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久しぶりにシードル作りました♪

とぉ~~~っても久しぶりに作ったもの。
それは自家製フルーツ酵母液で作るシードル。(ってタイトル見ればすぐ分かるけど…(^^ゞ)
シードル、サイダーなどなど呼び名はあるけれど、まぁりんごの発酵アルコール飲料です。
常に冷蔵庫に元気なコボちゃん(酵母液)を常駐させていた頃に、度々仕込んでは楽しんでいたシードル。
そんな頃の記事はこちら
あっでもね、日本では一応お酒を自分で作るのは禁止されているらしいから、あくまでもフィクションと言うことで。(笑)

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本格的なシードル作りとは多分違うと思うけど、おうちで作るシードルは材料もシンプルでとっても簡単♪
準備するものは、りんごジュースとフルーツなどの酵母液。
もちろん専用の市販の専用の酵母があればそれを使うにこしたことはないし、パンを焼くときのイーストを使用してもできるらしい。(ただしイースト使用だと少々イースト臭が鼻につく場合もあるらしい)
りんごジュースはホントは透明のヤツがそれっぽく仕上がっていいけれど、市販の国産りんご果汁100%のりんごジュースは大抵濁っているタイプなので、今回もそれを使用。

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さてこの二つが準備できましたら、りんごジュース1リットルの中に100ミリリットルのフルーツ酵母を注ぎます。
今回は金柑酵母。
これまた久々にフォカッチャとピザを作った(記事はこちら)あまりの酵母。
フォカッチャなどを焼いてからさらに冷蔵庫で10日ほど寝かせてしまったので、発酵のピークは越えていると思われる酵母液でした。
シードルを仕込む瓶には口のギリギリまで液体が来ないように、少し余裕を持って大きめの瓶を使うか、または2瓶に分けるなどして、発酵した時にこぼれないようにします。
瓶の蓋は軽く閉めるか、または口の部分をラップでくるんで輪ゴムで止めておきます。
口の部分から多少の空気が入るようにしておいて発酵しやすくするのです。
このまま常温保存。
時々思いついたときに瓶を振ってあげるなどすると尚よろし。
忘れちゃったらそれでもよろし。(笑)

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早いものだと翌日からぶくぶくと泡が立ち目で見て発酵してきているのがわかりますが、今回はやっぱり酵母が割りと落ち着いてるタイプの子だったので、少々ぶくぶくまで時間がかかりました。
こちらは3日目の状態。
随分泡だって来ているのが見えるかな。

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こちらはさらに2日後。
かなりの泡立ち加減で、瓶の口に近い方まで泡が進出!
発酵カスみたいなのもいっぱいついてます。

一般的にはりんごジュースがシードルになるまでの発酵には、10日から2週間ほどかかるようで、大体そのあたりでぶくぶく泡が出ているのが落ち着いてくる感じ。
今までも大体その間で第一次発酵を終了させていましたが、今回はちょうど仕事始めたのと同時期にシードル仕込んじゃったので、その生活に慣れるまでなんだかいろんなことやるのが面倒で、ほぼ見て見ぬ振りで瓶を振ることもあまりせずの放置プレイなのはもちろんのこと、第一次発酵を20日近くもしてました…。(汗)
このあと大したことをするわけでもないんだけれどね。
さすがに最後の方では「もしやシードル飛び越えてりんご酢になっちゃっていたらどうしよう…」と思いましたが、コボちゃん発酵モノは意外と懐深くて、20日経っても酸っぱくはならず、りんごジュースとはまた違う濃厚な香りのアルコールのままでいてくれました。(^^ゞ

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20日経った瓶の底には酵母がこんなにいっぱい溜まっています。

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で、この発酵が落ち着いてきた状態の泡泡ではないシードルを、瓶から、綺麗に洗ってさらにアルコール消毒した、炭酸飲料が入っていたペットボトルに移します。
このときにさらしやキッチンペーパーなどで酵母カスを漉しながら詰め替えるようにします。
なぜ炭酸飲料の入っていたペットボトルかと言うと、このあと二次発酵をさせるのですが、その時には蓋をキッチリと閉めるので、爆発しにくい形状の(もちろん今まで爆発したことはないけど)炭酸飲料のペットボトルと言うのが良いらしく、また、瓶よりぺこぺこのペットボトルの方がこのあとの発酵具合を蓋を開けずとも知ることが出来るので便利なんです。

ペットボトルに移したら、500ミリリットルのペットボトル1本分に対して(これも口ギリギリまでは入れずに少し余裕を持たせます)、小さじ1程度のグラニュー糖を加えて少々ボトルを振って混ぜ合わせ、そのままギュッと蓋をして常温で2日ほど。
密閉させた中で再び発酵を促し、発泡性にすると言うわけ。
不思議なことに、と言うか、当然のごとく、発酵が落ち着いていたところに発酵のえさとなる砂糖が加えられたので、密閉された中で盛んに発酵し、ぺこぺこだったペットボトルがカチカチな感じになります。
炭酸飲料のペットボトルって蓋開ける前はガスがパンパンで固いでしょ。
そんな感じ。

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しかし…。
今回のシードル、すごかった…。
一時発酵で発酵落ち着きまくりだったので、翌日ペットボトルの固さ加減を触ってみたときに、ぺこぺこではないけれどカチカチ一歩手前って感じだったので、もう一度グラニュー糖追加してみたんですよ~。
この二つのペットボトルを見てもらいたいんですが、左側の泡が立っていないのは前の日にグラニュー糖小さじ1を入れたままの状態のもので、右側のは再度グラニュー糖小さじ1を追加した直後のもの。
グラニュー糖入れた瞬間に速攻でシュワッと泡が立ち、その勢いとスピードと言ったら、まるで餌をばら撒いたときに口をパクパクさせて集まる貪欲な池の鯉状態!!(笑)
これ、慌てて蓋を閉めましたが、このままにしておいたらあっと言う間に口から泡が溢れ出る勢いでした。
ほーんと、酵母って糖分を餌に生きてるのね~って実感した瞬間。
まぁね、よく考えればあれほど重たげな捏ねた状態のパン生地さえも膨らませるのだから、それに比べると粉がない分軽そうな液体をブクブクさせることなんて簡単なことなのかもしれません。
この餌に食らいつく加減からして、今回はかなりの辛口シードルが出来上がることが予想されます。

で、翌日、かなりのカチカチ加減になっていたので、ペットボトルを冷蔵庫に移し、さらに翌日、久々の自家製シードル飲んじゃいました♪

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ちょっとこの写真だとわかりにくいですが、泡がシュワシュワたっているのがわかりますか~。
ペットボトルの蓋を開封したときにもプシュッといい泡立ちますが、グラスに注いでからも空気に触れることでどんどん発酵するみたいで、どんどん泡が下から立ち上ってくるのが面白い♪

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こーんな感じ。
色が不透明なのが何となく惜しい感じですが、でもしっかりとしたシードルの味。
そして予想通り、やっぱりキリリ、キリリの辛口です。

すごいよね~、コボちゃん。
久々に仕込むとやっぱり楽しい♪♪
そしてやっぱりおいしい♪♪♪

実は金柑酵母、またまた発酵のピークは越えていると思われますが、もう一瓶冷蔵庫に眠っているんですよ~。
ちょうど気候的にも良いし、パンを焼こうと思っていたんですけど、未だ気力がわかず、というか只今超面倒くさがりモードなので使えず…。(^^ゞ
でもまぁ冷蔵庫保存なので駄目になってはいないはずなので、連休もありますし、またちょっくら酵母で遊んでみたいと思います。
今日くらい暑くなってくるとシードルもさらにおいしく感じるしねー。
またまたりんごジュース買ってこよう♪♪

ってか、実はこのほかにももう一つ、作業途中のお酒があったのだわ…。(汗)
そっちもいい加減何とかしないと。(爆)
そちらの方も出来上がりましたらまた記事にしたいと思います♪



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by rakurakurakuko | 2012-04-27 18:29 | 酵母生活