益子の春の陶器市

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今年のゴールデンウィーク。
二日ほど休みを取るととっても長い休暇となったのですが、前半の一日が休みが取れなかった私。
夫は先に沖縄に行っちゃうし、それでは実家にでも戻るついでに楽しんできちゃおうと、ずっと行きたいと思っていた益子の陶器市に行ってきました♪

宇都宮時代の元同僚で、今は近所に住むKちゃんに声をかけてみると、「連休前半は予定もないから、一緒に宇都宮に帰って、益子の陶器市行こう♪」という嬉しい返事。
生まれたときから宇都宮のKちゃんも陶器市には行ったことがなく、行ってみたかったのよ~とのこと。
意外と近すぎると行かないものなんですよね。(笑)

とにかく益子の陶器市は混むらしく、車で行くと駐車場に止めるのも大変と聞いていたので、私たちが選んだ手段は、宇都宮駅から陶器市の期間に出ている直通バス。
バスを調べていてびっくりしたのですけれど、宇都宮からの直通バスはこの陶器市の期間だけ出ているのですけれど、東京(秋葉原)からはこの陶器市に限らず、毎週末、益子に行く「焼き物ライナー」と言うバスが出ているのです。
すごいね~、益子!!
若い作家の方が移り住んできたり、おしゃれなお店がたくさん出来ていたりと言うこともあり、益子が昔とはずいぶん変わってきているということはちらほらと聞いていたものの、もう10年以上行ったことがなかったので、本当に楽しみ♪
宇都宮駅からのバスは、予約の必要もなく、時間前にバス乗り場に行くとバスが待っていてくれて、チケットと共に益子陶器市のマップも渡してくれるなどなど至れりつくせり。
道が混みさえしなければ宇都宮から益子は一時間もあれば行きますので、久しぶりに会って(とは言っても一ヶ月も経たない前に一緒に飲んだけどね~笑)あれこれしゃべっているうちに、あっという間に益子に到着。
バスが止まった駐車場は、益子の町の陶器市の会場ど真ん中で、もう即、鼻息荒く戦闘態勢に入れます。(爆)

なぁ~んて言いつつ、とにかく久しぶりの益子だから、どこからどう見ていいのやら。
共販センターに向かう方向へ、メイン通りをとにかく進んで行きましょうということで、のんびりお散歩。

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とても素敵な建物に入ってみると、中も大谷石などが使われておりとっても素敵な空間のギャラリー。
この日はとても良いお天気で、歩いていると暑いくらいだったのですけれど、中はひんやりとしていて気持ちがいい♪

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「なんとなくこういうところのはお高そうよね」とか言いながら器を見てみると、どれも素敵で、また、良い意味で昔から見ている益子焼きとは違う新しいタイプのもの。
昔ながらの益子焼きと言うと、益子の土は赤土で粘りが少ないということもあり、ぼてっとした厚手の「土」を感じる器のイメージなんですが、このあたりにあるのはそんなに厚手ではなく、持ってみると重くもないの。
少しずつ変わってきているのだなぁ。

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道沿いの店を一軒一軒入っていたのですが、これではなかなか先に進まないわ~なんて言いながら、やっとたどり着いた、一つ目のテントである「路地裏テント」。
事前にちょっと調べた情報では、共販センターやいろいろなお店はもちろんのこと、陶器市の期間中に立つテント群には、比較的若い作家の方などが器を並べており、それはそれは面白いのだとか。

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こちらは女性の作家さんのテント。
プライスが書いてあるのも益子焼。
可愛すぎる~~~♪

この路地裏テントから、とにかく続けてどんどんテントを見ていったのですが、みなさんちゃーんと調べてきているのですね~。
どのテントにどの作家さんの店が立つかは、毎年違うらしいのですけれど(聞いてみるとどうやら抽選らしい)、事前にちゃんとお目当ての作家さんがどこに店を構えるのかを調べて、そこをめがけて行っているようで、人気らしい作家さんのテントの棚にはもう作品が一点もない!!なんていうところもありました。

そんなテント群を見ながら、私もちょいちょいと気に入ったものを見つけてはお買い上げ。
一度行きかけて、やっぱり気になって戻って買ってみたりね。

作家さんのテントでは、失敗も含めその器がどんな風に出来たのかなんて聞きながら、あっちにひっかかり、こっちにひっかかり、とにかくほーーーんとにたくさんの店と器を見たわ~。

途中でお腹が空いてきて、お昼を食べるところを探していたのだけれど、テント群の中にある食べ物屋さんは器屋さんよりも更に混んでいて、もう少しもう少しと進んでいたら、とうとう共販センターまで着いてしまいました。(笑)

少し時間がずれていたことと、まぁそこはそんなにおしゃれなお店ではなかったからか、並びもせずにお昼を食べられたのはラッキーだったかも。
そこで出てきたコーヒーが入っていたカップが、なんとKちゃんが実家時代から使っているものと一緒で、いくつかは割れてしまったので追加購入したいとのことで聞くと、共販センターにまだあるんじゃないかなと。
まだあるというのがどういうことかと言うと、それはずっと同じデザイン、色などで作り続けられているオーソドックスなカップらしく、そしてそういうものはこの器は誰誰さんと、作る方が決まっているようで、そのカップをずっと作っていらっしゃった方が少し前になくなられたのだとか。
でもいっぱい作られていたのでまだ売っていたと思うよと言うことなのです。

それではと、共販センターに行ってみると、私が結婚してすぐの頃に、多分実家に行くついでに寄ったのだと思うけれど、益子で買って、今でも気に入って使っている器があったのですよー。
これもKちゃんのカップと同様、益子焼きの中で大量生産品と言うか、常にある器らしく(お値段的にも手ごろだし♪)、これもきっと同じ方が同じようにずっと焼き続けているものなのでしょうね~。
我が家はこのシリーズが4つあり、どれも割れずに大活躍中。
これからも大切に使おう♪
共販センターのお店の中は、そういった昔ながらの、益子焼らしい益子焼がいっぱいで、なんだか懐かしい感じ。
普段使いの器って感じが素敵。

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そしてその共販センターの広場に一歩出ると、もうそこはテントがびっしりと出ていて、作家さんのテントもあるけれど、益子焼の窯元のテントもそれこそたくさん出ていて、もう何がなにやら、どこから見てよいのやら。
それにね、何しろここに並んでいるのはすごーく安いのよ!
元々お安く出ているのに、午後だからなのか更に半額とか。
なんかさー、全然買おうと思っていなかったものまで買ってしまいそうで恐ろしい…。(爆)
で、陶器市なんだけれど、陶器以外のお店もいっぱい出ていて、私たちは目ざとく高級ワインをレストランに卸している会社のテントを見つけ、試飲が出来るというので、ゆっくりと座って早速説明を聞きつつ勧められるままに、少しずつではあるけれど、多分全部で10種類近く飲ませてもらっちゃいました!!(嬉)

ワインを飲んだあと、さぁもう一踏ん張り見て回るか~なんて言ってたら、それぞれ夢中になっちゃって、気づくとお互い迷子に…。

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「Kちゃんはいずこへ~。私はタヌキの前にいます♪」とメールして、やっとこ合流できた次第。
タヌキ万歳、ありがと~♪

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思う存分楽しんで、最後にバス停方面に戻りつつ、また買って(笑)、そしてせっかく来たのですから、ちゃんと益子焼の登り窯も見てきました♪
益子にはいくつかこのような登り窯があるそうですが、ここのは一番大きくて火は赤松で炊くようですが、年に二度炊くのだそうです。
火が入っているところも見たら感動するだろうなぁ。

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そしてあちこち引っかかってもまだ少々時間があったので、最後にちょっとのんびりお茶でもしようと入ったカフェ。
こんなに素敵な益子焼の器で出てきました♪
プリンがのっているお皿は、シロップで見えないですが底の部分が確かグレーなの。
カップのピンク色もとてもやさしい色で素敵で、こんなの見るとまた益子焼買いたくなります!!

そして時間にはバス停に戻り、益子に別れを告げ、一路宇都宮へ。
いっぱい歩いたからね~、程よい疲れでしたが、運転することもなく揺られているうちにあっという間に帰れるのはとっても楽ちん♪
また来年も来たいね~と予想以上に楽しい益子の陶器市でした。

でもね、まだまだお楽しみは続くの!
せっかく一緒に宇都宮に帰ったのならば是非あの店に行きましょう♪と言うことで~~~。

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向かった先は、「パイプレスト」。
もう、ここが好きで好きで、一番通っていた頃は週に一度は来ていて、その頃車通勤だった私なんぞ、代行車(って多分東京の人は知らないよね)の運転手さんに家を覚えられて、黙っていても家まで送り届けてもらえたくらい!(爆)

あれからもうかれこれずいぶんと年数が経っていますが、それにしてもお父さん(店のマスター)変わらなすぎ~~~。
そして料理もやっぱりどれもおいしすぎ!!

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いろんな野菜のピクルスと人参のサラダ。
私はここの人参サラダで人参が少しずつ克服できたの!

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山盛りサラダはドレッシングが絶品!

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そして季節の筍尽くし。
サラダ風なのが新しい!

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最後にこれは食べて行って~と出してくれた豚と豆のトマト煮。
もうお肉がとろとろで、そしてお豆はなんとひよこ豆。
今もあるそうですが、ここの定番だった白いんげんの豆のサラダ。
今は豆はひよこ豆を使うことが多いんだよ~と言ってたお父さん。
日々進化してるのねー。

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で、ちゃーんとデザートも♪
なかなかお母さんにも評判なんだよって言ってたパンナコッタ。
ほんとにおいしい!
昔からここではいつもちゃんとデザートまでいただいて、かぼちゃのプリンなんて器ごと(ホールの!)抱えて食べていた若かりし頃が懐かしい~~~!!

益子も堪能したけれど、宇都宮も堪能した楽しい一日でした。

そして最後に戦利品!

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お値段が書いてあるのも益子焼だった女性作家さんのテントで買ったお皿と箸置き。
色がやさしくて、ちょっとしたおつまみを盛りつけるのに大活躍。

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こちらは迷いに迷って買った(この中ではお値段が高め)、いぶし銀~黒色の器。
二つ同じもののように見えますが、微妙に大きさが違うの。
煮物はもちろんのこと、先日は沖縄で買って来た青パパイヤでソムタムを作ってこれに盛りつけたのですけれど、アジアンにもとっても映えました!

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こちらは愛知県から来ていた作家さんのぐい呑み。
益子で修行していたのだけれど、奥様が美容師さんで美容室を継ぐため愛知県を離れられず、だったらと愛知県に釜を作って焼き物をしているのだとか。
とても話が面白い方で、これは実は寝過ごして2時間ほど焼きすぎてしまったからと、格安500円。
そんな話で盛り上がっていたら、あれよあれよと人が集まり、あっという間にこのぐい呑みも売り切れちゃいました!

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これもとっても安かった、へちまみたいなお皿。
チーズとか盛りつけると良い感じ♪
これはね、以前はもう少しだけ太く作っていたらしいのですが、ちょっと細くしてみたらなぜか売れなくなっちゃったから安く売っているのだとか。(笑)
私はこれでよいと思うけどね~。

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こちらはつや消しの薄い青緑色のお皿。
このサイズのお皿は使いやすく、いつも同じのばっかり使っているので、少しバリエーション増やそうかな~と。
ポップな色合いでもあるので、和食も良かったけど、意外とサラダなんかを盛り付けても良い感じでした。


うふふ、大満足!
益子の陶器市は秋にもあるからね。
またそのうち行ってみたいものです♪♪


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Commented by Abi at 2016-05-28 22:25 x
最近は九谷焼も九谷っぽくないのが多いしね、焼き物の境界が無くなってる?
器はだいすきですが、最近は処分しなくちゃと、年取ってくると使わない
食器が多くて、連れ合いの会社の女の子達にお料理教えていた頃は大きな
お皿とかお鉢とか需要があったのだけれど、、、二人所帯だと2個あれば
十分だしね。
オレンジママレード頑張りましたよ、皮を薄く薄く刻んでいるときは「こんな
大変な思いしてるの、人には上げない!」と、出来た量が半端じゃないの、
12個のオレンジ凄い量になりました、姪に分けてやるか、、、。ラム酒
正解でした。
Commented by rakurakurakuko at 2016-06-03 00:54
Abiさん、やっぱり最近はどこの焼き物もそれっぽくないものが増えているのかしらん。
今の生活事情に合わせていろいろ変わってきているのかもしれませんね。
そう、私も器は処分しなくちゃと思ってはいるのですが、でもどうしてもつい買ってしまう…。
ホント、二人暮らしだと使う器なんて限られているのですけれどね。
それにしてもAbiさん、連れ合い様の会社の女の子にお料理教えていらしたなんてすごい!!
素敵!!
オレンジマーマレードもおいしく、たくさん出来ていいですね~。
私も手作りのマーマレードはおいしくて大好きなんですが、ここのところ、あの手間に負けてなかなか作れずにいます…。
Commented by petapeta_adeliae at 2016-06-05 23:59
伯母が60才前ぐらいに
「ちょっと前までは、益子焼なんてどこが
いいのかしらと思っていたけど、今は分かるわ」
そんなこともあり、伯母宅で益子焼が出てくると
「まだ益子焼の良さがわかる年齢に達してないのかも」
と言い張るワタクシです。
ブリンと細めのお皿いいね!
Commented by rakurakurakuko at 2016-06-10 00:14
ソーニャさん、益子焼きが好きな伯母様、年を重ねてから好きになったとは、あの素朴さがいいのかしらん。
決してきらびやかではないけれど、私も土っぽいところが好き♪
うーん、私もそういう年代なのか…。
by rakurakurakuko | 2016-05-28 19:38 | こんなところに行って来ました | Comments(4)