2009年 10月 02日
奈良の街歩きと「雷来」
またまた少々前の話で恐縮ですが、8月も終わりのある日。
ブログを通して仲良くさせていただいているMeKABUさんと奈良の街を散策してきました。
学生時代のお友達との京都旅行の合間を縫って、奈良まで来てくださったというわけです。
お聞きしてみるとすごーく久しぶりにお友達とお会いしたそうで、その宮崎からいらっしゃったお友達にもずうずうしく奈良までご足労いただきました。(笑)
MeKABUさんとお友達はお昼頃から奈良にいらしたのですが、私は夕方近くから合流。
来ていただいたら是非行きたいな~と思っていた「ならまち」の散策からスタート♪
行政区分上の住所で「ならまち」と言うのはないのだけれど、この辺りは昔のままの美しい街並みが残り、そんな街並みの町屋を再生したカフェや雑貨屋さんなどが近年増えてきた地域。
特に女性だったらこのあたりを歩いて退屈しちゃうって方はいないんじゃないかなぁ。
こちらは「御霊(ごりょう)神社」。
その名からも分かるとおり、元々は「非常の死を遂げた人」を祀る神社ですが、今は縁結びの神様として有名です。
この正面から見た通路がとても素敵で、その通路沿いにいくつもの小さな雑貨や手作りアクセサリーの店が入っています。
一体何時頃の建物なんでしょうねぇ…。
一度でいいからこんな家に住んでみたいものです。
近鉄奈良駅を出てすぐの東向き商店街から餅飯殿(もちいどの)通りに続くアーケードを歩いているところで既に雨にパラパラと降られ、その後ところどころで雨宿りなどをしながら散策していたんですが、とうとう「奈良町資料館」のところで大雨に見舞われ一歩も進めない状況になってしまいました…。(+_+)
すごーく狭い軒先で雨宿り。(爆)
土日祝日のみの開館で(この日は金曜日)、その開館時間も10時から4時ととっても短い!
土日祝日のみと言うのはあまりないけれど、ここならまちは店は5時くらいで閉まってしまう店が多いので早めの散策がお薦め。
狭い軒先で雨宿りをしつつ眺めた資料館の裏手の壁には、「身代わり申」の「申」にかけてあるのか「見ざる聞きざる言わざる」の三猿ごとき置物がいっぱい並んでいたり、古い看板が立ててあったりして面白かったです。
たどり着いたのは「吉田蚊帳」。
昔懐かしい大きな蚊帳も店内にはありますが、今は蚊帳布を使った「ならまちふきん」やコースーター、ランチョンマット、のれんなどを扱っています。
蚊帳布を使ったふきんでは有名な「白雪ふきん」がありますが、ここのふきんは白いもののほか、見ているだけでも楽しくなるほど沢山の素敵な色に染め上げられたものもあります。
お値段もお手頃なので自分へのお土産は勿論、ちょっとしたプレゼントにしても喜ばれるのではないかと思います。
そんなふきんを見ていると雨もすっかり上がり、夕方の暖かい色の日差しが戻ってきました♪
この後、奈良公園一体のお寺や主要な建築物がライトアップされるのでそれを見て回ろうと思っていましたが、その前に奈良へ来たならとりあえずここは回ったほうが良いだろうと思われる東大寺(でも南大門まで…笑)を見て、その後ちょっとカフェで休憩してから、今度は夜の奈良へ繰り出します。
夜の猿沢池にはこちらの記事にある「なら燈花会」の時にも来ており、その時は奈良とは思えないほどの人口密度にびっくりしましたが、今回は何でもない金曜日だったので普通の奈良の人口密度に戻っていました。(笑)
と言うのはちょっと良く言いすぎで、実際には缶ビール片手にベンチに座る近所のおっちゃん数人がこの夜景を眺めているだけで、観光客らしき人は私たちくらいしかいませんでした。(爆)
えーい!夜景3人占めだぜ~ぃ!!^_^;
そう言えばぴかぴさんのブログのこちらの記事にて知りましたが、ここ興福寺の阿修羅像は只今全国行脚中のようで、九州の会場ではこの阿修羅さまを見るのに4時間待ちだったそうです…。(+_+)
ひぇ~~~い!!4時間!!
きっと阿修羅さまも奈良にずっといたのでは一生感じることがないかもしれない人口密度に驚かれていることでしょう。^_^;
ここはもしかすると観光スポットとは言わないのかもしれないけれど、私はこの奈良公園一体で一番と言ってもよいほど好きな場所。
この日は、浮見堂周辺には百日紅(さるすべり)の花が咲いており、薄暗がりの中ではありますがとても素敵でした。
雨上がりの橋を渡ってお堂の中へ入ると、内壁に沿ってベンチのようなものが作られており、腰掛けることも出来ます。
昼間はここでお弁当などを広げてくつろいでいる方もいらっしゃるとのこと。
なんだか奈良っぽい…。(笑)
この日、このお堂の中にいたのは私たちだけで、ここで件の春日大社荷茶屋にて行なわれていたジャズコンサートの遠くに聞こえる音を楽しんでいたのでした。
ビールで乾杯♪
近鉄奈良駅前の小西通りから少々脇道に入ったところにある「ダイニングバー雷来(らいらい)」に行きました。(Fちゃん、教えてくれてありがとね~)
近鉄奈良駅からもとても近く、また遅くまで開いており(奈良においてはここが重要ポイント!)、何より奈良っぽくないとさえ思ってしまうくらいおしゃれなお店です。(笑)
お通しさえも居酒屋さんにしてはおしゃれですよね~。
ちなみにここは、確か桜井市にある老舗蔵元の直営店だそうです。
とにかく歩いてお腹が空いているので、食べる、食べる…。
とにかく食べました!(爆)
どれも盛り付けもきれいで、お値段にしっかりと見合った量もあったと思います。
ピリ辛系のお料理がお得意みたいでそれはとってもおいしかったけど、煮豚と煮卵のネギまみれはとってもお味が濃くて、これだけでビール何杯も飲んじゃいそうなのが怖かった~。^_^;
しゃべっては飲み、しゃべっては飲み…。
何年かぶりの友人との再会で盛り上がっているところに、ずうずうしくお邪魔してずうずうしく私も負けじと十分盛り上がってしまいました♪
ははは~、牡蠣にあたってもあたっても懲りない話なんてやたらと笑ったよね~。
これだけ食べて飲んでそしてしゃべって、確かひとり3000円くらいだったと思うのでとってもリーズナブルでした。
私はビールで通してしまったけれど、ここは日本酒もおいしいのをそろえているそうなので日本酒好きの方も楽しめるのではないかと思います。
そして、このお店を出てそこでMeKABUさんとお友達とはお別れ。
その日、奈良のホテルに一泊してから翌日京都へ行かれもうひとりのお友達と合流して楽しく過ごされたようです。
大切な友人との京都旅行の間に奈良も入れてくれて、そして会ってくれてありがとね~。
頂いたお土産はこちらの写真の、京都の本田味噌のいちじく味噌と味噌ラスクの他、ふたばの豆餅もいただきました。(豆餅は写真に収まる前にお腹に収まっちゃいました・笑)
頂いたいちじく味噌、厚切りにしてフライパンでじっくり焼いた茄子にのっけて食べてみたよー。
実はこの薄い緑の皮の茄子がイマイチ思ったような味と食感ではなかったのが残念だったのだけれど、茄子といちじく味噌との相性はバッチリでした!
甘くてドライフィグのプチプチ感がおいしくてとても使いやすいお味噌でした♪
これ、全部布で出来ているんですよ~。
小さなサイズなのでうちのようなマンションに飾るのにはぴったりです!
こういうの大好き~♪
明日は中秋の名月。
今日は雨が降ってますが明日は晴れるかな?
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