塩卵作ってみたものの…

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今をさかのぼること半年ほど前、塩卵なるものを作ってみた私。

塩分量30%の塩水を作り、そこに生の卵を漬けておく、ただそれだけ。

ずっと前に雑誌で、金継ぎ師の黒田雪子さんが「これを50個ほど作って毎日食べていたらなんだか元気になってきた」とおっしゃっていたので、ずっと気になっていたんです。
黒田さんは、自宅の冷蔵庫が小さくて卵を保存できないので、苦肉の策で塩水に漬けるこの塩卵を作られるようになったとのことで、半年くらいは余裕に日持ちし、その時点でどのくらい持つのか記録更新中と書かれてありました。
その黒田さんの数ヶ月経った塩卵は、茹でて割ってみるとなぜか黄身と白身が混ざって一体化しており、それを細切りにして野菜と炒めたりして食べているのだとか。
発酵するので面白い等々と書かれてあり、我が家は冷蔵庫が小さくて保存できないわけではないけれど、なにやら面白そうなので作ってみたくなったのです。
だって白身と黄身が一体化するなんて、どうしてなのでしょう?

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作成日は2月14日のバレンタイン・デー。
とりあえず1パック10個でトライ。
塩水がどのくらい必要かが良くわからず多めに作りましたが、こんなには要らなかったかも。
この塩分30%と言うのはかなりの高濃度で、量ってみた塩の量に結構度肝を抜かれ、また、高濃度なのでこのままでは溶けず、一度水を温めてそこに塩を入れて溶けてから冷まし、そして生卵を浮かべています。

うふふ~ん、どうなるのか楽しみ~♪♪

と思い、二週間後、まださすがに発酵はしていないだろうとは思いつつも、ひとつ引き上げゆで卵にしてみました。

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割ってみると、普通のゆで卵。
やっぱり二週間くらいでは何の変化もないのね~と思いつつも、常温で二週間置いておいても問題なく食べられるということに関してはすごいなと思ったり。

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普通のゆで卵だったので、この日は茹で塩卵を使ってポテトサラダ作成!

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蒸して粗めに潰したじゃがいもが熱いうちに、アンチョビみじん切り少々と茹で塩卵を細かく切ったものを加え、胡椒とちょびっと塩、酢とオリーブオイルを混ぜたドレッシングを作り混ぜ合わせて出来上がり。
シンプルなれど、普通においしいポテトサラダ。

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やはりもう少し時間を置かないと駄目なのねと思い、そうして味見しているうちにどんどん卵が減っちゃいそうだし、実はこの塩卵の瓶を廊下に置いているのだけれど、白い球体がぷかぷか浮いている様が異様だったらしい夫は、「何、これ、なんだか気持ち悪いんだけど…」と言うので、赤卵を5個ほど追加して漬けてみました。

追加してからなんやかんやで塩卵の存在を忘れてしまったり、なんとなく今日は卵使う料理がないわーと思った日にたまたま気づいたりし、そんなことの繰り返しのうちに、季節は夏に…。

7月。
2月に仕込んでから早5ヶ月。
そろそろ変化もあるだろうと、使ってみることにしました。

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久しぶりにキッチンに持ってきた塩卵瓶。
不思議なんですが、浮いているものもあれば沈んでいるものもある!
とりあえず白い卵のほうが二週間ほど先に仕込んだものなので、そちらを二つ取り出しました。

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そしてまたまたゆで卵に。
殻を剥く前に冷水にとってみると、なぜか一つは浮き、一つは沈み。

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粗熱が取れたところで殻を剥いてみると、これがまた大変に剥きにくい…。
一つはぼろぼろになってしまいました…。
で、二つ目は少しはきれいに剥けましたが、なんと卵の1/3くらいが空洞になっていて、楕円形の球体がちょっとスライスされてしまったような形になっているではありませんか。
と、考えるに、だからゆで卵にしたときに、この空洞部分が浮いていたのではないかと。

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そして細かく切ってみると(とても細切りに出来るような状態ではない)なんと黄身の部分の真ん中あたりが固いのですよ。
固ゆでにはしましたが、でも普通の卵を固ゆでにすると黄身の部分がぼそぼそすると思うんですが、そういうのではなく、どちらかと言うとカチカチなの。
なんだか不思議な食べ物になってます。

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そしてこの茹で塩卵を使って、この日のメニューはニース風サラダ。
オリーブもツナなども切らしていたので、茹でたジャガイモと、茹でた塩卵と、茹でたインゲンと、トマトとバジルとみじん切りのアンチョビを混ぜ合わせ、粒マスタード入りのフレンチドレッシングを混ぜて冷蔵庫で少々味を馴染ませて出来上がり。

卵の旨味、増してるかなーと思って、いざ試食!


が…。
卵が大変塩っ辛い!!
塩水に漬けてあるんだから少しは塩味が付いていることを想定し、ドレッシングの塩などは控えめにしてあるにも関わらず、これはとっても塩っ辛すぎる…。
こうして切って混ぜちゃうと、黄身の固い部分とかはほとんど気にならないけど。

あーん、まだいっぱい塩卵あるんだけど、一体どうしたもんやろのー。

仕込むときに知った情報では、この塩卵と言うのは中国や台湾などではお粥に混ぜて食べるらしいという。
お粥に混ざるとこれが調味料のようになって、そんなに塩っ辛くならないのかしらん。
でも何しろ今は夏。
しかも今日なんて高温注意報が出ていたほどの危ない夏だよ。
そんなに熱々のお粥なんて食べたくないよ~~~。

他に使い方はないものかと思って改めてネットで塩卵を検索してみると、仕込むときには気づかなかったけど、時間と共に特に「白身は大変塩辛くなる」と書いてある…。
やはりそうであったか…。
黄身は内側にあるからかそんなに塩っ辛くならないそうで、塩卵を作ったらその適度にお味のついた黄身だけを食べると書かれているものもあり、なんとなく私が思っていたものとは違う代物が出来てしまった模様です。

まだ3個しか使ってないから残り12個もあるし、それに「殻にヒビが入ってしまうと塩っ辛くなってしまうので注意」とあり、まさにヒビが入って浮かんでいるものもあり…。
ふぅ…。
どなたか塩卵のおいしい食べ方をご存知の方いらっしゃいますか~。
どこまで持つかの実験には良いかもしれませんが、なんとなくこのままだとただの廊下のオブジェになってしまうような…。(笑)
ご存知の方いらっしゃいましたら、よろしく教えていただきたくお願いします♪♪


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Commented by melocoton2 at 2016-08-06 17:30
私も以前漬けたけど塩辛くて食べられなかった経験あり。

おかゆの薬味かぁ。 それでもちょっと苦手な味かも 笑。
Commented by rakurakurakuko at 2016-08-11 13:19
meloさん、やっぱり…。
これ、塩っ辛いですよねー、かなり。
面倒なのでまだこのまま置いてますが、食べられないとなると目障りなので、全部ゆでて黄身だけ食べられたら食べようかなー。
Commented by ノノ at 2016-11-28 14:16 x
中国に住んでいた時大好物だったのが、絹どうふと塩卵の煮物のような炒め物のような料理でした。
厳密には中国ではアヒルの卵です
豆腐とペースト状態の塩卵の黄身を炒め、水気の残った状態でスプーンですくって食べます。
ネットで探してみたら、レシピにはお酒とか鶏ガラスープも入ってるようです。リンク(中国語)http://www.twgreatdaily.com/cat60/node595420
Commented by rakurakurakuko at 2016-11-29 00:30
ノノさま、こんばんは。
中国ではやはり塩卵をよく食べられているのですね。
そっかー厳密にはアヒルなんですね。
なるほど~、黄身を塗すような感じでいためたりするといいのか~。
あまりの塩っ辛さにもうどーにもならず、処分してしまったのが残念です…。
by rakurakurakuko | 2016-08-06 16:36 | 保存食作り | Comments(4)