「ほっ」と。キャンペーン

益子の春の陶器市

f0043911_19135831.jpg
今年のゴールデンウィーク。
二日ほど休みを取るととっても長い休暇となったのですが、前半の一日が休みが取れなかった私。
夫は先に沖縄に行っちゃうし、それでは実家にでも戻るついでに楽しんできちゃおうと、ずっと行きたいと思っていた益子の陶器市に行ってきました♪

宇都宮時代の元同僚で、今は近所に住むKちゃんに声をかけてみると、「連休前半は予定もないから、一緒に宇都宮に帰って、益子の陶器市行こう♪」という嬉しい返事。
生まれたときから宇都宮のKちゃんも陶器市には行ったことがなく、行ってみたかったのよ~とのこと。
意外と近すぎると行かないものなんですよね。(笑)

とにかく益子の陶器市は混むらしく、車で行くと駐車場に止めるのも大変と聞いていたので、私たちが選んだ手段は、宇都宮駅から陶器市の期間に出ている直通バス。
バスを調べていてびっくりしたのですけれど、宇都宮からの直通バスはこの陶器市の期間だけ出ているのですけれど、東京(秋葉原)からはこの陶器市に限らず、毎週末、益子に行く「焼き物ライナー」と言うバスが出ているのです。
すごいね~、益子!!
若い作家の方が移り住んできたり、おしゃれなお店がたくさん出来ていたりと言うこともあり、益子が昔とはずいぶん変わってきているということはちらほらと聞いていたものの、もう10年以上行ったことがなかったので、本当に楽しみ♪
宇都宮駅からのバスは、予約の必要もなく、時間前にバス乗り場に行くとバスが待っていてくれて、チケットと共に益子陶器市のマップも渡してくれるなどなど至れりつくせり。
道が混みさえしなければ宇都宮から益子は一時間もあれば行きますので、久しぶりに会って(とは言っても一ヶ月も経たない前に一緒に飲んだけどね~笑)あれこれしゃべっているうちに、あっという間に益子に到着。
バスが止まった駐車場は、益子の町の陶器市の会場ど真ん中で、もう即、鼻息荒く戦闘態勢に入れます。(爆)

なぁ~んて言いつつ、とにかく久しぶりの益子だから、どこからどう見ていいのやら。
共販センターに向かう方向へ、メイン通りをとにかく進んで行きましょうということで、のんびりお散歩。

f0043911_19163032.jpg
とても素敵な建物に入ってみると、中も大谷石などが使われておりとっても素敵な空間のギャラリー。
この日はとても良いお天気で、歩いていると暑いくらいだったのですけれど、中はひんやりとしていて気持ちがいい♪

f0043911_19165212.jpg
「なんとなくこういうところのはお高そうよね」とか言いながら器を見てみると、どれも素敵で、また、良い意味で昔から見ている益子焼きとは違う新しいタイプのもの。
昔ながらの益子焼きと言うと、益子の土は赤土で粘りが少ないということもあり、ぼてっとした厚手の「土」を感じる器のイメージなんですが、このあたりにあるのはそんなに厚手ではなく、持ってみると重くもないの。
少しずつ変わってきているのだなぁ。

f0043911_19172096.jpg
道沿いの店を一軒一軒入っていたのですが、これではなかなか先に進まないわ~なんて言いながら、やっとたどり着いた、一つ目のテントである「路地裏テント」。
事前にちょっと調べた情報では、共販センターやいろいろなお店はもちろんのこと、陶器市の期間中に立つテント群には、比較的若い作家の方などが器を並べており、それはそれは面白いのだとか。

f0043911_19175727.jpg
こちらは女性の作家さんのテント。
プライスが書いてあるのも益子焼。
可愛すぎる~~~♪

この路地裏テントから、とにかく続けてどんどんテントを見ていったのですが、みなさんちゃーんと調べてきているのですね~。
どのテントにどの作家さんの店が立つかは、毎年違うらしいのですけれど(聞いてみるとどうやら抽選らしい)、事前にちゃんとお目当ての作家さんがどこに店を構えるのかを調べて、そこをめがけて行っているようで、人気らしい作家さんのテントの棚にはもう作品が一点もない!!なんていうところもありました。

そんなテント群を見ながら、私もちょいちょいと気に入ったものを見つけてはお買い上げ。
一度行きかけて、やっぱり気になって戻って買ってみたりね。

作家さんのテントでは、失敗も含めその器がどんな風に出来たのかなんて聞きながら、あっちにひっかかり、こっちにひっかかり、とにかくほーーーんとにたくさんの店と器を見たわ~。

途中でお腹が空いてきて、お昼を食べるところを探していたのだけれど、テント群の中にある食べ物屋さんは器屋さんよりも更に混んでいて、もう少しもう少しと進んでいたら、とうとう共販センターまで着いてしまいました。(笑)

少し時間がずれていたことと、まぁそこはそんなにおしゃれなお店ではなかったからか、並びもせずにお昼を食べられたのはラッキーだったかも。
そこで出てきたコーヒーが入っていたカップが、なんとKちゃんが実家時代から使っているものと一緒で、いくつかは割れてしまったので追加購入したいとのことで聞くと、共販センターにまだあるんじゃないかなと。
まだあるというのがどういうことかと言うと、それはずっと同じデザイン、色などで作り続けられているオーソドックスなカップらしく、そしてそういうものはこの器は誰誰さんと、作る方が決まっているようで、そのカップをずっと作っていらっしゃった方が少し前になくなられたのだとか。
でもいっぱい作られていたのでまだ売っていたと思うよと言うことなのです。

それではと、共販センターに行ってみると、私が結婚してすぐの頃に、多分実家に行くついでに寄ったのだと思うけれど、益子で買って、今でも気に入って使っている器があったのですよー。
これもKちゃんのカップと同様、益子焼きの中で大量生産品と言うか、常にある器らしく(お値段的にも手ごろだし♪)、これもきっと同じ方が同じようにずっと焼き続けているものなのでしょうね~。
我が家はこのシリーズが4つあり、どれも割れずに大活躍中。
これからも大切に使おう♪
共販センターのお店の中は、そういった昔ながらの、益子焼らしい益子焼がいっぱいで、なんだか懐かしい感じ。
普段使いの器って感じが素敵。

f0043911_19201896.jpg
そしてその共販センターの広場に一歩出ると、もうそこはテントがびっしりと出ていて、作家さんのテントもあるけれど、益子焼の窯元のテントもそれこそたくさん出ていて、もう何がなにやら、どこから見てよいのやら。
それにね、何しろここに並んでいるのはすごーく安いのよ!
元々お安く出ているのに、午後だからなのか更に半額とか。
なんかさー、全然買おうと思っていなかったものまで買ってしまいそうで恐ろしい…。(爆)
で、陶器市なんだけれど、陶器以外のお店もいっぱい出ていて、私たちは目ざとく高級ワインをレストランに卸している会社のテントを見つけ、試飲が出来るというので、ゆっくりと座って早速説明を聞きつつ勧められるままに、少しずつではあるけれど、多分全部で10種類近く飲ませてもらっちゃいました!!(嬉)

ワインを飲んだあと、さぁもう一踏ん張り見て回るか~なんて言ってたら、それぞれ夢中になっちゃって、気づくとお互い迷子に…。

f0043911_19214654.jpg
「Kちゃんはいずこへ~。私はタヌキの前にいます♪」とメールして、やっとこ合流できた次第。
タヌキ万歳、ありがと~♪

f0043911_19222726.jpg
思う存分楽しんで、最後にバス停方面に戻りつつ、また買って(笑)、そしてせっかく来たのですから、ちゃんと益子焼の登り窯も見てきました♪
益子にはいくつかこのような登り窯があるそうですが、ここのは一番大きくて火は赤松で炊くようですが、年に二度炊くのだそうです。
火が入っているところも見たら感動するだろうなぁ。

f0043911_19230224.jpg
そしてあちこち引っかかってもまだ少々時間があったので、最後にちょっとのんびりお茶でもしようと入ったカフェ。
こんなに素敵な益子焼の器で出てきました♪
プリンがのっているお皿は、シロップで見えないですが底の部分が確かグレーなの。
カップのピンク色もとてもやさしい色で素敵で、こんなの見るとまた益子焼買いたくなります!!

そして時間にはバス停に戻り、益子に別れを告げ、一路宇都宮へ。
いっぱい歩いたからね~、程よい疲れでしたが、運転することもなく揺られているうちにあっという間に帰れるのはとっても楽ちん♪
また来年も来たいね~と予想以上に楽しい益子の陶器市でした。

でもね、まだまだお楽しみは続くの!
せっかく一緒に宇都宮に帰ったのならば是非あの店に行きましょう♪と言うことで~~~。

f0043911_19233919.jpg
向かった先は、「パイプレスト」。
もう、ここが好きで好きで、一番通っていた頃は週に一度は来ていて、その頃車通勤だった私なんぞ、代行車(って多分東京の人は知らないよね)の運転手さんに家を覚えられて、黙っていても家まで送り届けてもらえたくらい!(爆)

あれからもうかれこれずいぶんと年数が経っていますが、それにしてもお父さん(店のマスター)変わらなすぎ~~~。
そして料理もやっぱりどれもおいしすぎ!!

f0043911_19255773.jpg
いろんな野菜のピクルスと人参のサラダ。
私はここの人参サラダで人参が少しずつ克服できたの!

f0043911_19261700.jpg
山盛りサラダはドレッシングが絶品!

f0043911_19263809.jpg
そして季節の筍尽くし。
サラダ風なのが新しい!

f0043911_19265966.jpg
最後にこれは食べて行って~と出してくれた豚と豆のトマト煮。
もうお肉がとろとろで、そしてお豆はなんとひよこ豆。
今もあるそうですが、ここの定番だった白いんげんの豆のサラダ。
今は豆はひよこ豆を使うことが多いんだよ~と言ってたお父さん。
日々進化してるのねー。

f0043911_19271536.jpg
で、ちゃーんとデザートも♪
なかなかお母さんにも評判なんだよって言ってたパンナコッタ。
ほんとにおいしい!
昔からここではいつもちゃんとデザートまでいただいて、かぼちゃのプリンなんて器ごと(ホールの!)抱えて食べていた若かりし頃が懐かしい~~~!!

益子も堪能したけれど、宇都宮も堪能した楽しい一日でした。

そして最後に戦利品!

f0043911_19280022.jpg
お値段が書いてあるのも益子焼だった女性作家さんのテントで買ったお皿と箸置き。
色がやさしくて、ちょっとしたおつまみを盛りつけるのに大活躍。

f0043911_19282355.jpg
こちらは迷いに迷って買った(この中ではお値段が高め)、いぶし銀~黒色の器。
二つ同じもののように見えますが、微妙に大きさが違うの。
煮物はもちろんのこと、先日は沖縄で買って来た青パパイヤでソムタムを作ってこれに盛りつけたのですけれど、アジアンにもとっても映えました!

f0043911_19290330.jpg
こちらは愛知県から来ていた作家さんのぐい呑み。
益子で修行していたのだけれど、奥様が美容師さんで美容室を継ぐため愛知県を離れられず、だったらと愛知県に釜を作って焼き物をしているのだとか。
とても話が面白い方で、これは実は寝過ごして2時間ほど焼きすぎてしまったからと、格安500円。
そんな話で盛り上がっていたら、あれよあれよと人が集まり、あっという間にこのぐい呑みも売り切れちゃいました!

f0043911_19294856.jpg
これもとっても安かった、へちまみたいなお皿。
チーズとか盛りつけると良い感じ♪
これはね、以前はもう少しだけ太く作っていたらしいのですが、ちょっと細くしてみたらなぜか売れなくなっちゃったから安く売っているのだとか。(笑)
私はこれでよいと思うけどね~。

f0043911_19301346.jpg
こちらはつや消しの薄い青緑色のお皿。
このサイズのお皿は使いやすく、いつも同じのばっかり使っているので、少しバリエーション増やそうかな~と。
ポップな色合いでもあるので、和食も良かったけど、意外とサラダなんかを盛り付けても良い感じでした。


うふふ、大満足!
益子の陶器市は秋にもあるからね。
またそのうち行ってみたいものです♪♪


こちらのブログ村に参加しています。
陶器市が楽しそうで、私も行ってみたいな~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ



[PR]
by rakurakurakuko | 2016-05-28 19:38 | こんなところに行って来ました | Comments(4)

2016年4月に読んだ本

あっという間に5月も後半。
今月は記事もなかなか更新できず、4月の読書記事も今頃に…。(汗)

f0043911_23461190.jpg
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘


良かったです。
吉田篤弘さんは、どれを読んでも独特の世界観があるのだけれど、私にとってはその種類として二つあり、ひとつはほのぼのと温かく、すーっと心に入ってくるもの。
もうひとつはものすごーく難しくてその世界観を理解するのに少々難儀すらもの。
これは前者だったので、すんなりと読むことが出来ました。

まずは何にやられてしまったかと言うと、あー私はどうして「安藤」と言う姓に生まれてこなかったのか、または「安藤」さんのもとへお嫁に行かなかったのかと言うこと。
この物語は映画が好きな静かな青年オーリィ君が、街のサンドウィッチ屋さんへ良く通うようになり、その後そこに勤めることになるのだけれど、そのサンドウィッチ屋さんの名前が「トロワ」と言い、なぜ「トロワ」かと言うと、フランス語の「1,2,3」の「アン・ドゥ、トロワ」。
つまり「安藤」に続くのは「トロワ」なのです。
別にそんな感じの良いサンドウィッチ屋さんを開く予定もないし、そんなこと考えたこともなかったけれど、思わず「いいわ~私も安藤だったら開けるのに!」と思ってしまうくらいにいいのよね。
月舟シネマ(つむじ風食堂と同じ街なのかしらん)やあおいさん、アパートのオーナーのマダム、安藤さんの息子のリツ君などなど。
シチュエーションも登場人物も魅力的。

淡々と進む毎日。
特に大きな事件があるわけでもなく、でもよーく考えるとそれってものすごく劇的なことなのではと思えるような、そんなオーリィ君の日常。
暮らしの手帖に連載されていたと聞けば、なるほど、それ以外にはありえなかった小説だなと思ったり。
同じ吉田篤弘さんの「つむじ風食堂の夜」が好きな人だったら、きっとこれもはまると思います。

f0043911_23463135.jpg
「あさ・ひる・ばん・茶」 長尾智子



長尾智子さんのお料理本は何冊か読んで試したことがあり、それはどれも結構気に入っていました。
なので、そんな方のエッセイとはどんなものかと図書館で借りてみたもの。

う~ん、悪くはないのだけれど、でもちょっと思っていたのとは違ったな。
長尾智子さんの肩書きである「フードコーディネーター」と言うのが、果たして料理家とは違うのか、食をコーディネートするとは何ぞや、スタイリストとはまた違うのか等々、はっきりとわからないのだけれど、平松洋子さん的なものを期待してしまった私にはちょいと物足りない感じ。
平松洋子さんはエッセイストですからね、やはり物書きなのであり、長尾智子さんは物書きではないというところが大きな違い。

長尾さんのこだわりがちりばめられているエッセイ64編ですが、これがね、写真などが盛り込まれて紹介されているのであれば、楽しみ方はもう少し違ったのかもしれません。
時々、そのエッセイの中心となるものの素敵な挿絵が入っているのだけれど、絵だとやはり弱いんですよね。
これが「こんな器です」とか、「こんな食べ物です」と、それが魅力的に写された写真があれば、そういったものの紹介エッセイとして、それはそれで楽しく読めたような気がします。
ちょっと中途半端で残念でした。


こちらのブログ村に参加しています。
「それからはスープのことばかり考えて暮らしたって不思議なタイトルで面白そうって思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ



***********************************

なんだかここのところ、まるで夏のような気温ですよね。
今年の夏は暑いという予報だし、一体どうなることやら…。

そんな中、なぜか私は体調絶不調…。
先週末、突然熱が出て始まった、風邪。
まず、熱がなかなか下がらず、そして熱が下がってからもなぜだか喉が痛い…。
アレルギー性鼻炎持ちの人なので、風邪と言うとすぐに鼻にくるタイプで、喉が痛いなんてことはめったにないのですけどね。
それに熱も下がったことには下がったのだけれど、どうも本調子ではなく、上手く体温調節が出来ないようで、すごーく暑くなったり、かと思うと突然寒くなったり…。
そして極めつけは声枯れ。
今週の月曜日、朝はただ喉が痛いだけだったのですが、お昼過ぎから突然声がかれてきました。
それがね、もう一体誰だよって感じにひどくて、そして何日経っても直らない…。
もう熱が出てからかれこれ一週間経っている今日も、依然として喉の痛みと超ハスキーボイスに悩まされています。
多分風邪と関係があると思うのだけれど、数日前からは目も充血してきていて、常に乾いている感じ。

聞くところによると、どうやら今年の風邪は喉にきている人が多く、またとってもその喉が悪い状態が長引いているのだとか。
世間は暑いくらいだというのに、一体この流行はなんなのでしょう…。
なんだか何をやるにもやる気が起こらず(まぁ、これは今に限ったことではありませんけど…汗)、そんな状態で5月が終わってしまいそうで、それはそれで残念です。

そんな風邪をひかないよう、みなさまもお気をつけくださいね。


◆4月に作った保存食◆

筍のオイル煮


[PR]
by rakurakurakuko | 2016-05-19 23:47 | 楽子の本棚 | Comments(6)

2016 筍三昧

f0043911_20560117.jpg
春と言えば筍!
去年はどうしてだったか、思う存分食べるとはいかなかったので、今年は是非いやと言うほど食べようと思って春を待っていたのでした。

以前はフィノさんから掘り立ての京都の筍をいただいていたのですが、義父さんが筍畑を手放してしまったので、それからは京都の筍と言う選択肢はなし。
では三月中から出回る九州の筍を食べるかと言うと、スーパーなどで売っている福岡産はやはりここまで輸送されてくるには時間がかかっており、少しでもエグくない、そして普段から心がけている地産地消と言うか、輸送コストとエネルギー削減のため
にもぜひとも地場産の朝堀り筍を待っていました。

4月になったら早々に出回るかしらんなどと思っておりましたら、今年は出回り始めたのが4月10日すぎ。
私の初筍購入は4月12日。
鍋の都合などもあり、あまり大きいサイズの筍よりも中~小サイズを求めていたのですけれど、ちょうどこの頃残業が続いたこともあり、いつもよりも遅い時間に行った八百屋さんの店先にある筍のほとんどがとても大きなサイズ。
ぎりぎりセーフ、最後に残っていた小さな筍と中サイズの筍をゲットして来ました。
ぷっくりとしたフォルム、まだあまり固くなく、かつ茶色がやさしい色合いの筍は言うことなし!

f0043911_20565961.jpg
まずは小さな方の筍で、初筍の時には必ず作るアレにしましょう♪

筍は、土がついている皮を数枚はがし、水でよーく洗って土がついている部分があったら落とし、下の部分も少々切って(土などがついていなかったりすれば特に切らずともOK)、何も考えずにそのまま200度のオーブンに突っ込んで作るアレ。

f0043911_20573705.jpg
はい、筍の丸ごとオーブン焼きの出来上がり♪
オーブンから出したら、半分に切り、一緒に焼いていた同じく新タマネギの丸ごと焼きと一緒にお皿に盛りつけます。
筍も新タマネギも、おいしいお塩をちょろっとつけていただきます。

「ねぇ、○○(私の住んでいるところ)の筍で丸ごと焼きなんて大丈夫?」「エグくない?」とここのところ毎年聞いてくる夫ですが、エグくないんですよ。
そりゃー明日になればかなりエグくなると思われますが、掘ったその日のうちであれば手を加えずそのままオーブンに突っ込んで焼いてもまったく問題なし。
問題ないどころか、焼いている間、後半には甘い匂いがキッチンに漂い、とっても幸せな気分にもなることが出来るおまけつき♪

あちあち…とか言いながら皮をむしり、ちょこっと塩をつけていただく筍は至福のお味。
新タマネギもとろんとろんでおいしいです。
やっぱりこれだよねー。

f0043911_20580626.jpg
同じ日、もう一つ買った中サイズの筍は、筍シーズンが始まる前に今年は是非作りたいと思っていたオイル煮に。
イタリアンの本で見つけたレシピで、下茹で等なしで、いきなりオリーブオイルで煮てそのオイルごと瓶などに入れて保存すれば、冷蔵保存で2ヶ月もつというもの。
アーティチョークの調理法、保存法をヒントにしたものです。

f0043911_20583007.jpg
早速生の筍の皮を剥き、土などがついている部分があれば少々切ります。
今回の筍、ホントに良い状態。
皮の部分のビロードみたいな毛が柔らかくてきれいだし、その下のボツボツも小豆色でとてもきれい。
これがもう少し育ってしまったものとなると、ボツボツが黒に近い状態になり、固くもなるしエグくもなるし、茹でるのに気を使ったりもするんですよね。
多分これは糠などを入れずに下茹でしても大丈夫なはず。

f0043911_20585333.jpg
そして皮を剥いた筍を縦に食べやすい大きさの薄切りにします。

f0043911_20593123.jpg
それを鍋に突っ込んで、筍2本に対して(大きさは良くわからず)、ニンニク一片、レモン汁2個分、塩小さじ1と1/2、オリーブオイル180cc、水1カップをすべて鍋に入れ蓋をして弱火で1時間煮るだけ。
本ではミントを入れていましたが、私はその後の使い勝手を考えてミントは入れませんでした。
途中でオイルが少なくなってきているようであれば水を追加して煮るとありましたが、そんなに少なくならず、またその後私は瓶ではなくジップロックで保存予定だったのでそのまま煮ただけ。

人肌程度に冷めたところでジップロックに出来るだけ空気が入らないように入れてジッパーを閉め、冷蔵庫で保存。

f0043911_21001807.jpg
こちらのオイル煮の筍は後日、ディルを少々散らして食べてみました。
う~ん、なかなか良い感じです。
下茹でも何もしていないけど、エグミはまったくなし。
レモン汁が結構多めに入っているので思っていたよりも酸味があり、できれば筍にはそんなに酸味がない方がいいんじゃないかなーと思うので、今度作るときには少し減らそうと、それだけが懸案。
元々煮た筍はあまり好きではなく、焼いたり下茹でしたものをサラダみたいにして食べるのが好きな私にはツボな感じです。
f0043911_21004567.jpg
こんな具合に2本の筍はあっという間に終わってしまったので、その週末、第二段の筍を買って来ました。
今度は3本!

大きさはどれも中くらいのサイズで申し分ないのですが、最初に買った筍と比べると皮も黒っぽく、先っちょの芽の部分も結構緑になっており(土の上に出ていたから)、そして何よりフォルムがずんぐりむっくりから少々スリムになってきていますよね。
一週間もない差でしたが、出始めの筍から少しずつ竹に近づいていっているのですよねー。
この頃が出盛りで、じゃんじゃん採れるからと思われますがお値段もかなり安くなってきています。
おいしさ重視だったら初筍のときにいっぱい買ってあれこれ作ったほうが良かったと思われるけど、まぁあの時は平日だったし手ごろサイズの筍があれしかなかったから仕方がないけど。

f0043911_21012000.jpg
今回は全部下茹でして、水と共に大きなビニール袋に入れて冷蔵庫保存。

f0043911_21013499.jpg
買ったその日は、下茹でしたての筍の下の方の固い部分を使って、筍ステーキ。

筍と言うと上のほうの柔らかい部分が好きって言う人のほうが多いと思うけど、この下の固い部分にしか出せないお味があるのよー。
この大きさがないと生きてこないし♪
そして、私は今年初めて知ったのですが、実は筍ってこの下のほうの部分の方がエグミが少ないんですって。
京都の筍で筍の刺身なんてあるけど、あの穂先で刺身ってもっともえぐい部分でやるわけなのだから、もう掘ったその場で食べないと絶対に少々のエグミはあるよね。(私も京都で掘らせてもらってそのまま家に持ち帰り、当日だから食べられるかもと穂先をそのまま食べてみたことがありますが、京都の筍でもエグかった!下の部分なら食べられたのかも…)

筍ステーキはバターを多めに引いたフライパンで焼き目がつくまで両面焼き、お醤油をたらして更に少し焼いてしみこませて出来上がり。
このときには頂き物のおいしい黒七味が合ったので、山椒の変わりにぱらりんとふりました。(Abiさん、ありがと~♪)

もうこれは文句なくおいしい!
バターと醤油が筍に合うのよ。
香りも甘くて香ばしくて、これを嫌いな人はいないと思う。

f0043911_21015881.jpg
そして次の日は、筍を入れた餡を筍の姫皮で包んだ、筍シュウマイ。
普通に筍の皮で包んでも良いんだけどね、自分で丸ごと下茹ですると姫皮もいっぱいあるから、それを贅沢につかっちゃおうというわけです。
とは言え、姫皮は真四角なわけではなく、細長いものもあり、小さく千切れてるものもあり。
そこはあまり気にせず小さなものはなんとなく四角くなるように手の平に並べてその上に餡を盛り、ずいずいずっころばしの手になるようにしてなんとなーく餡と姫皮を密着させ、最後に平らなところにおいて下を平らにそして形を整えて出来上がり。
少々不細工なのもあるけど、あまり気にしないのがコツ。(笑)

f0043911_21031391.jpg
これを蒸し器に入れて出来上がったほかほかの筍シュウマイ♪
餡にもたっぷりみじん切りの筍入れてますので、こりこりと食感もよく、中から外の皮から、筍の香りがぷんぷん!
筍好きにはたまらないお味。
姫皮は皮の一部が餡と接していれば比較的形を保つので、あ~ん、食べるときに皮がはがれちゃったわ~なんてこともありません。
私が筍を買っている八百屋さんでは手間を考えたら破格のお値段で、採れたての筍を下茹でしたものも売っているのですが、自分で茹でないといっぱい姫皮が取れないでしょ。
自分で茹でると嬉しいおまけがついてくるのです。

f0043911_21033604.jpg
そして次の日は、筍の豚肉巻き。

最初に言っておくと、これは上品でやさしいお味の京都の筍よりも少々エグミもありコリコリしているくらいの地場産筍のほうが絶対においしい♪
パンチのある筍に向いてるお料理。

主に筍の下の方のちょっとコリコリしている部分を食べやすい長さの細切りにし、それを豚肉の薄切りでクルクル~っと巻いて、巻き終わりを下にしてフライパンで焼き、あとは少し転がしながら肉に火が通るまで焼いて、最後に醤油と日本酒少々を回しかけて焼き付けて味をつけて出来上がり。

もうなんとも言えずに旨いのよ。
豚肉の脂を吸うからなのかな~、筍のエグミがアクセントにさえ思えてきて相性がぴったり。
最後に回しかける醤油の香ばしさもポイントの一つ。
ご飯にも合うし、合うお酒も選ばない優秀料理。
そして冷めてもおいしいし、形的にもお弁当箱に入れやすいので、いっぱい作って翌日のランチにも便利です。
このときにはまたまたお気に入りの黒七味かけて辛口大人の肉巻きにしました。

そしてこの日はもう一つスペシャルな筍料理が!

f0043911_21040393.jpg
王道ですよね~の筍ご飯。
いつもより一手間かけて、筍をあらかじめダシやお醤油、みりんなどと煮ておいて、その煮汁と筍とそしてお米で炊いたの。
レシピはタイ料理を習っている橋本先生の「にほんの食ごよみ 昔ながらの行事と手仕事をたのしむ、十二か月のレシピ」より。
今までは面倒で、下茹で済みの切った筍とお米を入れたところに調味料と水を入れて炊いていたけれど、調味料の分量がほぼ同じでも、こうして先に筍を煮ておいたほうがお味がしっかりと沁みていて何倍もおいしい!!
今までこれをやらなかったなんて、なんてずぼらな生徒なんだ…!!
お味の違いを知ってしまった今、これからは絶対に面倒くさがらずに先に筍煮ておきます♪
あまりにおいしくておかわりをしてしまい、翌日のお弁当分が危うくなくなるところでした!

f0043911_21042986.jpg
そして翌日は、筍の甘辛焼き。
これは「賛否両論」の笠原さんのレシピ。
焼き目がつくまでじっくりと焼いた筍に醤油とみりんなどを回しかけ、しっかりと味をつけた一品。
とてもシンプルなお料理ですけれど、筍のおいしさが詰まってます。
最近、笠原さんのレシピで何品か作っているのですけれど、どれもとってもおいしくて、図書館で借りた本だったけど買っちゃおうかな~って思ったり、予約取れないかもしれないけど「賛否両論」言って見たいと思ったり。
工程が単純で簡単なのも魅力♪

f0043911_21044217.jpg
そしてまた次の日は、筍の姫皮と若布のお吸い物。
シュウマイにするには細かい姫皮がまだ少しあったので、それを使って定番のお吸い物に。
香りと言い、食感と言い、姫皮ラブ♪

f0043911_21050399.jpg
そして翌日、筍と豚肉の炒め物。
あんまりひねりもなく、またなんだか量も少ないんですが、仕方がないのです。
実は前日、足を捻挫してしまい、夜になってそれがジンジンと痛み眠れないほどで、この日病院に行ったら松葉杖を付く話まで出て、しかし松葉杖で激混み電車には乗れないので、とりあえずこの日はすごすごと家に帰り安静に寝ていたため買い物にも行けず、あるものでなんとかごまかした、そんな夕食だったから。(笑)
こんなときでも筍はお役立ちですよ~~~。
あって良かったという感じ。

f0043911_21052210.jpg
そして三本茹でた筍もこの日が最後。
最後を飾るべく、もう一度筍ステーキ。
何も言うことありませぬ。

と言った具合の筍週間。
まぁゴミがいっぱい出るとか、下茹でに少々時間がかかるとか、多少の面倒くささはありますが、まとめて茹でて水を取り替えつつ冷蔵庫に入れておけば一週間は持つのですから、よーく考えると特に忙しい人にもなかなか向いているのではないかと。
何より季節のものをたっぷりいただけるのですからね。
本当はもう一回くらい買って、水煮の瓶詰め作っておきたかったけど、なんだかバタバタと忙しいまま連休に入ってしまい、これで終わりとなってしまいました。

でもオイル煮の筍があるんじゃない♪と気づいてくれた方。
実は、これが今微妙な状態でして…。
多分悪くなっているわけではないと思うのですが、多分レモンの酸に反応してニンニクが緑色になっているだけだと思うのですが、薄緑色のニンニクらしきものが見えて、なんとも怪しげなのです。
ジッパーを開けて匂いをかいでみても変なにおいはしないのですが、果たして食べて良いものか…。
ただいまお悩み中。
端っことかちょっとだけ食べてみるかなー。



こちらのブログ村に参加しています。
私も筍いっぱい食べたよ~って方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへbr>



[PR]
by rakurakurakuko | 2016-05-15 21:05 | 野菜のお料理アイディア | Comments(4)