人気ブログランキング | 話題のタグを見る

生ラー油できました!!

生ラー油できました!!_f0043911_17462711.jpg
5月25日に仕込んだ生ラー油。
こちらの記事にて作るきっかけと製作過程を書いていますが、魚柄仁之助さんの「うおつかさん家の ラー油はラー油でも生辣油の本」を見て作ったもの。
半年ほど寝かせるととっても美味しくなると書かれてありましたが待ちきれず(笑)、3ヶ月を過ぎた頃よりちょろちょろと使っております。

生ラー油できました!!_f0043911_17464362.jpg
作った直後の生ラー油と本日の生ラー油。
こんなに色が違っています。
今の生ラー油、この写真の色よりももっと真っ赤で綺麗なルビー色なんですよ~。
で、旨みのほうはどうかと言うと、これが徐々にジワジワと押し寄せてきてまして、辛さももちろん結構あるのですけれど、辛さの中に甘味や旨みあり!みたいなお味になっています。
油って開封したそばから空気に触れて酸化して美味しくなくなってしまうと言いますが、これ、胡麻油だからでしょーかね~、冷暗所保管しているからでしょーかね~、酸化して香りが飛んでしまうということもなくホントに美味しい♪

生ラー油できました!!_f0043911_1747784.jpg
こちらは、うおつかさんの生ラーの本にも載っていた、茹でレバーの生ラー油がけ。
茹でた鶏のレバーに生ラー油かけるだけと言う大変シンプルなお料理です。(笑)
それでも本のレバーの茹で方には一工夫あり、たっぷりのお湯を沸かし、そこに血合などを取り除き食べやすい大きさに切ったレバーを入れ、再度沸騰してきたところで火を止めて、そのまま蓋をして鍋の中で蒸し、粗熱が取れたあたりで取り出すと言う方法。
レバーは火を入れすぎると固くなってしまうけれど、この方法だと余熱で中まで火を入れるのでふわふわのレバーになります。
そのふわふわレバーに塩胡椒を少々振って混ぜ合わせ、白髪ネギをのせて上からお好きなだけ生ラー油をかけていただきます。

おーおー、シンプルだけど旨いよ、これ♪
味付け薄すぎないか…とちょっと心配しつつ食べてみましたが、塩は少々でも生ラー油でピリ辛、コク旨になるので美味しいです♪
もろレバーなので内臓嫌いにはつらいかもしれないけど、ふわふわレバーとの相性ばっちり♪

生ラー油できました!!_f0043911_17472751.jpg
こちらは少しアレンジありますが、同じくうおつかさんの本に載っていた、切干大根とさきいかの生ラー油がけ。
これはこのうおつかさんの本を作った編集者の方も絶賛されていたので是非作りたかったんですよ~。
戻した切干大根をさっと湯通しし、そのまま粗熱とってから絞ってボールに入れ、そこにさきいかを少々加えて混ぜ合わせ、塩と醤油とお酢少々で味をととのえ和えてしばらく冷蔵庫で寝かせ、器に盛り漬けてからお好きなだけ生ラー油をかけていただきます。

うおつかさんは切干大根だけでやっていたのだけれど、私はもう少し贅沢にとさきいかを加えてみましたが(笑)、なんだかすっごく旨いです。
最近実は煮込まないサラダみたいに食べる切干大根にハマっているんですけど、この食べ方も切干の旨さ全開♪
かみ締めるとちょっと酸味の旨みがじんわりきて、さきいかも程好くダシが効いてるし、最後にピリ辛がやってきて酒のつまみに最高です♪
多めに作っておいて翌日食べても美味しいです。

生ラー油できました!!_f0043911_1748356.jpg
ジャガイモとピーマンの千切り炒め。
あはは~これは冷蔵庫にめぼしい野菜があまりなく、仕方がないのでジャガイモとピーマンを炒めてみただけの、創意工夫もなんにもない、冷蔵庫事情によるお料理。
お味は塩胡椒のみで大変シンプルと言うかまぁ芸もなく…でしたので、最後にたらっと生ラーたらしてみました♪

一瞬そんなに辛さを感じないんですけどね、後から来る辛さがなんとも美味しい♪
見る人が見ればいかにも残り物料理ですが(って見る目がない人にもじゅーぶんそんなことはわかるか…汗)、夫は美味しい、美味しいって食べてましたよ~。
生ラーさまさま♪♪

生ラー油できました!!_f0043911_17491123.jpg
こちらは千切りキャベツたっぷりサラダ。
千切りキャベツと言うとカツやしょうが焼きの添え物みたいなイメージですが、これは千切りキャベツが主役のボリュームサラダ。
大元のアイディアは飛田和緒さん

キャベツを好きなだけたっぷり千切りにし器にこんもりと山のように盛り付け、その上にツナ缶をのせてもみ海苔をのせて、その上からニラ醤油をたっぷりかけて、最後に生ラー油をお好きなだけたらして出来上がり。
お行儀悪いくらいにガシガシと思いっきり全部を混ぜ合わせてから食べるととっても美味しい♪
キャベツの千切りにいろんな味がしみこんで、最初は「こんなに山盛り盛られても…」と思うのですがぺろりと食べられてしまうのがすごいのです。

生ラー油できました!!_f0043911_17493242.jpg
キャベツの上にかけているニラ醤油は、ニラがいっぱいあるときに作り置きしておく万能調味料。
作り方はこちらの記事にあります。
今は少し材料変化させてまして、ニラをいっぱい入れた保存瓶に醤油と日本酒(大体3:1か4:1くらいかな~)を入れて、梅酢を少々、唐辛子を数本入れてます。
これね~すっごく長持ちするし、時間が経てば経つほど醤油にブワーッとニラの香りが沁みてきて、とっても美味しいです。
ニラって結構すぐにヘタってしまってあまり保存が効かないけど、こうしておくといつでもニラ風味を楽しめるので便利ですよ~。

で、生ラー油がないときはいつも最後に胡麻油をかけていたのだけれど、今回は生ラー油がけにしてみたら辛さも旨さも増強されてより美味しくなりました♪
なんだか節約料理決定版みたいな千切りキャベツサラダだけど、騙されたと思ってキャベツ使い切れないときなどに是非どうぞ♪

生ラー油できました!!_f0043911_1749545.jpg
こちらはジャージャー麺。
少し前にmeloさんも記事にしていましたが、このジャージャー麺にのっける肉味噌はいっぱい作って小分け冷凍しておくと、ジャージャー麺はもちろん、麻婆豆腐などにも使えてとっても便利♪

生ラー油できました!!_f0043911_17501163.jpg
ジャージャー麺には石ラーたっぷりかけていただいたんですけどね。
肉味噌自体を少ししか辛くしていなかったので、「少し辛さが物足りないんじゃない?」と言う夫。
石ラーって旨みたっぷりだけどそんなに辛くはないからねぇ。
私が私好みで作ったお料理を「辛い、辛いねぇ…」と汗をかきかき食べるような夫なんですが(多分恐くてもっと辛くなくして欲しいとは言えないのかも…(^^ゞ)、最近は随分鍛えられて辛いもの好き度が増してきたのかも!(喜)

生ラー油できました!!_f0043911_1750348.jpg
そこで自家製のアレにしましょうと、生ラーの小瓶を持ち出したらり~んとかけると、ジャージャー麺の旨さも辛さもびっくりするほど増してきて、思わずにんまりしてしまったのでした。
いいね~生ラー♪♪

で、いろいろ使ってみて思ったのですが、このラー油、いっぱいかけても料理が脂っこくならないんですよ。
私、あのB級な食べるラー油も実は大好きなんですが、でもアレってご飯にかけたりすると特に感じるのだけれど、美味しいけど結構ギトギトですよね…。
だけどこのラー油はなんだかいっぱいかけてもサラサラしてて思わずもっといっぱいかけたくなるのよ。(そんなにかけたらかなり辛くなるけどね…笑)

生ラー油できました!!_f0043911_17511147.jpg
これって思うにやっぱり使っているこの油だと思うんですよね。
私にしてはかなり思い切って買った(価格的に…(^^ゞ)、小野田製油所のいちばんしぼり玉締めごま油。
これがホントにさらっとしていておいしいのだわ。
やっぱりオリーブオイル同様、お高いオイルはジュースのようなのね~。
でもね、実は、炒め物などにも使ってみたのだけれど、一般的な方法で(溶剤を使って)ギュギュギューッと骨の髄まで胡麻から油を搾り取るような、フツーに安価な胡麻油のムンムン来る胡麻の香りになれてしまっている私は、このさらっと優しい香りの高級胡麻油だとなんだか物足りなく感じたのだけれど…。
あぁ一般庶民の悲しい性…。(-_-;)

でもまぁいいのです♪
このいちばんしぼり玉締め胡麻油は生ラー専用にしますから♪
少し大元の生ラーの容量が減ってきてしまったので、近々またこの胡麻油と唐辛子をたっぷり増量予定♪
門外不出の焼き鳥屋のタレのごとく、生ラー油を継ぎ足し継ぎ足し育てていくわ~。
永遠に減らないって安心感あるし、なんだか育てる味って楽しいよね。


こちらのブログ村に参加しています。
生ラー油、おいしくできて良かったね~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2011-10-07 17:56 | いろいろなお料理アイディア