2014年 12月 07日
2014年9月のタイ料理教室
季節も秋に移り変わり、秋の食材たっぷりのお料理たち。
プラーは魚、サンマはそのまんまサンマ、トードは揚げる、カティアムはニンニクの意味。
秋刀魚は三枚におろし三等分に切って、塩コショウを振って薄力粉を塗します。
ニンニクとルートパクチー(パクチーの根)、イーラ(クミン)、黒粒胡椒をクロックで潰し、ナムプラーを加えて混ぜておきます。
秋刀魚を低温の油でじっくりと揚げ焼きにし、バジルを敷いた皿に盛り付け、秋刀魚を揚げた油をクロックで潰したソースに混ぜ、秋刀魚の上にかけて出来上がり。
塩コショウをして揚げた秋刀魚と言うだけで十分おいしいのに、そこにこの香り高いソースが加わるのですからなんとも贅沢。
この色を見ただけでも食欲そそられるでしょ。
クミンの香りが特徴的なこのソースは秋刀魚のような青魚にぴったり。
鯖で作ってもおいしそう♪
今年はずいぶん秋刀魚のお料理を楽しみましたが、来年は苦手な揚げ物も克服して、このプラーサンマ トードもいっぱい作りたいわー。
ヤムは和える、ヘットはきのこで、パオフーはあわび。
ヘットパオフーで舞茸の意味になりますが、直訳するとあわび茸となる舞茸はタイでは高級きのこなのだそうです。
舞茸をほぐし、沸騰したお湯でさっと茹で、ルーとパクチー、ニンニク、黒粒胡椒をクロックで潰し、砂糖とレモンの搾り汁とナムプラーを加えて混ぜ合わせ、茹でた舞茸とパクチーのみじん切りと和えて出来上がり。
なんとも簡単、そして実においしい~♪
舞茸は塩も入れずにさっと茹でただけなので、コリッとした食感も残って香り高いの。
臭甘酸っぱドレッシングがね、舞茸の香りをさらに活かしている感じでとてもおいしい。
きのこがたっぷりと食べられ、しかも油も使ってないからヘルシー。
そして何より簡単なのが嬉しい秋らしい一品です。
カオはご飯、オップは蒸す、カントンは広東地方のこと。
中華鍋でサラダ油を温め、弱火でみじん切りにしたニンニク、干し海老、カピ、殻を剥いてから1cmに切った海老、米の順に炒め、炊飯器にこれとシーユウダム、シーユウカオ、水とピーナッツを加えて早炊きモードで炊きます。器利乗りつけ3センチ程度に切った小ネギと薄切りの赤タマネギを添えて出来上がり。
色鮮やかで見ただけで食欲が増してくるような一皿。
シーユウダムとシーユウカオのちょっぴり甘めなご飯には三種の海老(殻を剥いた海老と干し海老とカピ)が使われているので海老好きにはたまらない!
なんとも香ばしい香りで、ピーナッツの食感がとっても良いアクセントになっています。
カピがあんまり使いこなせずにうちにあるので、これはぜひ作ってみましょう!
こういうのを捨てられない性分の私(汗)が、捨てちゃうのもったいないから是非食べたいと、自ら揚げさせていただきました。
あーなんて貧乏性なんだーーー!
でもとってもおいしい!!
骨バンザイ!!
もう今回は秋の味覚がいっぱい!!
ホワイトソースを味噌味にすると少し和風になって茸とも鮭とも馴染みやすくなりますねー。
こちらも確か鮭を揚げ焼きしてからソースと絡めているので、香ばしくておいしいです。
タニタの社員食堂の本のヒットから、今は丸の内タニタ食堂まで出来ていたんですね~。
ビアンコ・デー・ムーニ 2012。
すっきりとした白が舞茸のヤムと好相性!
プラムの先端に十文字に切れ込みを入れてから湯剥きして皮を捨てずに取っておき、鍋に水とグラニュー糖、レモンの薄切り、シナモンスティックと、プラムの皮、湯剥きしたプラムを入れて弱火で煮てから冷蔵庫で冷やして出来上がり。
真っ赤なプラムの皮を加えて煮ているので、とにかく色がとってもきれい♪
甘酸っぱいプラムの本体(?)はもちろんのこと、シロップもとてもおいしいです。
少しゼラチン加えてジュレみたいにしてもいいね~と盛り上がりました。
秋になり少し温かみを感じるテーブルです。
今回も、おいしく、楽しく、ごちそうさまでした♪
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