2016年2月に読んだ本

暖冬かと思いきや、なんだかずいぶんと寒かった2月。
おうちにこもって読書にいそしむ時間がたくさんあるかと思いきや、いやはやだらだらとしていてあんまり読めなかったなぁ。


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「虹の岬の喫茶店」 森沢明夫


映画にもなりましたよね、これ。
ずっと読んでみたいな~と思い、そして読む前からきっと、ハートウォーミングな森沢ワールド全開なんだろうな~と思っていました。
果たして、めちゃくちゃハートウォーミングな物語で、そして私はその森沢さんの世界が好きだったんですが、なんと言うかこれはちょっと違う。
今まで、多分森沢さんご自身がそういう方で、押し付けがましさのない優しさが根底にあり、本当に心温まるお話ばかりを描かれるのだなと思っていたのだけれど、確かにこれも心温まる話なんだけど、作り上げられているようなそんな気分になるのよね。
もちろん小説なのだから、作り上げられていて当然なのだけれど、なんだろう、上手く説明できないけど何かが違う。

ストーリーは、老齢の女性がとってもアクセスの悪いわかりにくい岬の突端で営んでいる小さな喫茶店と、そこに集う人々を巡るオムニバス形式のお話。
その主人公の女性だとか、甥っ子だとか、お客さんだとか、泥棒だとか、そんな人たちが抱えている心の奥のもやもやしたものなんかを描いているのだけれど、う~ん、なんとなくちょっと温か過ぎと言うか、そんなにてんこ盛りにしなくても…と思っちゃうのよね。
もしかしてオムニバス形式と言うのが私には駄目だったのかな。
これが一つの話に絞られていれば暖かい気持ちになってよかったわ~と思って読み終えることが出来たのかも。
またはひとつひとつの話に少しでも毒づいた部分が含まれているとかね。

なんて、辛口なこと言ってますが、でも読めば心がほっこりとすることは間違いなし。
あとちょっと、森沢さんがんばってほしいな~。(なぜか上から目線ですが応援してるの!)


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「流跡」 朝吹真理子


う~ん、これに関してはなんと言ったらよいのだろう。
はっきりと言えば、私にはさっぱりわからなかった…。
もう完敗と言った感じ。

つらつらと散文詩のように書かれた文章は、3つの部分に分かれているのだけれど、特に一つ目などは読んでも読んでもまったく意味として頭にも心にも留まらず、2つ目は訳もわからず、しかし、なぜか頭には留まり、3つ目はいつの間にか3つ目に移っていて、これは何かとつながりがあるのかしらと思ったり。
文章が独特で、知らなかったけれどとてもきれいな言葉がたくさん出てきたり、普段はこれ、漢字で書くだろうというのがひらがなで書かれていたり、それもまた不思議な感じ。
好きな人には好きなんだろうな~、これ。
私はやっぱりちょっと駄目かも。

芥川賞をとられた「きことわ」は結構好きだったんですけどね。
そっちのほうが一般的でわかりやすかったからかなー。
そのあとのこの方はどんなの書かれているのかしらん。
また機会があればもう一冊くらい読んでみてもいいかもしれません。


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あまりテレビを見ない我が家なのですが、最近気に入っている番組があります。
NHK BSプレミアムの番組「あてなよる」。
不定期放送なのがなんだかな~なのですけれど、同じく気に入って見ている「世界入りにくい居酒屋」を予約していると、そこにたま~にちょこっと入ってくるのが「あてなよる」なのです。

先日見た「あてなよる」のテーマは鮭。
料理研究家の大原千鶴さんとソムリエ若林英司さんの元へたずねてこられたゲストは、女優の中越典子さんと、生物学者の長沼毅さん。
この長沼毅さんのリアクション、すごくよかった!
お酒もお料理もとってもおいしそうに食べる方。

で、いろんな鮭を使った魅力的な酒のあてが出てくるのだけれど、その中の焼きそばナポリタンがとてもおいしそうで簡単そうで便利そうで、見た翌日早速試してみました♪
あはは…、とは言え、試したのはランチ担当の夫ですけどね。

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こちらが焼きそばナポリタン。
甘い懐かしいお味のナポリタンにあわせたのは、確かスペインのロゼのような微発泡ワイン。
何が焼きそばかと言うと、麺が焼きそばの麺なんですよー。

うふふ、言われなければ焼きそばの麺(太麺使用)だとは思わないでしょ。
見た目だけではなく、食べてもまったく違和感なし!
どうして焼きそばの麵を使うかと言うと、茹でる手間がないから。
そうよね~、呑んでいるときに、わざわざ大きなパスタ鍋出してお湯沸かしてパスタ茹でて、それとは別にフライパン出して野菜を炒めてパスタも炒めてなんてやりたくないものね。
これなら簡単にささっと出来るでしょというのが大原千鶴さんの弁。
さすが、よい呑みっぷりのお方、わかっていらっしゃいます!

ナポリタンに鮭と言うのもこれまた色合い的にも良くておいしく、とっても気に入ってしまいました。
大体、ナポリタンに誰もアルデンテなんて求めてないしね。
茹でてある焼きそば麺のむっちり感が、なつかしのお味と言った感じで、なかなかノスタルジーに浸れます。

お次は是非、鮭缶にパクチーたっぷりのせたやつ(あわせたのは同じくパクチー(種ですが)つながりのベルギービール)を試したいと、鮭の中骨缶もすでにスタンバッてます。
楽しみだーーーー!


◆2月に作った保存食◆

大根のピクルス
ニラ醤油
手前味噌仕込み
塩卵
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by rakurakurakuko | 2016-03-15 00:04 | 楽子の本棚 | Comments(0)