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ラストスパートの牡蠣と金柑

牡蠣も金柑もそろそろ食べられる時期も終わりに近づいていますよね~。
そんな2つを少しでも長く食べられるように、おいしい保存食に変身させてみました。(*^_^*)

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まずは牡蠣。
今年の冬はノロウィルスの影響で、生食用だけでなく牡蠣全般の売り上げがかなり落ちていたようですが、やっぱりあの香りはなんとも言えずおいしいですよね~。

去年、福岡のあまおうさん、インドのパンプキンさんを巻き込んでのうちでのオフ会の時におらこさんが持ってきてくれた「牡蠣のオイル漬け」がとーーーーってもおいしくて、その後レシピをブログに載せて下さったので作ってみたのです。
あっちでもこっちでもそっちでもこのオイル漬けが大人気となっているその人気の秘訣は、おいしいだけじゃなく作り方もいたってシンプルで時間もかからないってこと。
往々にして保存食って作るのに時間がかかるものが多いでしょ。
まぁそれが楽しかったりすることもあるのですが、やはり時間のないときは簡単にできるに超したことはありません!

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これが一度目に作ったオイル漬け。
聞くところによると、牡蠣を炒るときに十分水分を飛ばすって言うのが長持ちさせる秘訣と聞き、特に一瓶は友人に送る予定でいたし、一瓶は長期出張中の夫が戻ってきたときに食べさせてあげたいな~と思っていたので(意外と優しい妻♪しかしこれみよがし…汗)、「これは心してしっかりと水分飛ばすぞーーー!」とこれでもかと炒っていたら、あぁ…牡蠣があまりに小さく縮んでしまいました~。(笑)
なので700~800グラムくらいの牡蠣を使ったにも関わらず、出来上がりはあまりに小さい瓶に3瓶!(爆)

ラストスパートの牡蠣と金柑_f0043911_8514068.jpg十分に炒った牡蠣にバルサミコ酢をまぶして、冷めたら薄切りのニンニクと唐辛子、そしてお好きなハーブと共に瓶に詰めれば完成です。
たったのそれだけ!
3日後くらいからおいしく食べることが出来、なんと保存は2週間もOK!!
…と言ってもこれは余裕を持った保存期間だそうで、牡蠣がしっかりとオイルで覆われた状態で保存するってことを守ればもっと経ってから食べても全く問題なかったと聞き、私も1ヶ月後まで食べましたが悪くもならずホントにおいしいお味です。
あまりに少量の牡蠣ではできあがりが寂し~くなってしまうので、ある程度の量の牡蠣が必要。
加熱用牡蠣でも全く問題なく作れるので牡蠣がお安くなっているときに作るのが良いですね~。(*^_^*)

そして、先日の日曜日、またまた牡蠣が安くなっているのを見つけ、迷わず購入!
「花見過ぎたら牡蠣食うな!」と言われているくらいですから、そろそろラストチャンスだもの~♪

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今回は前回の失敗を踏まえて、あまり気合を入れて炒り過ぎないようにしたので、500グラム弱で出来上がりは2瓶!
牡蠣もそんなに小さく縮こまることもなく、プリプリ保ててます♪

ラストスパートの牡蠣と金柑_f0043911_853148.jpg今回のバルサミコは去年ポメマルさんから頂いた白いバルサミコを使用。
aiwhasさんそれで作られていて、そちらのほうが色がきれいだったので私もまねっ子してみました。
この白いバルサミコ、普通のバルサミコより香りがフルーティーで、多分普通のバルサミコが苦手な人でもいけるんじゃないかな~。
キレイな白に仕上がり大満足~♪


しっしかし…。
あ~~~悔しい、悔しすぎる~~~!!(>_<)
実はこの牡蠣を炒るときに大量の水分が出てくるのですが、そのまま炒って水分飛ぶのを待っている時間が果てしないほどの永遠に思えた横着モノの私は、時々その水分を捨てながら炒っていたのです。
丁寧なお仕事のaiwhasさんもなんと同じようにしていたそうなんですが、あ~やはり横着モノと違うのはその水分をしっかりと取っておいて、後からそれで白菜を煮たっていうんですよ。
その牡蠣のエキスいっぱいの白菜煮のおいしさったら格別だったよ~♡なんて話を聞き、何も考えずにシンクにどばーーっと捨ててた自分があまりにおろかで…。
あ~副産物好きな私としたことが、なんと言う不覚!!!(-_-;)
もう今年は無理かもしれませんが、来年作るときには絶対捨てずに利用します!!(きっぱり!)

ラストスパートの牡蠣と金柑_f0043911_8573174.jpgこの牡蠣のオイル漬け、そのまま食べてもとーってもおいしいですが、こんな風にパスタに絡めたりしてもとてもおいしい!
何の手間もかけずに牡蠣入り簡単ぺペロンチーノが出来上がります。
もちろん、牡蠣がなくなってしまった後のオイルだけを使用しても牡蠣風味が楽しめるし、このオイルをパンに付けて少し焼いて食べてもとーーーーってもおいしいです。





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そして、こちらもそろそろ終わりを向かえる金柑。
去年も私、最後の最後に金柑ゲットしてました…。(^^ゞ
皮ごと食べられてこんなに甘~いかんきつ類は他にないですよね~。

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今年はこれを蜜煮にして保存。
蜜煮は去年も少しだけ作ったけれど、一般的な丸い形を活かすこちらの作り方は、可愛いけれどあまりにも種を取るのが大変で、今回は1キロ弱作る予定だったのでとてもじゃないけど私にはできない!と断念…。

なぜ蜜煮を作りたいかというと、豚の固まり肉を塩味で煮たり、またはワイン煮にするときに一緒に入れて風味付けにしたいのです。
別にお菓子に使う予定もなく、だったらまん丸じゃなくてもいいんじゃないの~ってことで、今年はこちらの作り方を参考に作りました。
だったらマーマレードでいいんじゃないの?って感じですが、実は去年のマーマレード、大瓶に詰めてしまったということもあり、冷蔵庫で保管し使うときは清潔なスプーンを入れて使っていたにも関わらず、途中でかびてしまったの。(煮物に使いたいので蓋あけてからも相当期間保存してたことはしてましたが…)(-_-;)
お水を入れて煮るというその作り方が保存期間を短くするのかな~と思い、今回は水を使わない蜜煮

ラストスパートの牡蠣と金柑_f0043911_94255.jpgそれだけだとちょっと水分が少ないので、白ワインを入れてもちろんお砂糖も入れてこれくらい柔らかくなるまで煮れば出来上がりです。
半丸だってそれなりに可愛い♡

このままパンにのっけて食べるにもまん丸よりはのせやすくて食べやすいし、これとチーズの組み合わせも結構いけますよ~。
風邪引いちゃったときにもちょっと食べれば喉にも効きそう!

こちらもマーマレードほど時間はかからないのでお手軽に出来ておすすめです。


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by rakurakurakuko | 2007-03-21 09:07 | 保存食作り