2009年 08月 25日
今年も梅干し完成、梅酢そして梅味噌も♪
記事にもしましたが、引越し直後ではあったものの、「今年は梅干し仕込めないかもなぁ」と思っていた私に、良い具合に熟した南高梅が「買って~」と呼んでいたんですよ~。
ちょっと遅めの仕込みではあったけれど、7月後半になって梅雨が明けたら土用干ししようと、その日を楽しみにしてました。
が…。
ご存知のように今年の梅雨明けはちょっとイレギュラー。
早めに明けた関東地方でさえ、梅雨明け後にぐずつく天気が続いていたと言いますが、ここ、関西にいたってはとにかくいつまで経っても梅雨が明けない…。(泣)
8月の声を聞くと同時に一週間ほどの旅行を予定していたのでその前に白黒つけたかったのですが、とうとう梅雨明けの声を聞くことは出来ず、ジップロックに入れて漬けたままの梅を残して日本脱出。
さすがに帰ってきたら梅雨は明けてたけれど、それでもなんだか天気がぐずついてるー。
一体どうなっちゃってんだよ、今年の夏!!
他の保存食仕込みにはイマイチ興味がないようで、特に気に留めることもなくもちろん大して協力的ではない夫も、好きな梅干しのこととなると気になるらしい!(笑)
「梅ってさー、もし干せなくても梅干しになるのかな?」とやたらと聞いてました。(爆)
軒下になり雨も当たらないベランダなので、ザルのまま干してもよいかとも思いますが、ネットに入れておいたほうが虫や、万が一すごい風が吹いたりしても吹き飛ばされないと思うので、何も気にせず外出も出来、夜もそのまま戸外に吊り下げたままにしておけるこの方式が一番手間なし。
大体狭いベランダに洗濯物と共存させて干さなければならないので、こちらのほうが場所も取らないしね。
とにかく梅干しの作り方は作り手の数だけ方法があると言ってもいいくらい様々で、去年は夜は取り込むのかとか、取り込んだ場合には梅酢に戻すのかとか迷ってしまっていましたが、今年は迷わず去年同様一番手のかからない方法をとりました!(爆)
すなわち、一度干したら夜も取り込まず、まぁ翌朝梅の上下をひっくり返すことはしますが、その他は全く放任主義の梅まかせ~♪
ずっと晴れる予報だったのに今年は干して3日目が曇り空だったので、平均的に3日3晩と言われている土用干しを4日4晩しました。
ものすごーくシワシワではないけれど、これくらいがふっくらとしていて好みの梅干し。
う~ん、見ているだけで生唾出てくるよねぇ~。(笑)
一粒お味見してみたら、昔ながらの梅干しの酸っぱくてしょっぱい、顔が「きゅーっ」ってなっちゃう好きな味に仕上がってました。
しばらく熟成させるべくマンションの玄関側の比較的涼しい部屋に置いてます。
しっかりと第二の梅酢(なんと呼んでいいのかわからないけど干した後の梅から出てくるエキスみたいなもの)も上がってきています。
今ある梅干し(残りわずかです…)がなくなったら、ちょっと早いけどこちらの梅干しを食べ始めることになりそう♪
今回はちょっとジップロックの上下を返すなど動かしたときにつぶれてしまった梅が何粒かあったため、梅酢は漉してから瓶に詰めました。
これも料理に使えておいしいんだよねー。
副産物万歳♪
茄子と茗荷をそれぞれ適当な大きさに切って少々塩をしてビニール袋に入れ、ギュッと空気を抜くようにして口を縛り、冷蔵庫に入れて一晩。
水分が出た茄子と茗荷をギューッと手で搾って、それをまた新しいビニール袋に入れ、千切りにした紫蘇と出来たて梅酢を適宜注いでまた一晩。
うちの梅干しは白梅干しで赤紫蘇使ってないので梅酢も紫蘇の香りがしないんですが、漬けるときに紫蘇を加えても十分しば漬けの風味になりますよ~。
ただの一夜漬けよりも酸味が効いてて暑い時にはホントに嬉しいお漬物です。
後は何に使おうかなー。
お薦めがあったら教えてください♪
仕込んでから20日、発酵してから10日ほど経った時に完成させました。
完成させる作業は、まず味噌に漬けてある梅を取り出して種を取り除き、取り出した梅の果肉と少々の漬けた味噌を入れてスティックミキサーにかけて潰し、残りの味噌と共に潰した梅を鍋に入れて中火でしばらく練りながら煮ます。
参考にした本によると煮はじめにかなりのアクが出るようだったのですが、なぜか私の梅味噌は煮てもほとんどアクが出なかった~~~。
とろみ加減もそんなに緩くなかったので、煮る時間は短めでほとんど火を通して発酵止めをすると言った感じの作業となりました。
500gの梅と味噌で仕込んだ梅味噌は、、酵母(最近すっかりブログ更新も出来ないのですが…汗)を仕込む際に使っている400mlくらいの容量の瓶にちょうどいっぱいになりました。
甘酸っぱくてなかなかよいけど、きゅうりが大量の場合には味噌をつけて食べるのと比べるとちょっと飽きるなぁ。
一番役立ちそうな使い方だと思ったのだけれど、好みとしてはただの味噌をつけて食べるきゅうりのほうが好きかも…。^_^;
このパンは胡桃とドライフィグ入りのパンなのだけれど、こういった木の実入りのパンにこの梅味噌は合うと思うわ~。
クリームチーズをのせてその上に梅味噌って言うのも多分いけると思う!!
ゴーヤは薄くスライスしたものをさっと湯通しし、しばらく水に放ってからギュッと絞り、そこに適量の梅味噌を絡めれば出来上がり!
これがですね~実に美味しいのですよ。
不思議とゴーヤの苦味が柔らかくなり、甘酸っぱ味とゴーヤのキュルッとした食感が最高♪
うちの実家のデカゴーヤでもこの食べ方ならぺろりとたくさん食べられます♪
もしかしたら、思っていた程ではなくイマイチの組み合わせだったきゅうりと梅味噌も、スティックにつけて食べるのではなく、スライスしてちょっと塩もみしてからギュッと絞ったきゅうりを梅味噌で合えたらおいしいかも~。
これは後ほど試してみたいと思います♪
この梅味噌、特に夏の暑いときにはさっぱり感が最高で、まぁおすそ分けも少々しましたが既に瓶の1/4くらいしか残ってない…。
来年も梅干し仕込みの時には必ず作ろうと思ってます。
味噌も結構絡んでて実もまだまだくっついているので、小さな瓶に詰めてこれは肉などのさっぱり煮物や麺類の汁などに使用予定♪
あはは~貧乏性なのでどこまでも捨てずに使い切るわ~。(笑)
それにしても今年の天候は本当に変ですよねぇ。
この空、梅を干し始めた8月15日の空なんですが、なんと早くもウロコ雲!
この時期、特に今年は梅雨明けたのが8月に入ってからなんだから、どう考えても真夏中の真夏、真の真夏の時期だと思うのですが、入道雲はどこにいったのかー。
そして我が家では、この間の日曜日を境にして、夜になると異様に涼しすぎるんですが…。
昼間はさすがに暑いのですけれど、夜になると涼しいのを通り越して半そで短パンだと寒いんです…。
全部の窓開けてると寒いので、夜になると半分閉めたりしています。
暑くて眠れないのも嫌だけど、こんなに早く涼しくなっちゃってもねぇ。
これってもしかして、私の住んでいるところって冬はものすごーく寒くなるのかしら…とちょっとおびえている今日この頃です。
みなさまもどうぞ冷えにはご注意を♪
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