2015年 02月 28日
2014年12月に読んだ本
今月はなかなか忙しくて記事数も少なく、最終日に駆け込んでます…。(苦笑)
やっぱり面白い平松さんのエッセイ。
「週刊文集」に連載の「この味」をまとめたものらしい。
普通の平松さんの本の読者はどちらかと言えば女性が多いと思うのだけれど、これはきっと男性方、おじさま方がメインで読まれるであろうということでしょう、ちゃんとそのあたりも押さえたような主題の選び方とか語り口とか。
でももちろん女性にも楽しめる内容。
あれこれいちいちメモっておきたいくらいに食べたいもの満載の内容なのだけれど、いくつか印象的なものを挙げるとしたら。
タイトルの「海苔弁」は、東京駅のグランスタの紀伊国屋で売っている一つ1000円也の海苔弁で、もうこれが読んでいるだけで食べたくなり、「新宿三丁目の貝御殿」に是非是非行きたくなり、「アタマのいい鴨はうまい」にはそんなものなのか…とうなり、「あぶない三つ巴」の「酔明 ほや」は用もないのにこれを買いたいがために東北新幹線に今すぐ乗りたいと思うほど。(こちらの記事に「酔明 ほや」のこと載せてます♪)
どれもこれも平松さんが気に入ったものであるということはもちろん、その描かれ方がものすごーくおいしそうでそそられて、やはり平松さんはすごい方だなぁと思うのでした。
どこまでも着いていきます~♪
ここのところハマッている森沢さん。
やっぱりこれもおもしろい~♪
「スポーツジムSAM」に集まる6人の面々。
その中心にいるのが巨体のオカマの「ゴンママ」なのだけれど、この方の言うことがさりげないんだけどいちいちいいんですよね~。
ちょっと自信をなくしかけてたサラリーマンや、走り続けて疲れていた美女の漫画家、娘を亡くしてしまってからしゃべり続けている歯科医などなど。
誰もが何かしら心に重くのしかかるものを抱え悩み、そしてゴンママの助けもあり少しずつそれを乗り越えていく。
笑えるんだけど泣けてきて、ホントにいいです。
ハートウォーミング、万歳♪♪
そしてわぁ~と嬉しくなったのは、高校生の国見俊介の章でさりげなく青森の「クマゴロウさん」が出てきたこと。
ほんの一行だったけどね、おおーーーっと思いましたよ~。
こういうリンク好き♪
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平松洋子さんの本に出てきたおいしいものあれこれ。
読んだ日に冷蔵庫にレモンがあったので早速作ってみたもの。
確かこれは、高校の野球部のマネージャーなどになりたいという人は大変面倒見が良いといったような話で、そんなマネージャー体質の人が作るものとして出てきたように思います。
レモンの薄切りを蜂蜜に漬けておくものなんだけど、これ、私も中学のクラブ活動のときなどに持っていっていた記憶があり懐かしい~♪
もちろん私は人の面倒を見たいマネージャー体質とは間逆の、出来ればずっと人から面倒みてもらいたい体質ですけど。(笑)
平松さんの本に、使いかけの蜂蜜があったらその瓶を使うのが煮沸消毒の手間もなく良いというので、早速棚をごそごそして使いかけ、半分くらい残っているタイの蜂蜜の瓶を見つけました!
そこにレモンの薄切りを入れるだけ。
二瓶出来ました!
寒い日には、とくにちょっと疲れていて休みたいときにホントに重宝しました。
甘くて懐かしい癒しのお味。
私は最後にレモンのスライス食べちゃうけど、夫は苦いと言って(子供舌…笑)残してました。
これが結構便利で、大根とか蕪のスライスともみもみしておくと、ちょっと甘酸っぱいマリネになってこれまたおいしい!
しばらく思い出しもしなかった食べ物でしたが、冷蔵庫に一瓶あると便利。
これ、12月に仕込んで冷蔵庫保存していますが、まだまだ使えます♪
冬の定番瓶詰めにしようと思っています。
◆12月に作った保存食◆
白菜漬け
大根葉漬け
大根のビール漬け
レモンの蜂蜜漬け
蕪のピクルス