暑い、暑いと言うと余計に暑くなるから止めろ…とよく言われますが、どうしても口からこの言葉が出てしまうほどホントに暑い梅雨明け後の東京地方。(いえ、私が住んでるのは埼玉ですけど…、何か?)
みなさま、夏バテで食欲なくなったりしてませんか~。

暑くて食欲ないわ…なんて方もやっぱりご飯はきちんと食べないと余計にバテちゃいますよね。
そんなときにぴったりなお料理をご紹介♪

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鶏手羽元のさとうきび酢煮です。
えーっこんなに暑いときに肉の塊だなんて食べたくないなんて言わないで~~~。
これ、酢が効いてるのでさっぱりと食べられ、しかも酢の効果でお肉もホロホロと骨からお箸で外せるほどなんです。

今月のシンクロナイズド・クッキングのお題は「酢を使った料理」。
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あ~絶対にこのさとうきび酢を使った料理にしようって密かに決めてたものがあったのです。
この沖縄の「たまぐすく村のさとうきび酢」はこちらを見ていただくとわかりますが、とっても丁寧に作られたお酢でちょっと氷を浮かべたり水で割ったりして飲んでもコクがあってそんなにツンツンしなくておいしいんです!
ずっと昔に沖縄で買ってきて実はずっと使わないまましまわれており、賞味期限切れてました…。
でもまぁお酢ですからね、多分大丈夫でしょう♪(笑)

これであの料理を作ろうなんて思ってたそんなときに、私が毎週愛読しているこぐれひでこさんの「おいしい画帳」(読売新聞木曜日夕刊に掲載、こちらのサイトも木曜午後に更新されます)に鶏肉の黒酢煮のことが書かれていて、思わず考えていた料理よりも先にこちらを作りたくなってしまったのですよね~。
鶏肉を黒酢と蜂蜜で煮るというものなんですが、黒酢の代りにこのさとうきび酢でも絶対においしいだろうし、蜂蜜はコボちゃん作りには欠かせないものなのでもちろん数種ストックがあります!
こちらのエッセイを読んだ次の日に早速作ってみました。

私が作った分量と作り方を書いときますね♪

鶏手羽元のさとうきび酢煮

■材料■
鶏手羽元 10本
さとうきび酢 70ml
バルサミコ酢 30ml
日本酒 50ml
醤油 50ml
蜂蜜 大さじ1.5
花椒(粒のまま) 小さじ1
ネギの青い部分 2本
生姜の薄切り 適宜 
パクチー(香菜) 適宜

■作り方■
1.鶏手羽元と全ての調味料を鍋に入れ、最初は強火から中火で温め、沸騰してきたらアクをすくう。
2.オーブンペーパーなどで落し蓋をしてから鍋に蓋をして、弱火で40分煮る。
3.鶏手羽元を器に盛ってお好みでパクチーのざく切りを添えて出来上がり。

至って簡単~♪
そしてお味のほどは、これが旨いのなんのって!
結構な量のお酢が入っているので「もしや夫が(酢で)ツンツンするっ!」とか言うかしら…と少々心配だったんだけど、これが不思議とマイルドで、上品な酸味とほんのり甘い感じが食欲そそるのよね~。
さとうきび酢とバルサミコ酢が混ぜてあるのは、このさとうきび酢が70mlしかなかったから。(笑)
さとうきび酢ってそんなに買い置きしてあるものでもないので、全部バルサミコにして蜂蜜の量を大さじ1くらいに減らして作っても良さそうです。
思いつきで入れた花椒がスパイシーないい味出してて、なかなか良い感じ♡
蜂蜜入りなので照りっとしているところが良いでしょ。
そして何と言っても何の下ごしらえもせず全ての材料を鍋に入れるだけと言う簡単さが好き♡
しかも分量はお酢:日本酒:醤油が2:1:1なので覚えやすいでしょ。

さて、このさとうきび酢煮、結構煮汁が余るんですよ~。
と言うことは、副産物好きな私(貧乏性とも言う…笑)が放っておくはずがない!
冷蔵庫で保存しておき、翌日に炒めきゅうりのあんかけを作りました。

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きゅうりを適当な大きさに切って千切りの生姜と一緒に炒め、そこにさときび酢煮の煮汁を入れて小さじ1の片栗粉を三倍の水で溶いた水溶き片栗粉を入れてとろみをつければ出来上がり!
生姜が効いててこれまたおいしくて食欲出ちゃう!
今の時期、きゅうりは体を冷やしてくれるのでじゃんじゃん食べたい食材のひとつだしね。

実はこのきゅうり、切る前はこんなんです…。
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うちの実家の家庭菜園産、びっくりデカきゅうり!!!
重さを量ったら一本で700グラムもありました…。

このきゅうりがですね~、実はおいしくないんですよ~。
デカ過ぎて水っぽいし種はメロンみたいに大きいから真ん中のくり貫かなきゃ食べられないし…。
なぜ父がこの種のきゅうりをわざわざ作っているのかが謎なんだけど(笑)、毎年夏になってこのきゅうりがうちに沢山やってくるんです…。
こんなお化けきゅうりだから、人様におすそわけって訳にもいかないし、冷蔵庫に入れようにも場所取りだし、はっきり言って悩みの種…。
今週末から旅行で1週間ほど家を空けると言うのに、このきゅうりがゴロゴロとしてたんです…。

なのでこちらも酢を使って保存食に変身♪

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こちらはzazaさんきゅうりの漬物
酢とお醤油とお砂糖を煮立てた液を熱いままきゅうりにかけて冷まして、またかけて…ということを3回繰り返して作るのだけれど、私は辛いのが好きなので唐辛子をいっぱい入れて作ってます♪
甘すっぱ辛くてホントにご飯がいっぱい食べられます!
これはすごく大きな瓶にいっぱい作って冷蔵庫でお眠り中♪

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そしてこちらはきゅうりとニンジンとタマネギのピクルス。
きゅうりの薄切りと、ニンジンタマネギの薄切りを混ぜたものを段々にして、その間に黒胡椒とニンニクを挟み、そこにピクルス液を熱いままかけたもの。
これはまだ味見してないんだけど、本によると食べるときには水分をちょっと絞ってからオリーブオイルをたらり~んとするとおいしいサラダになるらしい!
果たしてデカきゅうりでもおいしくできてるのか…。
旅行から帰ってきたら味見したいと思います。

明日も出来たらもう一つ記事をアップしたいんですけどね~。
もし出来なかったら、これにてしばらくブログも夏休みに突入~!
みなさま、どうぞバテバテにならぬようお過ごし下さい♪


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by rakurakurakuko | 2008-07-25 02:38 | お肉のお料理アイディア | Comments(28)

それはかれこれ1ヶ月近くも前のこと…。(汗)
我が家にこんなに沢山のアーティチョークがやってきました♪

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マリネされたものなどは食べたことがあるものの、生のアーティチョークを手に取るのも調理するのも初めてです。
あ~初めての食材ってどーしてこんなにワクワクするのでしょう!

この沢山のアーティチョークは、静岡の下山柿園さんから送ってもらったもの。
mekabusanのところで沢山のアーティチョークを見て、下山柿園で購入されたとお聞きし、mekabusanが購入された時点で既に収穫もほぼ終わりに近づいていた小振りのものだったとのことでしたが、ダメモトでまだ買えるかどうかお聞きしてみたのです。
そうしたらラッキーなことに問い合わせをした翌日に最後の収穫をするつもりなので、小振りのもので良いのであれば送りますとおっしゃるではないですか~。
二つ返事でお願いしました♪

箱を開けてみるともうあふれんばかりに沢山のアーティチョーク。

f0043911_122183.jpg小振りのものはこんな感じ。


f0043911_124082.jpg大きいものも結構入れてくださっていて、それはこんな感じ。


f0043911_125517.jpg先っちょがトゲトゲのものもあったり…。


う~む、一口にアーティチョークと言ってもいろいろあるんですね~。
つぼみの色が緑のものや紫がかっているもの、丸いものやとがったもの。
何種類ものアーティチョークを育てているようで、いろんな種類のを入れてくださってました。

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初めて食材が嬉しくて、思わずタワーに~♪
一応つぼみですからね、アレンジメントフラワーと言っても良いのでは?(笑)

早速楽しみに食べてみることにしました!
mekabusanと同じく、まずはアーティチョークのお味をじっくりと楽しみたいので、アーティチョークだけをシンプルに茹でて食べることにしました。
一度、ガクを剥きながら根元を歯でしごいて食べるって言うのをやったみたかったのよね~。

f0043911_143016.jpg食べやすいように、そして鍋にいっぱい入るように、少々固いガクを剥いてから茹でます。


f0043911_145549.jpg茹でるお湯にはレモン汁と塩が入ってまーす。
あら、不思議♪
茹でる前は草っぽいような青っぽいような香りがしていたのに、茹ではじめたら空豆みたいな香りがしてきた~~~。
ガクをしごいて食べても空豆みたいな味がするのかな。


そして食卓へ。

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湯気が上がる茹でたてアーティチョーク。
ええ、夫とは言いましたとも!
「これは一体何ですか?????」

私も食べるのは初めてなんですが、エラソーに食べ方説明しました!
わさびマヨネーズと溶かしハーブバターの二つのディップを用意して、ガクの根元につけてしごくようにして食べるのよ~と言ったんですが、どうやら夫は一つ一つガクを剥いて歯でしごいて食べる、しかもしごいてもそんなに大量に食べられるわけではないって言うのが今ひとつ不満みたいでした。(爆)
確かに食べるところはそんなになくて、そのうちいちいちディップにつけるのが面倒になってきてそのままガシガシ食べてたわ~。

f0043911_162878.jpgそしてガクを剥いていくと到達するハートと呼ばれる部分。
ここまでに何枚もガクを剥いているので喜びもひとしお!
「キターーーーッ!」って感じ♪
なかなか使われなかった大量のディップをたっぷりつけて(笑)、贅沢にも一口で頬張りました~♪


初アーティチョークはホクホクとした感じで空豆の香り♡
よくガクの部分が筍の姫皮に例えられたりするけど、確かに食べ方は似ていても筍の姫皮とはちょっと食感が違うなぁと思いました。

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それにしても食べた後のゴミ、多いです。(笑)

何しろ初めてなので食べ方を迷ってしまうのですが、翌日はこちら。
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salahiさんのレシピで「アーティチョークのコンスタンティノーブル風」です。

たっぷりのオリーブオイルでアーティチョークと野菜を煮るお料理。
オイル煮と言うのは好きなお料理の一つなのできっと好みではないかと思うんですよね~。
一緒に煮た野菜はニンジンとジャガイモ。
そこにネギとディルが加えてあります。

う~ん、やっぱり♪
このお味はかなり好み♡
レモン汁が入っているのでさっぱりとしていて全体的にとろ~んとした仕上がり。
一番びっくりしたのは、昨日は空豆風味だったアーティチョークが菊芋風味になってたこと!
そんなに水分入れずにオイルと野菜から出る水分で煮てあるから、アーティチョークのエグミを含めた本来の香りと味がそのまま活きてるって感じ。
菊芋のあのなんとも言えない香りが好きなので、これはツボですね~。
ほんとにおいしい!

そして翌日。
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昨日がコンスタンティノープルならば今日はローマだっ!!
mekabusanのお料理を見て是非作りたいと思った「Carciofi alla romana(ローマ風アーティチョーク)」。
イタリアですからね~、カルチョッフィですよ~~~。
とってもおいしそうだし、何と言ってもこの形がかわいいですよね!

そう言えば以前moさんのところでもカルチョッフィに詰め物したの見たことあったよなぁと思い、こちらのレシピも参考に♪
多分、詰め物をしてからオリーブオイルで煮るって言うのがこのイタリア風なんでしょうね~。

f0043911_110663.jpg私が詰め物にしたのは、自家製アンチョビのオイル漬け(これは昨年作れず一昨年のものを大切に少しだけとっておいたものを使いました!今年はちゃんと仕込めたのでこれも後ほど記事にする予定♪)、パン粉、ニンニク、ディル、パルミジャーノ・レッジャーノ。
小さなナイフとスプーンを駆使して中身を掻き出してこんな風に詰めました。


f0043911_1122582.jpgそれを鍋に並べて、隙間があったのでちょうど冷蔵庫にあったうちのベランダ産ズッキーニの花にも同じものを詰めて並べ、mekabusanにならって、オリーブオイルと白ワインを1:2の割合で入れて、私は鍋でそのまま煮ました。


う~ん、これはアンチョビの風味が効いててなんとも言えない深いお味♪
ちょっと盛り付けにセンスがないのが難点ですが(汗)、これもホントにおいしかった~!
そして初日は空豆、翌日は菊芋だったアーティチョークが今度は筍の姫皮風味になってたんですよ~。
なんて変幻自在なアーティチョーク♡
見た目も不思議だけど食べても不思議!

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そして、せっかくの大量のアーティチョークですから、これは絶対に保存食にしとかなきゃと、salahiさんからレシピを聞いて、オイル漬けも作りました。
これは以前一度salahiさん手作りのものを頂いたことがあり、とってもおいしかったんです!

市販のオイル漬けやマリネなんかだとピクルスみたいに酸味が強いものが多いけど、これは蜂蜜を入れて煮たアーティチョークをオイル漬けにしてあり、とっても食べやすくてしかもアーティチョークの風味が活きてるんですよね~。

比較的大振りのものを料理に使ったので、小振りのものをこのオイル漬けのために沢山、沢山、ホントに沢山剥きました!
どこまで剥けばいいのやら…と最初の頃はちょっと剥きすぎて小さくなっちゃったのもあったけど(笑)、最後の頃はずいぶん慣れてきました。
でも気づけば思っていたよりずいぶん時間がかかってまして…。
このオイル漬けとコンスタンティノープル風を同じ日に作ったのだけれど、アップするために写真のデータを見たら、何とコンスタンティノープル風は夜の11時を回った頃に食べていて、オイル漬けに至っては12時過ぎに写真撮ってました…。(+_+)
「今日はまだお腹すいてないからいいよ」と夫に言われ、あ~良かったと黙々と修行僧のように手袋して戦っていた私でした。(笑)

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その戦いの残骸!
人生で初めてアーティチョークを調理して、今まで私の中では廃棄率の多い野菜のダントツ一番だった筍を一気に抜き去り、アーティチョークが一番に躍り出たことは言うまでもありません!!
来年も是非戦いたいわ~。
一年後まで注文時期を覚えていられる自信がないので、mekabusan気づいたら一声かけていただけると嬉しいです…。^_^;
そして下山柿園を紹介してくれてありがと~。
これからもおいしいものをいっぱい教えてくださいませ♪


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by rakurakurakuko | 2008-07-22 01:23 | 野菜のお料理アイディア | Comments(20)

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おととしから育て始めて今年が3年目。
初夏の梅雨前から梅雨明け前までの間が、ベランダのプランターで育てている丸い形のズッキーニの収穫時。
この時期は毎朝ベランダに出てズッキーニチェックが欠かせない!

ズッキーニは一つの株に雌花と雄花の両方が咲き、雌花の雌しべに雄花の雄しべの花粉を人口受粉してあげると見事にズッキーニの実が大きく実るのです。

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今年は4月の終わりごろに二つ種を蒔き、6月8日に初めての雌花が咲きました。
雌花の根元には小さな小さなズッキーニの実がついています。
これがなんとも可愛いのよね~。
しかし、これを大きくするには雄花の力が必要なのよ~。
雄花が咲いてその花粉で受粉させないと大きくならない!
あぁそれなのに、それなのに、雄花が咲く気配が全くなし!!
困った~。

雌花が咲いた翌々日、願いがかなってやっと雄花が咲いたのだけれど、ひゃーっもう雌花はしぼんでしまっているのだよ…。

f0043911_040099.jpgもしかしたら…の淡い期待を込めて無理やりしぼんでる雌花を開いてこんな風に少々茶色がかってきている雌しべに雄しべの花粉をちょんちょんとつけて、またまた無理やり雌花を閉じてお居たのだけれど、翌日ならまだしも翌々日と言うのはちょっと無理があったらしく、この小さなズッキーニは大きく育つことができませんでした。


しかし、その後雌花と雄花が同時に開花!
雌花の根元のズッキーニは日に日に大きく成長!
(成長の様子は去年のこちらの記事を見てね)

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4日目に収穫した今年初の丸ズッキーニは手の平にずっしりと重かった~♪

f0043911_0433554.jpg見て見て~。
採れたてのズッキーニの切り口のこのみずみずしさ!
実の表面もちょっとトゲトゲとしているんです。
う~ん、これがホントに新鮮なズッキーニなのだなぁ。
自分で育てるとお店で選ぶときの目安がよーくわかります。
ズッキーニは触って表面がトゲトゲしていて、切り口が乾いていたり茶色くなったりしていないみずみずしいものを選ばなきゃ♪


早速収穫したその夜にはこのズッキーニを使ってお料理しました。

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やっぱり丸い形の野菜を見ると作りたくなるファルシ。
ズッキーニ一つでは淋しいのでトマトも並べて作ってみました。

f0043911_0452842.jpg中に詰めたのはあらかじめ作って冷凍してあったハーブバター(タイムとローズマリー)とパルミジャーノのすり卸しを加えて戻したクスクス。
もっと凝ったものを詰めたかったのだけれど時間がなかったんです…。(汗)


ズッキーニはほんの少しだけ電子レンジでチンしてから、トマトはそのまま中身をくり貫いてクスクスを入れ、オーブンでこんがりするまで焼き上げれば出来上がり。
あ~やっぱり丸い野菜ってとっても愛嬌がありますよね~。
ズッキーニもトマトもひとり一つずつないのがヒジョーに残念ですが、仲良く半分こにしていただきました♪

実は今年のズッキーニ、やたらと雌花のつぼみが確認できたので4個くらいは収穫できるかも!と皮算用してたんですが、大きくなって収穫できた実は後にも先にもこれ一つだけだったのです。
あと少しで咲きそうというところまではくるのですが、どーにもこーにも雌花が咲かない!
そしてそのままつぼみが茶色くなって落ちてしまうんです…。
やはりプランターと言う限られた土の中ではこれだけ大きな実が出来てしまうと、もうその株自体に力がなくなってしまうようで、雌花を咲かせられるだけの力がなくなってしまうんですね…。
やっぱりプランターでズッキーニと言うのはちょっとかわいそうなのかなぁ。

しかし、雄花はジャンジャン咲きます♪
毎年のことですが、こうなったら実はあきらめて花ズッキーニを楽しむに限る!!!
ズッキーニは売ってるけど花ズッキーニはなかなか売ってないし、売っていたとしてもなかなか大量には買うことができないお値段ですからね~。
育てたものの特権として花をいっぱい楽しんじゃおう♡

花ズッキーニと言えば、まずはこれを作らなきゃ♪
と言うか、これを作りたいがためにズッキーニ栽培を始めたと言ってもいいくらいなんです。

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salahiさんのレシピで花ズッキーニのハーブライス詰め
これを食べるとこれから夏が来るのだなぁと実感!(本日関東地方も梅雨明け宣言されたことですしね~)

f0043911_049489.jpgsalahiさんのレシピのハーブライスはちゃんと丁寧に作られているのだけれど、またまた時間がなかった私はお米とみじん切りのタマネギとオリーブオイルを耐熱容器に入れてレンジでチン!
その後タイムとローズマリーのみじん切り、作り置きしてあったプチトマトのオイル煮、パルミジャーノのすり卸しを加えて混ぜ合わせたものをお花に詰めてみました。


f0043911_0501032.jpg詰め物をしたお花を鍋に並べてオリーブオイルとレモン汁をかけてコトコトと煮ます。
いつもティファールの直径16センチの小さな鍋で作ります。
今回のお花の数は7個。
一番最初の年の記事を見てみると、同じ鍋に11個の花を並べていっぱいになっているので、一番最初の年の花よりは今年の花のほうが大きかったのだなぁ。


出来上がりの花ズッキーニのハーブライス詰めは、オリーブオイルとレモン汁でとろんとしたお花に酸味があって、ハーブの香りもふんわりととても爽やか!
あ~これで無事夏を迎える準備が出来た♪

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そして同じ詰め物でも、今度はハーブとチーズ詰めの花ズッキーニのフリット。
あはは…、ちょっと揚げすぎて色黒さんになってますね…。^_^;

詰め物はパルミジャーノを細かく削ったものとベランダのタイムとローズマリー。(この二つは大活躍♪)
そして衣はうちでの揚げ物ではお馴染みの自家製酵母液と小麦粉、そして塩少々。
酵母は今回はりんご酵母使用で、シュワシュワの酵母液と小麦粉を大体同量で混ぜてあります。
ビールを衣に使うのと同じようにカリッとした揚げ物になるんですよ~。
花ズッキーニだけだとちょっと物足りない量だったので、ズッキーニの実も薄切りにして衣をつけて一緒に揚げました!
かなりボリューム満点♪

花がジャンジャン咲くので、この簡単にできる花ズッキーニのフリットは今年は何度も何度も作りました!

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花ズッキーニだけのフリットの時にはパルミジャーノと生ハムを添えて頂くと味と食感に変化が出て更においしい!

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生ハムがないときにはパルミジャーノだけでも十分おいしい!!

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そして同じようなパリパリの食感になる大葉のフリットと、そしてFujikaさんから頂いたヤングコーンも縦に半割りにして揚げてみました。
大葉の天ぷらは食べたことがあるので誰でもそのおいしさがわかると思うけど、揚げたヤングコーンと言うのが甘みが濃くなってとってもおいしいんですよ~。

そして花ズッキーニが少ししかないときは、彩りとして楽しみました!

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こちらはこちらの記事でも紹介した絹さやとうるいとアスパラのさっと茹でるだけのサラダにトッピング!
緑のグラデーションに花ズッキーニのオレンジ色が加わるだけでとっても華やかになるでしょ~。

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パスタにもトッピング!
このパスタは筍三昧の時に保存食として作っておいた筍のオイル漬けとしらすのパスタ。
筍としらすの組み合わせはそれはもう絶品なのだけれど、イマイチ彩が淋しいのでそんなときにも重宝です。

と言うわけで今年もたった二つの種からずいぶん楽しませていただきました♪
去年は二つ実を収穫できたところ今年はたったの一つだったのが残念でしたが、花ズッキーニはまたまた40個以上は食べたはず!
プランター栽培にしてはまあまあなのかなと無理やり思うこととしましょう♪

フランスのポプラさんズッキーニの花のピザを焼いてました
とってもおいしそう!
ちなみに私はヨーロッパではズッキーニの花ってポピュラーな食材なのかなぁと思っていたのだけれど、地中海周辺の地域では比較的食べられていても、そうでない地域では珍味的な高級品なのだそうです。
こんなにジャンジャン花が咲くんだから、もっといろいろなところで食べられたらいいのにね。

多分ね、また来年も育てるよ~。
だって花ズッキーニは私の中での初夏の風物詩なんだもの♡
みなさまも来年はご一緒にいかがですか~。(*^_^*)


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花は食べるだけではなく…
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by rakurakurakuko | 2008-07-20 01:15 | 野菜のお料理アイディア | Comments(22)

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今週末も暑かったですね~。
こう暑いとなれば、これは水の中にでもドボーンと飛び込まなくてはと思うわが夫婦。
西伊豆、沼津の大瀬崎に行って来ました♪

大瀬崎に行くときは日帰りなのでとにかく一日の始まりが早い!
朝4時半起床、5時に出発。
はっきり言ってとんでもなく眠いんですが、行きは夫が運転のため助手席でほとんど眠りこけていた私…。^_^;

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気づけば東名の足柄SA。
高速も混んでおらず、7時前には足柄に着いてました。
ここのロッテリアで朝食を済ませ、いざ沼津へ!

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着いたー!
大瀬崎は東名の沼津インターで降りて、そこから沼津の町を越え伊豆半島に向かって車を走らせ、空いていれば1時間くらいのところにあります。
着いたときにはまだ早かったのでまだ人が少なかったけど、ここは昔からダイビングのメッカなので、浜にはダイバーがいっぱい♪
私もライセンスを取るために初めて潜ったのはここの海。
最近はちょっとわからないけれど、以前日本の海水浴場の水のきれいさベスト10には必ず名前が載っていたほどなので、これからのシーズンは海水浴客もたくさん来ます。
そうするとこの浜は、やたらと重装備なダイバーと涼しそうで身軽な海水浴客が混在して、これまた他にはない不思議な風景となります。

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駐車場からダイビングショップまでは台車にダイビング器材等の荷物を載せて、夫が張り切って押していきます!
ダイビングのこととなると、やたらと張り切る夫です♪

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お世話になるダイビングショップは「マンボウ」。
大瀬崎の中でも駐車場側から行くとほぼ一番奥にあるお店です。
2人で行くときには「明日天気が良かったら行こう♪」的にアバウトな感じなので、当日朝食のために休憩するSAでタンク等の予約をしています。
そうすると、着いたらタンクの確保は出来ていますから、指定の用紙に今日のダイビング計画を記入し(どこに何時ごろ潜るかなど)、ライセンス・カードを提出すればすぐに潜ることが出来るのです。
シャワー室で水着に着替えていざダイビング!

f0043911_0562888.jpg今の夏の時期の伊豆はどうしても透明度が悪くなるけれど、それでも一応デジカメで写真を撮ってみるつもり。
いつも料理を撮ってるときに使っているオリンパスのデジカメを水中ハウジングに入れて水の中に持って行きます。
肉眼で見ても写真でもそうだけれど、南の島のクリアな水とはまた違う緑っぽい水中(
私たち夫婦は伊豆色と呼んでますが…)もまた良いものなのよね。


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ウエットスーツを着たら、いやぁ~暑い!!
しかしダイビングに関しては張り切りマンの夫は果敢にもセッティング済みのタンクと器材を載せた台車を押して、潜るポイントに向かいます!
私はのんびり写真撮影隊♪(でも暑い…)

1本目に潜るのは大瀬崎の岬の先端。
ここに行くときには1人100円分のお金を握り締めていかなければなりません!

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なぜかといえば、鳥居をくぐったこちらで拝観料を払わなくてはならないのです。
あはは~、おばさん、拝観料は払うけどチケットは濡れちゃうからいらないよ~。

なぜ拝観料かと言えば、
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こちらの大瀬神社に行くための拝観料。
神社に行くための鳥居をくぐらないとダイビングポイントに行けないんですよ~。
ちなみに私は大瀬崎にはもう数え切れないほど来ていますが、拝観料は払っても大瀬神社には一度も拝観したことがありません…。(爆)

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そしてこの大瀬崎には伊豆の七不思議と言われているいろいろなものがあるそうで、この先の神池と言うのも海のすぐ横にありながら淡水の池で鯉が沢山住んでいるという不思議な池なんだそうです。
もちろん私は一度も行ったことないんだけど…。^_^;

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さて、そんなこんなでダイビングポイントに到着~♪
ただ歩いていただけの私でも汗だくだったので、台車係の夫はあまりの暑さに耐えられず、まずは器材もしょわずに水浴びに行って奇声をあげておりました。(爆)

では大瀬崎の「先端」に潜ってみましょう♪

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伊豆にもいるんですよ~、みんなのアイドル、クマノミちゃん♡
しかし、夏は水温が上がるとは言え、冬にはかなり冷たくなるこの海ではこのクマノミちゃんも冬越しすることが出来ず、人知れず死んでしまうのです…。
今のうちにいっぱい楽しんでおくんだよー。

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こちらはウツボ。
今回は透明度が悪いからかやたらとウツボが、しかも体中全部飛び出しているのが(普通は岩の間から上半身(?)だけのぞかせています)いっぱいいた!
眠いのかなんなのかやたらと口あけてばかりいたウツボ。

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ミノカサゴもやたらといましたね~。
沖縄などの暖かい海のものよりちょっと小型で、そして色も薄いような気がするんだけど。
これも岩陰に隠れることなく悠々と泳いでおりました♪
まっ透明度が悪ければ悪いなりにいろんなのが出てて楽しい!

しかし…、楽しいことには楽しいんだけれど、水が冷たーーーーい!
潜って10メートルくらいのところまではいいんだけれど、そこから先が急に冷たくて…。
私は途中からあまりの冷たさに足がつりまくって、だまし騙し泳いでいたのだけれど、何しろ足裏全体が引きつっているような感じなのでエキジットしてごろた石の浜を歩くのがつらいつらい…。
その後休憩のためにショップまで戻るにも足裏つったまま、かかとの部分を直角にしてぺたぺたと歩くしかなく、夫に「そのばーさんみたいな歩き方は止めてくれ…」と言われてしまったほどでしたが、それより何よりこの足のつりを直してくれと言いたかったよ…。(-_-;)

何しろ朝早く出てやたらと早く着いてしまったのでまだまだ午前中は長い…。
いつもならば午前に一本、午後に一本で終わるところ、今回は午前中に二本いっちゃいました!

二本目はマンボウのちょうど裏側に当たる「一本松」と言うポイント。

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やたらと大きくて白くてきれいなウミトサカをバックに写っているのはイシモチ。
1本目に潜った先端には以前から大きなウミトサカが見事に点在していたのだけれど、一本松でこんなに大きなのは初めて見ました。
それもひとつだけじゃなくて結構沢山あったんですよ~。
異常気象の悪い影響じゃないといいけど…。

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そのウミトサカの周囲でやたらと逃げない魚を沢山発見!
どうやらクリーニングステーションとなっているようです。
写真はちょっとボケてますがカワハギ。
側面にいる細い魚はクリーニングフィッシュのホンソメワケベラ。
体の寄生虫を食べてくれるので、みんな気持ち良さそうに止まって恍惚の表情を浮かべていたりします。

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こちらの岩にくっついているのは色鮮やかなイバラカンザシ。
なぜか一つの岩に密集していました。
手を近づけて触ろうとすると引っ込んでしまいます。

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イシモチは先端でも一本松でも沢山群れて泳いでいました。
群れになると結構キレイ♪

あぁ…この一本松ポイントは25メートル付近でグッと深度が落ち込んでおり、そこにヤギと言う細長い生物が群生していてキレイなのだけれど、とにかくここも水が冷たくて冷たくて今回は深く行くことが出来ません!(>_<)
夫はその当たりでなにやら写真撮ってたみたいだけど、私はもう少し浅い手前でウロウロ…。
ウエットスーツがかなり古いので、もう保温力なくなっているんだなぁ。
それでも二本目は一本目ほどには足がつらずに済んだので一安心でした。

さて、潜った後は、休憩も兼ねてランチタイム♪

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頼んだメニューはヅケ丼!
ここのヅケ丼はとってもおいしくてボリューム満点♪
お店の中は冷房が効いててちょっと冷えるので、外のテーブルまで持ってきて食べました。
ランチの後はちょっとうとうととお昼寝をして、いざ三本目!

普通は一回ごとにタンクを変えて潜りますが、二本目のタンクの空気が半分くらい残っていたので節約してそのまま潜ることにしました。
三本目は久しぶりの「湾内」。
初めての講習でも潜ったなつかしのポイントです。

しかし…、やはり結構にごってて汚い…。
浅場はかなり透明度が悪く、ちょっと離れるともう見えなくなってしまうので、出来るだけお互いと離れないようにしなくては…。

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大瀬崎の湾内といえばこれ、スナイソギンチャク。
流れに身をまかせるように触手がゆらゆらとそよいで、色と言いそのしなやかさと言いなかなかフォトジェニックなヤツです。
水中フォトコンなどによくあるこのスナイソギンチャクの写真は、大抵は大瀬崎で撮られたものです。

三本目は節約ダイビングをしたため特に夫はあっという間に空気がなくなってしまい、20分でエキジットしました。

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上がってきたら洗い場で器材を洗って干しておき、自分たちもシャワーを浴びて着替えてさっぱりとし、コーヒーを飲みながらログ付け。
今回お店の横の以前は台車を並べる場所になっていた部分にテーブルとイスのセットが出来ていて、これが大変のんびりと出来て快適でした。

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それにしてもこのベンチの後ろの樹、結構立派でしょ~。
ここ大瀬崎には100本を越えるビャクシンの木が群生しているそうで、自然発生のままこのように群生しているのは珍しく、また日本最北端でもあるそうです。

さて、一日楽しんだ大瀬崎を後にして、向かうは温泉!

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大瀬崎から沼津に向かう途中を右に折れた長岡温泉にある日帰り温泉施設「光淋」へ。
この温泉を知ってからうちでは大瀬崎の日帰りが可能になったと言っても過言ではないほど助かっている施設です。
ここで温泉に入って食事もして、ついでに仮眠をとってから帰ると体がとっても楽で、しかも夜になってから出発することになるので、混んでいるときには渋滞が緩和されていることも多く、そのような時は帰り着く時間もほとんど変わらなかったりするんです。

まずは温泉へ。
ここは以前は旅館として営業していたところなので、温泉もとても風情のあるつくりなんですよ~。

そしてダイビング、温泉、と続いたらやっぱりその後はまずはこれですよね!

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ビールで乾杯♪
ふぅ~体に染み渡るねえ…。

そして食べる!
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そしてまだまだ食べる!
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一番のお楽しみはこちら。
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生桜海老のかき揚げ!
実はこの日、夫の誕生日だったのですが、誕生日だから潜ってそして帰りに桜海老のかき揚げを食べたい!と本人からの切なるリクエストだったのです。
しかし、おいしいのだけれど、去年よりもちょっと桜海老の量が少なくないですか…。

f0043911_1142726.jpgこちらは去年の写真。
やっぱりーーーーっ!
こっちのが桜海老がいっぱい入ってる~~~~!(爆)
いろいろ値段高騰の折、仕方がないのでしょうか…。(-_-;)


そして〆にはこちらの3品。
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いい加減食べすぎかしら…。(汗)

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お腹もいっぱいになったところで二階の仮眠室に移動。
以前は一階の畳の大広間のようなところの片隅で寝ていたのだけれど、この仮眠室が出来てますます光淋に寄らずにはいられなくなってしまった!
ここでぐっすり寝て(何しろ朝早かったからね…)、仮眠室終了時間の9時になっても起きてこなければちゃんと係の人が起してくれるので、寝過ごすこともないし…。(笑)
ってか、いつも起してもらってます…。^_^;

帰りは私が運転で、渋滞もなく東名出口付近まで2時間弱、その後ちょっと首都高が工事渋滞で混んでたけど、家に12時ちょっとすぎにはたどり着きました。
長くて楽しかった一日。
大満足でした♪
さぁそれでは今週もがんばって乗り切りましょうかね~。


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by rakurakurakuko | 2008-07-14 01:28 | 小さな旅 | Comments(26)

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とにかく6月に入ると梅のことが気になって気になって仕方ない!
青梅で梅酒と梅酵母を仕込んだのは前の記事に書きましたが、これで一段落ではなく、その後に完熟の南高梅が待っているんですよ~。
最近は青梅がまだ並んでいるうちに出てきて、「1キロ980円はまだちょっとお高いからもう少し待ってから…」なんて思っているとある日突然あの愛らしい黄色の球体は店頭から姿を消してしまうんです…。
だからもうドキドキ♪
今年の手の打ちどころは680円と見た!
一度この値段で、去年買ったようなとっても良い状態の南高梅を見かけたのですが、何とそういうときに限って週がはじまったばかりの月曜日。
とてもじゃないけど週の始まりから梅仕事してる場合じゃないわ…と泣く泣く我慢。(-_-;)
6月も半ばに入ったその週末、月曜日に見かけたものよりちょっとまだ青いんだけど、これくらいならいいかなって言う南高梅を買ってきました。

冒頭の写真は、その買ってきた梅をざるにのせて追熟させているところ。
ずいぶん黄色く色づいているのもあるけれど、まだまだ緑のものもあるからね。
この追熟しているときと言うのがとっても幸せな瞬間で、部屋中が梅の香りに包まれます。
どうしても梅と言うと梅干しを想像してしまうので香りって?と思われるかもしれませんが、この完熟の梅の香りはまるで桃みたいなんです♪
うーん、幸せ♡

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熟し加減にムラがあったので、黄色くなり少し柔らかくなったものは冷蔵庫に移して保管してました。
そして大体こんな状態になったらいよいよ戦闘開始~♪

まずは何はなくても作らなくてはいけないもの、それは南高梅のジャム
一時期ジャム作りに凝ったことがあり、何でもかんでもジャムにしていたことがあったけど、そんな中でも私が一番好きなのがこの南高梅のジャムなんです。
そんなジャムを作るこの日は仕事を午後半休で帰ってきて気合も十分!(爆)
もちろん作り方はベリーさんレシピで♪(毎年ほんとにお世話になってます"^_^")

f0043911_1304237.jpgまずは梅をよーく洗ってなり口を取り、大き目の鍋に梅を水と共に入れて火にかけて、茹でていきます。
このどこまで茹でるかと言うのが腕の見せ所!
と言うのも、あまり茹ですぎてしまうと梅の皮が破れてエキスがお湯にいっぱい流れ出してしまうし、あまり茹でなさすぎだと私の場合この後スティックミキサーで実をペースト状にするのでミキサーが上手く回らなくなっちゃうんです。


f0043911_131616.jpg大体この程度、皮がちょっとだけ破れるくらいで引き上げます。
梅によってずいぶん差があるので、破れかけてきたものから順次ざるにとってます。
実も皮もフルフルでちょっと熱いけど触ると気持ちがいい~♪


この引き上げた梅を少々冷まして手で触れるようになったら手で種を外していき、外した実を更に手でぐにぐにしながらスティックミキサーにかけやすくします。

f0043911_1312926.jpg後はミキサーをがーーっとまわすだけ。
このくらい滑らかになればOK!
これを鍋に入れて、あらかじめ計っておいたグラニュー糖を入れ、中火から弱火にかけて温めていきます。
いつも梅の実(茹でる前の皮のままのもの)の重さのきっちり50パーセントの砂糖を入れるのだけれど、今年はかなり長いこと追熟したからか40パーセントくらいの量で十分甘くなりました。


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それを煮沸消毒した瓶に入れ、軽く蓋をしたものを更に煮沸して脱気をすれば出来上がり。
2キロの梅から全部で8瓶のジャムが出来ました。

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翌朝の朝食はもちろん梅ジャム三昧~♪
パンにも梅ジャム、ヨーグルトにも梅ジャム、梅、梅、梅の梅尽くし~♡
梅雨のじめじめした朝にこの酸味がたまらないんですよね。

そしてこの梅ジャム作りには更に嬉しい副産物が!
それはジャムの瓶の後ろにちらっと写っているペットボトルに入っているのが梅ジュース
梅を茹でた時のお湯にお砂糖と私は取り除いた梅の種も入れて(種の周りにまだまだいっぱい実がついているから!)少し煮込んだ甘酸っぱい梅ジュース。

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キンキンに冷やして飲むともう最高♪
湿気が多くてバテバテの体に染み渡るのよ~。

そしてもう一つ、写真を撮り忘れてしまいましたが↑の梅ジュースとは別に濃い梅ジュースと言うのを作ってます。
これはもう貧乏性としか言い様がないのだけれど(汗)、梅ジャムを煮た鍋に↑の梅ジュースともし中途半端で瓶に入りきらないジャムがあればそれも入れてお砂糖を足して作るジュース。
この濃い梅ジュースにゼラチンを入れてフルフルのゼリーにするのです♪
今回はちょっと冷蔵庫がいっぱいでゼリーを冷やせるスペースがなかったのでここで作った濃い梅ジュースをジップロックに入れて冷凍してあります。
あ~作るの楽しみーーー!

そしてそして、今年は副産物がもう一品。
薄めの梅ジュースの半分を使って、ホワイトリカーなどに漬ける梅酒ではなく、醸造酒の梅のお酒を作ります。
もちろんお酒を造るのは禁止されてますからね~、フィクションですよ~。(笑)

f0043911_137317.jpg目指すはシードルの梅バージョンって感じでしょうか。
別ブログ「うちのコボちゃん」のこちらの記事に載せてる作り方の、りんごジュースを梅ジュースに置き換えて作ります。
酵母はりんご酵母使用。


シードルと同じく10日ほど常温に置き、その後ペットボトルに移してグラニュー糖を加えて二次発酵。
しかし…、シードルならばここでペットボトルがパンパンになって中でシュワシュワ発酵がすすんでいることがわかるのですが、この梅のお酒の場合ボトルがくにゃくにゃしたまま…。
蓋を開けてみると全くシュワッとも言わないので、更にきび砂糖を小さじ2ずつ足して更に二日置いてから冷やしてみました。

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先ほどその梅のお酒を解禁!
やっぱりシードルのようにはシュワシュワしなかったけど、キリリとしてなかなかおいしいお酒が出来ました。
度数も弱いので漬け込みの果実酒の梅酒よりもさっぱりといただけます。
大体こういうものを作って夫にも勧めると「いらない」とか「いや、ちょっとだけ…」と言っておそるおそる飲むのですが、一口飲んだら「あれっおいしいね。もういっぱいもらおう♪」と言って飲んでました。^_^;
梅は発酵力が強いと聞きますが、あんまりシュワッと泡が出ない発酵の仕方なのかしらね。
確かに一次発酵のときもりんごジュースで作った時ほど泡がブクブクたってなかったし。
このシードルもどき作りもいろんなジュースでやってたみたらまた楽しいかもしれませんね~。

去年までの私なら、ここで今年の梅仕事終了~!となるのですが、今年は違うよ。
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何とここ数年の懸案事項であった梅干しにまで手を出しちゃいました。
しかし、初めてと言うこともあり、味噌やらなにやらでこれ以上樽を置く場所もないので、可愛く1キロ♪
あちらこちらで見て、とても簡単でかびも生えにくいというジップロックにて仕込むことにしました。

分量などのレシピはこれまた昨年の「きょうの料理」にあった杵島直美さんのもの。
梅 1キロ
塩 150グラム
の塩分15パーセントの梅干しです。

f0043911_1401313.jpg梅をジップロックに入れてから塩をまぶし更にホワイトリカー1/4カップを入れて全体に混ぜ合わせ、ジップロックの中で梅が平らになるように並べてジッパーを閉めます。
ジップロックのLサイズを使うとちょうど良い感じ。


f0043911_1404647.jpgそのジップロックに万が一漏れた時のためにもう一枚ビニールを重ね、その上に塩で重石をしておきました。
ジップロック漬けの場合重石はなくてもよいらしいのだけれど、出来るだけ早く梅酢が出るように、そしてその梅酢が全体に回って梅の実が梅酢の中に隠れるようにしたほうがカビにくそうだと思い、800グラムの我が家の常備塩、ヨネマースを2袋のせておきました。


びっくりすることに翌日にはもう梅酢がかなりあがってきて、翌々日には塩も全部溶けてました!
そして追熟をしていたときと同様のあの桃のような香りが今もずっと続いているんです~。
玄関のすぐ横の部屋に置いてあるので、うちに帰ってくるとその匂いにまず迎えられるというこの幸せ♡

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現在の状態はこんな感じ。
なかなか良い具合でしょ。
重石は塩ひとつに減らし、私は白梅干しにしたいので紫蘇も入れずこのまま土用干しの日を待ちます。
そう、土用干し…。
これが私の場合梅干しを漬けるのに躊躇していた一番の理由なんです。
平日はうちに居ないから干して出しっぱなしにしておくのもどうかな~と思うし、かと言って週末にそんなにお天気が良い日が続くとも限らず、しかもそんなにお天気が良かったらどこかへ遊びに行ってしまいそうなんですもの…。
でもまぁ夏本番はこれから♪
何とか良い日を見つけて干してみようかと思っています。
初めての自家製梅干し、行方が楽しみ~♪

今年は青梅とあわせて全部で4キロの梅仕事でした。
まぁこの量ではまだまだ可愛いモンでしょうけど、梅ジャム一本やりだった私が梅酒と梅干に手を染めたということだけでも自分的には進歩だわ~。
よーく考えたら梅仕事をはじめた年からきっちり1キロずつ使う梅の量が増えてるようなので、来年は5キロかな?!

2006年の梅仕事記事
2007年の梅仕事記事


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by rakurakurakuko | 2008-07-11 01:47 | 保存食作り | Comments(15)

青梅狂想曲2008

もうほぼ終わりに近づいてますが、あちらこちらで今年も目にした梅仕事。
私の梅仕事と言えばここ数年、南高梅ジャム一筋!だったのだけれど、今年は青梅にも手を染めてみました♪

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先月の初め、店頭に並んでいた神奈川県産青梅を1キロ購入♪
夫が梅干し屋さんで聞いてきたところによると、神奈川県小田原産の梅と言うのは少々皮が硬いらしいのだけれど、まぁ今回は梅干しにするわけではなし、和歌山産よりも格段にお安かったのでこちらに決めました。(笑)

青梅と言えばやはり梅酒ですよね~。
実家では私が小さい頃には毎年梅酒を漬けていて、子供なのに飲んでごらんと言われたり、梅酒の梅を食べさせられそうになったりして、もうお酒臭くてそれがホントに嫌いだったんですよ~。
そんな私を見て母などは「あぁ…この子はこんなにお酒が飲めなくて社会に出たらどーするんだろう…」と密かに案じていたらしいんですが(?)、なんのなんの、知らぬ間にしっかり酒飲みな大人になってました。(爆)
今でもそうだけれど、要は甘~いお酒と言うのが苦手だったんですよね。

しかし、春にと一緒にフィノさん特製の苺酒を頂いて、飲んでみたらとってもおいしくて、これは梅酒作るしかない!と俄然ハリキリモードになってしまったわけなんです。

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今回の初めての梅酒仕込みで参考にしたのは、昨年の「NHKきょうの料理」の高城順子さんのレシピ。
青梅 850g
ホワイトリカー 1500cc
氷砂糖 340g
で仕込んでみました。
青梅はさっと洗って30分ほど水に浸し、その後また表面をこすって洗いそのまましばらくざるに置いて水気を切り、竹串を使いヘタを取り除き、最後によーくキッチンペーパーで水分を拭き取ってから熱湯消毒した瓶に氷砂糖と重ねるようにして入れて、最後にホワイトリカーを注ぎます。

梅仕事と言うくらいですから梅酒ってもう少し手間のかかるものなのかと思っておりましたが、なんだかあっけないほど簡単にできてしまって拍子抜け!
こんなに簡単だったんですね~。

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梅の緑と氷砂糖のキラキラがとってもキレイ♡
ずーっと見ていたいくらいでしたが、この日は別の仕込みモノもあったので早々に暗い部屋に置いてきました。

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翌日見ると、思ったよりも早く氷砂糖が溶けています。
もちろんまだまだ固まりはあるけれど、それも全部底に溜まっているだけ。
梅はと言うと、これ以上はないだろうと言う絶妙なバランスでぷかぷか瓶のど真ん中に浮いてます!
なんとなくグルグルとグルグルと瓶を揺すってまた置いておきました。

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仕込んでからやっと1ヶ月強たちましたが、現在の梅酒の様子はこんな感じ。
梅酒の出来上がりの写真を見ると大体梅が瓶の底に沈んでいるんですけど、私のはまだ真ん中にぷかぷか浮いてます。
一体これでいいのでしょうか…。

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アップで見ると下のほうの梅には皺が寄ってるし、一応エキスは抽出されていると思うんですけど。

本によると、3ヶ月後から飲むことができ、飲み頃は6ヶ月以降、1年経ったら梅を取り除くこととあります。
最短の3ヶ月までまだ時間があるので、その頃には梅が全部シワシワになって沈むのかな。
何はともあれ楽しみです。

梅酒に関し、仕込み終わってからこんなサイトを見つけ、終わったにも関わらず「ほっほー」などと感心しながら見ています。(順番逆だっちゅーの!)
梅酒の作り方、材料の選び方にもいろいろあるんですね~。
今回おいしく出来たら、来年はお酒にもいろいろ凝って作ってみたいなぁ。

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実はこの梅酒の前に苺酒も少量ですが仕込んでまして、こちらは1ヶ月半ほど経ったので苺を取り除いてお酒を別の瓶に詰め替えました。
早ければ2~3週間後から飲めると書いてあったのでもう十分飲めるはずなんだけど、もう少し熟成させてから飲んでみようと思ってます。
サイダーで割ったりするとピンクのシュワシュワになって可愛いしおいしいんですよね~。
来月の夏休みには昼間から飲んでしまいそう!
ちなみに何かを作った後の副産物についてはやたらと執着心のある私(!)なので、漬けていた色が抜けちゃった苺も捨てずにしっかりと苺ジャムにして食べてます!^_^;

さて、話は戻って青梅。
梅酒を仕込んだのが850gと半端な量だったのは、梅酵母を仕込むため。

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今の時期だけのお楽しみ、青梅でコボってみました♪
(注:コボると言うのはalteaさん作の造語で、酵母を仕込むと言う意味)
青梅と蜂蜜、そしてちょうどその時元気だったトマト酵母エキスを少々と水を瓶に入れました。
そのまま冷蔵庫へ入れて、一週間後に常温に出すと翌日には地味ながらブクブクと泡がたってきました。
しかし、この頃やたらと暑い毎日が続いており、私が酵母作りのお手本にしている「新しいごはん」と言う本によると、梅はとても発酵力が強いと書いてあるではないですか!
熱帯注意報の締め切り我が家に昼間出しっぱなしにしておくのはその後瓶を開けたときのことを考えるとちょっと怖くて、少し発酵した時点で冷蔵庫に戻し、またしばらくしたら出してみたり閉まって見たりしてたら、なんだかあんまり元気良く発酵しなかったのです…。(+_+)

それでもまぁ何とか使えそうではあったので、この青梅コボちゃんを使ってストレート法でパンを焼いてみました♪
梅の香りを十分味わいたかったので、私にしては珍しく全粒紛は加えず北海道産「はるゆたか」のみで仕込んでみました。

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う~ん、やっぱりこの気温にしては発酵するのも遅かったから膨らみはイマイチ…。
ちょっと水分過多のベタベタ生地になってしまい丸めるのさえも大変だったので、クープがガバッと開いてませんね…。
焼き上がりは甘い香りでそんなに梅、梅してません!

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切ってみるとこんな感じ。
やっぱり水分多すぎたみたいで、穴が均等ではなくやたらと大きく開いてしまってる部分があります。
お味は梅だけあって少々酸味がある感じですが、そんなには香らなかったなぁ。

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さっぱり味を活かして、夏野菜の揚げ浸しの漬け汁にも利用してみました。
麺つゆと青梅酵母液を混ぜてあります。
梅酵母と行っても酢のようには酸っぱくないので、これはなかなか良いかも。

この後、蜂蜜と水を足しておいたら、一度はシュワシュワとやたらと元気になったのですが、その後なぜか梅の表面がカビではないのだけれど水泡みたいに膨れるものが現れてしまい、ちょっと使うには不安だったので処分してしまいました。
やっぱり最初にしっかりと発酵していないのに冷蔵庫に入れたり出したりしていたのが敗因かなぁ。
そして仕込むときに梅の表面に楊枝などで穴を開けてエキスが抽出しやすくしたほうが良かったのかもしれません。
今年は極めるとまではいかなかった青梅コボちゃん。
来年はもっと楽しみたいな。

そして青梅の次はいよいよ完熟の南高梅にTo be continued~~~!!
はぁ、忙しい…。^_^;


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by rakurakurakuko | 2008-07-09 00:50 | 保存食作り | Comments(18)

2008年6月に読んだ本

あら、もう少し本読んでた気がするんだけど、振り返れば2冊しか読んでなかったんだー。
通勤時間を読書タイムに当てている私。
確かに先月はやたらと電車の中で眠りこけてしまってたことが多かったかも…。(汗)


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「タックス・シェルター」 幸田真音


私と経済小説と言うのは非常に結びつかないと自分でも思うのだけれど、幸田真音は好きなので文庫になるとつい買ってしまう。
この「タックス・シェルター」は経済小説としての要素の割合がとっても私好み!
「日本国債」みたいなコテコテのになると、どうしても難しくてグイグイ引き込まれていくというよりも、理解するだけで精一杯状態になってしまうのだけれど、これはそのあたりがとてもよい具合なんです。

中堅の地味な日本の証券会社で財務部長を務める深田と言う主人公が、可愛がってもらっていた社長の死をきっかけに、その社長の財産の処理をめぐってトラブルに巻き込まれてしまう。
と言うか、最初は自分の意思で行なっていたことが、途中から関わる人たちの金の亡者のような行為によって、自分ではもうどうすることもできなくなってしまうのだ。
いやぁ~読みすすんでいくと、大金を持ってそれを活かして行く人、リスクはあっても大きなリターンを狙っていく人には私は決してなれないなぁと実感。
この深田の深みにはまるたびにもうとにかくそこから逃れたい…と思う気持ちがよくわかる。
やっぱり私は正真正銘の小市民なのだなぁ。

その深田に絡んで出てくるもう1人の主人公と言うのが国税局の調査官である子持ちバツイチの有紀と言う女性。
この有紀も私生活にしても仕事にしてもコツコツと地道にすすんでいくタイプの女性なのだけれど、これがなかなか好感が持てるのです。
世間から国税局の調査官であるというだけで疎ましく思われ(小説の中では国税局の調査官と名乗っただけでとんでもなくひどい扱いを受けることがあるように書かれているのだけれど、それはほんとなんだろうか…)、そんな言葉を浴びせられたり仕事で悩んでいたときに、「キレそうになったときのおまじない」としてその先輩が心の中で「八十五万三千円」と唱える言うのだけれど、これ、何の数字かわかりますか。
現在日本の子供達にかかっている年間教育費のうち国税と地方税とで負担している金額だそうで、この子供ひとり当たりの教育費を集めることに自分も少しは役立っているんだと思うと心の平衡が保たれるのだという。
この部分がとっても爽やかに描かれていたのが印象的で、まぁこんな所から税金の必要性みたいなのもこの小説で訴えたかったのかなぁなんて思う。

展開からして、惹かれあっていたとしても深田と有紀が結ばれることはないんだろうなと思っていたけれど、最後の終わり方はちょっと弱いものは今の世の中生きていけないんだ…的な感じ。
その後のことは描かれていないのだけれど、八十五万三千円ではないけれど、有紀はがんばり過ぎずに仕事を進められたらいいのになと願うばかりです。


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「国境の南、太陽の西」 村上春樹


先月読んだ「村上レシピ」に触発されてしまい、どーしても村上春樹が読みたくなってきたので買ってみた。
買うにあたっては何から読むかかなり迷ったのだけれど、昔むかーしに呼んだ「羊をめぐる冒険」あたりのタイプを読んでまた失望してしまうと二度と村上春樹を手にとることがなくなってしまいそうな気がしたので、上下巻にも別れておらず、ましてや5巻ほどのボリュームでもなく、文庫本の裏表紙の説明文を読んでみて何となく大人っぽいような気がして、これに決めた!

ノルウェイの森以来の村上春樹。
果たして、これはとっても良かったです~。
村上春樹自身のことをよく知らないのだけれど、ジャズ・バーを経営している設定とかこれって何となく自分のことを描いたりしてるの?なんて思ってしまったり…。(読んでいくうちになんとな~く違うかなと思いましたが)

今は幸せな結婚をして幸せな生活をしている主人公の昔の恋がまず描かれ、そのうちの1人がある日目の前に現れるのです。
本人がバーに現れる何年も前に実は道を歩いている女性を見て「もしやこれは島本さん(昔の恋人)」ではないかと思い、後をつけて行ったという事実があるのだけれど、どーにもこーにもこの話がありえなさそうで不思議なんだけど、全体としてそういうもやもやとして曖昧な仕上がりの話となっているのでそれも特に浮かずに話の中に馴染んでいて、しかもなんとなくおしゃれな出来になっているのが村上ワールドと言う気がする。
これは1992年に発行された小説だというから、かれこれ15年以上も経っているのだけれど、古臭さを感じず今の時代に置き換えても十分いけるな~と思うよ。
ただ、車で音楽を聴くのがカセットテープであったり、電車を国鉄と呼んでいたりする部分で「そんなに昔に書かれた小説であるのだなぁ」と逆に不思議に感じます。
それと違和感と言えば、主人公のことをこの再会した島本さんはハジメ君と呼ぶのだけれど、確かに子供の頃に読んでいた呼び名なのだろうと言うことはわかっても、なんだかこの主人公の雰囲気に合わず違和感を感じたのは私だけ?

最後の展開も、島本さんも主人公僕の奥さんもとっても大人な選択。
そんな大人である女性に囲まれた男性である主人公が少年のままの心で生きている感じ。
但しそれでも憎めない男として描かれているけれど。
タイトルの「国境の南、太陽の西」はジャズナンバーのタイトルなのだそうだけど(まだ私は聴いたことがないです)、この小説に出てくるジャズを聞きながら深夜まったりと読んだりするのにぴったりの本です。
こういうの好き♡
あ~村上春樹、二度と読めなくならなくてよかった~!



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いやぁ~暑いです!!
ホントに暑い、暑すぎる!!!
今日の気温、確実に30度を越えて多分このあたりは35度にも近かったのではないかしら…。
茹だります…、溶けます…。

我慢できるところまではいってみよーと思ってるので、うちはまだエアコン使ってないんですよ~。
なので暑くて暑くてとにかくさっぱりとしたものしか食べられない!
そんな本日の夕食。

f0043911_1202788.jpgかつおの刺身の薬味いっぱいのせ~。
KIKちゃん御用達の角上に行ったら、さばいたばかりの大きくて新鮮なかつおの刺身が半身で500円と安かったの!
さっぱりと旭ポン酢をかけていただきます♪


f0043911_1204692.jpg焼きしし唐のニンニク醤油がけ~。
唯一、この一品だけ冷たくない食べ物。
すっごく立派でまるで万願寺唐辛子みたいなんだけどしし唐なんです。
辛かったら夫にはつらいかなぁと思ったけど焼いたらとろけそうでおいしかった~。(Fujikaさん、ありがと~♪)


f0043911_121795.jpgおかひじきとヤングコーンの和え物~。
これまたFujikaさんから頂いたんですが、このおかひじきがこのあたりで売ってるのとは全く比べ物にならないほど太くてシャキシャキしてておいしかった~。
和えている調味料は、ととだしと練り辛子、胡麻油を混ぜたもの。


f0043911_1212524.jpgそして本日のメイン!
夫のリクエストに答えての冷汁~。
うちの冷汁は干物が入らないエセベジタリアンバージョン。
普通の味噌汁よりも心持ち濃い目に味付けたものを冷やし、きゅうり、茗荷、新ショウガ、おかか、すり胡麻をたっぷり入れたキンキンに冷たい汁を熱々ご飯にかけていただきます♪
あ~ホントに暑かったからこの冷たいさらさらご飯だったからこそモリモリ食べられました。
この夏も何度も作ることになりそうだな。
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by rakurakurakuko | 2008-07-06 01:28 | 楽子の本棚 | Comments(16)

2008年6月のタイ料理教室

少々時間が経ってしまいましたが、先月も恒例のタイ料理教室に行ってまいりました~♪
これからの暑くなる時期にはやはり暑い国の辛~いお料理で元気出さなければーーー!
(夏バテも全くしない私にとっては無駄な元気かもしれませんが…汗)

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まずはこちら。
「ビー クゥン(ベトナム風豚肉の生春巻き)」
クゥンと言うのはベトナム語で巻くと言う意味。

f0043911_036845.jpg具材は、さっと茹でたしゃぶしゃぶ用の豚肉、千切りのレタス、大葉、ピーナッツ。
これらを水で戻したライスペーパーでくるくると巻いていきます。
先日のオフ会の記事に書きましたが、私はいつも家で皮を戻すときには横着をして水道の蛇口の下にペーパーを持ってきてジャーッと水で濡らしてそのまままな板に載せてくるくる巻いていますが(汗)、正式には大きなボールに張った水に皮をくぐらせて、濡れふきんの上にこんな風に皮をのせてから巻きます。
手前側に具材をこんな風にのせて、きゅきゅっと巻いていきます。
コツはきつめに巻いていくこと。
緩めだと食べるときに中身が飛び出してきて食べにくいですからね~。


f0043911_0374050.jpg巻いてからすぐに食べないときには、こんな風にラップをしておくと皮が乾かなくて良いですよ~。


f0043911_038273.jpg今回のヌクチャム(タレ)はこんなに真っ赤なタレ。
ニンニクと唐辛子、レモン汁、砂糖、ヌクマム(ベトナムのナンプラー)、水をクロックと言う石臼でつぶしながら混ぜ合わせたものです。
これが意外と色ほどには辛くなくて、さっぱりとした具材に合った甘酸っぱ辛いちょうどよいお味。
ちなみに4人分の量で唐辛子が5本入っています。


これからの暑い時期、あんまり食欲がないときにでも野菜がたっぷり摂れて火も大して使わずに出来るこんな生春巻きはとっても重宝なのよね。
今回の具材はピーナッツの風味と食感が良いアクセントになっていてとってもおいしかった~♪
うちでは夫の希望により、あらかじめ巻き巻きしたものをテーブルに出してますが、先日生春巻きクイーンを襲名したKIK家では、テーブルに全てセットしておとーちゃんと2人で自分が食べたいだけ自分で巻き巻きして楽しく食べているそうです!

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そして「パット クン ペット マムアンヒムマパン(海老とカシューナッツの炒め物)」
多分この先も絶対覚えられないであろう、舌を噛みそうな名前のお料理。
パットは炒める、クンは海老、ペットは辛い、覚えるのにネックと思われる(!)マムアンヒムマパンはカシューナッツの意味です。
マムアンと言うのはマンゴーのことなんですが、どうやらカシューナッツはマンゴーみたいな形のナッツと言うことらしい!
メキシカンマンゴーやアップルマンゴーのあの丸い形を想像してしまうと似ても似付かぬ形のカシューナッツだけど、確かにタイマンゴーの形とカシューナッツは似てるかも!

この炒め物、すごーく具沢山なんですよ~。
カシューナッツと海老のほか、タマネギ、ピーマン、赤ピーマン、しめじ、くわいなどなど。
ボリューム満点♪
ニンニクとプリッキーヌ(タイの小さくて辛い唐辛子)を炒めて香りを出したところに具材を加えていき、調味料を入れて味を絡めて最後にカシューナッツ加えてざっくり混ぜれば出来上がり~。
調味料は私が大好きなナムプリックパオ(チリインオイル)、オイスターソース、紹興酒、砂糖、ナンプラーでこれまた適度な甘辛さ。
カシューナッツは生のものを4人分で1/2カップほど使ってますが、最初に油でさっと揚げておくんですよ~。
冷たい油から入れてシュワッと泡が出てきたら引き上げます。
あっと言う間に焦げるのでこの見極めが重要ですね~。
ナッツたっぷりでカロリー高いけど(爆)、とっても後を引くおいしさの一品♪

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こちらは「ラープ ヌア(牛肉のラープ)」
ラープと言うのは以前も何度か習ってますが、タイ北部のイサーン地方の挽肉を使ったサラダのこと。
ヌアは牛肉の意味ですので牛肉のラープ。

f0043911_050392.jpgこちらも見ての通り、具沢山ですよ~。
乾煎りした牛挽肉、いろんな色のピーマン、赤タマネギ、万能ねぎ、スペアミント、パクチー、これらを全部みじん切りにして混ぜ合わせます。
それらをシーズニングソースとレモン汁、プリッキーヌポン(粉唐辛子)をあわせた調味料を入れて混ぜ合わせます。
そしてラープといえば忘れてはいけないカオコアポン。
食感のアクセントとなるお米を炒って粉にした米粉です。(手前の小さなボールに入った白いもの)
これを最後に加えて混ぜれば出来上がり!


レタスに巻いて食べたりしても良いし、ジャスミンライスと一緒に食べてもすっごくおいしい♪(私は丼モノのようにたっぷりジャスミンライスにかけてしまった…笑 だっておいしいんだもーん!)
後からくる辛さがとっても食欲そそります!!!

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デザートは「グルアイ トード(揚げバナナ)」
グルアイがバナナ、トードが揚げるという意味。

文字通り、衣をつけてバナナを揚げるんですが、その衣もまたタイの香り~♪
ココナッツパウダーと水を入れて火にかけて溶かしたものに塩と砂糖を入れ冷ましておき、そこに卵と小麦粉を入れてざっくりと合わせ、小さく切ったバナナと粗微塵に切ったピーナッツを入れて揚げるんです!
今回はナッツがいろんな料理にたくさん入っていますが、ピーナッツはおつまみ用のものでOK!
ねっちょりとしたバナナとコリッとしたピーナッツの食感がこれまた大ヒット~♪
衣にココナッツパウダーが使われているのでもっとくどい感じになるのかなと思ってたけど、意外と揚げてしまうとココナッツパウダーの風味って飛んじゃうみたい。
そんなにココナッツココナッツしてないので、「エスニックはあの香りがねぇ」なんて人もおいしく食べられそう。

f0043911_0521732.jpg…なんて、さも自分で作ったかのように作り方を書いてますが、実は私たちが食べたりおしゃべりに夢中になってる間に、先生が揚げてくれてました…。(汗)
橋本先生、毎度のことながら、大変失礼しました~。^_^;


でもね、おしゃべりや食べるのに夢中になっちゃうのも無理ないのよ。
だって今回は作ったメニューのほかにも、

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キャラメル味のチーズ。
(橋本先生ご提供♪)

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生田のおいしいパン屋さん「ラ・マン・キ・パンス」のパンいっぱい~。
(最近またまたお仕事が忙しくお疲れのAさんご提供♪)

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すっごいふわふわの「オーガニックサイバーストア」の生チーズケーキ。
(フラ大好きのHさんご提供♪)

なんてものがあったんだもの~~~。
思わずコーフンしながら食べちゃってました…。^_^;
これだから止められないんだよね~。
今月もホントに楽しくておいしいお教室でした♪


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by rakurakurakuko | 2008-07-05 00:59 | タイ料理教室 | Comments(6)