2009年 10月 18日
産直野菜にハマってます~親芋とささげ~
種類も多いしお値段も安く、無農薬のものも多いし、何よりその辺のスーパーでは売ってない野菜とめぐり合うのが楽しいのですよね~。
里芋の親芋です。
里芋は通常種芋と呼ばれる親芋を畑に植えて、そこから芽が出てあの立派な茎と葉が育ちますが、土の中ではその種芋の周りに小芋がどんどん増えていくのですよね。
その元の芋が親芋。(だと思います…^_^;)
大きくて食べ応えありそうでしょ~♪
天辺に茎の名残があるでしょ。
この部分から上が関西ではメジャーな野菜、ずいきです。(この記事にずいきの写真載せてます♪)
親芋は道の駅以外でも野菜の品揃えの良いスーパーなどでは売ってますが、まぁいつもあると言うわけではないし、何より道の駅のこの親芋はこの大きさで50円~60円くらいですからお得です♪
農家さんによって、または地域によっては、この親芋は固くておいしくないから捨ててしまうということが多いのだそうですけれど(なんとなく関東ではあまり見かけることがないように思うのですけどいかがでしょう?)、これ、おいしいですよ~。
ねぇ~ぴかまま♪(ぴかままのこちらの記事でおいしいって聞いて買ってみました!)
親芋は普通の里芋よりヌルヌルが少なめなので、処理も楽チン♪
皮を剥いて適当な大きさに切った親芋をボールにいれ、そこに塩少々を加えてぐわんぐわん混ぜるようにしてアク抜きして、水で流して処理終わり!
昆布でとった出し汁にこの親芋を入れ、塩少々を加えて落し蓋をし、弱火~中火で芋が柔らかくなるまで煮て出来上がり!
少々薄めの塩味にしてあるので、頂くときにお好きなだけ柚子胡椒をつけて食べます。
煮ると白からグレーに色が変わるのが面白い!
普通の里芋より繊維質が多いけど、ゴリゴリしているわけではなく、ねっとりとほっこりの間のような味わいです。
親芋はとっても大きいので、この写真の量を1人分として4人分くらいできちゃいました!
コスパ最高~♪
旨さも最高~♪♪
親芋のおいしさに目覚めていたところ、かずさんのところではこんなおしゃれな料理に親芋!!
親芋って煮ることしか考えてなかったけど、焼いてもいいのね~。
作り方を聞いたところ、茹でてマッシュした親芋を薄くまとめて表面に粉をはたいて焼いているのだそうです。
ちょっと時間がなかったので(専業主婦なのになぜ~~~爆)、手抜きのマッシュ省略版ですが…。(汗)
皮を剥いた親芋をラップに包んで電子レンジでチンして蒸し、薄めに切り分け表面に塩胡椒し薄く粉をはたいてからオリーブオイルをたっぷりひいたフライパンでカリッと焼くだけ!
表面はカリッ、中はむちっとしててこれがホントにおいしいのですよ~。
空芯菜は葉っぱの付け根のところで茎を切るようにして(こちらの記事参照)、フライパンに入れたオリーブオイルとニンニクを弱火で熱して香りを出してから空芯菜を炒め、味付けは三升漬け少々とタイのシーズニングソースで♪
野菜だらけの一皿です!
この後、残りの親芋をマッシュにしてイカげそと一緒にお焼き風にしてみたのですが、お味はとってもおいしかったものの大きく作りすぎて、ひっくり返すときにぐちゃぐちゃに形が崩れてしまったため写真はありません…。^_^;
この親芋、一つ買ってくると二人家族にはかなりのボリュームなのでまだまだ親芋料理続きます!
あっそうそう、最近、里芋の保存法で検索されてこのブログにたどり着いてくださる方が多いようなのですが、里芋って冷凍出来るんですよ~。
そんな里芋ゴロゴロの記事はこちら。
かずさんのところでイタリアンに親芋を使われているのを見て、ふと「てだこ亭」で食べたチキンのオーブン焼きを思い出した私。
季節の野菜と一緒に焼かれている、このてだこ亭のチキンが大好きなのだけれど、この時に食べたのはチキンにターンム(田芋)が添えられていたんですよ~。
このターンムがパリパリで香ばしくとってもおいしかったの♪
ターンムは親芋の周りにたくさんの子芋がつくことから、子孫繁栄を願いおめでたい席で食べられる食べ物。
ってことは、親芋も同じようなものよね~。
こちらに使った親芋も一度蒸してから大きめに切り分け、それにちょっと塩胡椒して同じく塩胡椒したチキンと一緒にオーブンに突っ込んで焼くだけ♪
焼き皿のサイズがちょっと小さかったため、親芋の上にチキンがのっかる形になり、親芋のパリパリ感はちょっとてだこ亭のターンムのようには出なかったけれど、チキンの旨みが親芋に沁み込んでこれもとってもおいしかった~!
チキンと親芋の上にのってるぐるぐるしてるのは、ささげ。
これも道の駅で買ってくる野菜です。
チキンを焼いているオーブンに途中で加えてます。
すぐに火が通るし柔らかくてとってもおいしいささげ。
長いでしょ~。(*^_^*)
タイなどでもよく食べられている野菜で、ずーっと前の代々木公園で行なわれたタイフェスティバルで買ったことがありました。
それ以来あまり見かけることがなかったのだけれど、こちらに来てちょくちょく買えるようになりました♪
ベーコンはduckbillさんから頂いた自家製の香りの良いベーコンを使っています。
ささげは食べやすい長さにブツブツと切り、タマネギは粗みじん切り、ベーコンはコロコロと小さめの棒状に切り、たっぷりのオリーブオイルにニンニクのみじん切りを加えて弱火で香りを出し、そこに材料を入れて炒め、油がしっかり回ったところで火を弱めて少々塩を加えてから蓋をして蒸し煮にします。
オイル煮の要領でささげがクタクタになるまで煮れば出来上がり。
甘いささげにベーコンの塩気と香りが沁み込んで、すごーくおいしいです。
今回はトマトペーストを入れたけど、塩胡椒だけで作ってもこれはおいしいと思うわ~。
豚挽き肉は塩胡椒して水を少々加えて混ぜ合わせておき(水をあわせておくと炒めたときにくっつかずにパラパラとなります)、赤ピーマンとささげは食べやすい大きさに切ります。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかけて香りを出し、香りが出たところで強火にして挽肉をパラパラになるまで炒め、赤ピーマンとささげを加えてさっと炒めます。
最後にこちらのチポトレでメキシカン風に味を整えて出来上がり。
ささげはすぐに火が通るのであっと言う間に出来て、チポトレのスパイスを一振りしただけなのに一気にメキシカーンになるので便利です。
ご飯にのってけて食べてもおいしいんだよね~。
とにかく甘くて柔らかくてとてもおいしいささげ。
細かく切ったのも良いのだけれど、やはりこの長さを活かした料理が楽しいよなぁ~と↑のチキン焼き以外にもそのまんまの長さのものを使ってお料理してみました。
塩豚(こちらの記事に作り方あります)を薄めにスライスし、油をほんの少しだけひいたフライパンでじっくりと表面がパリパリになるまで焼き、最後のほうで長いままのささげも加えて一緒に焼きます。
最後にバルサミコ酢少々を垂らしてジュッと焼き付けるようにし、塩豚の上にささげをぐるっとのせるようにして器に盛り、フライパンに残ったバルサミコのソースをかければ出来上がり。
このささげのグルグルがいいんだよね~。
ただの焼き塩豚よりもちょっぴりおしゃれになるでしょ♪
こちらもささげは最後に加えてちょっぴり焼くだけでOKです。
とっても可愛い小茄子が売っていたので思わず買っちゃったのです♪
小茄子はヘタのところにくるりんと包丁を入れて尖がっている部分を落として丸く整え、実の部分に縦に何箇所か切れ目を入れて、低めの油でじっくりと中に火が通るまで素揚げします。
ささげはそのままの長さで、最後にさっと素揚げ。
揚げた小茄子とささげの両方を熱いうちに麺つゆを伸ばして作った浸し汁に入れて常温にしばらく置いて味を馴染ませて出来上がり。
小茄子がとろり~んとしてておいしいのよ~。
ささげもほんの少し揚げただけなのにすごーく柔らかくなってて、味も沁みてておいしいし、何よりやはりこの一皿でもグルグルが良いアクセントになっているのが良いのです♪
ささげってイマイチ普通のスーパーなんかだと売ってないですよね。
柔らかくてとてもおいしいし、何よりこの長さがお料理好きな人の心をギュッとつかむと思うので、もっと出回るようになればいいのにね。
タイ料理に使ったりするので、どちらかと言えば暖かい地方の野菜なのかもしれませんね。
ここでちょっと告知です。
こちらに越してくるまでずーーーっとタイ料理を習っていた橋本先生のお料理教室が、下記の通り行なわれます。
橋本加名子アジアンテイスト料理教室
「カンタン美味しい アジアンレシピ料理教室」参加者募集
開催日時 2009年12月3日(木) AM11:00~PM14時頃予定
会場 きゅりあん 4F
(JR/東急線 「大井町」駅前)
受講料 500円(富士食品工業様の調味料をお土産としてお渡しします)
会場までの交通費は各自ご負担下さい。
3品実習し、デザートは橋本が用意します。
計4品試食していただきます。
応募方法 応募希望の方はメールにて下記あてにご応募下さい。(〒住所・氏名・年齢・電話番号明記)
応募先メールアドレス asia-spoon@jcom.home.ne.jp
応募締切 人数が集まり次第締め切り、最大2009年11月19日(木)まで
当選発表 先着順にて25名様までの方にご案内を差し上げます。
*お預かりした個人情報は、料理教室に関する業務のみ利用させていただきます。
今回はシンガポール料理だそうですよ~。
タイ料理などと比べ、まだレストランも少ないシンガポール料理とは楽しみですね!
この富士食品のお料理教室は6月にも行なわれたのですが、簡単で家庭にある材料で手軽に作れるアジアン料理がとーっても好評で、また、いただけるお土産と言うのがこれまた豪華だったのですよ~。
受講料500円と言うのも、採算度外視のとんでもなくお得な料金ですよねぇ。
東京近辺にお住まいのアジアン料理好きの方、そういうお料理を自宅で作ったことないので作ってみたいわ~って方、是非ご応募下さいね。
分からないことなどあれば橋本先生の応募先メールアドレスに直接お聞きいただいてもいいし、もしよろしければこちらの記事のコメント欄に書いてくだされば、私から橋本先生に伺うことも出来ますよ。
あー奈良での生活は結構気に入っているのだけれど、こういうときだけは東京から遠くなったことが悔やまれます…。
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