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2016年末から2017年始記録

自分の備忘録として、年末年始記録をば!
一度にたくさんのことをする体力・気力がなくなってきているので、とにかく少しずつやろう♪と心がけた今回の年末年始。
年末から行ったことを日付順にリストアップすると…。
11月24日  カーテンの洗濯その1
12月11日  食品棚の整理
       カーテンの洗濯その2
       ベランダの掃除
12月18日  冷蔵庫の中の整理
12月23日  年賀状書き
12月24日  黒豆煮作成(12月26日に瓶詰めに)
       大掃除
12月26日  蓮根の甘酢漬け作成
       牡蠣のオイル漬け作成
12月27日  白菜漬け作成
       松前漬け作成
12月30日  仕事収め
       煮豚作成
       数の子塩抜き(12月31日に調味液に漬ける)
       焼きかぼちゃのテリーヌ作成
12月31日  刺身購入
       実家へ移動

こんな感じでございます。

◆お料理関連トピックス◆

○黒豆煮
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今年もタイ料理教室の橋本先生経由にて、黒豆の本場丹波でも特においしいといわれている波部黒地区の単一畑で採れた大粒の黒豆を購入。
12月のタイ料理教室の際に、「黒豆の連絡がまだないのよー。」とおっしゃっていたので少々心配していたんですが、クリスマスを挟む三連休前に「24日に黒豆が届きます」との連絡を頂き、大掃除の合間にS駅にて橋本先生と落ち合い、頂いてきました。
今年もふっくら大粒!

そして今年は、ぜひとも黒々とした黒豆にしようと思い、事前にこちらを購入。
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南部鉄の「ザ・鉄玉子」!
大き目のスーパーや百貨店のキッチングッズを置いてあるようなところに売っているだろうと思っていたのですけど、見つけられず、東急ハンズでやっと見つけました。
手の平サイズなれど、意外とずっしり。
果たしてこの鉄玉子ちゃんの成果はいかに!

◆材料◆
丹波の黒豆(大粒) 600g
グラニュー糖  300g
水 1.5リットル
醤油 大さじ1.5
塩 小さ1.5
◆作り方◆
①鍋に水、砂糖、醤油、塩を火にかけて溶かし、砂糖が完全に溶けたら火を止め、やさしく洗って水きりをした黒豆と鉄玉子
を鍋に入れ一晩浸水させる。(熱い調味液に黒豆を入れるということ)
②一晩置いた①を強火にかけ、煮立ったらアクをすくい、オーブンペーパーを押し蓋にしてまめが踊らないように静かに20~30分ほど煮る。
③②の鍋に鍋帽子を着せて保温した状態で一晩おく。
④一晩置いた③の鍋を火にかけ、煮立ってから10分ほどしたら火を止めて、また鍋セーターを着せて半日。
⑤半日後、また④と同じく煮、指でつぶれるくらいになっていたら出来上がり。
⑥煮沸消毒した瓶に黒豆煮を瓶の8分目くらいまで入れて、冷めたら蓋をして冷凍庫でお正月まで冷凍保存。

ここのところ毎年同じ配合で、鍋帽子をかぶせて保温調理で作っていますが、今年は砂糖を変えてみました。
今までは黒砂糖ときび砂糖半々でコクのある味にしていましたが、今年はグラニュー糖ですっきり系を目指しました。
黒砂糖を使っていた理由の一つには少しは黒っぽく出来るかなと言うことがあったのですけど、今年からは鉄玉子も入れることですし、白い砂糖でどのくらい真っ黒つやつやになるものかと、そういった実験の意味もこめて。
黒豆は12月24日の午前中に頂いたので、家に戻ってお昼前に熱い調味液に漬け、24日の夜、25日の朝、25日の夜、26日の朝と、都合4回、煮汁が熱くなり豆が上に浮かんでくるまで火をかけて、豆が上に浮かんできたところで火を止め保温を繰り返しています。
途中煮汁が少なくなってきたので、結構水を足しまして、結構足したので砂糖も少し足しています。

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結果はね、大成功!
やっぱり鉄玉子ちゃん、すごいです。
今まではちょっと小豆色がかった黒だったのだけれど、今年はホントに真っ黒け。
グラニュー糖味もすっきりとしておいしいかった。
来年もこれで行こうかな~と思っています。

全部で大瓶2瓶、ジャム瓶10瓶できた黒豆煮。
瓶に詰めて粗熱が取れたところで冷凍保存しています。
黒豆煮は冷凍しても味に遜色ないし、何より暮れがいよいよ押し迫ってから煮るのは、31日に移動する我が家にとってはかなり大変なので、この冷凍方式が便利。
大瓶1瓶は31日にそのまま実家に持ってお正月に食べ、大瓶のもう一瓶は25日のクリスマスに我が家に遊びに来てクリスマスパーティーをしたAっちにお持ちいただきました。
去年は職場のメンバーに一瓶ずつ無理やり押し付けたのですが、今年はメンバー増えちゃったのでちょっと声をかけるのも難しく、ジャム瓶10瓶はそのまま我が家の冷凍庫で眠っています。
今年一年、ちびちびと消費していきたいと思います。

○松前漬け
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大元は富沢商店の無料レシピです。
◆材料◆
にんじん  1本
するめ 50グラム
松前漬け用昆布 25グラム
みりん 35ミリリットル
日本酒 125ミリリットル
醤油 35ミリリットル

◆作り方◆
①にんじんを細切りにする。
②醤油、みりん、日本酒を各分量混ぜあわせ漬け液を作り、火を通し冷ましておく。
③ビニール袋に漬け込む材料を入れ、漬け液を流し入れ、材料とよく混ぜ合わせ、空気を抜くようにしてから袋の口を結び、冷蔵庫で1週間ほど寝かせて出来上がり。

私はこの日本酒だけで漬けるのが好きなんですが、イマイチ夫には「日本酒の匂いがきつすぎる」と不評。
今年は水を入れるなりもありかな~と思っていましたが、やはり自分が作るので自分が好きな味にしようと変えずに挑みました。
日本酒を煮切る時間を長くし、お酒臭さを少々飛ばして作ったところ、例年よりおいしくできたんじゃないかなーと思っています。
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前述の通り夫の評判がイマイチなので、今年は去年の半量にて作りましたが、お正月は他にも食べなきゃいけないものが結構あるし、この量でちょうど良かったみたいだわ。

○数の子
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塩数の子、確か450グラム入りを購入。
我が家は数の子好きなので、人数にしては割と多目かも。
12月に入ってすぐ位に購入し冷蔵庫に入れていたのを目ざとく見つけた夫。
開けるたびに「数の子~♪」とか言ってニヤニヤしてました。
どんだけ好きなんだー、数の子。

◆材料◆
塩数の子 450グラム
漬け汁
 だし カップ3
 日本酒 カップ1/2
 醤油 大さじ2
 塩少々
削り節 大きく一掴み

◆作り方◆
①塩数の子を8時間くらい薄い塩水につけて塩抜きする。
②塩抜きした数の子の薄皮を剥く。
③漬け汁の材料を入れて混ぜ合わせ、蓋つきのバットに塩抜きした数の子を並べて漬け汁をひたひたに注ぎ、丈夫なタイプのキッチンペーパーを広げてのせ、その上に削り鰹を載せて追い鰹し、冷蔵庫で1日以上寝せて味を含ませ出来上がり。

塩抜きは時々水を変えてやればもう少し時間短縮でよいのだと思うけど、我が家は30日の夜に漬けるので夜中に水を変えるのは論外だから、水は変えずにもう少し長めに塩抜きしてますが、それでもまったく問題なし。
食べてみてこのままだと少し塩味がきついかなーと思うくらいが、この後漬け汁に漬けるのでちょうど良いです。

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おいしく漬ける秘訣はこの追い鰹。
ペーパーを絡ませてあるので数の子自体にはかつおぶしが絡まずきれいですし、でも香りはしっかりと付いてとっても美味。
数の子、一年中売っていたらいいのにね。

○煮豚
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レシピはこちら
ただし、焼き鳥屋さんの門外不出のタレのごとく、煮汁は継ぎ足し継ぎ足し、10数年ものなので、調味料の配合は少し変わってきているかも。
でもおいしい♪
今年は600グラムくらいの豚肩ロース塊肉2本にて作成。
一本は自宅用、もう一本は2日にYちゃん宅にもって行きました。
近所のお肉屋さんで(きれいに紐でくくってあるのでそのまま仕込めます)30日に購入して作りました。
毎年、ローストビーフと迷うのだけどね、しっかり火を通してあるという点で日持ちも考え「豚」に落ち着いています。
○牡蠣のオイル漬け
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レシピはこちら
これは日持ちすると言うか、仕込んで少ししてからがおいしいので、こういう忙しい時期には早めに作っておけ(12月26日に作成)、またお酒も選ばないしなかなか優秀。
今年はなんだか実家ではあまり食べなかったのだけれど、2日に持っていったYちゃん宅ではすぐに完食でした。
なのでやっぱり来年もまた持っていこう!
余った自宅用ははきっと、父がちびちび食べているものと思われる!

○白菜漬け
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レシピはこちら
これは今回も大変役に立ちました。
なーんか、お正月っておせち料理だけだととっても野菜不足を感じるでしょ。
浅漬け気味だからサクサクサラダ代わりに食べられていいのです。

○蓮根の甘酢漬け
こちらも野菜不足解消のための一品。
レシピは2007年12月の「きょうの料理」のお正月特集に載っていた塩田ノアさんのレシピからニンニクだけ抜いています。
◆材料◆
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蓮根 大一節
ピクルス液
酢 カップ1
白ワイン・水 各カップ1/4
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1
ローリエ 1枚
黒粒胡椒 5粒
昆布 5センチ角1枚

◆作り方◆
①蓮根は皮を剥き、1cmの厚さに切輪切りにして更に4等分に。
②蓮根を酢水にさらし、塩少々を加えた湯で固めに茹で、ざるにあげて湯を切り、ジップロックに入れる。
③鍋にピクルス液の材料を入れて中火にかけ、砂糖が溶けたらジップロックに入れて空気を抜くようにして口を閉じ出来上がり。

サクサクとしたレンコンがさっぱりとしていておいしいです。
そんなにツンツンしてないから夫も食べるしね。
ホントはお節に入っているような花切りみたいにしたらきれいだと思うけど、こうしてころんころんと切ったのも食べやすいしサクサク感が良いですよ。

そして今回初めて持って行ったのが、
○焼きかぼちゃのテリーヌ
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◆材料◆
かぼちゃ 1/2個
塩 ひとつまみ
バター 20グラム
醤油、みりん 各大さじ1
黒胡椒少々

◆作り方◆
①かぼちゃは皮付きのまま種を取って1cmの厚さに切り、沸騰した湯に塩を入れ、かぼちゃを入れて一煮たちするまでさっと塩茹でにする。
②フライパンにバターを熱し、かぼちゃの両面に焦げ目がつくまで焼き、醤油、みりんを加えて煮絡め、黒胡椒を振る。
③パウンド型にラップを敷き、②を隙間なく並べ、上からぎゅっと押して、冷ましてから冷蔵庫で冷やし固め、固まったらラップごと型から出して切り分ける。

これ、笠原将弘さんのレシピで、2016年、気に入って何度も作っていたもの。
バターと醤油で和風こってり、ホクホクでもないむっちりとしたかぼちゃがおいしいです。
なんとなく塩っ辛い醤油醤油した料理の多いお正月に、こうした料理はいいんじゃないかなー。
来年もまだはまっていたら持っていくつもり。
結構日持ちもします。

こんな感じの年末年始。
今回特筆すべきことは、ちょっとした片づけ等(ベランダとか食品関係の整理とか)を早めに少しずつやっていたこと。
これで本当の年末がずいぶん楽になりました。
それから23日~25日の三連休にもう一日有給休暇をくっつけて4連休にしたこと。
これが大きかったー!
この四日間で時間のかかることはやると決めて、年賀状と大掃除はそれぞれ1日ずつ使って行いました。
こうして無理のないスケジュールにすると気分的にもずいぶん楽です。
で、三連休の間に一日はクリスマスパーティーをして、片付けとかそういうのから離れたのも良かった!
やっぱり楽しみがないとねー。
それから夫よ!!
勤続30年休暇で21日からずーーーーっと休んでいたので、あれやこれやとやってくれてありがとう♪
おかげでたいしたやり残しもなく、すっきりとした気持ちでお正月に突入できたー!

こうして見ると、なかなか良い年末年始だったかも。
みなさんはいかがでしたか?


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by rakurakurakuko | 2017-01-10 20:00 | 年末年始