2016年 08月 28日
いろんな種類の茄子とお料理
外国から入ってきたものも含め、品種改良によりおいしさアップしたこだわりのものなど、ただ「トマト」だ「茄子」だと言ってもいろんな種類のものがありますよね。
今回は産直にてイタリア系の茄子を買い求めてきたので、そんな新種の茄子を使ってのお料理など。

持った感じが柔らかいというよりはパリッとしてとても重い感じ。
多分これは焼くとおいしいタイプよね~。

やはり焼くのがおいしい茄子のようです。

果肉はびっしり固めのつまり具合で、これはもしかしたら少し大きくなりすぎたからなのかもしれませんが、種もそこそこしっかりとしています。

身はとろんとろんで、だからと言って崩れることもなく(種の部分だけは少々崩れかけてますが)、皮もしっかりとしています。
もう本当にこれは、茄子のステーキ♪
とってもおいしい♪♪
このあとに紹介する縞々の茄子もこうして焼くとおいしい茄子ですが、グリル de イタリアは形もまんまるだし、縦に切っても横に切ってもお料理の見栄えのする茄子ですね。
今回はフライパンで焼くと言うこともあり、またオリーブオイルもかぶるほどではなかったので横輪切りに4等分しましたが、2等分にして加茂茄子のごとく揚げ茄子にしてもきっとおいしいと思います。
こういう果肉がつまっている茄子は油を吸いすぎないのでいいのよね。
グリル de イタリアは二つ買ったので、もう一つはオーブン焼きに。

もうこの時点で琺瑯の容器からはみ出しそうなんですが…。

はっきり言ってのせすぎです。(笑)
うちのオーブンは小さくて、しかも鉄板ではなく、セラミックの丸いお皿がくるくる回る旧タイプなので、鶏肉などを焼くときにはセラミックのお皿に並べるだけだと脂がこぼれたりして駄目なのです。
だから何か耐熱容器に盛って焼くことになるのですけれど、ちょっと容量少なすぎと言うか、まぁ焼きすぎ作りすぎですね…。(汗)
200℃で1時間ほど焼いて出来上がり。

うふふ、これは盛りすぎのせすぎの利点です!!

同じく下敷きのキャベツも旨味を吸っていておいしいことこの上なく、またところどころ鶏肉からはみ出ていたところはカリカリの焼けててこれがまた旨し!!
肉と野菜にサンドウィッチされていたニンニクとローズマリーの風味がしっかり効いてて、やっぱりシンプルなお料理と言うのは素材の味がよくわかっておいしいな~と。

これは何度か買ったことがあり食べたことがあるのですが、私は勝手にイタリア茄子と呼んでいたもの。
今まで見たイタリア茄子はもう少しぷくっとしたグリル de イタリアほどではないものの、加茂茄子に近い形のものでしたが、これは長茄子風。

いろんな種類のイタリアのナスが売られるようになるとややこしいので、このゼブラナスと言う呼び方のほうがいいですね。

イトヨリは一尾ビニール袋に入れてそのままレジに行こうとしていたら、魚屋さんのお兄さんが「処理するから言って♪」と声をかけてくれ、鱗と内臓をきれいに取ってくれたので、調理もらくちん♪
フライパンに多めにオリーブオイルを引いて、潰したニンニクを温めて香りを出し、塩胡椒したイトヨリの両面がこんがりするまで焼いてから、アサリを加えゼブラナスを一口大の乱切りにしたものを加え、白ワインをジュワっとかけて水分が少々なくなったところでお水をじゃっと加えてプチトマトも加え、フタをしてイトヨリに火が通るまで温めます。
最後に塩胡椒で味を整え、イタリアンパセリを散らし…。

普段から簡単なのでアクアパッツァは良くやりますが、普段は地味~な鯵でやったりしているので、やはり大型で色もきれいで、上品な白身のイトヨリで作るとこれまた気分が盛り上がる!!
じっくりとイトヨリやアサリから出てきたダシを吸ったイタリア茄子がこれまた絶品!!
シンプルな魚だけのもよいけど、茄子やさっぱりしたタイプのかぼちゃやズッキーニなどの野菜を入れたアクアパッツァもいいですよー。
ダシが沁みたゼブラナスは、柔らかくてとろんとしているのだけれど、決してデレンとすることなく、きれいなままおいしさだけが沁みるので、焼く以外にもこうして煮るのにも適しています。

やっぱり焼いたのも食べたい!と、豚型ロースの塊肉を厚めに切ったのと、細めのゼブラナスを縦に半分に切ったもの、そして長いままの十六ささげを大きなフライパンにびっしり並べられるだけ並べて塩胡椒して、中火から弱火で両面じっくり焼きました。
これまた豚の脂がゼブラナスに沁みて、とってもおいしい♪
弱火なのでかなり長いこと焼いていましたが、焼き崩れもなく退色しているものの縞々模様もうっすら残っています。
十六ささげは本当は切ってあるほうが食べやすいけれど、これを見かけるとこうしてお皿の上にぐるぐるととぐろを巻きたくなるのです。(笑)

こちらの記事にも登場しました、我が家の夏の定番のご飯のお供、山形のだしですが、ちょうど1本だけゼブラナスが残っていたので、やはり1本だけ残っていたきゅうりと、2本あった茗荷と最後の一かけの新生姜と、そして一株だけやはり残っていたパクチーを刻んで作ってみました。
残り野菜をおいしく使いきれるという意味でも、山形のだし、エライ!!
しかし、ゼブラナスは日本の茄子より皮も身もしっかりと固いので、おいしくなくはないけれど、日本の茄子で作っただしの方がおいしい…。(笑)
パクチーは私は入れて正解、おいしいと思いましたが、夫は違う使い方にしてほしかった…と言ってたので、好みが分かれるところかも。
今回はただの醤油バージョンで食べたけど、ちょろっとナムプラーなんぞ加えるともっとおいしくなったかも。

はっきり言って買いすぎです…。
実家に行く途中にとても良い道の駅を見つけ、そこで喜び勇んで買ったものたち。
あー、危険だよなー、道の駅。
これからも実家に行くたびに、山ほど買ってしまいそうです…。
そして、なんだかこの夏は本当に良く茄子を食べているんですが、この産直で買う前にも、実は我が家の冷蔵庫には茄子がごろごろしてまして…。
いつもの八百屋さんにとても立派できれいな長茄子が並んでいて、あまりの別嬪さん具合に私が2袋も(一袋でも確か4本は入っていたのに…汗)買ったら、八百屋のおばさん曰く「長茄子はやっぱり焼き茄子がおいしいわよー。普通の茄子じゃこうはいかないもの。」と言うのです。
よくよく聞くと、長茄子は種も小さい(少ない?)ので、焼き茄子に向いているのだとか。
なるほどー、ころんとした茄子も長茄子も日本の茄子だったら大して変わりはないと思っていたけど、違うんだ!
そうと聞いては、作らねばなるまい!

焼き網があればいいのだけれど、我が家のガスコンロは温度センサーが上手く働かなくなるので焼き網が使えないのよ…。
なので魚焼きグリルで焼き茄子。
予め縦に何本か切れ目を入れて焼いたので、皮もとても剥き易い。
香ばしくて、とろんとしていて、あぁ、これはやはり日本の茄子でないとこうはいかないよなー。
たっぷりとかけた花がつおと共にいただくと、あぁ日本人でよかったと思うようなそんな一皿。

とろんと蒸された茄子に、甘酸っぱ辛いガパオ入りひき肉が絡んで、タイのお味にも茄子はとっても馴染みます。
赤タマネギがなかったので省略してしまいまいましたが、あったらシャキシャキ感も加わって彩りも良く、更においしくなるんだよなー。

チーズの皿の下にあるのが茄子の皮のキンピラ。
中途半端に余っていたピーマンも細切りにして加え、唐辛子も加えてちょいと辛めのキンピラにしました。
「うむ、おいしいけどこの柔らかいのは何?」と聞く夫に「茄子の皮だよ~」と言うと、案の定「貧乏臭い…」と言われましたが、やっぱり始末の料理は大切。
使い切ってなんぼですよ。

一体何人分あるんだってほど作りましたが、ちょうどお盆に実家に帰る日だったので、実家に持っていく分と、留守番の夫の分。
揚げ浸しは翌日や翌々日に食べてもお味が沁みて冷たくておいしいから、こうしていっぱい作るのがいいのです♪
とこんな具合の茄子料理。
まだまだこれから秋茄子も出ますものね。
食べて食べて食べまくりたいと思います!!
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この辺りも、アジア系、メキシコ系、アラブ系とスーパーによって並んでいる茄子が違うんですが、そういえば、最近、使い慣れたアジア系スーパーの長茄子ぐらいしか買ってなかったな...。
あっ、そうそう。
友達に冷凍アサリをたっぷりもらったんで、楽子さんレシピを参考に、近日中にアクアパッツァ作ろうと思ってます。
意外と茄子ってどこの国にもあるから、きわめてみると楽しいかも!
他のはそんなに食べたことないのですが、やっぱり日本のなすの皮の柔らかさとかは特別なのかなぁ。
アクアパッツァ、簡単なので是非♪♪

見つけ早速塩こしょう、オリーブオイルで食べました、何かもっちりしている、、鱧のフリットと一緒にバルサミコ、赤ワインソースでと出しましたら、連れ合いは茄子はこのままが美味しいと、、、コーン入りのリゾビアンコとの相性がとても良かったです。
なんだか、よりかっこいい名前!
ビアンコと言うことは、やっぱり果肉が白いのが特徴なのかしらん。
鱧のフリットとはとってもとってもうらやましい!!
奈良の時にはあんなに食べてた鱧だけど、こちらでは超高級品だし、そもそもフツーのスーパーなどでは見かけないので、またまたあこがれの食材に逆戻りしてしまいました…。
コーン入りのリゾビアンコで〆だなんて、ホントにおしゃれな食卓だなぁる