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2008年2月のタイ料理教室

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今月もタイ料理教室に行って参りました~♪
と言っても、実はレッスンの日がちょうど温泉旅行と重なってしまっていたため、第一週の土曜日にしてもらったので、何だかかなり前のような気がします…。(って早く記事にすればいいのに!!)

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今月のメインはこれ、「タイスキ」
どう考えてもこれは日本人が持ち込んだのだろうと思われるタイ料理。
タイ風スキヤキを略してタイスキ。
でもすき焼きというよりは、「鍋」。
日本の鍋物同様に汁の中に具材を入れて煮込んで、それをタレにつけてフーフー言って食べるのです♪

2008年2月のタイ料理教室_f0043911_055365.jpg今回のタイスキの具材は、野菜は空芯菜、セロリ、万能ねぎ、ヤングコーン、大根の銀杏切り。
そしてお肉は、しゃぶしゃぶ用の豚肉とナムプラーなどで味付けた小さく丸めた可愛い肉団子。
海鮮として海老、イカも入るという豪華版!
そして〆は中華麺をここに入れて具材の旨味がつまったスープもたっぷりと頂きます♪
スープは鶏がらスープを使っているので、さっぱり味ですよ~。


2008年2月のタイ料理教室_f0043911_0555213.jpgそしてタイスキと言えばこちらの網。
これを人数分鍋の中に入れて、肉団子などをそれぞれの網に入れて引き上げていただきます。
野菜が沢山入っているこの鍋の中で、「あれ~海老がなくなっちゃったけどぉ~~~」などと箸でグルグルつつかなくていいので便利だし、何と言っても見た目も可愛く、これが鍋にかかっているだけでタイの気分が高まります。
前にレッスンで鍋を習ったことがあり、その時にもこの網が登場して、「まあ何て可愛いのでしょう♡」と一目で気に入ってしまったんですよね。


2008年2月のタイ料理教室_f0043911_059825.jpgこのタイスキ、これだけだと「なぁ~んだ、日本の鍋と変わらないじゃない」と思うでしょ。
違いはこれ、「たれ」なんです。
タイスキのたれというのも市販されていますが、レッスンではこれも手作りします。
甘酸っぱ辛いこのタレ、特筆すべきはらっきょう漬けが入っているということ。
そう、あの桃屋などの瓶に入ったらっきょう漬けです!
本当はカティアムドーンと言うニンニクの漬物を使うのだそうですが、日本だとなかなか手に入らないので代りにらっきょう漬け。
漬け汁もたっぷり使って独特の香りを出します。
その他の材料はシーユウダム(黒蜜みたいな醤油)、シーユウカオ(普通の醤油っぽい)、砂糖、チリソース、シーズニングソース、米酢などです。
これらをミキサーにかけるだけ。
一煮立ちしてから瓶に詰めておくと、長期保存もOKです。


このタレが妙に後を引くお味でとってもおいしいんです。
実は私らっきょう漬けがあまり好きではないのだけれど、これは全く問題なくいけました!
一瞬そんなに辛くないのねと思いますが、後からジワジワと汗が出てくるようなすっぱスパイシーです。
今回沢山作ったからとみんなでお土産にこちらのタレを頂いてきたのですが、春雨と野菜たっぷりのスープの味付けにしたり、タイスキを食べたことがないと言ううちの夫に少しでも気分を味わってもらおうと、豚シャブ鍋の時にこのタレを添えてみました。
うちの鍋は食べてて飽きないようにいつもタレを数種類準備するので、バリエーションが広がって嬉しいです!

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こちらのドーンと大きいのは「タイ風タロイモ(里芋)団子揚げ」
タイではタロイモを使って作りますが日本では手に入りにくいので里芋で代用です。

片栗粉を熱湯で溶いたものにラード、砂糖、胡麻油などを入れ混ぜて、そこに茹でてつぶした里芋を入れて混ぜるのですが、これが結構力がいるんですよ~。
今回私はこれを担当しましたが、ラードの量にちょっとおののいたりしながらも、無言でひたすらマッシャーでつぶしては混ぜつぶしては混ぜ…。
何しろこの後これを薄めに伸ばしてその中に具材を入れて丸めなきゃいけないので、なめらかにしなくちゃ駄目なんですよ~。
思わず無口になりながらみんなが作業している調理台とは離れたテーブルで修行僧のようにがんばりました!(笑)

中に入れる具材は、豚バラ肉、タマネギ、干し椎茸、人参などを炒め、オイスターソース、醤油で味付け五香粉で香りをつけてあります。
これだけで結構な量なので、里芋生地にこれを包んでラグビーボール状にまるめたら、思っていたよりすごーく大きなのが出来たのでびっくりしました。
これを揚げれば出来上がり~。
中華風の仕上がりでおいしいですが、ひとつでものすごーくお腹がいっぱいになります~。

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デザートは「サンカヤーファクトーン(かぼちゃのプティング)」です。
普通小さ目かぼちゃで作ることが多いようですが、今回のかぼちゃはものすごく立派なかぼちゃでした。

かぼちゃの中をくり貫いてそこにプディングの材料を入れて蒸すのですが、「かぼちゃは飾り切りにしようかな」という先生に、生徒一同「お願いしまーす!」
誰もやりますって言わずに、おもむろに「あれやらなきゃ~」とか言って別な作業に無理やり移ってました。(爆)

2008年2月のタイ料理教室_f0043911_112253.jpgじゃあやるから見ててねーと言ってコピー用紙を手にしてきた橋本先生
何をするのかと思えばそれをくり貫きたい形に切って水に濡らし、それをかぼちゃに貼り付けました。
この線に従って包丁で切っていくようです。


2008年2月のタイ料理教室_f0043911_121363.jpg使う包丁はぺティナイフのような小さなもの。
これを紙に沿って刺しながら少しずつ少しずつくり貫いていきます。
あ~やっぱり大変そう~~~。


2008年2月のタイ料理教室_f0043911_123070.jpg誰かやる?と言っても誰も名乗り出ないので、結局最後まで先生にやっていただきました!
果てしなく永遠に思われたけど、ちゃんとパカッととれるものなんですね。
せっかくだからとその後切り口をさらにギザギザに切って可愛くしてました。


中に入れるプティングは、ココナッツクリームとバイトーイエッセンス入りのタイの香りがムンムンのプディング。
パイトーイと言うのは菖蒲の葉みたいな形の葉っぱでバンダンリーフとも言い、タイ米を炊いたときのような甘い香りがします。
これを絞ってエキスを使ったりこの葉っぱで肉団子のようなものを包んで蒸したりするお料理もあります。
今回は小瓶に入った緑色も鮮やかなエッセンスを使用します。
なかなか日本では見かけないけど、これをちょっぴり垂らすだけでタイ風のデザートが出来上がるのでなかなか便利なこのエッセンス。
年末年始をパンコクで過ごされたAさんから今回お土産にと頂きました。
いつもありがとうございます~♪

2008年2月のタイ料理教室_f0043911_13699.jpgそうして蒸しあがったプティング。
迫力の出来上がりです!!
こうなると野菜であるかぼちゃも立派なデザートですね~。
ほくほくとしたかぼちゃとプルンとして独特の香りのあるプティングの組み合わせがとてもよいです!
かぼちゃが大きくて全部食べきれず、これもお土産に頂き、早速その日の晩のデザートになりました。


そしてこんなに食べたのに、今回はもうひとつ作ったデザートがあるのです。

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それがこちらの「マーラーカオ(中華風蒸しカステラ)」
これまたドーンとパウンドケーキ型1個分作りました!

小麦粉と三温糖、卵を入れてまず菜ばしで混ぜ(この菜ばしでって言うのが何となく中華っぽいですよね)、そこに牛乳と何とサラダオイルたっぷり(100CC!)を入れて混ぜ膨らませるのにはベーキングパウダーを使います。
これを少々休ませてから、蒸し器で1時間ほど蒸し揚げれば出来上がり!

フワフワとして卵の香りがやさしい蒸しカステラ。
デザートのことはよくわかってないのですが、サラダオイルを入れるって言うのは割と一般的なのでしょうか。
私はお菓子にサラダオイルと言うのにびっくりしたのですが、バターみたいにクセがないしそのお陰で卵の香りがとてもよいカステラになっていると思いました。
実はこれもお土産に頂きました。

今回は何だかお土産いっぱいでとても得した気分でした!


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by rakurakurakuko | 2008-02-26 01:09 | タイ料理教室