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2014年お花見第一弾

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今年は冬が長く感じられ、雪もいっぱい降って寒かったし、なんだかずいぶんと春が来るのが遅いような気がしました。
昨年がとっても早い開花でしたので、それから比べると、ずいぶん遅かったな~と思う今年の桜。
なかなか咲かなかった桜も咲き始めたら結構あっという間の出来事で、今はもうほぼ葉桜になってしまいましたよね。

我が家のお花見は、4月の第一週目の週末。
ホントはその週の中ごろが一番の見ごろだったので、夜桜見物でもと思わないでもなかったのですが、意外とこの週は夜になると強風が吹いたり、雨が降ったり雹が降ったりとイマイチのコンディション。
盛りは少し越えてしまったかしらんと思いつつ出かけた昼間のお花見。

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桜の前に、まずはうちのすぐ前の川沿いで、桃のお花見。

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この桃の花がぽんぽんとしたフォルムといい、鮮やかな色といい、とっても可愛いのですよ~。
近所の人や通りがかりの人が目を留め足を止め、写真を撮ったりしている人多し!

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木は三本ほど並んでいるだけなんですけど、それぞれに色が違っていて、濃いピンクから薄いピンク、そしてまだら模様のものもあるんです。
ほんとに可愛いプチお花見スポットで、心が和みます。

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そんな桃の花を見てから、電車で一駅行ったところにある緑地へ。
入り口の立派な桜の木。

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蔵作りの建物が建っていて、それをバックに桜を見ると、何の変哲もないこのあたりではなく、ちょっと小旅行にでも行ったような気分になります。

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こんな連子と桜のこの組み合わせなんて、なんとなく古都にでも来ているような気分。
やっぱり桜にはこうした和の建物が似合うわ~。

この緑地は丘陵地にあり、桜などを愛でながらずんずん坂を上っていくと…。

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あらまぁ、古都からちょっと歩いただけなのに、突然白川郷にたどり着いたかのような。(笑)
緑地内に古民家を集めたところがあり、その中にはこんな合掌造りの建物もあるんですよね~。

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実はこれ、お蕎麦屋さん。
まだ大して歩いていないというのに小腹が空いてきた我が夫婦は、お花よりもまずは団子。(笑)
これがなかなかおいしいお蕎麦。
この日はちょっと風が強かったので、お外でお弁当を広げるのもどうかな~と思い、何も持たずに来たお花見でしたが、こんなに素敵なお蕎麦屋さんがあるのだもの、持ってこなくて正解だったかも~。

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お腹も満たされ、さぁ歩け、歩け~♪
自然豊かな遊歩道。
駅からそう歩かない場所なんですけど、ちょっとした山に入り込んだかのように静かで緑がいっぱい。

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これは何だろう。
小さな葡萄の房みたいな実をつけた、緑が美しい植物。

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そんな遊歩道を歩いていくと、なにやら人が大勢いるにぎやかな気配の場所にたどり着きました。

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丘陵地なので何しろ坂が多いこの緑地で、ここは広く平らな部分が広がる広場となっており、桜はちょうど満開で、その桜の花のごとくたくさんの人がお花見に来ていたここ。
シートを広げ飲み食いしている、典型的なお花見の風景が広がっていました。

あぁやっぱりこれよね~。
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はかなげな色合いも美しいソメイヨシノ。

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低く枝が広がる木も多く、上を見上げずとも目線の先にそっと咲いている桜。

この広場にある展望台に上ってみました。

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わぁ~眼下に広がる桜、桜。
一目千本の本場、奈良の吉野の桜だって見たけれど、ここの一目千本(もないかもしれないけど…汗)だってなかなかのものだよ~。
ほんと、思わず「わぁ~」って声が出ちゃうような眺め。

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桜の後方に見えているのがただいま住んでいるわが町。

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かなり上ったところにあるこの場所の、更に展望台の上は結構な高度らしく、驚いたことには遥か遠くにではありますが、東京スカイツリーまで見えちゃいました!!
都心をはさんで東京スカイツリーとこのあたりは間逆にあるような、そんな位置関係なんですけどね。
そのうち、そのうちと思いつつ、まだ行ったことのない東京スカイツリー。
でもこうしてここから眺められるのなら行かなくてもいいかな~と思ったり。(笑)

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展望台からの眺めも堪能し、桜の木がアーチみたいに頭上にかかっている道をてくてくと歩いていると、ウグイスの声が聞こえてきました。(写真の真ん中よりちょっと左あたりの影がウグイス)
うぐいすの声、懐かしいわ~。
奈良の生駒では生駒山のふもとに住んでいたので、春から夏だったか、はたまた秋の頃までだったか、毎日ウグイスの声を聞いて過ごしていたのですよ~。
早春のウグイスはまだ慣れていなくて、「ホーホケキョ」とちゃんと鳴けずに「ホーケキョ」とか「ケキョケキョ」みたいに鳴くのよね。
ここのウグイスはもう慣れてきていたようで、ちゃんときれいにホーホケキョと、桜の木に止まって気持ちが良さそうに鳴いていました。

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こちらは桜とほぼ同時期に咲くレンギョウ。
桜とセットで見ると、薄ピンクと黄色のコントラストがきれいなんですよね~。

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こちらは山道に咲いていた真っ赤な椿。
花が落ちて真っ赤な絨毯のようになっているのも美しい。
結構な坂を上っている途中だったので、写真を撮りつつ一休み。

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山登りみたいな道を上り、たどり着いたりっぱな枝垂桜。
とても大きな木で見ごたえもあるんですけど、結構上ったところにあるので、なんと人も二組しかおらず、さっきの展望台のある広場とは対照的。

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せまってくるかのような、枝と桜。
はかなげなソメイヨシノとはまた違い、古風でありながら迫力もあるそんな桜。

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お花は小ぶりの八重。
色は川津桜みたいに濃いピンクなのだけれど、小ぶりだからかなんとなく奥ゆかしさがありますね。
独り占めみたいに静かなのも良い感じ。
来年、もしお花見の日に風もなく晴れていたら、ここでのんびり花を見上げたりしながらお弁当食べたり本を読んだりして一日過ごすのも良いかも♪

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枝垂桜も堪能し、またてくてくと歩き、たどり着いた先は岡本太郎美術館。

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目的はここのカフェ。
なんだかいっぱい歩いたのでまた小腹が空いてきて、二度目のランチ。(爆)
夫はウニのペンネ、私はサンドウィッチ。
歩いてほてった体に冷たい飲み物が嬉しい♪

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岡本太郎美術館を降りたあたりの水辺に人だかりがするので見てみると、なんとなんとカワセミの姿が。(写真真ん中の石の上に小さく見えるのがカワセミ)
こんなところにもいるんですね~。
遠目にも色鮮やかで、きれいだったー。

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そろそろお花見も終わりと下っていく途中のもみじ。
桜のお花見に来ている人たちばかりの中、忘れられさられたかのようにひっそりとたたずんでいるその緑が美しく、近づいてよく見ると、もみじにもちょうど花がついていたのですよ~。
意外と可愛い真っ赤な花。
秋の頃にまた紅葉を楽しみにお散歩に来ようかしらね。

出足が遅く(休みの日の起床時間が遅い我が家ゆえ~)、何の準備もせずに向かったお花見。
それでも十分楽しめました。

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帰り途中で和菓子屋さんで買った道明寺。

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夫は関東の、わたしたちにとっては小さいときから馴染みのある桜餅で。

おうちに帰ってからも二度目のお花見で、更に目もお腹も満たされた我が夫婦なのでした。


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by rakurakurakuko | 2014-04-13 02:30 | こんなところに行って来ました