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ぶら~っと春の鎌倉へ

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ちょうど一ヶ月ほど前になりますが、友人のNさんと我が夫婦とで鎌倉へ行ってきました。
前夜よりNさんが我が家に泊まり、のんびりまったり宴会。
その日のメニューはこちら
あんまり飲みすぎちゃったら…とか、天気が悪かったら…とか、朝起きた気分で行きましょう♪となっていたのですけれど、飲みすぎることもなく、天気も快晴で、いざ鎌倉へ。

小田急電車に乗って藤沢まで、そこから江ノ電に乗り換えて由比ガ浜下車。
向かう先は鎌倉文学館
少し前の新聞で、こちらのバラ園でバラまつりが行われることを知り、建物も含めてとてもきれいだったので行ってみたいな~と思っていたのです。

由比ガ浜の駅から歩いて10分もかからずに行けるのですが、この日は本当に快晴で歩いていると汗が出てくるほどで夏のような日差し。

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しかし、文学館の入り口から文学館およびその庭園へ向かう道は、ひんやりとして緑がきれいで、それだけでも十分癒されるような、そんな景色。

歩いて程なくするとパーッと景色が開け、庭園が見えてきました。

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その庭園の海側にあるアーチをくぐるとそこがバラ園。
パンフレットを見ると194種、234株のバラがあるとあり、ものすごく広いバラ園なのかしらんと思っていましたが、意外とそうでもなくて、またそのサイズがちょうど良いのです。
たくさんの種類のバラを飽きることなく楽しく見られるように、とてもきれいに作られています。
行った時期もちょうど良く、ほとんどのバラがほぼ満開!

では、そんなバラたちの写真をいくつか♪

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今、まさに見ごろといった感じのピンクのバラ。

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青空に向かってのびのび咲いていますよね~。

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こちらは花びらもの重なりも多く、ゴージャスなバラ。

今回これだけのバラを一度に見て思ったことなんですが、一口にバラと言っても本当にさまざま。
形や色がさまざまなのはもちろんのこと、香りもまったく違うのです。
ここのバラのひとつ一つには名前と原産地、香りの特徴が書いてある札が立てられており、微香というのは確かに鼻を近づけるとほんの微かに華やかな香りがし、香りが強いと書いてあるものは本当に強く華やかな香りがちょっと近づいただけでもするのです。
バラと言うとどれもが香り高いものだとばかり思っていましたが、それこそ無香のものもあり、また一番印象的だったのがラ・フランスという名前のバラ。
洋ナシからついた名前かと思いますが、本当にフルーティーで甘酸っぱい香りがするのです。
これが大変気に入り、何度もそこに戻っては、クンクン匂いを嗅いでいたほど。
普段そんなにバラを見る機会があるわけではないけれど、こうして目で鼻で愛でるのは楽しいですね~。

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こちらは言われなければバラとは思えないでしょ。
バラと言えば花びらが何重にも重なっているイメージですが、こうした比較的花びらの数が少なく、開ききるタイプのバラもたくさんありました。

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班が入っているこんなタイプも気高くて美しい。

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薄紫と言うかパープルピンクと言うか、なんとも上品な色合いのバラ。
この手の色のバラが何種類かあり、私はこの色がとても気に入ってしまったのだけれど、暑さに弱いのか、ちょっとぐったり気味に頭がおじぎしてしまっているものが多かったです。
花びらの厚みもあり、そんなに弱そうではないのですけどね。
色により暑さに強いタイプと弱いタイプがあるのかもしれません。

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これもバラらしくないバラ。
つるバラでフェンスに絡めるように植えられていました。
ちょっと南国の香りがしますね~。

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バラ園から文学館の建物を見るとそれもまた美しいです。
ほーんと、晴れて良かった~♪

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建物からバラ園方向を見ると、その先には海。
もともとは旧前田侯爵家の別邸だったという文学館。
さすがの絶景です。

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そんな洋館の玄関。
やっぱり何から何まで素敵。

この後、せっかくなので洋館の中に入り、展示物を少々見ました。(なんだかこの日は暑かったし、目的はバラだったので中の見学は短い時間でしたけど…笑)
窓ガラスの一部にステンドグラスがはめ込まれているのがとてもきれいでしたよ~。

文学館、思っていたよりも素敵なところで、秋に来てもとても美しいのではないかな~と思っています。
庭園の芝生でお弁当を広げている人が数組いたのですけれど、HPでも庭園でお食事可ときちんとうたわれているんですね~。
そういうのもなかなか素敵♪

そんな文学館を後にし、てくてくとまた由比ガ浜駅方面へ。
お腹も空いてきましたからね。
ランチのお店に向かいます。

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途中、こんな鞄屋さんを見つけ寄り道。
手作りの鞄屋さんで、どうやらその中の一つが夫はとっても気に入った模様。
ちょうど欲しかった色が少し前に売れてしまったこともあり、オーダーメードすることに。
せっかくのオーダーメードなので、希望があればそれに沿うように作りますよという店主と、カメラを入れる取り出しやすい内ポケットを付けてもらうとかで、あれこれ相談しておりました。
予約がいくつかあるので出来上がりは秋になるそうです。
また秋のきれいな季節にここを訪れることになりそう♪

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そして海で一休み。
由比ガ浜海岸なんて何十年ぶりかに来ました!
暑かったので海水浴をしている人もいっぱいいましたよ~。
お弁当を食べている人もいましたが、ここはトンビがやたらと飛んでいて、気を抜くと食べ物を持っていかれてしまうらしい!
お弁当ならまだわかるけど、なんとこの翌週にここを訪れた会社の同僚とその姪っ子ちゃんは、アイスクリームをトンビに持っていかれたらしい!!
なんと雑食なトンビ!!

で、おなかが空いているというのに、どーして鞄屋さんで鞄を注文したり、海でまったり休んでいるかと言うと、行きたかったお蕎麦屋さんがかなりの人気店で(私は見ていないのでわかりませんが、なんでも「最後から二番目の恋」にそこが出てくるらしい)、一時間半ほど待つので近くで時間を潰していたのです。

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そんなお蕎麦屋さんはここ、松原庵
古民家を改造した店舗で、中に入るとお金持ちの知り合いの家にお呼ばれしたような、そんな気持ちになる空間。
住宅街にぽつんとあるお店なのに、人気があるのもわかるわ~。

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もう待ちに待っておなかがぺこぺこなので、「松原」というボリュームのあるコースを注文。
もちろんビール付き!

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こちらが彩り七種盛り合わせ。
カルパッチョのお魚もお土地柄もあり新鮮でこりこりとおいしく、その隣のお野菜のバーニャカウダソースのかかったのもとてもおいしい♪
ちょっと変わったものでは、一番左下の七穀餅の揚げだしというのが外側はちょっとカリッと、中は餅持ちしていて食感を含めおいしくいただきました。

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こちらは鴨ロースの炙り焼き。
お腹ぺこぺこの身としては、もう一気に食べたいくらいに美味。
もったいないのでちゃんと一切れずつ味わって食べましたけどね。

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野菜の天ぷらとお蕎麦。
プロの方が揚げる天ぷらってどーしてこんなにおいしいのでしょう。
野菜なのでやさしいお味で、特に独活がおいしかった!
お蕎麦もまぁお蕎麦屋さんなのでとーぜんですが、大変に美味。
待った甲斐がありました。

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デザートのみつまめ。
これね、豆が絶品。
花豆です。

午後の遅い時間に、ゆったりまったりとおいしいものを食べ、飲み、そして会話を楽しむ…。
なんと幸せなんでしょう。
もうこのまま帰りたくないくらいでした。(気持ちよく酔っているので動きたくないのよ~笑)

この後、せっかく買った小田急+江ノ電周遊切符を使い倒すのだー!という夫に連れられ、鎌倉まで江ノ電に乗り町をうろうろし、その後鎌倉から江ノ島までまた江ノ電に乗り夕日を見、そして江ノ島から小田急線で帰途に着きました。
夫の思惑通り、十分に元を取りましたよ~!
そうそう、文学館入場の際にも、この周遊切符を見せたら入場料が割引になったのでした。

また秋には鞄を取りに行かねばならないし、また美しい見所、おいしいお店を見つけて楽しんできたいものです。



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by rakurakurakuko | 2014-06-21 21:44 | 小さな旅