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2013年10月のタイ料理教室

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秋真っ盛りのタイ料理教室。
食材も前月までの夏の食材から一気に様変わりしたようです♪

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ゲーン ペット プラームック ヤット サイ(イカの詰め物のカレー)。
ゲーンは汁もの、ペットは辛いという意味でレッドカレー、プラームックがイカで、ヤット サイは詰め物の意。

タイカレーと言えば下ごしらえも特に必要なく、煮込み時間も少ないので割りとお手軽に作れるカレーの一つですが、今回のこのカレーはイカに詰め物をしたものが具ですから、少々凝っています。

ニンニクとルートパクチー(パクチーの根)、黒粒胡椒をクロックで潰し、イカの内臓、げそをだしてげそは粗く刻み、豚挽き肉、たまねぎのみじん切り、クロックでつぶしたペーストとともによく混ぜてイカに詰めます。
鍋に油とレッドカレーペーストを入れて弱火でよく混ぜココナッツミルクを入れ、ココナッツの油が浮いてきたら水を入れて更に煮て、パームシュガーとナムプラーで鯵を整え、バイマックルーといか、ピーマンを加えて火を通して出来上がり。

イカはヒイカまでではないけれど、小さめのやりイカ使用なので、ぷっくらとした見た目がかわいい♪
スプーンをナイフ代わりにして食べると、中からじゅわっと旨味が広がるよう。
緑と赤のピーマンの色合いも美しく、いつもの簡単カレーもいいけれど、ちょっと一手間かけたこんなカレーもいいですね。
イカ好きの私には特にたまらないお味の一皿でした。

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ヘッド トード ナムプリックパオ(舞茸のフリット ナムプリック添え)。

ヘッドはきのこ、トードは揚げる、ナムプリックはタレのようなものの意。

ナムプリックは、ナムプリックパオとたまねぎのみじん切り、エリンギの粗みじん切り、水、ナムプラーを小鍋に入れて火にかけてよく混ぜ合わせておきます。
舞茸をほぐし、小麦粉と片栗粉、ベーキングパウダー、サラダ油、水を混ぜ合わせた衣につけて、180℃の油でかりっと揚げ、ナムプリックを添えて出来上がり。

ごろっと大きめにほぐした舞茸の香りと食感が本当に美味。
かりっと揚がるように加えたベーキングパウダーのおかげで衣がかりっとしていてこれまた美味。
私はいつもフリット作るときにはやはり衣をかりっとさせるべく水の代わりにビールを入れていたんですが、いつもちょっともったいないな~なんて思っていたので、このベーキングパウダー方式は良いです♪
揚げ物だけど今回のフリットだと衣がぼってりしていないので、たっぷり食べても大丈夫!
衣を付けて火を通すとやっぱり旨味が凝縮しますね。

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ナムプリックはこんな感じ。
ナムプリックパオが大さじ4も入っているので、結構辛め。
エリンギのみじん切り入りで、ダブルにきのこ使い。
多めに作って蒸し野菜や白身のお魚なんかに添えてもおいしそうです。

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ラープ ドックガラム(カリフラワーのラープ)。
ラープはタイ北部のイサーン地方のサラダで、ドックは花やつぼみ、ガラムはキャベツの意味で、二つあわせてカリフラワーとなります。

カリフラワーは少々お酢を入れたお湯で固めに茹でてから粗く刻み、豚挽き肉は乾煎り、赤タマネギはみじん切り、小ネギは小口切りにします。
ドレッシングとしてレモン汁とシーズニングソース、ナムプラーとプリッキーヌポン(粉唐辛子)、砂糖をよく混ぜ合わせておき、カリフラワーはじめすべての材料とカオコアポン(米を炒って粉にしたもの)をボウルに入れてドレッシングでよく和えて出来上がり。

これからどんどんおいしくなるカリフラワー。
炒めても茹でても焼いてもおいしいお野菜ですが、なぜかブロッコリーと比べて売っていることが少ないような…。
こりこりとしておいしいですよね~。
そんなカリフラワーのこりこりというかぽくぽくとした感じとカオコアポンの食感、豚挽き肉のプリッとした食感等いろいろ楽しめて楽しいです。
ラープには新鮮なプリッキーヌはあまり使うことがないそうで、今回も乾燥した唐辛子の粉を使っていますが、細かくなればなるほど唐辛子って辛いですよね。
4人分でプリッキーヌポンは大さじ1/2。
辛おいしい一皿です。

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今回のお料理に合わせて頂いたワインはこちら。
シックなラベルのイタリアのワイン。

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こちらの、Sさんのお土産のウズベキスタンのワインも頂きました♪
イタリアのものとは対照的なエスニックな柄が美しいラベルのワイン。

どちらもとってもおいしく頂きました♪

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デザートは新生姜のゼリー 金木犀の香り。

新生姜を粗みじん切りにして小鍋に入れ、三温糖をまぶして少しおき、そこに水を加えて沸騰させ弱火で5分煮ます。
耐熱容器に粉ゼラチンと水を入れて軽く混ぜ電子レンジで加熱してから新生姜の小鍋に入れて、ゼラチンが溶けたら桂花陳酒を加えて火を止め、バットに移して粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり。

夏の頃とは別に、この頃に出回る新生姜がありますよね~。
見た目この秋の新生姜の方が小ぶりで固めな感じがするんですけど、香りは夏のものよりは濃いような気がするのは私だけかなぁ。

この新生姜のゼリーもそんな香り高いゼリーで、生姜の辛味もしっかりあって好みです♪
私、イカも好きだけど生姜もとっても大好きな生姜ラーですから~♪♪
最後に加えた桂花陳酒の香りがふんわりと香り、季節感あふれるデザート。
こってりとしたお食事の後にいただくのもサッパリとして良さそうです。

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季節感あふれるデザートもう一品。
橋本先生が作られた栗の渋皮煮。
そりゃーもう、おいしいです。
やっぱり秋っておいしいものがいっぱいで幸せよね~と思う。
実は私もこの秋に、生まれてはじめて自分で渋皮煮を作ったのだけれど、まぁいろいろと反省点もありました。
割れてしまう実が結構あるということがわかったので、今年の秋はもう少し多めに仕込んでよりおいしく作りたいな~と思っています。

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こちらが本日のテーブルコーディネイト。
今回はお料理を盛り付けた器がカラフルな感じでしたので、暗めの色合いのマットとの対比が印象的でした。

タイ料理教室の橋本先生のHPはこちらブログはこちらです。


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by rakurakurakuko | 2014-01-19 16:23 | タイ料理教室