方の対応もとっても良くて大満足。

お寿司を堪能した後は、青山に場所を移して行きたかった三つ葉屋のセールへ。

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血迷いながらあこがれのROWANをゲット!
ほんとはね、まだまだダンボールいっぱいに毛糸があるんだけど、やっぱり欲しいんだよねー。
セーター着分買いましたが、果たしていつ編むことができるのやら…。(汗)
でもいいんです、とっても満たされた気分になったから。(笑)

そしてまたまた今度は場所を銀座に移しまして、向かったところは松屋銀座。
ちょうどこのとき行われていた「繕う 漆繕い・焼継ぎ・鎹繕い」に行ってきました。
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実は金継ぎ師の佐久間年春さんと言う方は存じ上げなかったのですが、いや~本当に素敵な金継ぎでした。
年末に見た黒田雪子さんもそうでしたが、とにかく金継ぎの線が繊細なんですよね。
お二人とも元々はデザイナーでいらっしゃるので、やはり並々ならぬセンスがあるのでしょう。
写真のガラスの継ぎなど、本当にうっとりしました。
この後知ったのですが、佐久間年春さんも、西麻布金継ぎ部で金継ぎを始めた方だそうです。

と言うわけで、半休を取って勝手にプレミアムフライデーを試してみた私。
こういうのってなかなかいいですよね。
普段やりたくてもなかなか出来なかったこととか、行きたくてもなかなか行けなかったところに行くとか。
なんかね、ちょっとだけ心が豊かになる。
まぁ私の職場では今月から始まることはまずなさそうですが、企画としてはなかなかに良いと思うので、どうかこのままたち切れにならないことを願っています。


◆1月に作った保存食◆
砂肝のコンフィ
りんごジャム
柚子味噌
塩麹
紫大根のピクルス



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by rakurakurakuko | 2017-02-10 00:08 | 楽子の本棚 | Comments(4)

2016年12月に読んだ本

2016年分最後の読書記録。

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「台所のラジオ」 吉田篤弘


よかった!
読みやすいタイプの吉田篤弘さんでした。

ちょっとずつ登場人物がかぶるような、短編集。
なんとなくみんな、台所にラジオがあり、それが主役ではないのだけれど、何かって言うときにそのラジオから流れるDJの一言、二言に背中を押されたり、考えさせられたり。
登場人物たちは、吉田さんの描かれる人らしく、少しだけ現実離れしているような人たち。
抜き打ち検査員だったり、依頼により元女優洗浄機を作る人、人のセーターばかりを編む人だったり。
ありえないような設定だけど、なんとなくのほほんとその辺りに居ても一瞬気が付かないのではないかなと思ってしまうような人たち。

中でも、美々と直人が故郷の町のビフテキ屋に行く「明日、世界が終わるとしたら」が良かったかな。
それから紙カツの話も後からまたなんとなく出てくるのも良かった。

夢と現実の狭間をさまようような、そんな吉田篤弘さんの世界に浸りたい人にはぴったりの一冊です。
あーなんだか私も台所にトランジスタラジオ、欲しくなるなー。


集計してみたら、2016年に読んだ本は全部で23冊!
少ないね~。
ここに載せてないものも、気楽な読み物等は何冊か読んでいるし、金継ぎ関係の本なども読んだのだけれど、それを入れてもかなり少ない。
今年はもう少し読めるといいな。


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お正月の記録にも書きましたが、今年の黒豆煮作成にあたり、この「ザ・鉄玉子」を購入しました♪

南部鉄で出来ている手の平サイズのこの玉子ちゃん、結構な重み。
なんと言っても「ザ」がついてますからね、スペシャルな感じ。(笑)

どのくらい効果があるものかと思っていましたところ、本当に真っ黒つやつやに仕上がりまして、かなり満足♪

パッケージにも「鉄分補給」とあるし、「鉄玉子」で検索するといろんな記事があり、結構これ、貧血の人向けにお医者さんも推奨しているそうなんですよ。
何を隠そうこの私、貧血持ち。
これはせっかく購入したのだし、一年に一度だけではなく、毎日のお茶を沸かすときに使ったらよいのではと思い、今年から早速使っています。

毎朝、会社に持っていくべくサーモスの水筒にほうじ茶を作っていくのですけれど、その際にこの鉄玉子ちゃんを使ってみました。
すると…。
なんとなんと、格段にお味が違う!
よく南部鉄器の薬缶でお湯を沸かすと、お湯がマイルドと言うでしょ。
まさにそうなんです!!!
お茶が喉をくぐるときにとろりんとする感じで、一口飲んだだけで本当にいつものお味と違いびっくりしました。
こんな手の平サイズの玉子ちゃんでこんなに効果があるなんて、南部鉄器の薬缶で沸かしたらどんなかしらと思い、思わず購入したくなりましたが、まぁしばらくはこの玉子ちゃんを可愛がりたいと思います。
貧血予防にどうかと言うのは今のところ格段に成果は上がっていませんが、でもこれだけおいしいお茶を飲めるのだったらそれだけでも十分満足♪

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ホントにえらいわ~、大切にするわ~と、玉子ちゃん専用の寝床も準備しました。
いろいろ見てみると、錆防止には水分をよーく拭き取った玉子ちゃんをキッチンペーパーで包み、その上からラップで覆うと良いなどと書かれているものがあり、そのようにしていましたが、最初の黒豆のときについたのではないかと思われる錆が結構ひどくなってきました。
錆錆ではかわいそうだし、なんとくな錆の匂いのお茶になるのも嫌だしと思い、いろいろ考えて激落ちくんで磨いてみたところ、すっかり錆も落ち、またピカピカ肌の玉子ちゃんになりましたよー。

そして、なんとなんと、カンボジアでも同じようなものが普及しているらしい!!
その名もlucky-iron-fish
カンボジアの人には貧血の人がとても多く、幸福のシンボルとされている魚の形の鉄の塊を作ったら、結構な人に広まって、貧血改善に大変効果が上がっているらしい。
私もがんばろー!!

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そんな我が家の玉子ちゃんを使ってお湯を沸かし、紅茶を入れて、のんびりティータイム。
フルーツケーキは、Fujikaさんのお手製。
ざくざくとドライフルーツとナッツが入っていて、洋酒が利いてておいしいです♪
ごちそうさまです♪♪


◆12月に作った保存食◆
赤カブの梅酢漬け
カリフラワーとズッキーニのピクルス
黒豆煮(小分け冷凍保存)
蓮根の甘酢漬け
牡蠣のオイル漬け
白菜漬け

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by rakurakurakuko | 2017-01-17 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(2)

2016年11月に読んだ本

年も押し迫って参りましたが、少しでも今年分の記事を更新したく、まずは先月読んだ本の記録より。

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「もしもし下北沢」 よしもとばなな


少し前に読んだ久しぶりのよしもとばななさんが思いのほか良かったので、手にとって見たこれ。
この間のはふなふな船橋で、今度はもしもし下北沢。
なんとなくご当地シリーズ。(笑)

お父さんが謎の女性と心中して死んでしまった。
娘のよっちゃんは、そんなお父さんの事件を吹っ切るつもりもあり、またまったくそれとは関係なく自分を確立するような気持ちもあり、下北沢に引越し、そしてどん底だったとき、そこのサラダを食べて元気になったというみちよさんの営むレ・リアンで働き始める。
途中、お母さんも目黒の家を出て、このよっちゃんの下北の古いアパートに転がり込み、そしていろんな人と関わり合いながら自分を取り戻していく、そんな物語。
よっちゃんはとても素敵な青年、新谷くんと付き合い始めるのだけれど、なんとなくそれは本当の彼氏じゃないと思っていて、そしてお父さんの友達山崎さんととうとう男と女の関係になる。
むむ…、わかったようなわからないような。
全体的になんとなく心に沁みてきていい物語なんだけど、ここは私的にはあんまり理解できなかったわ。
絶対素敵な新谷君のほうがいいと思うけど。

下北沢を描いた「ざわざわ下北沢」と言う映画があり、どうやらそこにはフジコ・ヘミングさんがちょろっと出てくるらしい。
その「ざわざわ下北沢」でフジコ・ヘミングさんが語る言葉や、ざわざわとした雰囲気に惹かれていくよっちゃんだけれど、多分よしもとばななさんもそういう下北の雰囲気が好きな人の一人だったのではないかな。
ちなみに「もしもし下北沢」のもしもしは、電話のもしもし。
つながるんだよね、死んだお父さんと電話が。
そう言えば昔から、よしもとばななさんも死と生の世界を行き来するようなこと、結構いっぱい描いてたなと。

まだまだよしもとばななブーム続きそうな予感!


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先月読んだ本の記録より…なんて言ってますが、記録って一冊じゃん…。(汗)
以前は、通勤時間に読むことが多く、そうするとそこそこの量を読むことが出来たんですが、そもそも行きの通勤電車はとんでもない混み具合で本を広げることなんて出来ず、また帰りは哀しいかな、なんとなくおネムな感じになってしまう今日この頃なのです~。

なかなか好きなことに裂く時間を捻出するって難しい…。

さて、そんな中、最近Instagramもはじめてみました♪
右側の楽子のマークの下のあたりの、Twitterの鳥のマークの横の、カメラマークをクリックするとページにとびます。

実のところ、その時々のつぶやきのTwitterさえも、リアルタイムでつぶやけることはなく、ブログは、ハイ、ご覧頂いている通り、毎回少し前の情報を発信してます。(笑)
なのにまた…と思わないでもないのですが、自分なりになんとな~く使い分けをするつもりで。

でもとりあえずこちらのブログが今ところメインの位置づけなのですけどね。

世の中、なんとなく簡単な方へ方へと流れていく…。
そんな流れになんとなく遅れながら乗っている私。
さて行き着く先はどこなんでしょう。
流れに乗るのは楽ちんですからきらいではありませんが、そんな中少しだけでもちゃんと舵取りをしていけたらいいなぁと思ったりする今日この頃です。

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こちらは昨日のランチ。
麻布十番に用があったので、久しぶりに食べた海南鶏飯食堂の鶏飯。
相変わらずおいしくて、そしてホントはランチ時間が終わっていたのに鶏飯だったらと入れてくれたり、従業員の方の対応も若いのにみんな感じが良い。
大好き♪

そしてその後向かったのは、さる山にて行われている金継ぎ師、黒田雪子さんの個展。
さる山の雰囲気も私にとってははじめての感じで、それはそれで発見がありましたが、なんと言ってもやっぱり黒田雪子さんの金継ぎはすごい!!
見てもどこが継がれているのか、元の写真がなければ何百回見たってわからないようなものあり、継がれているそのラインは繊細に細く、そして大胆。
私があまり好きではない、かすがいと言う金属のホッチキスの大型版みたいなので留めている継ぎさえも、痛々しさがまったくなくいいなぁと思ってしまいました。
漆継ぎと金属粉を蒔いた組み合わせもすばらしく、こんな風に仕上げることも出来るのね(自分が出来るかどうかは別として・笑)と目からうろこで、大食いの私があまりに満足の満腹感で、家に帰ってもなかなかお腹が空きませんでした。
そのくらいすごかった!!

こういうのは写真だけではわからないものがありますね。
本もいいし、写真もいいし、ネットもSNSもいまや欠かせないものとなりつつあるけど、やっぱりリアルに見る、聞く、触る、感じるって大切だよなぁと思った、そんな昨日でした。


◆11月に作った保存食◆
赤カブのピクルス
赤カブの梅酢漬け
手前味噌解禁
大根葉漬け
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by rakurakurakuko | 2016-12-23 12:07 | 楽子の本棚 | Comments(2)

2016年10月に読んだ本

読書の秋、10月に読んだ本。
てへっ、また少ないなぁ~。
いろいろやる気、かんばーーーーーっく!!

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「白い月 黄色い月」 石井睦美


いつもなんとなく同じような作家の方の本を読んでしまうので、新しい分野を開拓しようと図書館で初めて借りてみた石井睦美さんと言う方のこの本。
しかし、なんとなく読んでいるうちにわかったのですが、どうやら児童文学なのですね、これ。
これまた新たな分野を開拓したいと描かれたもののようですが、はい、多分これは子供が読んでも良い本のはず…。
一応大人向けのコーナーにあったんだけどな。

記憶をなくしている主人公の少年がなぜか迷い込んでいる、ハピネス島と言う島。
夜も昼間も月の光に包まれ、島の景色もとてもきれいで、蛙のようなホテルのオーナーはとても親切で、そして本であるところのビブリオもまた心優しく、そしてまたとても良い人であるウサギの親子。
違和感を感じつつも居心地がよく、そこに留まっていた記憶喪失の少年が、自分の足で門を越え、そしてきちんと太陽の光が差し込み、そして恐ろしい夜もある世界に、戻っていく。
なんとなくファンタジー。

やっぱりもう十分年齢を重ねてしまい、子供の心なんて持ち合わせてしまっていないのだなと思われる私には、いまひとつな一冊でした。

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「離陸」 絲山 秋子


絲山 秋子さんの長編。
確かに言われてみるとそうなのかもしれないけど、絲山さんの長編って珍しいですよね。
これ、とても面白かったです。

八木沢と言うダムにて働いている主人公ぼくの元にある日突然、訪ねてくる黒人イルベール。
学生時代にぼくが付き合っていた女性の行方を捜しているという。
それから数年経ち、パリのユネスコにて働くことになった主人公はイルベールと再会し、尋ね人である元カノ、通称「女優」にまつわる文書を解読することになったり、女優の息子であるブツゾウと出会ったり、パリで出会ったリュシーと結婚することになったりしつつ、また日本へ。

なんとなく登場人物も盛りだくさんで、女優にまつわる文書を読み解く都合上、時系列も行ったりきたりになったりするので少々ややこしかったけど、壮大な読み物として楽しめた。
出てきた人物がもう少し深く関わってくるのかなと思うと、割とそのときだけだったりする人もいたりして、盛りだくさん過ぎるきらいはあったけど、でも多分それも実験途上なのかしらん。
あとがきで絲山さんご本人曰く、やっぱり自分は短編書きだなと思ったけれど、迷ったときには苦手な方に進めと思ったとありますし。
そういう男前的な考え方の絲山さん、好きです。
同じくあとがきに、絲山 秋子の描く女性スパイ小説が読んでみたいと言ってくれた伊坂幸太郎さん、ありがとうとありましたとあり、これって女性スパイ小説だったのですね。
主人公目線で物語が進んでいくので、そうであることに気が付きませんでした。
ちょっとそれが残念です。


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先週の木曜日はボジョレーヌーボ解禁日でしたね♪

バブル知ってる世代の私は、無駄に浮かれたボジョレーの日を知っているだけに、ずいぶんと落ち着いたな~と思っていたここ数年。
昔みたいに、スーパーやお酒屋さんに行っても、そんなにたくさんの種類が並んでいるわけでもないですよね。
バブルの頃は、今みたいにお安いけどおいしいワインなんて言うのもそんなになかったし、高いワインをそんなにお味がわかるわけでもないのに気にせず買ったりしていたしね。
ボジョレーの金額の半分くらいは空輸代で取られてしまっているということさえ、まったく考えてもいなかったような気がします。

今は大人になったので、そういうこともわかってきてはいますが、それでもやっぱり「今年のはどんなかな~」なんて言いながら新ものを飲むのは楽しいし、毎年1本は買って飲んでいますが、今年はホントに忘れそうだった…。
職場でワイン好きな同僚が「今日はボジョレーだよね」と一言声をかけてくれなかったら、買い物に行っても気づかずにいたに違いない!

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で、今年のボジョレー。
お安いペットボトルで。(笑)
まるでジュースみたい~~~!!
この軽さが、フルーティーさがボジョレーヌーボだもの、大いに楽しみましょう♪♪

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そんなボジョレーヌーボの日の食卓。
翌日から3連チャンで行事続きだったので、とりあえず手抜きをしたく、またあまり食材を買いたくなくて、あるもの並べてみました♪的。(汗)
蒸しじゃがと秋刀魚のオイル煮、椎茸のオイル焼き(オレガノ風味)、ディルときゅうりのサラダ、チェダーチーズ、アレッタのニンニク炒め。
ありあわせでもおいしいくて楽しいよ~♪♪
やっぱりね、年に一度のイベントですから、気軽に楽しいのがいいですね♪


◆10月に作った保存食◆

十全茄子のしば漬け風
いくらの醤油漬け
さんまのオイル煮

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by rakurakurakuko | 2016-11-29 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(2)

2016年9月に読んだ本

つい少し前まで夏のようだったのに、あっという間に秋を通り越して冬の気配までしてきた今日この頃。
秋の夜長に読書と言うのも、秋がないんだからなかなかに難しいからか、なんと9月に読んだ本は一冊のみ!
ふぅ…。

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「ふなふな船橋」 吉本ばなな


久しぶりの吉本ばなな。
すごーく良かった!
まずタイトルからしてふざけていると思い、なぜ「船橋」?と思っていたら、影の主人公は船橋が誇る(!)ふなっしーなのです。
結構大胆な設定にも関わらず、これ、朝日新聞に連載されていたとか。
へぇ~なかなかやりますね。

父が仕事で借金を作って両親が離婚し、そして父は夜逃げ、主人公である娘は母と一緒に住むと思いきや、その母は他に男がいて再婚し、娘は叔母である奈美おばさんと船橋で一緒に暮らす。
そのときの母とのお別れに、ふなっしーのぬいぐるみを買ってもらい、それが物語のキーとなっていくのだけれど、いまさらですが、ふなっしーって梨の妖精だったのねー。
まったくふなっしー好きではなかったけれど、なんとなくこれ読んでたらふなっしーが好きになってしまいそうになる!

両親と別れた子供から書店の店長を務める立派な大人になり、元カレの弱さも受け止め、奈美おばさんの恋(これがまた衝撃的)も受け止め、そして同じくふなっしー好きの亡くなってしまった女の子の気持ちも受け止め、なんともすくっと生きている主人公の花がとても良い感じ。
なーんかね、船橋行ったことないけど、船橋に住みたくなるよ。
吉本ばななさんはふなっしーのファンらしいけど、船橋にも住んだことあるのかしら。
出てくるお店もモデルがありそうな感じだしね。

心が温かくなるようなそんな一冊。
吉本ばななさんってこんな本書いていたんだっけ。
あまりに久しぶりだったので思い出せませんが、またちょっとあれこれ読みたくなりました。


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本が一冊しか読めなかったことからもわかるように、なんだかまた最近、お疲れ気味の私。
セサミンにも体が慣れてきてしまって、いまひとつ劇的な効果が感じられなくなってきてしまったのか…。(哀)

そんな中、まぁ元気のもとはおいしいものを食べることで、秋の気配を感じるようになったある日、何ヶ月ぶりかでAっちと会ってお休みの一日を楽しんで来ました♪
Aっちがいただいたというチケットで、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館にてカリエール展を鑑賞のあと、是非食べてみたいというエッグベネディクトを求めて、新宿のサラベスへ。

「もう流行りは過ぎてしまっているけど…」とAっちは言うのだけれど、私はエッグベネディクトの存在も、サラベスがNYの朝食の女王と呼ばれていることも知らなかったよ…。(汗)
店に行ってみると結構な人で、1時間後くらいの整理券を渡され、少々他でお茶などして時間を潰してから、満を持していざ、エッグベネディクト!!

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なんとも可愛いフォルム~♪
シンプルなエッグベネディクト(ベーコン入り)とサーモンのエッグベネディクトを頼んで、二人で両方いただけるように盛り付けてもらいました。
それにしてもこの形が可愛すぎる!!
ち卵もマフィンも、なにかちゃんと型抜きのようなもので作っているのかな。

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ナイフをすーっと入れると、たまごがとろり~ん♪♪
エッグベネディクトとはイングリッシュマフィンの上にハムやベーコン、サーモン、ポーチドエッグをのせて、オランデーズソースというソースをかけた料理。
このたまごとろり~んと言うのは、大抵の日本人、好きですよね。
そこそこのカロリーありそうな朝食ですが、まぁ私たちはランチとして食べてるしね。
問題ないでしょう。

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で、まったく問題なさそうなので、ついでにパンケーキも!!
こちらはレモンリコッタパンケーキ。
ふんわりとレモンの香りがして、甘いけどさっぱり系。

久しぶりに会って、あれこれ近況報告をしつつ、いろいろ見て、食べて、しゃべってと、有意義な一日でした。
来月はまた何回か会う機会があるので、また楽しみましょう♪♪


◆9月に作った保存食◆
ヤマドリタケモドキのオイル漬け


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by rakurakurakuko | 2016-10-31 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(0)