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日に日においしくなる万能ニラソース♪

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ニラと言えば今や一年中出回っている野菜のひとつですが、旬は春から夏にかけて。
家庭菜園や畑を持っていてニラを育てている方ですと、この時期「採れ過ぎちゃってどうしよう…」ってほどの収穫になるはず!
実は私も春から夏にかけては実家に行くたびに家庭菜園のニラを持たされまして…。
特に暑くなってくると早く消費しなくちゃいけないので焦るんですよね~。
去年もそんなニラを使ってあれやこれやと、ニラ料理に関するこんな記事をアップしていました。

さてそして今年ですが、何にでも万能に使えて、かなり長い間保存できて、しかも時間が経てば経つほどおいしくなり、作り方も簡単というとーっても便利なニラソースにはまっています。

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これはイラストレーターの本くにこさんが、玄米は体にいいと言う料理本で作り置きのたれ・ソースとして紹介されていたのが元なんですが、これをもっと長期保存できるように、そしてアレンジも自由自在に出来るように私なりに変えてみました。

作り方はとーっても簡単♪

ニラをお好きなだけみじん切りにして熱湯消毒した瓶に入れ、そこに醤油50ccに対して梅酢を大さじ1の割合で混ぜたものをニラが隠れるくらいの量入れるだけ!
すぐに使うことも出来るけど、翌日から時間が経てば経つほどニラの香りが醤油にも移っておいしくなるんです。
元レシピには胡麻油が入っているのですが、油を入れないほうが長持ちするし、胡麻油以外の油を入れて使ってみたり、又は油なしでも使えます。

さぁ~て、じゃあそのニラソースをどうやって使っているかと言うと…。

まず一番簡単なのは素材にかけるだけ!
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こちらは油揚げのニラソースがけ。

油揚げを半分に切り更に対角線に切って三角にしたものを、魚焼きグリルで焼き、その熱々のお揚げにニラたっぷりめでソースをかけるだけ!

油揚げは湯通しして油を抜いてもいいけど、焼く時には特に湯通ししなくてもかえってカリカリに焼けていいみたい!
そのまま焼いて冷蔵庫からニラソースを出してかけるだけであっという間においしいおつまみが一品できあがっちゃう♪

魚焼きグリルで焼くときには、是非網の部分に一度くしゃくしゃにしてから伸ばしたアルミホイルを敷いてその上に油揚げを載せて焼いてみて♪
グリルのお皿に水を入れる必要もないし、焼き終わったらそのアルミホイルをくしゃくしゃ~っとしてゴミ箱にポイで後片付けも終了しちゃうんです。
すぐに焼ける干物や、野菜、そしてなんとナンまでこの方法で焼けちゃいます。
めぐみくん考案のとっても便利な方法です。

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お次は紫タマネギのニラソースがけ。
薄くスライスした紫タマネギをしばらく水に浸してから軽く水気を絞り、そこにニラソースをかけて最後の仕上げに少し胡麻油をたらします。
紫タマネギは辛味が少ないから、もしも時間がなければ水に浸すのは省略しても大丈夫♪
そうなれば5分もかからずに一品出来上がり~♪

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こちらは春の筍シーズンに作った茹で筍の姫皮のニラソースがけ。
ニラソースと胡麻油、少々の韓国唐辛子の粉末を混ぜたものをかけるだけ。
これもあっという間に出来ますね。
筍のシーズン以外なら、水煮筍をさっと茹でて薄切りにしたものにかけてもおいしそう♪

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ボリュームたっぷりのこちらは、おかず千切りキャベツのニラソースがけ。
千切りキャベツというと、コロッケなどの揚げ物や豚のしょうが焼きなどの添え物のイメージですが、具をたっぷり載せたこちらは十分ご飯のおかずとして独立した一品になります。

まずはたっぷりとキャベツの千切りを作り、その上にじゃこやあみ海老などを載せ(今回はあみ海老をのせてます)、その上に海苔の千切り又は岩海苔をのせ、最後にニラソースをたっぷりのせて胡椒をガリガリ~。
そこに、中華鍋で煙が出るくらい熱した胡麻油をジャーッと回しかければできあがり~♪
食べるときには全部をぐちゃぐちゃに混ぜて食べてください。
山盛りキャベツをわしわし食べられます♪

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まだまだあります。
春雨とキュウリとタマネギのニラソースがけサラダ。
春雨は固めに茹でてから水で洗って水気を切っておき(長さが長ければ少しザクザクと切る)、タマネギは薄切りにして水にしばらく放してから水気を絞り、きゅうりは細切りにし、それらを混ぜて、ニラソースと胡麻油少々を加えてさっと和えて器に盛り、すりごまを振れば出来上がり~♪
タマネギを紫タマネギにするともう少しカラフルできれいだし、木耳の千切りなんかを加えてもおいしいです。

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そして塩ニンジンのナムル風ニラソースがけ。
太目の千切りにしたニンジンに塩少々を振ってしばらく置き、ニラソースにニンニクの摩り下ろし少々と胡麻油、そしてたっぷりの胡麻を加えたソースを作り、塩ニンジンと和えれば出来上がり~♪
ニンジンのコリコリ感とニラ、ニンニク、胡麻の風味がたまりません!!

実はこの塩ニンジンというのがこれまた最近の大ヒット!
NHKの「きょうの料理」のテキスト本に書かれていた高山なおみさんのアイディアです。

千切りにしたニンジンにほんの少しの塩をしておくだけなんだけど、これが適度にみずみずしくてしかもそのまま保存できるのでとっても便利なんです。
塩はあんまり多く振ると後でアレンジで他の調味料を加えるときにしょっぱくなってしまうのでほんの少しでいいんです。
塩してからもさっと混ぜるだけでそんなに揉まない!
それでもしばらくするとニンジンからじんわり水分が出てきて、ニンジンもツヤツヤになります。
使うときは絞らずにその水分も一緒に利用します。(ドレッシングに加えてもいいんだよ)
大目に作っておいて冷蔵庫で保存できます。
4日目に食べてもコリコリでほんとにおいしかったですよ~。

そしてこの千切りの仕方にも一工夫あり!
普通包丁でニンジンを千切りにするときってまずは好きな長さに切ってから、それを縦に薄くスライスし、それを更に切って千切りを作りますよね。
高山さんの方法は、ニンジンを斜め薄切りにして、それをなんとなくちょっと重なるように並べてダーーーーッと千切りにしていくんです!
聞いてるだけだと別にたいして変わらないじゃん♪って思うかもしれないけど、これがとんでもなく早く出来るんですよ。
しかも従来私がやっていた方法だと、どうしてもニンジンの長さによっては作りたい長さの千切りに出来なかったり、半端な長さのものが出来てしまったりするのだけれど、斜め切りなら包丁を入れる角度を変えることによって長さを好きなように調整できるので便利~♪
ホントにちょっとしたことなんだけど、こんなにも楽チンになるなんてびっくりで、今まで包丁で千切り作るのはあんまり好きじゃなかったけど、いくらでも刻みたくなってきます。
そうそう、塩ニンジンを作るときは千切りは太目のほうがコリコリ感が楽しめておいしいです。
通常、ニンジンサラダを作るときは私は千切りピーラで削ってますが、あんなに細いとへにゃーっとしちゃうので太めにザクザク切っていきます。

ねっいかがですか?
ニラソースなんだか便利そうでしょ♪
醤油だけじゃなくて梅酢が入っているので夏には嬉しいさっぱり味で、しかもしょっぱさもマイルドになっているのでお勧めです。
さて、冷蔵保存でどのくらい持つかということですが、今使っているものは1ヶ月半くらい経ってますが全く問題なし!
ニラの色もそんなに退色してないし、醤油にはどんどん風味が移ってきてるし、まだまだこのままおいしく食べられそうです。


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by rakurakurakuko | 2007-07-25 02:14 | 野菜のお料理アイディア