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2016年10月に読んだ本

読書の秋、10月に読んだ本。
てへっ、また少ないなぁ~。
いろいろやる気、かんばーーーーーっく!!

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「白い月 黄色い月」 石井睦美


いつもなんとなく同じような作家の方の本を読んでしまうので、新しい分野を開拓しようと図書館で初めて借りてみた石井睦美さんと言う方のこの本。
しかし、なんとなく読んでいるうちにわかったのですが、どうやら児童文学なのですね、これ。
これまた新たな分野を開拓したいと描かれたもののようですが、はい、多分これは子供が読んでも良い本のはず…。
一応大人向けのコーナーにあったんだけどな。

記憶をなくしている主人公の少年がなぜか迷い込んでいる、ハピネス島と言う島。
夜も昼間も月の光に包まれ、島の景色もとてもきれいで、蛙のようなホテルのオーナーはとても親切で、そして本であるところのビブリオもまた心優しく、そしてまたとても良い人であるウサギの親子。
違和感を感じつつも居心地がよく、そこに留まっていた記憶喪失の少年が、自分の足で門を越え、そしてきちんと太陽の光が差し込み、そして恐ろしい夜もある世界に、戻っていく。
なんとなくファンタジー。

やっぱりもう十分年齢を重ねてしまい、子供の心なんて持ち合わせてしまっていないのだなと思われる私には、いまひとつな一冊でした。

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「離陸」 絲山 秋子


絲山 秋子さんの長編。
確かに言われてみるとそうなのかもしれないけど、絲山さんの長編って珍しいですよね。
これ、とても面白かったです。

八木沢と言うダムにて働いている主人公ぼくの元にある日突然、訪ねてくる黒人イルベール。
学生時代にぼくが付き合っていた女性の行方を捜しているという。
それから数年経ち、パリのユネスコにて働くことになった主人公はイルベールと再会し、尋ね人である元カノ、通称「女優」にまつわる文書を解読することになったり、女優の息子であるブツゾウと出会ったり、パリで出会ったリュシーと結婚することになったりしつつ、また日本へ。

なんとなく登場人物も盛りだくさんで、女優にまつわる文書を読み解く都合上、時系列も行ったりきたりになったりするので少々ややこしかったけど、壮大な読み物として楽しめた。
出てきた人物がもう少し深く関わってくるのかなと思うと、割とそのときだけだったりする人もいたりして、盛りだくさん過ぎるきらいはあったけど、でも多分それも実験途上なのかしらん。
あとがきで絲山さんご本人曰く、やっぱり自分は短編書きだなと思ったけれど、迷ったときには苦手な方に進めと思ったとありますし。
そういう男前的な考え方の絲山さん、好きです。
同じくあとがきに、絲山 秋子の描く女性スパイ小説が読んでみたいと言ってくれた伊坂幸太郎さん、ありがとうとありましたとあり、これって女性スパイ小説だったのですね。
主人公目線で物語が進んでいくので、そうであることに気が付きませんでした。
ちょっとそれが残念です。


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先週の木曜日はボジョレーヌーボ解禁日でしたね♪

バブル知ってる世代の私は、無駄に浮かれたボジョレーの日を知っているだけに、ずいぶんと落ち着いたな~と思っていたここ数年。
昔みたいに、スーパーやお酒屋さんに行っても、そんなにたくさんの種類が並んでいるわけでもないですよね。
バブルの頃は、今みたいにお安いけどおいしいワインなんて言うのもそんなになかったし、高いワインをそんなにお味がわかるわけでもないのに気にせず買ったりしていたしね。
ボジョレーの金額の半分くらいは空輸代で取られてしまっているということさえ、まったく考えてもいなかったような気がします。

今は大人になったので、そういうこともわかってきてはいますが、それでもやっぱり「今年のはどんなかな~」なんて言いながら新ものを飲むのは楽しいし、毎年1本は買って飲んでいますが、今年はホントに忘れそうだった…。
職場でワイン好きな同僚が「今日はボジョレーだよね」と一言声をかけてくれなかったら、買い物に行っても気づかずにいたに違いない!

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で、今年のボジョレー。
お安いペットボトルで。(笑)
まるでジュースみたい~~~!!
この軽さが、フルーティーさがボジョレーヌーボだもの、大いに楽しみましょう♪♪

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そんなボジョレーヌーボの日の食卓。
翌日から3連チャンで行事続きだったので、とりあえず手抜きをしたく、またあまり食材を買いたくなくて、あるもの並べてみました♪的。(汗)
蒸しじゃがと秋刀魚のオイル煮、椎茸のオイル焼き(オレガノ風味)、ディルときゅうりのサラダ、チェダーチーズ、アレッタのニンニク炒め。
ありあわせでもおいしいくて楽しいよ~♪♪
やっぱりね、年に一度のイベントですから、気軽に楽しいのがいいですね♪


◆10月に作った保存食◆

十全茄子のしば漬け風
いくらの醤油漬け
さんまのオイル煮

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by rakurakurakuko | 2016-11-29 20:00 | 楽子の本棚 | Comments(2)

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東京では、54年ぶりとかで11月だというのに雪が降り積もり、今年は秋があまりなく一気に冬がきてしまったような気がしますよね。
そんな短い秋。(実は異常気象でだんだん春と夏が短くなり、二季制になってしまうのではないかと危惧しています…)
今年はすだち、特にすだちの皮にはまっておりました!!

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一番はまっていたのが、柿のすだちマリネ。
固めの柿を薄切りにして、すだちの皮の千切りとすだちの絞り汁で和えたもの。

これがね~、すだちの皮のほろ苦さと絞り汁のすーっとした香りが、甘い柿にとっても合うのですよ~。
実は昨年、近所のイタリアンの店に行ったときに前菜のひとつとして出てきたのがこれで、そこのはもう少し控えめにすだちが使用してあって(そして千切りもとても細く、私のみたいに目立ちすぎない…爆)、少しほろ苦い感じが何かのハーブなのかしらと一瞬思ったのでした。
聞くとすだちだとおっしゃり、そう聞けばすだち以外のなにものでもない香りがするんだけれど、これが本当に柿にぴったり!
どちらかと言うと酸っぱい果物が好きな私にとって、甘いだけの柿には少々物足りなさを感じていたのですけど、すだちが加わると味が締まるというか、な~んか大人の食べ物になるんだよねー。
すーっとした香りもとても良い!
ワインにもとっても合います。

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柿は、薄切りでも良いけど、棒切りでも良し!!
もうとにかくこの秋、何度も頂いた、柿のすだちマリネ。

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柿以外にも使えそう♪と同じように千切りにした皮と絞り汁で作ったキャロットラペ。
いつもはレモン汁で作っているけれど、すだちにするとさっぱり感が増す感じ。
すだちの香りとほろ苦さで、人参の甘みもより引き立つような気がします。

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とにかくすだちが気に入ってしまっていたので、イナダのカルパッチョもすだちドレッシングで♪
薄切りにしたイナダに、すだちの皮の千切りと絞り汁、オリーブオイルを混ぜたものをかけてから、アラ塩をぱらぱら振ってます。

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このイナダにも実は一仕事していて、一晩昆布締めに。

この昆布、ただいま絶賛更新中の先月の富山旅行で買った昆布締め用の昆布なんです。
割と昆布締めが好きで、でも昆布締めにするときって昆布が平らになっていないので、しばらく魚などにのせて水分を吸って柔らかくなったところでぐいーっと伸ばしなおして締めていたりしたんですが、これは締めやすいように平らになってる昆布なのですごーく便利!
「昆布締め用のこんな親切な昆布、初めて見た!」と言ったら、お店のおばさんは「あら、そう?富山では普通に売ってるよ。」と言ってました。

で、話はカルパッチョに戻りますと、昆布で締められ少々ねっとりとしたイナダに爽やかなすだちがこれまた良い感じ。
ねっとりなんだけどシャキッとするのよ。

ほんとにエライ、すだち!!
な~んかさ、今までは柚子の方に心惹かれていたけれど、すだちのすっきりとした潔い香りとほろ苦さが今は好き!!
それに長期間保存してると多少は皮が黄色くなってきたりはするものの、柚子などと比べてもとっても持ちが良いように思います。
ほーんと、この秋、冷蔵庫の野菜室には欠かさなかったものなぁ。

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もちろん、王道の秋刀魚の塩焼きに添えて食べたりもしましたよ。
でもね、なんだか今年も秋刀魚ちゃんがイマイチだったので、登場回数は少なめで…。

来年も、いっぱいいっぱい味わいたいと思う、そんなすだち。
来年は保存方法も考えて、通年この香りとほろ苦さを味わえたらな~なんて思ってます。


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by rakurakurakuko | 2016-11-26 12:00 | 野菜のお料理アイディア | Comments(8)

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トロッコ電車と黒部峡谷を堪能した一日目のお宿は、お宿 いけがみ
山里にひょっこりと出てきたような、数件の温泉宿。
その中でもいけがみはお部屋数が6室の小さい宿です。

トロッコ電車で冷えた体を温泉で温め、さて、お楽しみの夕食。

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まずはお通し。
ううっ時間が経ってしまったので詳細思い出せず…。(汗)
確か穴子が入っていたように思います。

食前酒として一緒に奈良の梅酒が出てきました。

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前菜のプレート。
こうしたちまちましたのがいいんですよねー。
こういうのはおうちでは絶対に作れない!
真ん中あたりの紫色のガラスの小鉢は金時草のおひたしで、その横が秋刀魚、そのまた横が巣篭もりみたいに美しい栗、そして匙にのっているのがイクラちゃん。
イクラちゃんのグリーンのソースが美しい!
多分何か青菜のソースかと思われます。
ここ、惜しむらくは、あまりお料理の説明をしてくれないこと。
どれも丁寧に美しく作られているのですから、覚えるの大変かもしれないけど運んでくれる方、がんばって説明してほしいなー。

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お料理のお供には、せっかくのお酒のおいしいところですからいろいろ飲んでみたいと、日本酒飲み比べセット。
左から初嵐、太刀山、勝駒。

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こちらは、羽根屋、満寿泉、林。

いや~日本酒はそんなにぐびぐびとはいけず、普段は一種類かせいぜい二種類くらいしか一度に飲まないので、これだけたくさん飲み比べられると楽しい♪
それぞれに本当に違う味わい。
日本酒もお土産に購入予定ですので、参考にもなります♪

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そして待望の白えび~!
まずはお刺身。
ぷりっと甘くて、冷たくしゃきっとしてて。
やっぱりおいしい!!

富山の白えびのおいしさを知ってから、一度獲れたて白えびを瞬間冷凍して真空パックになったものを買ってきてもらい、ひとりちまちまと刺身にすべく殻を剥いたことがあったのですが、これがもうなんとも大変で。
ちょうどこのくらいの量のお刺身を作るだけでものすごーく時間がかかり(途中つまみ食いもするし…笑)、やっぱり次からは刺身はなしだな~と思ったのですよ。
だからここまでにする手間も十分すぎるくらい身にしみてわかるため、やったことないときより10倍くらいおいしく感じられる!!

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そして白えび以外にもお刺身たくさん♪
真鯛がとても美味!!

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今度は白えびの唐揚げ。
キューっとレモンを絞り塩で頂きます。
刺身とはまた違い、殻の香ばしさが引き立つ一品。
殻はさくっと、身はやはり揚げても甘い!!
こりゃー日本酒進みすぎだわよ。

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お野菜の煮物にはかぼちゃの餡。
彩りがきれい~♪
野菜の下ごしらえも美しく、紅葉の麩が季節を感じられていいわー。
これもお外ご飯ならではの美しくておいしい一椀。

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こちらはイカのしゃぶしゃぶ。
表面に細かく包丁目が入っていて、そこだけ少し香ばしく焼いてあるという、美しいお仕事がされたイカ。
舞茸と水菜と共にしゃぶしゃぶ。
すごく肉厚のイカで、むっちりとおいしい!!
しかし、このあたりは好みでもありますが、わたしはこのむっちりがとてもおいしかったので、せっかく手間をかけていただいてますが、焼付けないほうがよかったかな。
夫はこの香ばしいところが好きと言っていたので、ほんとにこれは好き好きで。
この器も素敵♪

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そしてお次は天ぷら。
うふふ、またおいでになりましたよ、白えびさん。
一番向こう側になっているのが白えびのかき揚げ。
これは刺身にするのをくじけてしまったときに自分でも揚げたことがありますが、自分でやるときにはけちけちと見た目を多くするためにタマネギも一緒にかき揚げにしたのだけど、これは白えびのみ!
同じ揚げ物でも唐揚げとはまた違うのが楽しい♪

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ご飯の前にどうぞと酢の物。
へぇ~ご飯の前に?といただく前にはちょっと不思議な感じだったのですが、確かにこのお料理の構成、良いですね。
おいしいもので目も舌もお腹も飽食気味だったところ、とっても清涼感が得られる感じ。
そしてこの器と色合いが優しくて華やかで素敵。
真ん中あたりのピンク色の、これ、初めて食べましたが蓮根の茎だそうです。
蓮根のミニチュアみたいにちゃーんと穴が空いているのよー。
そして恐るべしは、こうした酢の物にはまったく興味がないというか、酢がツンツンして嫌だとか普段は言ってる夫が、この蓮根の茎がすごくおいしいと言ったこと!
夫よ、君も大人になったねぇ…。

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そしてお口もさっぱりとしたところで、ご飯とお吸い物と香の物。
お吸い物はマツタケ入り。
今年初、そしてもうきっと食べないと思うからじっくりと味わおう…。(遠い目)

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こちらはデザート。
これまたいろいろあって楽しくて可愛い♪
一番おいしかったのは、梨のだんご三兄弟♪♪
3つ色が違うのは、左から白ワイン、ロゼ、赤ワインで煮てあるのですって!!
まぁなんと言う可愛さ。
それぞれお味に変化もあり、これはとても良いアイディアです。

とても満足なお食事でした。
もうお腹いっぱいで、そしてこの日はものすごく早起きして家を出ていたので眠さMaxだったのに、この後部屋に戻り、映画を1本見てしまいました…。
明日も朝が早いのに…。
でも寝ちゃうのもったいなかったんだよね。(笑)

そして朝ー!

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温泉宿と言えば楽しみなのは豪華朝食。
これ、なんと言う名前なのでしょう、木のお重に仕切りがあるみたいなのに、ぴったりと小鉢が納まっているのがとても良い♪
いつもパン食の我が家だけど、こうしてあれこれとちょこちょことつまめる朝食はやっぱり好き♪
自分じゃ出来ないものなぁ。
おもしろかったのは、一番奥にある、昆布の漉いたの。
よく旅館で出てくる味付け海苔と同じパックに入っていて、この昆布でくるんとご飯を包んで食べるもの。
「へぇ~変ってるね」なんていいつつおいしく頂きましたが、そういえば富山は昆布の消費量日本一だものね。
こんな食べ方もあるんですね。
スーパーとか行って買って帰ればよかったなぁ。

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こちらは出来立て豆腐。
その場であたためて頂きます。
とろんとろんでとても美味でした!!

さて、朝から十分すぎるくらいにお腹も満たされ、富山二日目も楽しみますよー。

二日目は立山アルペンルートから黒部ダムへ。
またまた濃い~一日の始まりです!!



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by rakurakurakuko | 2016-11-23 16:16 | 小さな旅 | Comments(4)

かれこれ一ヶ月ほど前のことになりますが、富山へ旅行してきました♪
この頃、毎日毎日降り続く雨に嫌気が差し、もういい加減自分がカビてしまいそうなほどで鬱々とし、「はぁ~天気は望めないなぁ…」なんて思っていたのですけれど。

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うふふ、快晴!!

初めて乗る北陸新幹線で、降り立ったのは「黒部宇奈月温泉駅」。
まだできたての新幹線ですからね、駅も何もかもぴかぴか。

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駅前でレンタカーを借りて、早速目的地までドライブ。
ほーんとにこんな太陽何日ぶりに見るだろう!!
とても気持ちの良いドライブです。

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車で移動すること一時間もかからなかったと思います。
黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」に到着。
ここからトロッコ電車に乗るんだよ。

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トロッコ電車は予めネットで予約しており、少し早く着いてその時間までまだ少々あったので、近所を散策。
遊歩道を歩いていくと、峡谷にかかる橋があり、遠く下に流れる川と山々、赤い鉄橋。
絶景です。
事前に調べると、寒いので冬の装いが必要のようで、セーターやらマウンテンコートやら、ヒートテックやら、あれこれと準備してきていたのだけれど、これだけ晴れている中、山道を歩いていると少し汗をかいてしまうくらい。
脱ぎ着出来る服装にしておいてよかった!

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そんな鉄橋付近で写真撮影したりしていると、なんと言うシャッターチャンス!
目の前の鉄橋を、今駅を出発したばかりと思われるトロッコ電車がゴトゴトと渡っていくではありませんか。
な~んか、遊園地の乗り物みたいで可愛い♪♪
遊園地の乗り物はすぐに終点が来てしまうけど、このトロッコ電車にはなんと80分も乗るのです。
楽しみ~!

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小一時間ほどこのあたりを散策し、いよいよトロッコ電車に乗車します。
あら、なんだか遊園地の乗り物とは違うような…と思われるでしょうか。
実はここのトロッコ電車には三種類あり、先ほど鉄橋を渡っていたトロッコ電車は、両側に覆いのない、まさにオープンエアーなタイプ(屋根はある)で、私たちがこれから乗ろうとしているのは普通の電車みたいなタイプ。

出発前にはカメラマンさんが写真撮影に来てくれたりして(えぇ、その写真買っちゃいました!)、わくわくしながら待っていると直に出発進行!

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ゴトゴトと動き出した私たちのトロッコ電車が、先ほど私たちが写真に収めた赤い鉄橋を渡り、今度はその赤い鉄橋を走るトロッコ電車の中から、私たちが渡っていた遊歩道の鉄橋をパチリ。
鉄橋の上には、先ほどの私たちのごとく、手を振っている方がいました。

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覆いのあるタイプとは言え、深い峡谷を渡るこんな線路をごとんごとんと走るので、それはそれで結構スリリングな感じ。

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途中、こんな風情ある古い黒い鉄橋を見たり。

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こちらは冬季歩道。
私たちが乗車したトロッコ電車は、乗客はみーんな観光客で、この上にある温泉だとか峡谷だとか、そういうところに行くことを目的に乗っていますが、そもそもこのトロッコ電車は、ダム建設の建設作業員や資材を運搬するために作られたもの。
それが後に、観光資源として使われるようになったのです。
観光用としても使われている今も、作業員を乗せたトロッコ電車も元気に走っていて(オープンエアータイプですが観光客が乗っているのと同じものと思われます)、峡谷の上まで行くまでに何台もそんな作業員の方が乗っているトロッコ電車とすれ違いました。
しかし、そんなトロッコ電車も、さすがに雪深いここでは冬は運行することが出来ず、そんなときでも峡谷の上のほうに行かなければならない作業員の方たちは、この冬季歩道をまさに歩きで登っていくのです。
一体どのくらいの時間がかかるやら。
コンクリートの壁のところどころには明かりとりの小さな窓が空いていますが、大変小さく、またそんなにたくさんは空いていないので、きっと中はかなり暗いだろうし、狭いだろうし、本当にここを歩いていくのは大変なことだと思うわ。

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トロッコ電車の窓から、そんないろいろを見ていると、こーんな夢のような色の川?湖?が出てきました!!
この色、すごいですよね。
本当にため息が出るほど素敵。

そんないろんな景色を見ながらのトロッコ電車の旅。
80分も乗っているなんて飽きちゃわないかしらと思うでしょうけれど、これが全然飽きないんですよ。
乗車したときから降りるときまで、電車内には観光案内のナレーションが流れるのですけれど、その黒部峡谷の説明をしているのが室井滋さん。
富山出身なんですよね。
その室井さんが、このトロッコ電車のことや、黒部峡谷のこと、ダム建設の歴史などなどを楽しくお話してくれるのです。
これはとてもわかりやすくて、そして楽しめた!

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あっという間の80分。
終点の欅平駅に到着。
機関車の横で記念撮影。
この電気機関車が旅客車を引っ張っていて、確か私たちが乗ったのには機関車が2両連結されていたように思いますが、それで10両くらいの旅客者を引っ張る威力があるとか。

欅平に着くと、まずはお昼。
腹が減っては戦が出来ぬ…。(笑)
レストハウスに入ります。

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いただいたのは、白えびかき揚げそば。
白えびが香ばしくておいしい♪
今回の富山行き、タイトルにもありますが、一番の目的は白えびを食べること!!
富山の白えび、富山湾の宝石って呼ばれているのですって。
ほんと、私にとっては宝石以上の価値があるおいしい食べ物。(笑)

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さて、お腹も満たされたところで、早速散策。
トロッコ電車の駅およびレストハウスは比較的高くなっている所にあるので、そこから階段でどんどん下って行く感じ。

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で、足湯~♪
河原展望台足湯です。
旅の疲れを癒すのは、やっぱり温泉だよね~~~。
って、まだほとんど歩いていないんだけど…。(汗)

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奥鐘橋を仰ぎ見つつ入る足湯。
あ~このまま動きたくない…。
まだ全然歩いてないのに。(爆)

トロッコ電車の途中駅にも何箇所か温泉があり、またこの終点欅平から歩いていける温泉も数件。
泊まり客以外にも、立ち寄り客も入れるところがほとんどで、黒部峡谷散策に来たのだけれど、このまま温泉入っちゃう?
なんて意見も出ましたが、まぁ初めての黒部峡谷なのでとりあえず歩いてみようと思いなおし、さぁ出発。

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こちらは人喰岩と呼ばれている、岩壁が大きく口を開いて人を飲み込むようにも見える歩道。

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途中、冬季歩道みたいな真っ暗な歩道を抜けたり。
トロッコ電車から見た歩道よりたくさん、そして大きな明かり取りの窓が空いていても、結構暗かった~!
あの歩道を延々歩くのはいかばかりか…と。

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そしてたどり着いたのは、猿飛峡。
特別名勝特別天然記念物だそうで、川幅が狭く、猿が飛び越えたことからこの名前がついたそうです。
猿が飛び越えるには結構川幅広いと思うけど、とっても運動能力の高い猿がいたんだわー。
そういえば、トロッコ電車から、猿専用の橋って言うのも見たのよね。
猿のメッカか?!

あちこち見ているうちに、あっと言う間に帰りのトロッコ電車の時間となりました。

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帰りは、オープンエアータイプのトロッコ電車。
夕方だったのでちょいと寒いが、でもやっぱりこの開放感あるタイプは、「黒部峡谷まではるばるきたどー!!」って感じがして盛り上がる!!
危ないから手も顔も出さないけどさ、トンネルの中を通るときなんか、ちょっと手を伸ばしたらトンネルの壁に当たるよ。
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ダム建設と共に奥へ奥へと開発された黒部峡谷。
いくつものダムを通り過ぎていきます。

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これが猿専用の橋。
猿専用ですからもちろん手すりなどはありません。
ここを猿が渡っているの、ちょっと見たかったなぁ。

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まるでヨーロッパの古城のように見えるのは、宇奈月ダム湖の湖岸に建つ「新柳原発電所」。
雰囲気ありますよね。
ちょっと日本じゃないみたい。

トロッコ電車で行く黒部峡谷の旅もこれでおしまい。
トロッコ電車、乗っているときにはそうでもなかったけど、特に帰りは、しんしんと体が冷えてきていたようで、この後、今宵の宿へ行くためにレンタカーを走らせましたが、暖房ガンガンかけても冷えがなかなか取れなかった!
雨だったらどれだけ寒かったかと思うと天気が良くてホントによかった♪

さて、車を走らせて向かうは、北山鉱泉の温泉宿。
もちろん、食べ尽くしますよ、白えび。
そんな話は次の記事にて♪


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by rakurakurakuko | 2016-11-13 17:39 | 小さな旅 | Comments(10)

2016年10月のタイ料理教室

10月のタイ料理教室は、秋のおいしい食材満載♪
やっぱり秋はいいねー。

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プーオップ ウンセン2016 (カニの春雨蒸し)。
プーはカニ、オップは蒸す、ウンセンは春雨の意味。
2016とあるのは、今までもプーオップウンセンは何度か教わっており、これは今年2016年バージョンと言うこと。
うふふ、どんな違いがあるんだろう~!

プリックタイ(黒粒胡椒)、マクウェン(花椒)、ラークパクチー(パクチーの根)、ニンニクをクロックで潰し、ボウルにオイスターソース、シーユウダム、牛乳、水を入れてよく混ぜ合わせます。
土鍋の底に油をまんべんなく塗って、ペーストを伸ばし、しょうがの薄切り、ガニ等をとってはさみでさばいたワタリガニ、水で戻した春雨の順に入れ、ボウルで混ぜ合わせた液体をかけてふたをして蒸し、全体的にかき混ぜて、パクチーの葉を飾って出来上がり。

もう、これ、おいしいです♪♪
2016年バージョンは、花椒がとっても効いているのが特徴ね。
今まで作ったプーオップウンセンよりも入れる量が格段に多い!
今年は我が家もこのバージョンでいきましょう!!

そういえば、情報番組で見たのですが、今年はワタリガニ、韓国や中国で乱獲されているそうですね…。
韓国ではケジャンでも大量に使うのでしょうし(私もアレは大好きですが!)、ワタリガニを捕るのはわかるけど、でもサー、日本の境界で乱獲するのはやめてほしいよね。
これからの時期、日本近海のワタリガニは、卵を持っていたりして身もふっくらでものすごくおいしいのに!
ホント、人の領域に勝手に入ってきてまで捕ってほしくない…。

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ヤム マドゥアファラン(いちじくのヤム)。
タイには無花果とまったく同じものはないそうで、マドゥアと言う無花果っぽい果物があり、ファランは外国のと言う意味なので、外国のマドゥアと言うことで無花果となるのでしょうか。

無花果は皮ごと縦四等分に切り、ディルとスペアミントを使いやすく切り、プリッキーヌーをクロックで潰し、そこにナムタンピップ(パームシュガー)、シーズニングソース、レモンの搾り汁を加えてドレッシングを作ります。
カシューナッツは一回水に通してから油で揚げ、カシューナッツ以外の材料をボウルに入れて和え、器に盛りつけてカシューナッツを散らして出来上がり。

もう、色合いからして秋って感じでしょ。
無花果は大好きだし、そしてディルもたっぷり、カシューナッツもたっぷりで、もう何もかも好み!
無花果もごろんごろんとしていて食べ応えがあるし、ホントにおいしいです。
これなら簡単だしね、我が家の秋のおつまみの定番にしたいわー。

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パット ヘッド テム(タイ風いろいろなきのこの炒め物)。
パットは炒める、ヘッドはきのこ、テムはいろんな種類のと言う意味。

数種類のきのこを準備してほぐしておき,豆腐はしっかりと水切りしてから厚さ半分に切ってから縦長に切り、青ネギは長さ4センチくらいに切ります。
クロックでニンニク、ラークパクチー、プリックタイを潰し砂糖を加え、フライパンに油を引いて弱火にかけクロックで潰したペーストを入れて香りがたったらきのこを入れ、油が回ったら、豆腐、青ネギ、ナムプラーとシーズニングソースを加えて混ぜ合わせ、器に盛りつけて出来上がり。

いろんなきのこからダシが出て、そしてそれがタレの味と絡んで深い良いお味となってます。
しっかりと水切りした豆腐がこれまたこのおいしさを吸って、存在感出てますね~。
みんなで話したのだけれど、自分たちの親の世代だと豆腐をこうして炒めるという発想がないけど、沖縄の島豆腐ではないけれど、豆腐をこんな風にいためたりするとおいしいよねと。
たくさん食べても、何しろきのこと豆腐だもの、ヘルシー極まりないし、きっと太らない!
これは女子会などでも受けるメニューだろうなぁ。
このときは確か三種類くらいのきのこがあったと思うのだけれど、手に入るいろんなきのこで作って食べ比べてみても楽しそうです。

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これらのメニューをもりもり食べつつ、ジャスミンライスも頂きます!

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そして、今回のワインは、ロゼ。
ぺティアン・ロゼ プエナ・オンダです。
ガメイ100%のこちらのワイン、すっきりとしていて、そしてビオワインだけあり、しっかりと澱が沈んでいたりして、自然派らしいおいしいワイン。
きのこの炒め物にあわせてセレクトされたワインとのことですが、ピンクの色合いもそのほかのメニューにもぴったりですね。
何よりこうした昼から午後にかけてのお食事にロゼと言うのはとっても合うと思う!

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そしてデザートは、梨のコンポート。

梨を縦四つに切り、そのうちの半分にクローブを刺し、白ワイン、きび砂糖、シナモンスティックを鍋に入れて一煮たちさせた所に梨を入れ、紙の落し蓋をして弱火で煮て、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし、器に盛りつけ水きりヨーグルトを添え、パクチーをトッピングして出来上がり。

梨のコンポートと言うと、洋ナシで作ったものを思い浮かべてしまうのだけれど、和梨で作ったコンポートと言うのもシャリッとしていておいしいですね~。
クローブの香りがふんわりとして、水切りヨーグルトの酸味がアクセントとなり、お食事の〆にさっぱりいただくのに良い感じです。

秋、秋、秋の今回の食卓。
秋の味覚をタイのアレンジでおいしく頂き、そしてワイワイとおしゃべり。
またまた楽しくて嬉しい一日でした!!


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by rakurakurakuko | 2016-11-06 14:47 | タイ料理教室 | Comments(4)

金継ぎに夢中♪

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夏ごろから金継ぎを習っています。

何年か前からずっと気になっていて、いつかやってみたいな~と思っていたのですが、「いつか」は「いつか」で「今すぐ」には結びつかず、ところてん突きのごとく頭の中から出て行ってしまったり。(笑)
そんなことが何度かあり…。
今年の年の初めに、やっぱり何か新しいことをやってみたいなーと、金継ぎのことを思い出し、ネットであれこれ調べてやっと教室を見つけ、申し込んだのも多分1月中。
思っていたより金継ぎ教室と言うのは少なく、また以前は生徒を募集していたが今はしていないというところも多く、今回私が行くことにした教室も、1月に申し込んで始められるのが6月。
意外と人気があったんですね~。

私が通っているお教室は、西麻布金継ぎ部
漫画家でもあり、漆の専門家でもある堀道広さんが先生で、西麻布の「R」と言うカフェで平日夜に行われているワークショップ。

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半年ほど待ったのですからね、いそいそと出かけて行きました。
金継ぎにて直す器は自分で持参。
一つだと時間が余ってしまうので(一回のレッスンは2時間)数個持ってきてくださいねと言われており、3つ持参しました。
が、こんなに金継ぎをやりたいと思っているのに、割れた器がないんですよね…。
もう、自分で何か割ってしまおうかとも思っていましたが、なんだか割るのも心が痛み、結局地味~に、かけがある白い粉引きのお皿とヒビが入っているご飯茶碗を持参しました。

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白の粉引きの器二枚は、ずっと前に下田によく行っていた頃に、下田のギャラリーで購入したもの。
大きさも形状もとても使いやすいお気に入りで、ただやはり柔らかい素材なので周囲が細かいながらも何箇所も「かけ」てきてしまっていました。
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ご飯茶碗は結婚当初にとりあえず買ったもので(とりあえずでしたが今もずっと使っています…笑)、量産品なので実のところ直すようなものでもないのかもしれませんが、割れたものがないのならば、「かけ」だけよりも「ひび」のもあったほうがよかろうと持参。

一回目は、漆の説明をしていただきつつ、まずは「かけ」と「ひび」の部分に生漆を塗って、しばらく置いて拭き取ります。
この生漆がこれからの作業をするための化粧水のような役割があるのだとか。
その後、「かけ」の部分を埋める刻苧漆(こくそうるし)を作ります。
刻苧漆は、まずは小麦粉と水を混ぜてそこに生漆を加えて「麦漆」を作り、その麦漆に木粉(もっぷん)を加えて作ります。
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その刻苧漆を「かけ」の部分にのせていき、少し乾かしてから呂色漆(黒い漆)を上から筆で塗って終了。
割れではないのであっという間に終わるかと思いきや、意外とかけの箇所が多かったので時間いっぱいかかります。
先生に「これだけかけがあるのも珍しいからいいね」と言われ、なんだか恥ずかしいような…。(汗)

「ひび」の茶碗には生漆を塗って吹いたあと、ひびにそって呂色漆を塗って終了。

二回目。
前回塗った漆の部分をカッターや耐水のサンドペーパーで削ります。
せっかく塗ったのに削る…。
やはり金継ぎは時間がかかるものなのねー。

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こちらが削った状態。
このときにはよくわかっていませんでしたが、多分もう少し器のカーブと馴染むようにもっと削った方が良かったように思います。
先生にお聞きしたところによると、金継ぎというのはまぁ人それぞれの好みがあって、継いだ部分を「ぼこっ」とさせるのも良し、平らに目立たないようにするも良しだそうで。
割れやひびを継ぐ線も、細いのもあり太いのもありで、でも今の流行(!)は細いものだとか。

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削った「かけ」部分にまたまた呂色漆を塗って(中塗り)終了。
写真を撮っていたら「今日の始まりの状態と写真にしたら全然変わらないと思うよ~」と言われましたが、確かにその通り。(爆)

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お茶碗もちゃんと二度目の線を塗りましたが、がたぼこでヘタすぎ…。(汗)
一回目は太すぎたねと言われたので少しは細くするつもりだったんですが、あまり上手くいきませんでした…。

三回目も同じ作業。
何度も何度も繰り返すことにより、継ぐ部分を丈夫にし、また滑らかな出来上がりとなるようにします。

四回目、前回の中塗りをまた研いで、その上から漆を塗っていよいよ金属粉を蒔きつけます。

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うーん、何で蒔くかを考えてきたつもりなんだけど、でもやっぱり少し迷う…。
先生の見本をもう一度見せていただきました。

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粉引きの器はホントは金で蒔きたかったのだけれど、多分これだけのかけを二枚蒔くと結構な金額になるので、普段使いだったら真鍮で良いのではと勧められ(金粉以外はレッスン料に含まれます)、真鍮にて蒔くこととしました。
金や真鍮で蒔く時は、赤いべんがら漆を塗って、その上にあしらい毛棒にて真鍮粉を蒔きます。

ご飯茶碗は銀継ぎに決めて、もう一度呂色漆を塗ってから銀粉を。

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とりあえずこれにて蒔き終了。

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五回目、蒔いた真鍮粉と銀粉をざっと拭いてから、めのうで磨いていきます。
左が磨く前、右が磨いたあと。
真鍮はかなり光ります。
とてもわかりやすいというか磨き甲斐がある!!

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お茶碗の銀も磨いてみましたが、大失敗発覚…。
前回の蒔きのときに前の方が磨きの作業をされていて、その方は金継ぎが二回目だったようなんですが、「一回目の線が太くなっちゃったので気をつけようと思っていたけど、またぼってりと太くなってしまった…。細目がいいよ。」とおっしゃっていたので、細く細くと思うあまりなんと下の線すべてがかぶるように呂色漆が塗れておらず(多分かすれたりして塗り忘れがあった)、銀が上手く蒔けずに、黒い漆の線が半分くらい見えていました…。
呂色漆に呂色漆を重ねるのは黒に黒だから塗れてない部分がわかりにくかったのよね。
実は、これで教室は終了なんですが、私はもう1クール受けることにしたので、もう一回呂色漆を塗って銀を蒔きなおしすることにしました。

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蒔きなおして磨いたのがこちらの状態。
やっぱり線が太いけど、何とかできました。
いいじゃない、これはこれで存在感があってと、わが子可愛さで思います。
銀はあまり光らないなぁと磨きをかけている方がおっしゃっていましたが、いや、これはこれでなかなか美しく光っています。
器の色や素材によりけり、好みにもよりけりですが、銀色と言うのもとても大人っぽくていい!

決して上手ではないですけど、でも金継ぎの器、気に入って使っています。

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こちらは粉引きの真鍮継ぎに里芋とひいかの煮物。
継いだ部分がもっこりしてますが、なんだかそれもほっこりほほえましくてよい感じ。
いろんな金継ぎの本を読んでみましたが、人それぞれでやり方もいろいろ、仕上げもいろいろ。
ほっこりも個性でいいんじゃないかなー。

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こちらは塩豚とキャベツのトマト煮を盛りつけたところ。
「和」だけじゃなくて、「洋」のものにもこの粉引きの器は合うところが好き♪
この蒔いた真鍮ですが、今はこんなに光ってるけど、もう少し経って色がくすんできたら(また磨きなおすと光るんですけど)、それはそれでアンティークっぽくて魅力的になるのではないかなーと妄想したり。

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こんなにたくさん(!)のかけも、そしてそのかけのぼてっとした真鍮継ぎも、これはこれでリズム感のある良いアクセントになって、食卓もほっこりとして楽しげで良いのでは~と自画自賛。(笑)

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失敗してしまったときには「ありゃりゃー」と思った銀継ぎのご飯茶碗も、ほら、この通り。
秋の味覚のむかごご飯を盛り付けてみましたが、なんとも良い味出してるでしょ。(だから何せ自画自賛で失礼!)
ちょっと太めでスマートな線ではないけれど、でもこれはこれでよいのです。

堀道広先生曰く、上手くなるにはやはりずーっと続けることだと。
上手になる秘訣なんてあんまりなくて、ずーっと続けている人が上手な人なんだって。
そしてこれは堀先生の方針みたいですが、上手にやろうとするんじゃなくて、おおらかに金継ぎをしてほしいと。
だから教室でも失敗したところを「失敗ですね」と直されることはない。
こちらが言えば「まぁもう少しこうしたほうが良かったかもね」とおっしゃることはあっても、でもおおらかに楽しみましょうと、これはこれでこういう風に仕上げましょうと、進んでいきます。

とは言え、やはりヘタよりは上手に継いだり蒔いたり出来るようになりたいわーと思うけど、教室や本でいろんな金継ぎを見て、私はきれいでも痛々しいのは嫌で、なんと言うかものすごく繊細じゃなくてもいいから直したことで温かみが出るような金継ぎをしたいな~と思います。
まだ方針を語るには十年早いとは思いますけど…。(笑)

堀先生がなかなかに面倒見の良い方で、初心者金継ぎキッドを作ってくださったので分けていただき、おうちでもこれからたくさん金継ぎする予定。

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そして1クール目の教室は終わってしまったけれど、実はこんな風に割れてしまった厚手の益子焼の器があり~~~。
これと、タイ料理教室の橋本先生からも預かった割れた器などなどを携え、ただいま2クール目に突入しております。

おおらかに楽しむ金継ぎ。
漆を塗るのもそうだけど、研いだり磨いたりなんてめちゃくちゃ地味~な作業ですが、これがなぜか楽しいんですよね。
漆にもかぶれなかったし(もちろん手袋着用ですし出来るだけ肌を出さない格好で作業してます)、ラッキーと思って、これからもたくさん温かいものを再生できたらなーと思っています。



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by rakurakurakuko | 2016-11-03 13:49 | 金継ぎ | Comments(2)