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さて、今年も梅干し漬けました!

ここ数年は、実家に行って、実家の分も一緒に漬けているんですが、その自家製梅干しがえらく気に入っているらしい父は、5月のうちから梅干し仕込みにはいつ来るのかとうるさいほど。
年々、梅が出始めるのが早まってきているように思い、今年もまた早いのかな~と思っていたのだけれど、今年は春先の低気温の影響で、梅が出始めるのが遅かった!

いつ来るのかの催促コールを2回くらいやり過ごし(笑)、仕込んだのは6月18日。
去年の記事をみると、去年は実家では6月12日に仕込んでいて、その後自宅分は6月13日に仕込んでいたので(梅が青い状態だったのでそれは持ち帰って後日漬けたため)、一週間までは違いませんが、やはり少々遅めの仕込み。

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これが今年の梅。
和歌山は南部産の南高梅。
やっぱり南高梅の皮の柔らかさは他の梅とは別格です。
普段は地場産野菜などを積極的に買っていますが、この梅だけはやっぱり南部産、ゆずれないなー。

でもね、熟す時期が遅かっただけじゃなく、やっぱり今年の梅は小粒みたい。
いつも3Lサイズの梅で仕込んでいるけれど、今年は大きいのが手に入らず、2Lサイズの梅。
かなり小ぶりです。
でもまぁ、梅干しだったら同じキロ数で個数を稼げるので(笑)、それはそれでいいかも。
そして、5キロ箱を2箱買ったのですが、完熟として売られてはいましたが1箱はかなり青っぽく固くて、去年と同じく実家で選別して、熟している分を実家用に5キロ、我が家用に2キロ仕込み、残りの青いのは持ち帰り、後ほど自宅でジャム等を作ります。
梅干しについては、ほぼ好みの味がわかってきたので、毎年配合も変えてないし、なんだか同じような記事。
おまけに今年は写真がすごーく少ないです。(汗)

まずは実家用の梅干しは5キロ。
本当は一時間くらい水に漬けておいてからきれいに洗うと良いのですが(汚れが落ちやすく、また梅干しになったときの種の実離れがしやすいらしい)、時間がないので水に漬けたそばからどんどん洗っていきました。
うちの分も合わせると7キロになるのでそこそこ洗い甲斐があり、また今年は粒が小さめですからたくさん洗わなくちゃいけません。
私が洗い係で、父が拭き係となり口取り係になり、流れ作業でじゃんじゃんこなします。
ひとりよりふたり、やはり早いですね~。

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梅をきれいにした後は、実家の分は1.25キロずつに分けて4つ、うちの分は1キロずつ2つのジップロックに入れ、まずはホワイトリカーを少しかけてからジッパーを閉めてフリフリして梅全体に回すようにして、その後塩を加えてまたフリフリ。
大体この量できっちり一列にジップロックの中で梅が並びますので、平らに並べてできるだけジップロック内の空気を抜くようにしてジッパーを閉めて、後は平らなところに置いておきます。

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プクプクとした色鮮やかな梅に雪が絡んだかのような、いつ見ても和むこの姿。
ジップロック漬けだとその日のうちから梅酢があがってきて、そして一週間もたたないうちに塩が全部溶けてしまいます。
最初の頃は梅からガスが出るのか、ジップロックの中に空気が溜まり少し膨らんでくるので、その空気を抜くようにして、更に最初の数日は裏と表を返すようにしてあげると、塩も溶けやすく、また梅に満遍なく塩水が絡んで良いように思います。

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これがほぼ一週間後の我が家の梅。
もうぽたぽたな感じで、ますますほほえましい姿♪
昨年は、初めてのカビもどきにビビリましたが、今年はそのカビもまったく出てきていません。
よかったー。
最初のうちにガスを気にして何度もジッパーを開けて空気を抜いたりしていた昨年までですが、カビを踏まえて今年は翌日と翌々日くらいは空気を抜いたけど、後は出来るだけジッパーを開けないようにしていたのが良かったのかも。
今年はかなり湿度が高かったから、またどうなることやらと思っていたけど良かったです。

ここまでくれば多分かびることはないし、後は土用干しを待つばかり。
梅雨明けと天候次第ですが、できれば早めに7月中にでも干せてしまうと良いのだけれど。
本当に九州地方などは大変な災害になっており、異常気象なのでなかなか予定も読めませんよね…。
大変な思いをされている方のことを思うと、梅仕事の日程でやきもきしているのは申し訳ないような、そんな気もしてきますけど…。

何はともあれ、今年も何とか梅干しがおいしく出来ますように。
みなさんの梅干しはいかがですか?


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◆2017年の梅干し覚書

仕込んだ日  6月18日(日)
和歌山県産完熟南高梅2Lサイズ(1キロ700円)  2キロ
塩(ヨネマース)   240グラム(塩分12%)
ホワイトリカー 40~50cc

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今までの梅干し仕込みの記録

2008年の梅干し仕込み
2009年の梅干し仕込み
2010年の梅干し仕込み
2011年の梅干し仕込み
2012年の梅干し仕込み
2013年の梅干仕込み
2014年の梅干仕込み
2015年の梅干し仕込み
2016年の梅干し仕込み

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# by rakurakurakuko | 2017-07-12 20:00 | 保存食作り | Comments(12)

2017年6月に読んだ本

最近、堂々固定の、月一冊ペースになってしまったのがちょっぴり寂しい読書記録。
まっ気を取り直していきましょう!

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「夏化粧」 池上永一


久しぶりの池上永一さん。
相変わらず読んだとたんに池上さんだわ~と思うような文体と展開と舞台!

沖縄のある島の小さな豆腐屋で働く主人公津奈美。
津奈美には、他の人には見えないまだ赤ちゃんの息子がいる。
その息子をきちんとみんなの目に見えるように、きちんと生きている子にするために、七つの願いを探しに、奪いに、井戸から続く別の世界に毎夜繰り出していく。
なんかさ、大女のアスリートが出てくる辺りなんかは、ちょっとドタバタ過ぎるんじゃないと思わなくもないけど、でも結構面白く読み進められる。
最後はかなり大胆な終わり方になっていて、そこまでやっちゃうのねーと言った感じ。
今までのドタバタから一転、しんみり。
なんとなくこの途中からがらりと変わりました感もなかなか。

池上さん好きには楽しめる一冊です。


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先週末の日曜日。
私はタコを食べました。

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と言うのも、この日は半夏生(はんげしょう)。
半夏生にはタコ!と、ここ数年、スーパーなどで見かけるようになりましたよねー。
とは言え、あまりよく意味がわかっていなかった私。
そもそも半夏生にタコを食べるというのは西の方の習慣のようで、関東で育った私はホントに最近知ったことだもの、あまりなじみがありません。
調べてみると、この半夏生までに農家の人は田植えをすませるものだと言われ、関西地方では、田に植えた稲の苗が蛸の足のように大地にしっかりと豊作になるようにとの願いから、タコを食べるのだそうです。
なるほど、やっぱりちゃんと意味があったんだなー。
知ってみてよかった!
農家じゃないけどさ、私もたいしたことはしてないけど、いろんなことがちゃんと大地にしっかりと根付くよう、これからも毎年半夏生にタコ、食べてみようじゃあーりませんか!

半夏生の日のタコのカルパッチョは、薄切りのタコの上にきゅうりのピクルスの微塵切りをトッピング、胡椒をがりがりっとひいて、オリーブオイルとレモン汁を回しかけました。
タコのむっちり感ときゅうりのピクルスのカリカリ感がなかなかです!

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手前味噌のようで申し訳ないですが、このトッピングしたきゅうりのピクルスがとってもおいしいのよー。

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使ったきゅうりは、テラソルと言う名前らしいミニきゅうり。
ずんぐりむっくりの可愛い姿にノックアウトされ、これはピクルスのために生まれてきたきゅうりではないかと、早速ピクルスを作成してみましたが、食感がパリッとしててとっても良いのです。
普通のきゅうりよりこうして漬けた時に水っぽくならないのもとても良い♪

あんまり見かけないけど、是非この手のきゅうり、農家さんに作ってもらいたいなー。
タコを食べつつ、そんなことを思った、半夏生なのでした。


◆6月に作った保存食◆

梅干し(塩漬け)
南高梅ジャム
南高梅シロップ
きゅうり(テラソル)のピクルス


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# by rakurakurakuko | 2017-07-09 00:17 | 楽子の本棚 | Comments(0)

2017年6月のタイ料理教室

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梅雨のじめじめを吹き飛ばすには、やっぱりおいしくて辛いものを食べるしかない!!
そんな6月のタイ料理教室。
うふふ、こういうの食べると元気出ます!!

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ラープ カツオ

ラークパクチー(パクチーの根っこ)、プリッキーヌ(タイの小さくて辛い唐辛子)をクロックで潰し、砂糖、レモン汁、ナムプラー、シーズニングソースを混ぜ合わせておきます。
カツオは粗く刻み、赤タマネギは粗微塵切り、万能ネギは小口切り、パクチーは粗く刻み、ディルは葉先をちぎっておき、これら全てとカオクアポン(炒った米の粉)をボウルに入れ、クロックで作ったドレッシングで和え、器に盛り付けフライドオニオン、パクチーをのせて出来上がり。

まさに旬、そして日本だからこそのヤム!
こういうの、いいですよねー。
パクチーもディルもたっぷり入っていて、いろんな食感、いろんな香りがするのですが、そのいろんなものにカツオが負けないんだよねー。
強くておいしい存在感。

普通、ラープは和えてすぐに食べるものだけど、これは時間が経ってもおいしいのですって。
ちょっとご飯にのせて食べてもおいしそうだなぁ。

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マックワテート ピン(トマトの串焼き)。
マックワテートはトマト、ピンは串刺しの意味。

ミニトマトのヘタをとり、串に刺しグリルで焼きます。
ナムチム(タレ)はチリソース、砂糖、ナムプラー、パクチーの微塵切りを混ぜ合わせ、トマトに添えて出来上がり。

とっても簡単なれど、とっても可愛くておいしい一皿。
トマトは焼くとおいしいですからね~。
今回はオレンジ色のトマトと深い赤のトマトの二種類をそれぞれ串に刺しました。
最近はいろんな色のミニトマトが売っているので、いろんな色の串刺し作ったら楽しい♪

お客様のときにも手間も時間もかからず見栄えが良いので重宝しそう!

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ムーヤーン ナムチムサパロット(ポークソテー パイナップルチリソース)。
ムーは豚、ヤーンは焼く、ナムチムはタレ、サパロットはパイナップルの意味。

ダイス状に切ったパイナップル、プリックヘン(乾燥唐辛子)、プリッキーヌ、をフードプロセッサーにかけ、小鍋に移して砂糖、塩、水を加えて火にかけて一煮立ちさせ、ナムチムサパロットを作っておきます。
ソテー用の豚肉は軽く塩を振り、フライパンで両面を焼き、生のズッキーニの薄切りを敷いた器に盛り付けて、ナムチムサパロットをかけパクチーを散らして出来上がり。

パイナップルソースだなんて、夏ですねー。
甘くて辛いこのソース、豚肉ととっても合います♪
器に敷いた二色のズッキーニがまた華やかで、コリッとした感じがソテーした豚肉とも好相性。

ナムチムサパロットさえ作っておけば、後はお肉を焼くだけなのでそんなに手間もかからないしね。
このナムチムサパロット、いろんな焼いた野菜にかけてもおいしいのではないかなー。
このナムチムは2週間ほど持つそうなので、多めに作っておくと便利そうです!

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今回は久しぶりに白いジャスミンライス。
いろんなソースをちょっとのっけたりしてモリモリ頂きました!

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ワインは白のシュワシュワ。
やっぱり夏はこれだよね。
爽やか感が増しますね。

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ワインのアテに、島根から送ってきた巻き柿と、チーズを持参しました。
橋本先生も他の生徒さんにも好評な巻き柿。
去年のココファームに忘れて行ってしまって、「えっ…残念すぎる…」と言われていたのでリベンジです。(笑)
巻き柿には青カビのチーズが良く似合う!

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デザートは甘夏のミントシロップ。

甘夏の皮を剥き実を取り出しておき、砂糖と水を小鍋に入れて火にかけて冷まし、冷ましたシロップにミントと甘夏を入れて冷蔵庫で冷やし、器に盛り付けて出来上がり。

甘夏だけでもさっぱりだけど、そこに加わるミントがムシムシ感を取り払うかのような爽やかさ。
甘夏のちょっとさくっとした感じとも良く合います。
最近はとっても甘い柑橘類が多いけど、甘夏とか夏みかんとか八朔とか、そういう昔からある種類の柑橘系もいいよね。
サクサク感大好き♪

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そしてもう一つのデザートはAさんご提供のセ・ジュールのロールケーキ。
ずっと待っていたマンゴーです!!!
とろけますね~、このお味。
やっぱりセ・ジュールのロールケーキはおいしい♪♪

あれこれ頂いて、いっぱいしゃべっていっぱい飲んで、今回も大満足のお教室でした。

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# by rakurakurakuko | 2017-07-04 20:00 | タイ料理教室 | Comments(0)

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ずいぶんと前のこととなってしまいましたが、今から遡ること2ヶ月半、島根に行ってきました。

島根は父の実家があるところで、ずいぶん前から一緒に行きたいと話が出ていたのですが、諸事情により行けずじまいになっていて、やっと2年越しで訪れることが出来ました。

父と、私と夫とは羽田で待ち合わせ。
小さい頃、夏休みなどに遊びに行ったときには、新幹線で岡山まで行き、そこから急行だか特急に乗り換えて行ったり、又は寝台車で行ったこともあり、それはそれで寝台から落ちてしまわないかな~とか、寝てたらホントに着くのかなとか思いながら時間をかけて移動していましたが、今は飛行機。
電車の便も昔よりはぐっと良くなっているものと思われますが、それでも新幹線は島根には通っていないし、今は飛行機で行ったほうが格段に費用面でも勝っているようです。

私たちが着いたのは、米子の鬼太郎空港。
えぇ、米子と言えば島根県ではなく鳥取県ですけど。(笑)
実家の場所と、これから寄り道して行く場所の都合上、鬼太郎空港の方が便利なのです。
ちなみに島根にある空港は出雲縁結び空港。
あはは~もし私が未婚で結婚したい人だったら、絶対そっちを選ぶよね。

米子鬼太郎空港には、実家のいとこちゃんが迎えに来てくれていて、そのまま大根島までレッツらゴー♪
多分私はここに行くのは初めてだなー。
牡丹栽培で有名な島らしく、この時期の旅行に決めたのもその牡丹の開花に合わせてのこと。
昔は、薬用朝鮮人参の栽培も盛んだったようですが、今はそんなに需要がなく(確かにそれで生計を立てるって考えただけでも大変そうですよねぇ)、牡丹一筋だそうです。

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大根島で訪れたのは、由志園
とっても広大な敷地に日本庭園あり、池あり、古民家ありのとっても素敵な場所。
冒頭の写真もその由志園の古民家です。

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牡丹は由志園のいたるところに咲いており、今年は開花が少し遅かったらしく、本当の見ごろはもう少し後だったようですが、さすが商業施設だけあり、ちゃんとこの時期に行っても楽しめるように開花させてありました。
平日と言うこともあり、比較的人も少なくのんびりと庭園内をお散歩できましたよー。
古民家を利用したレストランで懐石料理などをいただけるようで、法事などにも利用できるようになっているとのことで、この日もカジュアルな私たちみたいな旅行者や地元の人に混ざり、黒服の法事帰り(行き?)の方たちもいっぱい観光してました。
こういうところで行われる法事なら楽しくていいね。

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牡丹の花、よーく見るとホントにゴージャス!!
苗もいっぱい売っていたりしましたが、こんなに大きな牡丹を育てるには立派な庭が必要だなぁ。

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咲いてる花もゴージャスで良いけど、蕾がころんと可愛くて、なんだかどことなくおいしそう!

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この日は本当に良いお天気で、青空に色とりどりの木々がとっても映えます。
牡丹だけではなく紅葉などもたくさん植えられており、紅葉って訳ではないのだけれど、いろんな色に染まっててそれはそれはきれいでした。

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秋に来ても美しいでしょうね。
いとこちゃんは、ここのファンで、会員にもなっているので無料で入れるのですってー。

大根島の由志園の後は、実家近くをかすりつつ、また車に乗せてもらって着いたのは、足立美術館
言わずと知れた、この人気の美術館に行くのも実は私は初めてですが、ほんとに「こんな田舎道ばっかり延々走って、そんなところに本当に美術館なんてあるのか…」と10人いたら10人が思うような、そんな場所にあるこの足立美術館。
ところがどっこい、こんな田舎の美術館がアメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』で14年連続日本一に選ばれているというのですからびっくりです。

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これがその庭園。
庭園は6つのタイプの違うものがあるそうですが、どこもとっても美しく整えられており、その特徴は、庭園だけでなく、周りの山々までをも視野に入れた庭造り。
庭園と山が一体化しており、そんな景色を作るために、庭園の管理のみならず、周囲の山々までもがこの美術館が買い取っているのだそうです。
なんて壮大なんだー!

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場所によってはちょっと大陸的雰囲気のある庭もあり、また、庭はほとんどの場合建物の中から見るようになっているのですけど、その建物につけられている窓から、その窓枠を額縁のように見立てて、まさに箱庭のような景色を鑑賞できるようになっていたり。
額縁から見る庭などは、その額縁のところにあるソファーや茶室みたいなところに入るのにも並んだりしました。(笑)
私が見ても美しいなぁと思ったけど、何より深く感動しているのは、たくさんの欧米人。
日本人より余程多く訪れています。
写真を撮るのに窓際にくっついているのも外国人ばかりなり。

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こういうの、きっと、ザ・日本って感じなのでしょうね~。

この美術館、お庭の写真しかありませんが、お庭だけではないんですよ~。
展示の美術品は横山大観のコレクションが有名。
数も、そして大きなものが多く、季節により入れ替えをしているそうです。
それからちょっと思いがけず嬉しかったのが、陶芸館があり、そこに河井寬次郎の作品がたくさんあったこと。
そうか~、河井寬次郎さんは島根県出身だものね。
どれも素朴でありながら存在感があり、間近で見られて良かったわー。

これだけ贅沢な美術館がなぜここに、どんな人がどんな経緯で作ったのかしらと思っていたところ、なんとここ、一個人、足立全康さんと言うここで生まれた方が、貧しかったのだけれど大人になって働いて財を成し、それを地元に還元しようとこの美術館を開設されたそうです。
すごすぎる人…。

周囲の山々まで買い取って、開発などにより景色が変わらないようにしているというのもすごければ、その後テレビで見たところによると、これだけ整えられている庭園の木々、特に松はこの庭園とは別のところでたくさん育てられていて、松の木があまり大きくなるのを美的観点から好まなかった足立全康さんは、定期的に松も植え替えて大きさを保っているのだとか。
なんとも贅沢なお話です。

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さて、そんな足立美術館を後にして、父の実家にたどり着きました。

父の実家は山間の小さな地区。
山を登るように車を走らせ、そして更に坂を上ったところに立っています。

私が最後にここを訪れたのは、確か小学校6年生のときで、おじいちゃんのお葬式で来たのが最後。
小学校低学年の頃は、何回か夏休み中のほとんどをここで過ごしたこともあるのだけれど、おうちのこととかは覚えているものの、周りの景色までは余り覚えておらず、こんなに素敵な景色だったんだーと今回改めて思いました。
あの子供の頃は、牛小屋があって、トイレはその奥にある外にあるトイレで、夜にひとりで行くのがホントに怖かったこととか、猫を飼っていて(今は犬に変わってました!)、猫と言うかその頃生き物全般が苦手で、その猫ちゃんがある日私の布団の中に入って来て思いっきり泣いたこととか、そんなことばかりなぜか鮮明に覚えてました。(笑)

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山間にぽつんぽつんと立つおうちの他に、一面が窓みたいな窓だらけの建物が見えるでしょうか。
この窓だらけの大きな建物は、干し柿小屋。
このあたりは干し柿が有名で、特にこの地区の干し柿はブランド化され、なんとイタリアにも輸出されているのです。
この地区の農家のほとんどは多分干し柿農家で(と言っても父の実家もそうですが、お米を作ったり野菜も作ったりしています)、秋ともなると山が柿のオレンジ色に染まり、その西条柿をこの小屋でみんな総出でくるくると皮を剥き、紐に吊るして干し柿を作ります。
最近は、この干し柿小屋にもエアコンが導入されて、干すのに向いていない天気が続いてもしっかりと乾かせるようになっているとのことですが、それでも天候不良の年にはカビが出て廃棄する干し柿もたくさん出るとか。
収穫も作成も、一年に一回だからなぁ。
いろいろ大変なことも多いのでしょう。
でもこうして眺めていると、まるで絵本から飛び出してきたような景色で、ほんわかとしてきます。

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これが見渡すばかりの柿畑。
一体どこまで続くのやら、果たしてこれが全部実家のものなのか、どこからかから他のおうちの柿なのか、まったくわからず。(笑)

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柿小屋の三階に上って眺めると、庭と柿畑とその奥の山が一体化しており、まさに自然の足立美術館状態。
足立美術館より感動したかも!!

その夜は、松江に住むいとこちゃんも来てくれたりして、大宴会♪
何年ぶりかねーなんて言いながら飲んで食べて笑って~~~。
私はいいんですけどね、夫もかなり飲んでまして、もちろん酔っ払ってまして、この時点で翌日の計画はキャンセルかな…と心した私。

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翌朝、家の裏のお墓にお墓参り。
いやーここでまた昔の記憶が蘇りました!
何しろ山の中の田舎なので、おじいちゃんが亡くなったときには土葬だったんですよー。
しかもこの辺りの風習で、御棺は普通の細長い寝かせるタイプのではなく、四角くて座って入るタイプのもの。
それを男の人たちでえっちらおっちら背負ってこの山道を登り、お墓に掘ってあった大きな穴にその御棺を埋めて、土をかけたのです。
子供ながらにそれは結構衝撃的でした。

そのとっても長い道のりのように思っていたお墓への道は意外と短くて、そこは多分庭の一部のようなところ。
今はみんなお墓がいっぱい集まっている墓地に眠るけど、こういう家の裏のちょっと歩いたところにお墓がほこっとあり、そこに家族がいるのってなんだかいいなぁと思ったのでした。

さて、島根二日目が始まります。
一緒に行った父とはここから別行動。
そのお話はまた次に♪


ルーツを巡る旅、島根 2
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# by rakurakurakuko | 2017-07-01 17:52 | 小さな旅 | Comments(8)

アスパラ三昧♪

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太くて立派、鮮やかなグリーンのアスパラが我が家にやってきました!

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どこから?と言うと、北海道は富良野から。
雪解け春待ちアスパラと言うネーミングも良いではないですかー!
そうそう、アスパラって苗を植えても1,2年目には収穫せず、苗を大きく育ててから収穫するという、贅沢な野菜。
雪の下で何年も待って、やっとニョキニョキと出てきたんだなぁなんて思うと、また愛おしさもひとしお。

早速あれこれお料理してみました。

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まずは焼きアスパラ。
ハカマをとって、下の方だけところどころ皮を剥いたアスパラを、長いまま魚焼きグリルに並べてじっくりと少々焦げ目がつくくらいまで焼いて、オリーブオイルをたらり、塩をぱらりとして出来上がり。

これがねー、甘みが凝縮している感じで旨いのなんのって!
アスパラ独特な香りに香ばしさも加わり絶品!!

いつもだったらひとり3,4本くらい、ちんまりと出てくるこれが、こんなにドーンと出てきたので、夫などは鼻の穴を膨らませて大興奮!
「アスパラ、好きなんだよね~。ねぇ、知ってた?好きなんだよ、アスパラ♪」とやたらとアスパラ好きをアピール。
そんなこと言ってもね、普段はそんなに食べられないよ、アスパラ。

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そしてやはりシンプルに、茹でアスパラ。
な~んかね、短めにさっとした茹でてないんですけど、柔らかさがましてお肌もよりスベスベになったアスパラ。
茹でてるときも良い香り~♪

定番のマヨネーズと、ちょうど九州から帰ってきたばかりの夫のお土産の明太マヨと、そして生ハムも添えていただきました!
2種のマヨをつけていただくアスパラのおいしさは言わずもがな、生ハムの塩っ気もアスパラに合うーーー!
やはり「茹でる」と言う定番の頂き方には安定のおいしさあり!

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こちらはアスパラの豚バラ巻き。

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アスパラにくるくる、くるくる、薄切りの豚バラ肉を巻く作業も楽しい♪
意外と適当に巻いても、焼くと肉が締まるので、あまり細かいことは気にせず巻き巻き。

オリーブオイルをひいたフライパンで肉がカリッとするくらいまで焼いて、一口頂けば、お肉のカリッとした、アスパラのポキッとした食感の後に、豚肉の甘さとアスパラの香りが押し寄せてきます。
茹でただけのアスパラおいしい~♪なんて言ってましたが、脂との相性だって勝るとも劣らない!
それに、な~んか食べると元気が出ますよね、アスパラ。

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そして夫の希望もあり、アスパラのバター焼き。
豚もいいけどバターもね!!

こういうときにカロリーのこと考えたりケチったりしてはいけないと、たっぷりのバターでささっと炒め焼きした一品。
あー甘い!!
なんと甘いのでしょうか。
ささっと炒めただけなんだけどね、ホントにおいしい♪♪

そして…。
こうしてアスパラを頂きつつ、こんなこともしてました。

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アスパラの昆布締め。
さっと日本酒にくぐらせた昆布の上に固めに茹でたアスパラを並べます。

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そのまた上から蓋をするように昆布をのせて、ラップでしっかりとくるんで冷蔵庫へ。
昆布は富山で買って来た昆布締め用のぴたっと平らな昆布が大活躍♪
そういえばこの昆布、買ったのは富山だけれど北海道産の昆布だもの、北海道のアスパラとは同郷さ。

そのまま冷蔵庫で四日。

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満を持して登場いたしましたる、アスパラの昆布締め。
せっかくなので、アスパラの下に昆布を敷いてみました。

うわっ昆布の風味がブワッとくる!!!
が、ぶわっと来過ぎて、いまひとつアスパラの風味が感じられなくなってしまってるー。(汗)
おいしいのよ、普通よりはずっとおいしいのよ。
でもね、こんなはずじゃなかった的な感じがぬぐえず…。

以前アスパラを昆布締めしたこちらの記事を見てみると、昆布締め1日目はともかく、2日締めたアスパラは風味が濃くなりものすごくおいしいと書いてあった!
確か長く締めたほうがおいしかったんだよなーと、今回は欲張って四日も締めてしまいましたが、欲張りすぎたようです…。
やはり何事にもバランスと言うものがあるようで、昆布がアスパラに勝ってしまってはいけないんだなー。
ムム、惜しい!!
でもまぁ、惜しかったけど、おいしかったから満足♪♪

ホントに我が家にアスパラが来た日から毎日毎日おいしいアスパラ三昧でした。
bourreesamさん、本当にありがとうございました!!
おいしかったですっ!!!!!


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# by rakurakurakuko | 2017-06-24 16:40 | 野菜のお料理アイディア | Comments(8)