人気ブログランキング |

またまた近所の御用達デパート、近○百貨店魚売り場にてちょっと珍しいものを見つけてきました♪

f0043911_15451911.jpg
ドドーンと大きなアカエイの肝。
エイといえばカスベくらいで、そもそもアカエイそのものさえ関東では見かけたことなかったのに、肝!!
アカエイってどんなエイだっけ~?って思って調べてみたら、こんなのでした。
これってスティングレイではないですか~。
カリブの島、グランドケイマンにこのスティングレイに餌付けできるポイントがありダイバーに人気で、一度だけ行ったことがあるのだけれど、この顔がマヌケで可愛いんだよね~。(ってホントはエラと口で顔ではないのだけれどね)

エイと言えば韓国ではよく食べられるお魚。
ここは大阪のコリアンタウンである「鶴橋」が近いので、エイはよく入ってくるのかもしれないなぁ。
とりあえずどうやって食べるんだろうと調べてみると(えぇ、食べ方知らないけどとりあえず買ってみました・笑)、煮付けにして食べることが多いらしい。
そして結構こってり味らしい~。

いろいろ考えた末、少しだけ取り置いて、残りはオイル煮にしてみることにしました♪

f0043911_15455665.jpg
アカエイの肝は結構クセがあると書かれたものもあったので(でもこの生の状態でにおいを嗅いでみましたが、においには特にクセがあるとは思えませんでしたよ~)、まずは下処理をしてしっかり味もつけてしまおう♪
まずは、洗ってからしっかりと水気を拭き取り、両面に多めに塩を振ってラップに包んで冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
その後、肝をビニール袋に入れて、肝が浸るくらいの量の日本酒を注ぎ、出来るだけ空気が入らないようにビニールの口をしっかりと縛って冷蔵庫で3時間ほど寝かせます。

f0043911_15461843.jpg
そこまで出来たらいよいよオイル煮。
下処理した肝と黒粒胡椒少々と月桂樹の葉っぱを鍋に入れ、肝がかぶるくらいの量の水とオリーブオイル(同量ずつ)を加え、弱火でコトコト煮込みます。
すごーく細かい泡が出るような感じ。

f0043911_15463782.jpg
適当に1時間くらい煮たらでき上がり。
結構長時間煮てますが、触ってみるとアカエイの肝はふっくら柔らかい!
注意深く扱わないと崩れてしまいそうです。
そのまま鍋で粗熱が冷めるまで放置して味を馴染ませておきます。

f0043911_15465331.jpg
とてもじゃないけどこの量を一度に食べきれるわけではないので、適当な大きさに小分けにして、すぐに食べる分以外は冷凍保存しておくことにしました。
それにしてもアカエイの肝と言うのはとても脂分が多いものなんですね~。
今回は、出来たものを冷凍保存するつもりだったし、オイル分が多いと書かれたのを見ていたので水とオリーブオイルを半々にしておいたのですが、それが正解だった模様です。
煮たオイルもとてもおいしそうだったので捨てずに小瓶に入れて冷蔵保存♪(このあと更に冷凍やけを防ぐためにアルミホイルで包んでからジップロックに入れて保存)
パスタなどに使います。

f0043911_15475011.jpg
さて、そんなアカエイ肝のオイル煮。
まずはそのまま、タマネギのスライスと一緒に食べてみました♪
水にさらしたタマネギのスライス(淡路島産タマネギなので甘いよ~)の上に小さく切ったアカエイ肝をのっけて、オイルを上から少々かけていただきます。

うわ~おいしい~~~!!
実は、「今日ね~アカエイの肝が売ってたので買ってみたよ~」って言ったら「えっ…そんなの食べられるのか…」と夫は言い、しかも適当にオイル煮にしたと聞いたらますます怪しげモードに入った夫。
ハイ、しっかり私が毒見してから食べてましたが、旨い~~~♪といきなり笑顔になってたよ。
やっぱりいろいろ試してみるって食生活を楽しくするよね~。(*^_^*)
これ、チビチビ食べるとホントに酒が進んじゃう。

f0043911_15483823.jpg
そして小分け冷凍しておいたアカエイ肝で肝ペースト。
肝をスプーンなどで適当に潰し(柔らかいのですぐに潰れます)、こちらにもスライスして水にさらしたタマネギ
を加えて混ぜ合わせて出来上がり!
すっごく簡単♪
これをですね~パンにつけて食べるとすっごくおいしいのですよ~。
先日うちに泊まりにきた友人たちにお出ししてみると、「えっこれ何??おいしーい♪」と大好評♪
かなり肝がこってりしているので、一緒に和えたタマネギスライスがこれまた良いお仕事をしてるんです!

うふふ…、アカエイの肝はとても大きく、オイル煮はたくさん出来たので、まだまだアカエイ肝が我が家の冷凍庫に眠っているのだよね~。
一体どんだけお酒飲めちゃうことやら…。(^^ゞ

そして…。
オイル煮にするときに少しだけ取り置いた肝があったのですが、こちらはその日のうちに肝炒めにしました。

f0043911_15492257.jpg
こちらがそのアカエイ肝炒め。
鍋かフライパンに胡麻油をひいて、そこにアカエイ肝を入れて潰すようにしながら炒め、炒まったところでお醤油少々と青ネギの小口切りをたっぷりと加えて混ぜて出来上がり。
周りに見える黄色い脂は炒めているうちに出てきたアカエイの肝の脂です。

f0043911_15494178.jpg
これを炊きたてご飯にのっけて、さぁ召し上がれ!!
うわーん、ご飯も進みすぎ~~~。
濃厚なので少しの量でもすごーく満足♪

これだけ食べられてまだまだ在庫もあって198円ってエライよね~。
関東地方以北にお住まいのみなさまにはイマイチ手に入るのかどうか分からない食材ですが、関西のみなさま~もし見かけたら是非買ってみて下さい♪

f0043911_1550550.jpg
そして、こちらもすごーくおいしかったもの♪
えっ!袋の上からじゃあなんだか分からないって??

これ、宮城県産のムール貝なんです♪

ムール貝と言えば、私たちの世代(っていつだ~?!)の方々は多分、昭和の急激に洋食化してきた食生活の中で、パエリヤに添えられていたり魚貝のパスタに入っていたりしたのを見て、「おおっこの黒いちょっとグロテスクな貝は何ぞや??」と思い、食べてみると「なんだか味ないし~~~。これって飾り?」なんて思ったことがあるのではないでしょーか。
多分あの頃のあれはどこぞやから輸入されてきた冷凍物かと思いますが、国産の生のムール貝は旨いんです!!

f0043911_15503782.jpg
ムール貝の酒蒸し~♪
もう立ち上る湯気の匂いからして旨そうなんですが~~~。
まずは写真撮らなきゃいけないので、向うに写る夫の手がグーに握られ「待て」のポーズになってます。^_^;
大きくてプリンプリンな身が殻の間から見えちゃっているだけに、お預けはつらいよ~の図。(笑)

f0043911_1551065.jpg
おほほ、アップにするとプリンプリンの身はこんなのです♪
おほほ、アップにするとワタクシの技術では写真がボケます…。^_^;

あの昔の喫茶店で出てきたようなあのムール貝は一体なんだったんでしょうね~。
全く別モノです。
そして国産のムール貝の中でも特に、今回頂いたものはホントに身が柔らかくふっくらとしていて、なんとなんと甘いんですよ~。

それから以前買ったことのあった国産ムール貝は、もっと殻が汚くて掃除するのが大変だったのだけれど、今回のはとてもきれい。
ムール貝の下処理は殻をゴシゴシと洗ってそして貝から出ているヒゲのようなものを蝶番と反対方向に引っ張って抜き取るんですが、今まで引っ張る方向がよくわからなかったので上手く取れずにはさみまで出してきて悪戦苦闘してたんです。(爆)
今回は教えていただいた通りにヒゲを引っ張って、あっという間に処理できました。
教えていただいた方は、duckbillさん
送ってくださったのもduckbillさんで、近くの市場のこのムール貝がとてもおいしいので奥様がトロ箱買いして下さったようで、そのお陰でおすそ分け頂いてしまいました~。
ありがとうございます!!

f0043911_1553875.jpg
そしてムール貝を酒蒸しにしたときにたくさん貝からダシが出たので、これももちろん捨てずに取っておき、翌日のリゾットに♪
名前長いけど、「ムール貝は入ってないのにムール貝を感じるリゾット」。
酒蒸しの時にニンニクも入れてたので、リゾットにするときにはお米とダシ汁に少々お酒(ワイン切らしてたので日本酒で♪)と水を足して煮込み、塩胡椒で味を整えた後に198円のフェンネルのみじん切りを加えて混ぜました。
あーん、ムール貝入ってないのにそこにあなたがいるみたい~~~♪
一粒で二度おいしいとは正にこのことですね!!

f0043911_15532992.jpg
そしてこのムール貝と一緒に頂いた手作り食材の数々。
前回頂いたベーコンがとても香りよくおいしかったのですが、今回のは冷凍前なので色ももっときれいでおいしいよとお聞きしてましたが、ホントにその通りでした♪
他にも「そんな人いるんだ~」とびっくりした原木買いのハモンセラーノや鶏のささみの燻製、ベランダ産唐辛子を乾燥したものなどなど、盛りだくさんのプレゼントをありがとうございます♪
またそんなおいしいお話の続きは追々していきたいと思います。


こちらのブログ村に参加しています。
わわっアカエイなんて見たことも聞いたこともそして食べたこともないけど食べたーい!って方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2009-10-30 16:00 | お魚のお料理アイディア | Comments(17)

f0043911_21515782.jpg
奈良のハローワークに立ち寄る折に楽しみにしている周辺散策。
初回は「くるみの木」(カフェ)でランチタイムの後不退寺へ行ってみましたが、今回はさてどこへ?

f0043911_21522740.jpg
今回は午後一番の時間にハローワークから召集がかかっていたので、その前に前回通ったときに気になっていたお蕎麦屋さんでランチを頂くことにしました。
新大宮駅前の通りを北へ向い、歩いて3分ほどのところにある「そば切り 川名」。
こちらへ越してきてから、うどんを食べる機会は多いのだけれどお蕎麦を食べる機会がめっきり減ってしまったんですよ~。
やはり関西は小麦粉文化ですからね~。
うどん屋さんは多いしどこもおいしいけれど、お蕎麦屋さんと関東と比べてグッと店舗数も少ないです。

店構えもシックな感じで良いですが、中に入るとショットバーのような大きなカウンターがあり低くジャズが流れていたりして、とても居心地が良い空間。
メニューを見せていただくと蕎麦とご飯のランチセットも1000円くらいとリーズナブルです。

f0043911_21525163.jpg
お蕎麦だけだとお腹空いちゃうので(笑)セットにしよう♪と思っていたら、この時期には珍しい(ハイ、今頃記事にしてますが9月初旬の話です…(^^ゞ)新蕎麦があるというのですよ~。
新蕎麦と言えば一般的に食べられるのは晩秋くらいからかと思いますが、春に種を蒔いて夏に収穫する「春蕎麦」と言うものがあり、それがちょうど今ここで食べられると言うのです。
春に蒔く春蕎麦は遅霜の可能性もあり、霜が降りてしまうとせっかく芽吹いた蕎麦の芽が駄目になってしまったりするので栽培はなかなか難しく、貴重なものらしいのですよ~。
やはり暖かい関西ならではだなぁ~と思っていたら、何と茨城で育ったお蕎麦でした!
森ファームと言うところの「常陸春蕎麦」。
夏の奈良で新蕎麦の香りが楽しめるなんてちょっと贅沢~♪
ハローワークに来た甲斐がありました。(爆)

f0043911_21531241.jpg
お蕎麦が出てくる前に頂いた蕎麦粉のおせんべい。
思ったほど香りはないけどとても香ばしい!
ちょっと固めなので年寄りには辛いかもしれないなぁ…。
こういったちょこっとしたものをお茶と一緒に出してくれると、特にひとりご飯の場合はゆったり感を味わえて嬉しいわ~。(*^_^*)

f0043911_21533146.jpg
そしてランチのお蕎麦セット。
サラダ付きです。(サラダに入っているそばがきの薄切りみたいなのがおいしかった~!)
お蕎麦は確か暖かいのとざるが選べるようになっていたと思います。

f0043911_21534548.jpg
お蕎麦ツヤツヤ~♪
細切りの十割蕎麦ですがそんなにブツブツ感はないです。
久々の蕎麦の香り~♪
セットのそぼろご飯もボリューム共々満足、満足♪
蕎麦つゆは出汁のかつおがしっかり効いてて関西にしては多分濃い目で、おいしかったです。
蕎麦湯を頂いて最後の一滴までしっかり飲み干しました!
あ~おいしかった!
あっそうそう、春蕎麦はランチの値段に300円ほどプラスでしたよ~。

お腹もいっぱいになったところで、ちゃっちゃか済ませたい今回の目的のハローワークへ。
これが意外と長引き、終わってみたら早めの夕方と言ったところ。
ってことは近場をチョロッと散策だなぁ~と、平城京跡方面へ歩いてみることにしました。

大きく奈良の街を見て、東の端が東大寺、西の端が西大寺、そしてその真ん中辺りに平城京跡ー奈良の都であったところがあります。
平城京があった跡である平城京跡は「へいじょうきゅうせき」と読みます。
「平城京」を昔は音読みで「ならのみやこ」と読んでいたりもしていたようですが、「なら」と言うのは平らな土地と言う意味。
平城遷都前の藤原京、そして飛鳥京も山間部でしたので土地が狭く、奈良盆地の真ん中の平坦な土地の都へ移ってきたぞ~と言う意味も込められていたのではないかと言う説もあるそうです。

f0043911_21541498.jpg
えぇ、ここに都があった頃から早1300年ほど経った今も、この辺りはただただ、だだっ広いところです。
道の両脇はひたすら田畑、そしてちょこっと家。
写真の左奥に見えるのは遷都1300年祭に向けて復元している第一次大極殿で、そのずっと手前から平城京跡なんですが、はっきり言ってどこからが田んぼでどこからが京の跡なのか区切りははっきりしてません…。(^^ゞ
何も知らなければただの田舎ののんびりとした道としか思えないですよね~。

平城京跡は甲子園球場が30個も入るほど広いのですが、その東寄りにある遺構展示館の辺りの駐車場より入ってみました。
ここも「なんとな~く入り口?」って感じの曖昧さ。(^^ゞ

f0043911_21544859.jpg
入ってすぐのところには「造酒司」の井戸がありました。
奈良は清酒発祥の地なのだけれど、多分まだこの頃はお酒はどぶろくだったでしょうね~。
この日はとっても天気が良かったので夕方だと言うのにまだまだ暑く、屋根のついているここで一休み。

f0043911_21551675.jpg
さて、ここからどんな風に歩いてみようかと考えますが、パンフレットも持ってないのよね~。(果たしてそんなのがあるのかもわからず…)
出来れば東院庭園のほうへ行ってみたいのだけれど。
とりあえず大きな道に沿って朱雀門方面に歩いてみることにしました。
案内板はあるものの大体の方向が分かるだけで、確実にそこに行くにはちょっと難しい…。

f0043911_21553926.jpg
日向をずんずん歩いていくと、建部門らしき辺りに出ました。
後から調べて見ると、壁の内側に東院庭園はあったようなのですが、入り口がよくわからなかった~。
それかもしかすると入館時間を過ぎていたかもしれません。(平城京跡の各施設や朱雀門の開いている時間は16:30まで)
でもまぁこの雰囲気を見ているだけでもとても気持ちがいいです。
奈良の街中の地下道の壁に平城京はこんなところだったみたいな絵が描かれているのだけれど、この広い広い平城京跡に立っているとあの昔の京の絵とオーバーラップしてきます。

f0043911_21561761.jpg
しかし…、そんな古を感じながら辺りを見回してみると、この建部門のすぐ前は田畑。
しかも何の囲いも隔てるものもなく、当たり前のように個人のものと思われる田んぼと畑があるんです。(笑)
これがまた奈良らしい。
ゆるゆるです。(爆)
この田んぼや畑の持ち主の方は、こういった景色を見ながら耕せるなんていいですよね~。
いっそ平城京米とか京里芋とか名前つけて売り出せばいいのに…。(^^ゞ

f0043911_21563688.jpg
そしてもう一つ面白いのは、この平城京跡のど真ん中を近鉄電車が走っているのですよ~。
それもここを走っているのは近鉄奈良線なので結構頻繁に電車が通る!
いくつかある踏み切りも頻繁にカンカン鳴ってます!(笑)
新大宮と大和西大寺の駅の間を電車で通ると、もちろんこの平城京跡が電車の窓から見えるのだけれど、これがまたのんびりとしていてとても素敵な風景なんですよ。
な~んかね、京の跡なんてもっと重々しい感じがしてもいいと思うのだけれど、ならの京の跡はゆるゆるで庶民的で、それがすごーくいいと思います♪

f0043911_2157869.jpg
ここまで来たらせっかくだから朱雀門まで行ってみました。
前回、夜に来たときは朱雀大路から閉じている門を眺めたけれど、今回は中から朱雀門を見上げてみました。
夜もいいけど昼間もいいね~。
ここにたどり着くまではほとんど人がおらず、いたとしてもお散歩している人や自転車に乗った近所の人が走っているくらいでしたが、ここに来たらやっと観光客らしき方々がいらっしゃいました。(笑)
警備員さんのような方もいて、パンフレットも下さったわ~。
出来れば最初に欲しかったけど…。^_^;

f0043911_21581995.jpg
そんな朱雀門の扉をくぐってみると…。

f0043911_21585569.jpg
あーあの夜、興奮して門まで走った、無駄なほどに広い朱雀大路が昼間の顔を見せています。
幅74メートルもあるこの大路は、ここが京だった頃はメインの通りで、この朱雀門を毎朝抜けてお役人さんたちは京へ通勤していた模様。
ここ平城京跡にはボランティアのガイドの方が常駐しているらしく、外国人の方も興味深そうに説明を聞いています。
頂いたパンフレットによると、資料館や遺構展示館、東院庭園、朱雀門ほかで解説をしてくれるとのこと。
案内解説が必要な方はお気軽に声をかけてくださいって書いてあるけど、どこで誰に声をかけたら言いのかが書いてないよぉ~。
多分その辺りにいる人に声をかけたら説明してくれるのかもしれません。(笑)
田んぼや畑もほぼ同じ敷地内にあるけれど、朱雀大路の右側も某メーカーの工場が何事もないように建っており何事もないように稼動しています。

f0043911_21593482.jpg
門のところはちょっと高くなっているので見晴らしも抜群♪
空を見上げるのも気持ちいい♪
古の京の気分にしばし浸れます。

f0043911_21595582.jpg
さて、ここから近鉄の駅まで歩かねば…。
大和西大寺の駅まで行きたかったので、警備員の方に行き方を聞くと、30分以上歩くよ~とのこと。
奈良の人の○○分かかると言うのは大抵それ以内の時間で着くことが多いし、この中を歩いていけるのだったら気持ちがいいし問題なしです!!

f0043911_2201779.jpg
朱雀門をはじめ何かの施設の周りは比較的案内板も道も整っていますが、ちょっと外れてあまり何もない辺りはホントにただの原っぱです。
ところどころにこんな看板も立ってました。
犬の訓練もゴルフも禁止だそうですが、そんな看板の横で犬の散歩している人やゴルフの素振りしている人がいました。(笑)
看板を見かけると必ず横にそういう人がいるって感じだったのがおかしかった~。
でもまぁみんな分かっていて、遺跡みたいになっているところに入って荒らしたり何かを壊したすると言うことはなさそうだし、市民の憩いの場ですからね、そんなに目くじら立てることもないのでしょう。
管轄してるの国みたいだし、奈良市または県は大らかだからいいんです!!(*^_^*)

そんなこともおもしろいな~なんて思いつつてくてくと歩き、やっぱり30分もかからずに西大寺駅にたどり着きました。(爆)
短い時間だったけど昼間ののんびりとした平城京跡散策はホントに楽しかった~。
今度はお弁当でも持ってゆっくり来たいです。

f0043911_221244.jpg
そして、この平城京跡のど真ん中を堂々と走る近鉄電車。
全ての電車ではありませんが、時々こんなラッピング電車が走ってます。
窓ガラスにもちゃんとラッピングしてあるのが美しいでしょ~。

f0043911_2211878.jpg
そしてそんなラッピング電車の車内も奈良観光モード。
今はちょうど良いかと思いますが、このときはまだまだ暑い盛りだったのになぜか柿。(笑)
奈良にはホントに柿の木が多くて、今時分はどこを歩いていても車で走っていてもオレンジ色の実が鈴なりになっている様をみることが出来ます。
8月の真夏にはなぜか車内中、奈良の雪景色の写真だらけで、季節と吊り広告は全く合ってません。(爆)
でも、そこが奈良。
あんまり細かいことは気にしてないみたいです。


こちらのブログ村に参加しています。
へぇ~平城京跡ってなんだかすごーくのんびりしたところなのね~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ
by rakurakurakuko | 2009-10-28 22:11 | こんなところに行って来ました | Comments(13)

今となってはかなり昔の話で恐縮ですが、写真を撮り溜めてあったので記録しておきたくて…。^_^;

f0043911_952884.jpg
今年の6月に奈良に引越してきた我が家
引越してきて1ヶ月と少し経った7月末の日曜日。
引越して来てから奈良のお寺を初めて見たのがこの日。
ちょうど1週間前から「ライトアッププロムナード・なら」と言う、奈良市内の寺社をライトアップするイベントが行なわれていたのです。
観光客が減る夏の時期に奈良に足を運んでもらえるようにしようと言うことで始まったイベントなのだそうです。

その日、お土産を届けに来てくれたFちゃんの「奈良公園の近くのお寺はこれからいくらでも行くだろうから、ちょっと離れた薬師寺辺りを回りましょう」と言うアドバイスを受け、早速夕方から3人で出かけました。

Fちゃんの車でブーンと向かったのだけれど、思っていたよりすごーく近い!
薬師寺のある西ノ京まであまりにもあっという間に着いてしまい、ライトアップにはまだ少し時間があるので、唐招提寺の辺りを散策してみることにしました。

f0043911_9523293.jpg
唐招提寺も薬師寺と同じく世界遺産に登録されているとても大きなお寺。
あの鑑真が私寺として建て、晩年を過ごしたお寺です。
「あーやっぱり夕方なのでもう閉門されてるね~。残念!」と言うFちゃんの横で、大満足にお寺の前の道などを写真に収めている私たち夫婦。
そんな私たちがFちゃんにはとても不思議に見えるらしく、「えーっだってここ、普通の道なのに、特に写真撮るほどのところでもないよね…」と言うのですが、まだ奈良に来てから日も浅く、石畳の歩道や道を照らす灯篭のように作られている灯りだけで気分が盛り上がっている私たち。
新米奈良人にとってはどこもかしこも見るもの全てが古都の香りプンプンだったんです。(笑)

ずいぶん暗くなってきたので、そろそろ薬師寺のライトアップを見るために移動します。
薬師寺の三重塔などのライトアップは少し離れた大池と言う池から見るのが良いのだそうで、早速そちらに移動したのですが、びっくりしたことに人がひとりもいません!
今でこそ奈良の人口密度に慣れてきたので「まぁそんなもんだろうな~」と思いますが、この時には「せっかくイベントが行なわれているのになぜ人がいないの???」とすごくびっくりしたんですよね~。(実はこの後、ここは年がら年中ライトアップされていることを知りました…^_^;)

f0043911_9534182.jpg
そんな大池から見た薬師寺
左から金堂、西塔、東塔。
実はもっと大きく見えるのかな~と思ってましたが、大池から見える薬師寺は結構小さく、コンパクトデジカメで写真を撮るには結構キツイです…。(汗)
めいっぱいズームを効かせてもこれが限界!
一番右端の東塔は修理のためもう足場も組まれているとかいないとか。
このときはその前に見ておこう♪って思ってたんだけど忘れてた~。^_^;
写真を撮るにはきつかったけど、肉眼では充分大きく見えますので、たったの3人で世界遺産独り占めの夜。

そろそろお腹も空いてきたので何か食べて帰ろうね~とまたまた車で移動中、「止、止めてくれ~~~」と叫んだ私!
だって突然これが見えてきたんです!!

f0043911_955026.jpg
朱雀門です。
これが車の通りも激しい幹線道路を走っていたら何の前触れもなく唐突に現れたのですよ~~~。
あまりにも周りのビルやガンガンと走る車の量などとミスマッチで、そんな周りとのアンマッチ具合にも負けずに堂々と建っているんですよね~。
慌てて車を降りて門の真正面まで行くと、何と門までの距離は果てしなく遠く、その間に無駄なほどに広がる空間!
そしてここにも人っ子ひとりおらず…。(笑)
とりあえずこの朱雀門の近くまで行けるようだったので、近づいてみました。

f0043911_9552460.jpg
ひゃーすごい!
迫力です!!!
夫も同じような行動をしていて2人で「すごいね~迫力だね~」と言っていたら、いきなり降ろせ~と行って降りて行ったかと思うとあっという間に朱雀門目指して駆け出した迷惑千番な夫婦を追いかけてきたFちゃん。
「うーん…、でもこれって最近復元されたものだから…。別に天平の時代からここに建ってるものじゃないんだよ…。」って言うけど、わかっちゃいるけど見慣れてない人にとってはこの大きさ、この美しさ、この迫力は感動モノですよ~。
「しかし、この奥はどうなってるの?」と言うと、平城京跡だからただの原っぱなんですって~~~。
「ただの原っぱって言ったって遺跡とかあるよね」と聞くと、「まぁ都の跡だから勿論あるけど、そういうところには多分入れないようになってると思うし、奈良の人にとってここは普通にキャッチボールしたり、お弁当持ってきてのんびりする場所かなぁ…」だって。
まぁなんとゆるい…。(笑)

f0043911_9565876.jpg
じゃあそんなゆるい奈良で初記念撮影!
この後、昼間にも何度か平城京跡を訪ねてますが、実は私、ここが奈良で一番好きな景色です♪

その後、新大宮駅周辺に移動し、こちらの記事でも紹介しました「一条」にて、初奈良観光お疲れ様会♪

f0043911_9585335.jpg
お刺身~!
奈良って海なし県なのに結構新鮮な魚を手軽な値段で食べられるんだね~。

f0043911_959512.jpg
出汁巻き卵。
やっぱり関西!甘くない玉子焼き!!
お酒にはやっぱりこれだよねぇ~。

f0043911_959176.jpg
串カツ!

f0043911_95931100.jpg
パリパリ野菜サラダ!

どれもこれもおいしくて、私たちはこの後電車で帰るのでビールをぐびぐび。
ドライバーだったFちゃん、重ね重ね好き勝手でごめんなさい…。

おいしいもの食べたり飲んだりしながら奈良について語っていたんですが、この主要な寺社をライトアップするということに関しては賛否両論のよう。
ライトアップするためには電力や設備などお金がかかるけど、ただこれを見るだけで観光客が帰ってしまうのでは奈良には全くお金が落ちることがないから。
確かにライトアップされている夜間は寺社は閉門されているので拝観料を得られることもなく、また特に今回見た奈良公園から離れた地域だと車で回ることも多く、そうすると近くで食事でも…とかお酒でも…とかそういうことってあまりないらしい。
地元は潤わないんですよね~。
外から来た私たちにとってはすごく素敵なイベントだなぁと思うのに、そもそも人が全くいないし…。
この日、この時間に関して言えば本当に電力の無駄と言われてしまっても仕方がないくらい。
でももう少し何とかすれば凄く良いものになると思うんですよね~。
朱雀門の前の広場のようなところなんてすごく広いし気持ちがいいし、ライトアップに合わせて短い時間でもいいからコンサートのようなものをやってみるとか、それに合わせて利き酒会みたいなのを開催してみるとか。
あの朱雀門を前にそのようなものが開かれたら私だったら絶対に行くのに~♪
来年の遷都1300年祭になればそうしたイベントは多分たくさん開かれるのではないかなと思うけど、せっかくこれだけ素敵なものがあるのだから、その期間中だけではなく終わってからもがんばって欲しいわ~と思う私なのでした。

何はともあれ、関西に転勤ってことになって住いを奈良にして良かった~!と心から思ったこの日。
Fちゃん、これからも何かと御世話になると思いますが、引き続きよろしくお願いします。(*^_^*)

それから夏の間、ホントに人がいなかった奈良ですが、先々週から興福寺のお堂で見る阿修羅像が始まり、先週からは正倉院展が始まり、日曜日に奈良の街に行ったらありえないほど人があふれてました…。
阿修羅様も正倉院展もすごい行列…。
そうなると「あぁ…あの奈良らしい人口密度よ、COME BACK~~~!」と思うワガママな私なんですけどね。
秋本番の奈良は只今すごいことになっております!



こちらのブログ村に参加しています。
ずいぶん古い夏の記事だけどさ~、奈良ってのんびりしてていい所なのねってわかったよ~って方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ
by rakurakurakuko | 2009-10-27 10:26 | こんなところに行って来ました | Comments(2)

一つ前の記事の丹後半島、イカを求めての旅
アオリイカは残念ながらがっぽがっぽとは釣れませんでしたが、鯵はいっぱい釣れました♪

f0043911_1632074.jpg
釣れた分をフィノ家と半分分けして持ち帰ったのがこちらです。
帰ってきた当日は疲れて処理できなかったので、こちらは翌日処理し写真も撮りました。
それでも売っている鯵よりすごーく新鮮で、何よりびっくりしたのは「鯵ってこんなに尾鰭や体にあるラインが黄色いんだ~ってこと。
みんな目力ありすぎだよ~ってくらいに輝いているし!(笑)

f0043911_163559.jpg
鯵はよく南蛮漬け用として売っている豆鯵よりもさらに小型のものが多かったです。
一番大きなの(前の記事の一番最後の写真で釣ってるやつ)と一番小さなのを比べると大きさがこんなに違う~。(笑)
全部で50尾ほどいました♪

これだけ小さいと捌いても無駄な部分ばかり出てしまうので、やはりこれは丸ごと揚げて食べよう♪と、せっせ、せっせとお腹を開いて内臓とエラを取り出しきれいにしました。

きれいにした鯵に少々塩胡椒して、強力粉を軽くはたいてから揚げ油へ。
我が家の揚げものは油使い捨てのため、極少量を鍋に入れ(大体2~3cmくらい)、低めの温度でじっくりと揚げます。

f0043911_1643295.jpg
そして出来上がったのがこちら。
マメマメ鯵の唐揚げ。
これでもかってほどマメマメ鯵がてんこ盛り。
ちょっと写真だとわかりにくいけど、揚げるとさらにヒレの黄色が粉の下からも鮮やかに浮かび上がってきてとってもきれいなんです。
食べれば皮はパリパリで程好く効いた塩胡椒がたまらんよ~。
勿論ガブッと頭も骨もそのままいただけます♪
ビール呑みすぎ注意報~。^_^;

f0043911_165318.jpg
全部こればかりでは飽きちゃうなと思い、半分は揚げてからソースをかけていただきました。
マメマメ鯵のフリット フェンネルと蜂蜜ソースがけ。
蜂蜜とフェンネル酢を1:1くらいで混ぜ合わせたものをフリットの上からかけ、さらにフェンネルの葉を細かく切ったものをふりました。
カリッとしたフリットに甘酸っぱいソースとフェンネルの香りがたまらんのですよ~。
ワインの買い置きがなかったのでビールで通してしまいましたが、ワインと一緒に食べたらこれまたおいしかっただろうな~。

f0043911_1661932.jpg
この鯵のフリットの蜂蜜ソース、鯵釣り以前にも一度買ってきた豆鯵で作ってからのお気に入り♪
こちらのソースはちょっと甘辛。
蜂蜜とハラペーニョのピクルスのみじん切りとピクルス液少々と酢を混ぜ合わせて作っています。
最後にタイムをぱらっとのっけて♪
本で見たこのフリットのソースは蜂蜜と粒マスタードとイタリアンパセリを混ぜるというものだったのですが、蜂蜜と酸っぱいものを合わせたらいいんじゃないかな~と思います。
このときの鯵は釣ってきた鯵よりは大きなものだったので、下ごしらえではゼイゴも取り、二度揚げしてあるのでこちらも頭からバリバリいけます!

豆鯵ってこの時期結構お安く出回っているし、小さいから捌くのも楽だし、こうして食べれば内臓以外ゴミも出ないので、いいですよね~。
酒の肴にもちょっとコジャレた一皿にも、そして多分これだったらパリパリ食べられて子供も好きなんじゃないかな~。

そしてそして…。
イカは釣れなかったんですが…。

イカ釣りに行くちょうど数日前に、すっごくおいしそうなスルメイカ(多分…)を見かけ買ってきたので、そちらのイカで久々のイカ飯を作りました。
なぜだか知りませんが、少し前から夫が「イカ飯、イカ飯、イカ飯食べたい~~~」とうるさかったのです。(笑)

f0043911_1665633.jpg
今回はちょっと変り種で洋風イカ飯♪
材料は、スルメイカ(大きめ)2ハイ、お米0.5合、もち米0.5合、ニンジン、紫唐辛子(大和野菜の一つで紫色をしたとても甘い唐辛子)、フェンネル、ニンニク、醤油、日本酒、バルサミコ酢。
米ともち米をあわせて研いで、熱湯を米がかぶるくらいに注いで冷めるまでそのままに。
その間にイカのお腹の部分を出してきれいにし胴に用事でプツプツと穴を開け、フェンネルの葉をみじん切りに。
お米のお湯が冷めたら米の水を切り、ニンニク1片のみじん切りとフェンネルの葉のみじん切り、醤油、日本酒を大さじ1ずつかけて下味をつけ、それをきれいにしたイカの胴に詰めて最後に開いた部分を楊枝で止めます。
イカが入る大きさの鍋に水3カップと日本酒1/4カップ、醤油1/4カップ、バルサミコ酢少々を入れ煮立たせ、そこにイカを入れて回りに野菜も入れて上からフェンネルの葉っぱをかぶせてから落し蓋をして弱火でじっくり40分くらい煮込めば出来上がり。
お米の詰め込みすぎさえ気をつければ(イカが破れる!経験済み!爆)、後は失敗なく出来ますよ~。

f0043911_1672326.jpg
もち米入りなので、イカの風味が沁みたご飯がもちもち♪
もう少しお米に混ぜるフェンネルの量が多くてもよかったなぁ。
これだけで夫はとろけそうになっていたのですが…。

f0043911_167436.jpg
その上にイカの肝焼きをのっけて食べたら、これがもう至福の味!!
もちもちにトロトロでたまりませーーーん!!

f0043911_168266.jpg
買ってきたイカは肝もとっても新鮮で立派だったので、少々塩してからアルミホイルで包み、オーブントースターに入れて蒸し焼きにし、バジルの葉をのっけました。
もーどうして肝とか卵とかってこんなにおいしいのでしょうね♪

f0043911_1682195.jpg
そして翌日は、残った煮汁を使って簡単リゾット。
タマネギのみじん切りを加えて、最後にフェンネルをぱらぱらと。
残りものなのにおいしいというこういう料理が私は好き~♪

もしかしたら記事を見てくださった方の中には、「今回はやたらとフェンネルが登場しているな~」と思った目ざとい方がいらっしゃるかもしれませんが、実はまた格安フェンネルを見つけたんですよ~。
いつもの近○百貨店にてまたまた198円で売ってたフェンネル。
数回続けて見かけたので、フェンネルって秋にも収穫できるものなんでしょーか。

f0043911_22334397.jpg
で、以前とてもご立派なフェンネルを買ったときに作ってみたフェンネルのパルマ風
今回は小振りの株でしたが、リベンジで作ってみました♪
これは大成功~!
丸ごと30分茹でてから半分に切って塩胡椒を振り、パルミジャーノ・レッジャーノをのせてオーブンで焼いたもの。
今回はトロトロに柔らかく出来て、フェンネルも甘くてすっごくおいしい!!
やはり前回の株は育ちすぎだったみたい。
また見かけたら絶対に買わなきゃ!!


こちらのブログ村に参加しています。
マメマメ鯵、可愛いよ~、おいしそうだよ~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2009-10-23 16:12 | お魚のお料理アイディア | Comments(27)

f0043911_1655672.jpg
今月の第二週、体育の日を含む三連休のことです。
こちらに越してくる前から何かと御世話になっているフィノさんから「イカ釣り行きませんか~」とのお誘いを受けました♪
私はイカ大好きのイカラー♪
なのに捕れたての透明なイカを見たことがない!!
これは行くっきゃないでしょう!!!

連休一日目の夜にフィノさんのお宅に伺い、そこから旅がはじまります♪
「土曜の夜に京都を出てイカを釣りに行く」
フィノさんちにたどりつくまで、のんびりわが夫婦が知っている情報と言うのはただそれだけ。(笑)
でもこれで充分だよね~。(*^_^*)

この日はフィノさんはお子さんの運動会、旦那様は稲刈りのお手伝いと昼間もパワー全開で動いていらしたにも関わらず、夜出発で出かけるのは丹後半島!
京都市内からでも3時間くらいかかるそうです。
我が夫婦にとってはこちらに来てから初の日本海~~~♪
時間節約のため、途中の高速のパーキングで持ってきたおにぎりなどのお弁当を食べたのだけれど、ちょっと山の方へ上ったところは既に秋と言うより晩秋の趣で、夜だからかすごーく寒い…。
「寒くない格好を持ってきてね」と言われてましたが、ここでいきなりフリース着用。(笑)

途中「天の橋立」などを通り、観光客気分で盛り上がり(えぇ、「天の橋立」とかかれている標識やリゾートマンションを見ただけですが…笑)、たどり着いたのは伊根町
そこの漁港に車を入れると、アオリイカ目当てなのでしょうかね~、結構たくさんの釣り客がライトを点けたりテントを張ったりして釣りしてました~♪
もうここで釣りマスターのフィノさんの旦那様はやる気満々ですが、突然にわか釣り人の我が夫は「今日は眠いので寝ます…ZZZ」となり、近くの車を止められるところまで案内してもらい、早くも我が家は戦線離脱。^_^;
途中フィノさんから「イカ1杯釣れた~♪」と写メがあり、それがものすごく早い時間だったので「これは夜と言うのはそんなに釣れるものなのだなぁ」と思いつつ、ビール飲んで持ってきた寝袋に包まってぐっすり寝ました♪(爆)

f0043911_1658723.jpg
朝になり、フィノさんご夫婦におはよう~!と起こされ(私たちは先に寝たのにねぇ~汗)、前夜の成果を尋ねてみたところ、あの一杯だけで終わってしまったのだと。
旦那様が前日同じ辺りに行っていた釣り友達にお聞きしたところ、台風の影響で海況が優れず、イカがさっぱり釣れなかったとか。
とりあえず場所を変えましょうということになり、急いでカセットコンロで温めた鍋焼きうどんを食べてから出発!

たどり着いたのは、伊根の町。

f0043911_16583278.jpg
フィノさんの旦那様に釣竿を作ってもらい、早速釣竿を垂れる我が夫ミッキーとフィノさん。
えっ?私はどうしたかって??
実は、フィノさん夫婦がトイレに行くと車で行っている間にやり方を教わってチョロッと釣竿垂れてみたんですが、なんとあっという間に糸と言うかルアーが海藻に引っかかり取れなくなっちゃったんですっ!
しかもその海藻がもやもやしてる岩場って滅茶苦茶真下だし…。(ぶいーんと釣り糸投げたつもりがメチャ近くに垂れました…汗)
その後、戻ってきたフィノさんの旦那様に取っていただきましたが(ほんと迷惑な話ですみません…^_^;)、とりあえずカメラマンに転向してみました。(爆)

f0043911_16585996.jpg
フィノさんの旦那様はちょっと離れたこんな岩場にてチャレンジ中♪
やっぱり様になってますね~。

さて、みんながなかなかイカ釣ってくれないので(笑)、カメラマン楽子は伊根の町の散策に出ることにしました♪

f0043911_16591610.jpg
伊根の住宅が並ぶ道を歩いてみると…。
やっぱり海が近~い!
家々の間から、光る朝の海が見えます♪

f0043911_16593412.jpg
そのまま家の間を歩き裏手に出てみると、海はほら、すぐそこ♪
それにしても、これってあまりに家と海が接近しすぎだと思いませんか?

f0043911_16595147.jpg
それもそのはず、ここ伊根町は、舟屋で有名な重要伝統的建造物群保存地区
伊根湾の周りをぐるっと取り囲む舟屋は約230件。
舟屋とは、家の海に面した方の一階が舟置き場になっていて、そのまま舟が海に出られるようになっている家の作りなんです。

f0043911_1713051.jpg
こちらのアップの写真だとよく見えるかな。
家の道側の方から海側に向けて一階の床が斜めになってて、そこに舟が泊まっています。
よく一階の一部が車庫になっている家があるけれど、その舟バージョンです♪
ここは日本海。
波の荒い日本海でそんなところに舟を留めてて大丈夫なのかと思われるでしょうけれど、ここは若狭湾の中で、それまた亀島(半島)や青島に囲まれた伊根湾にあるため、奇跡とも言えるほど海が波静かで穏やかなのです。
だから舟をこんな風に留めておいても大丈夫なんですね~。
舟屋と言う建物があることも知りませんでしたが、まるで海に浮かんでいるかのように続いている様が朝の光を浴びてとっても美しく幻想的。

道の方からも散策してみると、その舟屋の魅力は海側だけではないんです。

f0043911_1721072.jpg
時代を越えてすくっと建っている美しい蔵。

f0043911_172209.jpg
軒先にはこんな和布で作られた飾り。

f0043911_1723564.jpg
民宿の壁にある丸い可愛い窓は、船室に利用されている窓。

f0043911_1724728.jpg
蔵の高いところにはめ込まれた格子の窓と家紋。
屋根の上のとても立派な飾りと瓦にも家紋、そして屋根の下になる部分や2階窓の下には繊細な格子細工。

f0043911_1732238.jpg
歩いているのが本当に楽しく、また何を見ても全てがフォトジェニック。
ここは昔のNHKのドラマ(朝ドラ?)の「ええにょぼ」の舞台となったところでもあるそうです。

舟屋を巡る遊覧船も出ていて、海から見る舟屋もそりゃー素敵だと思いますが、舟屋の続く道も時間の流れがゆっくりと感じられて散策にはぴったり♪
漁業の町と言うと活気はあるけれどどちらかと言えばザワザワとして雑然としたイメージを持っていた私ですが、ここ伊根の町は今まで見てきた漁業の町とは全く違います。
こんなに美しい町は初めて!
とても気に入ってしまい、ちょっとのつもりがずいぶんと長く散策してました。

舟屋でほんわかした気分になった私が戻ってみると、早、釣り道具撤収中!
ここは釣れないようなので場所を移動しようと言うことです。

その前に「見せとくところがあるのよ~」と言うことで、伊根の漁港から山方面に上ったところにある「道の駅 舟屋の里公園」へ。
「道の駅」と聞くと地元特産物や食べ物のことで頭がいっぱいになっちゃう私です。^_^;
がここのメインは…。

f0043911_1751952.jpg
これ!!!
伊根一望の景色です♪
湾に沿ってびっしりと並ぶ舟屋は遠くから眺めるとまるで精巧に出来たパズル一片一片のよう♪
湾の入り口にどーんと構えるこの青島が、波を弱め伊根の舟屋と舟を守っているのですね~。

f0043911_176777.jpg
地図でみるとこんな感じ。
ねっこの湾になっている地形と島に守られているのが分かるでしょ~。
これがここから一望できちゃうのだから、確かにここは絶対に寄るべきポイントですね♪

f0043911_1761952.jpg
とーっても気持ちがいいです♪

さて、ここからまた丹後半島を北に上るような感じにドライブ。
これから先はあまり食べるところもなくなるからと、途中のちょっとひなびたドライブインにて昼食~♪

f0043911_1763275.jpg
私はウニ丼、夫はなんだか忘れちゃったけど何かのフライ定食♪
確かこのウニ丼は1000円くらいだったのだと思うけど、ボリュームたっぷりだしとってもおいしかったー!
以前、前述の道の駅のレストランで食べたよりこちらのほうがおいしい♪とはフィノさんご夫婦の談。

f0043911_1765077.jpg
お腹満たされたことですし、いよいよ本格的にイカ釣りですかね~。
まるでハイキングか登山中のような後姿と景色ですが、私たちイカ釣りに行きます!!
えぇ、多分間違いないです!!

f0043911_177842.jpg
とてもじゃないけど海にたどり着きそうもない遊歩道を歩き、出た先はこんな海。
フィノさんの旦那様の釣り仲間から教えてもらったというお初ポイント♪

f0043911_1771911.jpg
どーーーーん!!!
これぞ、日本海!!!
演歌の海だーーーーー!!!!
でもちょっと沖縄の海にも似ている…。(笑)
そんな海に立ち向かう海の男はフィノさんの旦那様。

f0043911_1773965.jpg
天気良くなってきて海が気持ちいなーとのんびり座るのは我が夫…。(笑)

実はイカと言うのはこれほどに波が立ってしまうような場所には現れないことが多いのだそうで(確かにダイビング中にイカを見るのは穏やかな時なんだよな~)、ここでも坊主…。
昨晩から今までの収穫は、イカ1杯。

やはりこれは海況が悪すぎるとイカ狙いから小魚狙いに予定変更♪

少し戻って本庄魚港にて釣糸垂らすことにしました。
近くのお店で海老アミの塊りを購入し、それを仕掛けに入れて小物狙いです。

f0043911_1783665.jpg
やったー!!!
ちっこいけど鯵が釣れたーーーー!!

f0043911_1785998.jpg
じゃーん!!!
イカだーーーーー!!
あぁ…さすがフィノさんの旦那様、負けました…。(って最初から勝負になってないから~~~爆)
ここでイカって言うのは相当珍しいらしく、周りの釣り人たちが「どこで釣れたの?ここで?」といっぱい見にきました!

この後も小さいながら結構鯵が釣れていたのですけれど、夕方近くなりパタっと釣れなくなり、糸を垂らせば垂らすほどアミだけがさらわれていき赤字路線に…。
そこで、フィノさんが魚捌きセットを車から持ってきて、これからここでイカを捌いてくれることになりました♪
うーん、楽しみ、楽しみ~~~!
この旅のクライマックスかしらん♪(もうたくさん釣れることあっさり諦めてる…笑)

f0043911_1792927.jpg
これはさっき釣れたばかりのアオリイカ。
もう何て透明できれいなの~~~♡
キッチンバサミで開くと見えたお腹もぴっかぴかに光っちゃってて美しいのなんのって!!!
一度でいいから透明なイカ食べたかったの~~~♪

f0043911_1710114.jpg
夕日を受けて光輝きながらあっちが透けて見えるエンペラ。
後光さしてますっ。(*^_^*)

f0043911_17104422.jpg
イカを前に写真撮影のためにお預けを食いながらもニマニマが止まらないわが夫。
食べれば勿論何もかもがほにゃら~っととろけていくよ…。(笑)

f0043911_17105559.jpg
だってこんなんだもん♪
透明ピカピカ!!
イカの本体の身は勿論、私はゲソの部分のおいしさにびっくりたまげた~~~!!
ゲソだけ食べたいほどにすごーくおいしいのよ~~。
ホントにびっくり、ゲソに開眼!
実は前日夜のイカとこの釣れたてイカ、両方ともうちの夫婦で食べちゃったのです…。
フィノさんちはいつも食べてるからいいよ~って言ってくれて、「えーっでもそれじゃあ申し訳ない…」と言いつつ(第一うちらは一杯も釣ってないし…汗)、こんなの目にしたら誘惑にも勝てず、あっという間に食べちゃったの…。
ホントにホントにすみません…&ありがとう!!!!

イカ食べてとろけてたら、なんと漁港に鯵が戻ってきた模様♪
ちょっと場所を横に移動して釣り糸垂らしたら、面白いほど釣れて来ました♪
バンバン、バンバン!!

f0043911_17112670.jpg
それでもチビ鯵(お店で売っている南蛮漬け用の大きさの鯵よりもさらに小さい!)がほとんどだったけど、やりました~♪
南蛮漬け用鯵のビック版、釣り上げました~♪
二尾同時に釣り上げた上の方がビック鯵。
下のチビ鯵と比べるとその大きさがわかるでしょ~。

あー楽しかったー!
この後釣れたチビ鯵を分けてお土産に頂き、丹後半島イカ釣りの旅終了♪
もう暗くなった丹後半島をかっ飛ばし(いや…実はうちはとろとろ走りなので途中でついて行けずにお別れしました~爆)、家路に着きました♪
フィノさん、旦那様、ホントにホントにありがとうございました。
楽しい2日間でした。
何にもしなくて着いてくだけで役に立たずにすみません~!
どうぞまた懲りずに誘ってくださいませ。(*^_^*)

フィノさんのイカ釣り記事はこちらです♪

そしてたくさんの鯵の行方はいかに…。
長くなったので続きはまた別記事にて♪


こちらのブログ村に参加しています。
きゃーーーーっイカが透明!!今すぐにでも食べたい!!!って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ
by rakurakurakuko | 2009-10-21 17:17 | 小さな旅 | Comments(16)

ご近所の酒蔵 菊司醸造

うちから車でちょっと走ったところに、酒蔵があります。
今まで近所に酒蔵があるところになんて住んだことがなかったので、「ご近所の酒蔵」ってフレーズにちょっと酔いしれてます。(笑)

f0043911_0235865.jpg
こちらがご近所の酒蔵「菊司醸造」。
近鉄線の小さな駅の小さな踏切を渡った所にある小さな酒蔵。
創業1705年と言いますから、300年以上も続いている酒蔵です。

どんな事から話が進んだのかは忘れてしまいましたが、県こそは違いますが割りとご近所に住んでいらっしゃるとおぼしきトムソウヤさんが「ここの奈良漬はおいしいよ~」と教えてくれたのです。
菊司醸造さんに行かれた時に写真まで撮ってきてくださり、ブログの記事にアップされ、しかもそのブログの記事のタイトルは「楽子さんへ」。
ひゃーっいきなりタイトルに宛名を入れていただいたのは初めてです!(笑)

f0043911_028287.jpg
そちら方面には買い物に行く機会が多く、なんだかんだとちょくちょく通っています。

あまり知られていませんが、実は奈良って清酒発祥の地なんですよ~。
酒処として奈良県を思い浮かべる方って滅多にいないと思いますが、こちらを見ていただくと分かるように酒蔵もとても多いのです。
昔から奈良はお米が全国平均よりもたくさん収穫できるところであったことも影響しているのではないかと思いますが、平城宮跡からもいろいろな種類のお酒の木簡が出土しています。
現在飲まれているような清酒が造られるようになったのはそのもう少し後の、酒造りが朝廷主導から寺院主導に移った頃なのだそうですが、そんな「僧坊酒」の中でも奈良市にある正歴寺のものは長きに渡り有名だったのだそうですよ~。
奈良は鹿と大仏だけではないんですっ!!(笑)

f0043911_028511.jpg
ちょっと話しはずれましたが、お店の中はこんな感じ。
若女将さんがと~っても感じの良い方で、そんなに日本酒に詳しくない私にもいろいろと教えて下さいました。
少し前までは先代と今の杜氏でお酒を造られていたのだそうですが、数年前に先代が亡くなられてからは若女将さんの旦那様が杜氏となられおひとりで酒造りをされているのだそうです。

f0043911_0295738.jpg
なんだか大した本数買うわけでもないのにあれやこれやと話していたら(汗)、せっかくだからどうぞお庭も見て行ってください♪と言われ、見せていただいちゃいました。
すごい…お庭に石碑がある!
母屋もとても趣がありますよね~。

お酒は奈良県産の山田錦と言う酒造好適米と、生駒山系のやや硬質な天然水である井戸水をろ過せずに使用。
小仕込を生かし、上槽は全て昔ながらの「木槽」搾り。
また55%精米以上の酒は袋吊り斗瓶取り。

f0043911_0314020.jpg
こちらは日本酒らしい香りを感じられる「くらがり越え」の可愛い瓶。
この近くには芭蕉も通ったという「暗峠(くらがりとうげ)」と言う生駒山地における難所があり、そこから名付けられたお酒の名前です。

f0043911_0321871.jpg
こちらは吟醸酒「酒屋藤兵衛」。
すっきりとしたとても飲みやすい日本酒です。
気に入ってます♪

今まであまり日本酒って飲まなかったのだけれど、今は割りとすっきりとしたお酒が多いと言うこともありとても飲みやすく、我が家でも和食っぽいメニューの時には日本酒も登場するようになりました。

f0043911_0325991.jpg
そしてこちらは「踏込粕」。
奈良漬用の酒粕です。
最初に訪ねたときからこの「踏込粕」の普通の酒粕とは違う色合いと柔らかさが気になっており、お聞きしたところ漬物用だと。

奈良漬と言うのは野菜を塩漬けしてから酒粕に漬け変えて作るのだけれど、その酒粕に漬けるのも何度も何度も漬け変えをして何年もかけてあの奈良漬特有の色合いと風味を出すのですよね。
ご存知のように酒粕と言うのは日本酒を絞った後に残るもの。
それは発酵しているので、そのまま野菜を漬けていると発酵により熱が発生し野菜が腐ってしまうのです。(常温の場合)
なので、発酵が止まるまで、半年程度かけて樽の中で寝かせた酒粕が踏込粕。
発酵が止まっているので常温保存でOKです。
香りも普通の酒粕よりもマイルド。

「今はあまり奈良漬を家で作る人も減っちゃったから買う人も少なくなったわ」とおっしゃっていました。
うふふ、でもこういうものを見ると購入せずにはいられない私。
もちろん買いましたとも♪

そんな踏込粕で漬けたものなども追々ご紹介できればな~と思ってます。


こちらのブログ村に参加しています。
へぇ~奈良が清酒発祥の地だとは初耳だったわ~って方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ
by rakurakurakuko | 2009-10-20 00:38 | こんなところに行って来ました | Comments(16)

最近、時々行く道の駅の産直野菜にハマってます♪
種類も多いしお値段も安く、無農薬のものも多いし、何よりその辺のスーパーでは売ってない野菜とめぐり合うのが楽しいのですよね~。

f0043911_148662.jpg
これは親芋。
里芋の親芋です。
里芋は通常種芋と呼ばれる親芋を畑に植えて、そこから芽が出てあの立派な茎と葉が育ちますが、土の中ではその種芋の周りに小芋がどんどん増えていくのですよね。
その元の芋が親芋。(だと思います…^_^;)
大きくて食べ応えありそうでしょ~♪

f0043911_148261.jpg
こちらの芋だとどの部分かがよくわかりやすいかな。
天辺に茎の名残があるでしょ。
この部分から上が関西ではメジャーな野菜、ずいきです。(この記事にずいきの写真載せてます♪)

親芋は道の駅以外でも野菜の品揃えの良いスーパーなどでは売ってますが、まぁいつもあると言うわけではないし、何より道の駅のこの親芋はこの大きさで50円~60円くらいですからお得です♪
農家さんによって、または地域によっては、この親芋は固くておいしくないから捨ててしまうということが多いのだそうですけれど(なんとなく関東ではあまり見かけることがないように思うのですけどいかがでしょう?)、これ、おいしいですよ~。
ねぇ~ぴかまま♪(ぴかままのこちらの記事でおいしいって聞いて買ってみました!)

f0043911_1513065.jpg
親芋の塩煮 柚子胡椒添え。

親芋は普通の里芋よりヌルヌルが少なめなので、処理も楽チン♪
皮を剥いて適当な大きさに切った親芋をボールにいれ、そこに塩少々を加えてぐわんぐわん混ぜるようにしてアク抜きして、水で流して処理終わり!
昆布でとった出し汁にこの親芋を入れ、塩少々を加えて落し蓋をし、弱火~中火で芋が柔らかくなるまで煮て出来上がり!
少々薄めの塩味にしてあるので、頂くときにお好きなだけ柚子胡椒をつけて食べます。

煮ると白からグレーに色が変わるのが面白い!
普通の里芋より繊維質が多いけど、ゴリゴリしているわけではなく、ねっとりとほっこりの間のような味わいです。
親芋はとっても大きいので、この写真の量を1人分として4人分くらいできちゃいました!
コスパ最高~♪
旨さも最高~♪♪

親芋のおいしさに目覚めていたところ、かずさんのところではこんなおしゃれな料理に親芋!!
親芋って煮ることしか考えてなかったけど、焼いてもいいのね~。
作り方を聞いたところ、茹でてマッシュした親芋を薄くまとめて表面に粉をはたいて焼いているのだそうです。

f0043911_15416100.jpg
と言うわけで私が作った焼き親芋。
ちょっと時間がなかったので(専業主婦なのになぜ~~~爆)、手抜きのマッシュ省略版ですが…。(汗)

皮を剥いた親芋をラップに包んで電子レンジでチンして蒸し、薄めに切り分け表面に塩胡椒し薄く粉をはたいてからオリーブオイルをたっぷりひいたフライパンでカリッと焼くだけ!
表面はカリッ、中はむちっとしててこれがホントにおいしいのですよ~。

f0043911_15445100.jpg
一緒に添えてあるのは空芯菜のソテー。
空芯菜は葉っぱの付け根のところで茎を切るようにして(こちらの記事参照)、フライパンに入れたオリーブオイルとニンニクを弱火で熱して香りを出してから空芯菜を炒め、味付けは三升漬け少々とタイのシーズニングソースで♪
野菜だらけの一皿です!

この後、残りの親芋をマッシュにしてイカげそと一緒にお焼き風にしてみたのですが、お味はとってもおいしかったものの大きく作りすぎて、ひっくり返すときにぐちゃぐちゃに形が崩れてしまったため写真はありません…。^_^;

この親芋、一つ買ってくると二人家族にはかなりのボリュームなのでまだまだ親芋料理続きます!
あっそうそう、最近、里芋の保存法で検索されてこのブログにたどり着いてくださる方が多いようなのですが、里芋って冷凍出来るんですよ~。
そんな里芋ゴロゴロの記事はこちら

f0043911_1584842.jpg
こちらはチキンと親芋のオーブン焼き。

かずさんのところでイタリアンに親芋を使われているのを見て、ふと「てだこ亭」で食べたチキンのオーブン焼きを思い出した私。
季節の野菜と一緒に焼かれている、このてだこ亭のチキンが大好きなのだけれど、この時に食べたのはチキンにターンム(田芋)が添えられていたんですよ~。
このターンムがパリパリで香ばしくとってもおいしかったの♪
ターンムは親芋の周りにたくさんの子芋がつくことから、子孫繁栄を願いおめでたい席で食べられる食べ物。
ってことは、親芋も同じようなものよね~。

こちらに使った親芋も一度蒸してから大きめに切り分け、それにちょっと塩胡椒して同じく塩胡椒したチキンと一緒にオーブンに突っ込んで焼くだけ♪
焼き皿のサイズがちょっと小さかったため、親芋の上にチキンがのっかる形になり、親芋のパリパリ感はちょっとてだこ亭のターンムのようには出なかったけれど、チキンの旨みが親芋に沁み込んでこれもとってもおいしかった~!

f0043911_205386.jpg
↑の写真だと「どこに親芋いるの~?」と思うでしょうけれど、ここにいるんです!(笑)
チキンと親芋の上にのってるぐるぐるしてるのは、ささげ。
これも道の駅で買ってくる野菜です。
チキンを焼いているオーブンに途中で加えてます。
すぐに火が通るし柔らかくてとってもおいしいささげ。

f0043911_21936.jpg
ささげってこんなのです~!
長いでしょ~。(*^_^*)
タイなどでもよく食べられている野菜で、ずーっと前の代々木公園で行なわれたタイフェスティバルで買ったことがありました
それ以来あまり見かけることがなかったのだけれど、こちらに来てちょくちょく買えるようになりました♪

f0043911_222541.jpg
いんげんの長いもののように見えるけど、もっと柔らかくて火も通りやすく甘みもありとてもおいしい野菜です。

f0043911_223910.jpg
こちらはささげとベーコンのトマト煮。
ベーコンはduckbillさんから頂いた自家製の香りの良いベーコンを使っています。

ささげは食べやすい長さにブツブツと切り、タマネギは粗みじん切り、ベーコンはコロコロと小さめの棒状に切り、たっぷりのオリーブオイルにニンニクのみじん切りを加えて弱火で香りを出し、そこに材料を入れて炒め、油がしっかり回ったところで火を弱めて少々塩を加えてから蓋をして蒸し煮にします。

f0043911_233886.jpg
途中で愛用のこちらの小分けになっているトマトペーストを一袋加えて混ぜ合わせ、さらに蒸し煮。
オイル煮の要領でささげがクタクタになるまで煮れば出来上がり。

甘いささげにベーコンの塩気と香りが沁み込んで、すごーくおいしいです。
今回はトマトペーストを入れたけど、塩胡椒だけで作ってもこれはおいしいと思うわ~。

f0043911_235772.jpg
こちらは赤ピーマンとささげと豚挽き肉の炒め物。
豚挽き肉は塩胡椒して水を少々加えて混ぜ合わせておき(水をあわせておくと炒めたときにくっつかずにパラパラとなります)、赤ピーマンとささげは食べやすい大きさに切ります。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかけて香りを出し、香りが出たところで強火にして挽肉をパラパラになるまで炒め、赤ピーマンとささげを加えてさっと炒めます。
最後にこちらのチポトレでメキシカン風に味を整えて出来上がり。
ささげはすぐに火が通るのであっと言う間に出来て、チポトレのスパイスを一振りしただけなのに一気にメキシカーンになるので便利です。
ご飯にのってけて食べてもおいしいんだよね~。

とにかく甘くて柔らかくてとてもおいしいささげ。
細かく切ったのも良いのだけれど、やはりこの長さを活かした料理が楽しいよなぁ~と↑のチキン焼き以外にもそのまんまの長さのものを使ってお料理してみました。

f0043911_243657.jpg
塩豚とささげのバルサミコ風味焼き。

塩豚(こちらの記事に作り方あります)を薄めにスライスし、油をほんの少しだけひいたフライパンでじっくりと表面がパリパリになるまで焼き、最後のほうで長いままのささげも加えて一緒に焼きます。
最後にバルサミコ酢少々を垂らしてジュッと焼き付けるようにし、塩豚の上にささげをぐるっとのせるようにして器に盛り、フライパンに残ったバルサミコのソースをかければ出来上がり。

このささげのグルグルがいいんだよね~。
ただの焼き塩豚よりもちょっぴりおしゃれになるでしょ♪
こちらもささげは最後に加えてちょっぴり焼くだけでOKです。

f0043911_271357.jpg
そしてこちらは、小茄子とささげの揚げ浸し。
とっても可愛い小茄子が売っていたので思わず買っちゃったのです♪

小茄子はヘタのところにくるりんと包丁を入れて尖がっている部分を落として丸く整え、実の部分に縦に何箇所か切れ目を入れて、低めの油でじっくりと中に火が通るまで素揚げします。
ささげはそのままの長さで、最後にさっと素揚げ。
揚げた小茄子とささげの両方を熱いうちに麺つゆを伸ばして作った浸し汁に入れて常温にしばらく置いて味を馴染ませて出来上がり。

小茄子がとろり~んとしてておいしいのよ~。
ささげもほんの少し揚げただけなのにすごーく柔らかくなってて、味も沁みてておいしいし、何よりやはりこの一皿でもグルグルが良いアクセントになっているのが良いのです♪

ささげってイマイチ普通のスーパーなんかだと売ってないですよね。
柔らかくてとてもおいしいし、何よりこの長さがお料理好きな人の心をギュッとつかむと思うので、もっと出回るようになればいいのにね。
タイ料理に使ったりするので、どちらかと言えば暖かい地方の野菜なのかもしれませんね。

ここでちょっと告知です。

こちらに越してくるまでずーーーっとタイ料理を習っていた橋本先生のお料理教室が、下記の通り行なわれます。

橋本加名子アジアンテイスト料理教室
「カンタン美味しい アジアンレシピ料理教室」参加者募集

開催日時 2009年12月3日(木) AM11:00~PM14時頃予定
会場   きゅりあん 4F
     (JR/東急線 「大井町」駅前)
受講料  500円(富士食品工業様の調味料をお土産としてお渡しします)
     会場までの交通費は各自ご負担下さい。
3品実習し、デザートは橋本が用意します。
計4品試食していただきます。

応募方法 応募希望の方はメールにて下記あてにご応募下さい。(〒住所・氏名・年齢・電話番号明記)
     応募先メールアドレス asia-spoon@jcom.home.ne.jp

応募締切 人数が集まり次第締め切り、最大2009年11月19日(木)まで

当選発表 先着順にて25名様までの方にご案内を差し上げます。

*お預かりした個人情報は、料理教室に関する業務のみ利用させていただきます。


今回はシンガポール料理だそうですよ~。
タイ料理などと比べ、まだレストランも少ないシンガポール料理とは楽しみですね!


この富士食品のお料理教室は6月にも行なわれたのですが、簡単で家庭にある材料で手軽に作れるアジアン料理がとーっても好評で、また、いただけるお土産と言うのがこれまた豪華だったのですよ~。
受講料500円と言うのも、採算度外視のとんでもなくお得な料金ですよねぇ。
東京近辺にお住まいのアジアン料理好きの方、そういうお料理を自宅で作ったことないので作ってみたいわ~って方、是非ご応募下さいね。
分からないことなどあれば橋本先生の応募先メールアドレスに直接お聞きいただいてもいいし、もしよろしければこちらの記事のコメント欄に書いてくだされば、私から橋本先生に伺うことも出来ますよ。
あー奈良での生活は結構気に入っているのだけれど、こういうときだけは東京から遠くなったことが悔やまれます…。


こちらのブログ村に参加しています。
親芋もささげももっとたくさん出回って欲しいわ~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2009-10-18 02:14 | 野菜のお料理アイディア | Comments(24)

8月の末の頃から、手続きもあり時々ハローワークに通っています。
私が住む市の管轄のハローワークは奈良市の新大宮と言う近鉄奈良駅の隣の駅にあるんですが、勤めてないと意外と電車に乗る機会と言うのも減ってくるものなんですよね~。
なのでせっかく電車に乗った機会を利用して(笑)、ハローワーク帰りには近辺を散策して帰るのが楽しみの一つになっています。
って言うか、そちらのほうが優先かも~~~。(爆)

f0043911_12194320.jpg
奈良のカフェと言えばここでしょう♪の、「くるみの木」。
なんて言ってますが、実は私はどちらかと言えば夜の街を飲み歩くほうが好きで、あまりカフェのことには詳しくないのだけれど。(汗)
東京でさえもカフェと言う呼び名が定着していなかった20年以上も前からずーっと奈良のこの地にあるカフェ。
このカフェのオーナーの石村由起子さんは何冊も本を出している方で、奈良の本屋さんには大抵それらの本が並んでいます。
奈良観光と言えばやはり奈良駅周辺、奈良公園周辺が中心となるので、そこから歩いて行くにはちょっと遠いし、しかも最寄の新大宮の駅からも決して近くはないこのエリアにこれだけの人気があるお店があると言うのはすごいことだなぁと思います。

奈良のハローワークからくるみの木までは歩いて5分くらいなので、ランチはここしかないでしょう♪とワクワクして行ってみました。

f0043911_12223491.jpg
くるみの木は、何の変哲もない幹線道路沿いに唐突に現れます。(笑)
このすぐ前の一条通りでは車がガンガン通り過ぎているのですが、一歩足を踏み入れるとと言うか、ちょっと横を向くとこんな景色が広がっているんですよ~。
突然現れる癒しの空間。

f0043911_1223110.jpg
エントランスを抜けていくと、すぐ右側にはカージュ・和雑貨胡桃と言う二つの雑貨屋さんがあり(建物はつながっています)、その奥がカフェ「くるみの木」。
蔦の絡まる素敵な佇まい。

f0043911_12233075.jpg
とにかくここ、奈良においては特に驚異的な店で、とっても混むのです。
ガイドブックで見たときに「ランチは数に限りがあるので要予約」と書いてあったので、用が終わった時点でハローワークから電話をしてみたら、日替わりランチが終わってしまっても別のお食事メニューもあるけれど、今で大体1時間待ちくらいですと言われました!
どこに行っても人の少ない奈良でこれは凄いことです!!
でもまぁ暇だしいいや~と思い行ってみたら、実際に待ち時間はそれくらいあったのだけれど、カフェの奥にオーガニックコットンなどを使った衣類やバックの店があり、そことカフェの間にある陽の光が差し込む明るいスペースにはイスが並べられ、お水も自由に飲むことが出来、カフェ好きな方が好きそうな雑誌もたくさんあって読むことができ(購入もできます)、そこでゆっくりして待つことが出来るようになっていました。
時間に余裕がある時、ある人限定でしょうけれど、待つことは苦痛にならないように作られていました。
私はちょうど郵便局に行かなければならない用があったので、抜け出して新大宮の反対側にある郵便局まで行って戻ってきて、ちょっと雑誌を見ていたら名前を呼ばれたので調度良い感じでした。

f0043911_12235896.jpg
こちらが入り口近くにある雑貨屋さん。
多分ここと、奥の店を両方見て、そしてのんびり雑誌読んでれば、初めての方だったら特にあっという間に待ち時間が過ぎることでしょう♪

f0043911_12242697.jpg
事前に電話で聞いた時には、待っているお客さんの数からしてランチは終わってしまうかも…と言われていたのだけれど、聞いてみたらまだありますよと言うので、その人気だというランチを頼んでみました。
待っている間にはお水ではなく素敵なお茶碗に入れられたお茶が出てきました。

f0043911_12244556.jpg
初秋のランチ。
メインのプレートには、炒り青大豆のご飯、かき揚げ、そうめん南瓜、トマトのサラダ、白玉あんみつ。
どれも量はそんなに多くはないけれど、素朴なお味で丁寧に作られていておいしいです。
家庭でも作れそうだけれど、ちょっと品数多めにしてちょこちょこ可愛く盛られているっていうのがこういうカフェでは良いのだろうな~。

f0043911_12245942.jpg
もう一皿には豚肉の野菜巻き。
これはかなりおいしかったなぁ。
野菜の種類が沢山で、山芋がシャキシャキしてたり、多分グレーに見えるのは親芋ではないかと思うのだけれど独特の食感があり、きのこからはジューシーな旨みが出てきて、一口でいろんな食感とお味がジュワーッと広がりました♪

f0043911_1225165.jpg
お味噌汁は茗荷と焼きネギ。
ネギは小口切りにしたり細切りにして入れることが多いけど、こうして一度焼いてから入れると香ばしさもありおいしいですね!

f0043911_12253117.jpg
食後にはりんごジュース。
りんごの実の繊維が感じられるとてもおいしいジュースでした♪

f0043911_12254482.jpg
お箸袋の表側は、いただきます。
食べ終わって裏に返すと、ごちそうさま。
とっても可愛いです♪

あまりカフェに通じてないのですごーく良いのか普通に良いと言うのかよくわからない私ですが、なかなかリラックスできる空間だと言うことは確かです~。
有名なお店にありがちなスタッフの方の横柄な対応と言うのもないし(まぁそんなのがあったら何十年も持たないと思いますが…)、なかなか好感度の高いカフェでした。
ただ、やはり平日で待ち時間が1時間ほどでしたからね~。
もっと空いてたらちょくちょく行きたいけど…。
のんびりとした気分の時に行かれることをお薦めします♪

f0043911_12263251.jpg
まだまだ時間はあるので(笑)、この近くのお寺を訪ねてみることにしました。
平城京跡から東へ、東大寺転害門まで延びるこの道は佐保路と呼ばれており、小さいながらもなかなか趣のある古寺が点在している地域なんです♪
とは言え、幹線道路は車が普通に通行していて、普通の鉄道の普通の踏み切りがあり、一歩小道に入ると田んぼがあり畑があり、住宅がありと言う、ちょっとした田舎でのんびりした感じが味わえる普通のところなんですけどね。
そんな田んぼの間を歩いていると、「歴史之道」とある石碑にこれから行きたいと思っている「不退寺」の文字が刻まれていました。

f0043911_12273254.jpg
「くるみの木」から歩いて5分ほどでしょうか、「不退寺」が見えてきました。
外から見た感じ、私たちがお盆などにお墓参りに行く普通のお寺さんのような佇まい。
ですが、ここは、平城天皇の御所であったところを孫の在原業平が寺に改めたのがはじまりと言われる、平安時代から続く古~いお寺なのです。
在原業平と言えば、伊勢物語の主人公であるとも言われる、あの当代きってのイケメンですよ~~~。
そんな業平が住んでいたこともあるというのですから、気になりますよねぇ。(笑)

門をくぐり、拝観料を払うために入って左側にある庫裏に行って声をかけると、ちょっと怖そうな住職さまが出てこられました…。
庫裏はちょっと古めの建物で風情があったので写真を撮っていいかと聞くといきなり怒られた~~~。(+_+)
撮ってはいけないそうなんですが、ただ聞いただけなのにぃ~~~。
おそるおそるいろいろ尋ねていたら、「まぁ見て行きなさい」と、庫裏の裏手のほうへ導かれ…。

f0043911_12281518.jpg
そこにあったのがこちらの石棺。
古墳時代のものといわれており、長さは271センチと大きなものです。
舟形の石棺でとても大きく、かなり地位のある人、そして体も当時としてはかなり大きな人が入っていたのではないかと言うことです。
これは幕末に近くの古墳から出土したものを不退寺に持ってきたそうです。(このあたりから平城宮跡までの一体は古墳が途切れることなくつながっている地域なのだそうです)
昔奈良の山には石がなかったので、この石を初め奈良の石造品の数々に使われている石はほとんど、大阪や和歌山などから運んできたものなのですって。
石棺の横のあたりにはたくさんの傷跡があるのですが、これは農民達がここでカマを研いだ跡だそうで、蓋もそれぞれが割って持って帰ったりしてしまったらしい…。
不謹慎と言えばそうとも言えるし、のどかだと言えばそのようにも思うのですが。

そしてまた庫裏の正面に戻り、前にある庭に咲くたくさんの花を説明してくれました。
ここは花の寺としても知られているとガイドブックにありましたからね~。

f0043911_12285950.jpg
真ん中に見える丸い実は、サネカヅラの実。
別名美男葛(ビナンカズラ)とも呼ばれているんですが、これが在原業平由来のこの不退寺にあるというのが良いではないですか~!
美男葛と呼ばれている所以なんですが、この美男葛から男性の整髪料が作られていたと言うことなんです。
「へぇ~この実を絞るか何かして整髪料になるんですか」と聞くと、「そんなことは知らんけどな、とにかくどこかを絞るとなるんやろ。」と言われた…。
意外とこの住職さま、面白いです。
ちなみに秋になるとこの実は真っ赤に色づき、木苺みたいなブツブツした実となり鳥達がこぞって実を食べにやってくるそうで、「ではこの実は甘いんですね~」と言うと、「いやー食べたことないから知らん」と言われました。(笑)

f0043911_12293149.jpg
こちらは萩。
西洋の萩だそうです。
えぇっと、↑の美男葛もこの萩の写真もえらくボケボケですが、ちょっと住職さんが恐かったので私なりに緊張してたんです。(笑)
最初は写真撮ったら駄目と怒られたけど、こういうのはいいみたいで、でもじっと見られてるので焦って撮ってたらこのあたりの写真のきなみ全部ボケてました…。^_^;

では本堂のほうも案内しようと言われ、住職さんのあとについていそいそと歩く私。
マンツーマンなので緊張します!

f0043911_12301724.jpg
こちらは本堂に行くまでの通り道にあった沢山の蓮。
バケツって言うのがなんだか飾りっ気なくてなんともねぇ~。
まるで普通の家のお庭みたい。(笑)

そして本堂を開けていただき、今までとは違う流れるような口調でいろいろと説明していただきました。
本堂の中で一番目立つのはやはり木造聖観世音菩薩立像。
ここの菩薩さまはなんと顔の両側にリボンをつけておられるのですよ~。
顔の横に長くリボンが垂れているこの姿はなかなか他にはないのでは!
木で作られた菩薩さまの周りはところどころ白くなっており、他の木造の仏像でもそのような姿がよく見られますが、これは牡蠣の殻を細かく砕いたものが塗られているのだそうです。
そんな菩薩さまの横には業平のお父様であり平城天皇の皇子でもある阿保親王の坐像が並んでいます。
本堂の天井に近い壁には、吹寄菱欄間、業平が好んだことから業平格子とも呼ばれるひし形の斜めの格子が組み込まれいます。
これはお皿などの絵柄としても好まれているもので、業平にちなんだ絵が描かれたお皿なども本堂には収められているのですが、確かにそれにもこの柄が描かれていました。

最初はちょっと緊張してましたが、なかなかこんな風にマンツーマンで説明を聞くなんて機会はないので、こんなに詳しく聞けるのか~と満足がいくまでいろいろ話を聞いて楽しめました。
いや~話せば話すほどこの住職さまはお味のある方です。
最初はお寺の説明を聞いていたのですけど、だんだん慣れてきたらお寺を維持することの大変さなどに話は移り、住宅地の中にあるお寺の悩みや仏像の盗難など物騒な世の中になってきたと言う話をお聞きし、長居させていただきました。
私も「これこれ然々、奈良に越してきて、ハローワークに行った途中で寄ったんですけど奈良は仕事ないですね~!」なんて話して(笑)、最後には「よい仕事見つかるといいな。またついでに寄りなさい。」と言っていただきました。^_^;

後はどうぞ自由に庭もゆっくり見て帰りなさいと言われたので、お言葉に甘えて緊張感からも解き放たれゆっくりとお庭を散策させていただきました!

f0043911_12313369.jpg
バケツ蓮とは別なところで立派に咲いていた蓮。
この日はものすごく天気が良い日でもあったので、たくさんの夏の光を受けて自らが発光しているかのごとく、神々しくボーっとそこだけが光り輝いていたんです!

f0043911_12314552.jpg
蓮の実が生る部分もしっかり見えます!

庭のところどころには、石碑が立っており、古の歌が刻まれています。

f0043911_12322220.jpg
こちらは在原業平が歌った百人一首に収められている

f0043911_1232377.jpg
こちらは伊勢物語の一文。
在原業平がお月見をされたときに詠まれた晩年の歌だそうです。

f0043911_12325344.jpg
庭にある池にはこんな橋が架かっており、その周りにもたくさんの花や木がいっぱい。
住職さん曰く、「このような小さな寺ではお金もないし何でも自分でやらなければいけないから、住職の仕事の半分以上は庭師のようなものだよ」とおっしゃっていましたが、本当にそれだけ手間暇かけて保たれているのでしょう。

f0043911_12331570.jpg
思いがけず長居してしまった不退寺の南大門を出ると、門の辺りは青々とした紅葉の葉が涼しい日陰を作り出していました。
秋になると赤く色づいた紅葉がとてもきれいだそうです。


こちらのブログ村に参加しています。
ハローワークの用事よりも絶対にこちらの方がメインだったわねって思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ
by rakurakurakuko | 2009-10-15 12:43 | こんなところに行って来ました | Comments(10)

関西お魚事情♪

お魚って、実は小さな時は大っ嫌いで、せいぜい白身魚の切り身くらいしか食べられなかった私。
大人になって多少食べられるようになってきたけれど、それでも今のようによく食べるようになったのは自分で料理をするようになってからです。
あはは~いい年してって言われそうだけど結婚当初は魚触るのもイヤで(ダイビングもしてるくせに…笑 しかも晩婚でかなりいい年だったくせに…激爆)、秋刀魚もパックに入っていれば買えるけど、バケツやトロ箱などにドーンと入っているのはトングで取るのが出来なくて買えずにいたりしたへなちょこ主婦でした…。^_^;
でも自分で調理できるようになり食べなれてくると、魚って旬があるからおもしろいんですよね~。
奈良に引っ越してきてからは、関東では見かけなかった魚が結構並んでいたりしているので、食材の買い物好きな私の心はギュギュギュッと鷲摑みされ、魚食べる率はうなぎのぼりとなっています♪

f0043911_11225447.jpg
こちらの魚は「うおぜ」。
8月くらいからでしょーか、店頭で見かけるようになったのだけれど、うおぜって聞いたことないけどこれって姿形からして干物でお馴染みのエボダイでは?
早速ネットで調べてみると…。
日本での地方名はエボダイ(東京)、アゴナシ(銚子)、ボウゼ、ウオゼ、ウボゼ(関西・四国)、アマギ、シズ(愛媛)、バカ(高知)、クラゲウオ(兵庫・広島)、ナッカン、シュス(下関)、モチウオ、モチノウオ(九州各地)、ギチ(熊本)、コタ(鹿児島)など数多い。
Wikipedia イボダイの項より

あのエボダイのことを関西ではウオゼと言うのですね~。
それにしても高知ではバカと呼ばれているとはなんとも可愛そう…。(笑)

f0043911_1123202.jpg
バカって呼ぶなーーーーー!
と多分叫びたいのであろうウオゼ。
丸い目が可愛いです♪
焼いても煮付けてもおいしいのだそうですが、どうして関東近辺では干物でしか見かけないのでしょうね~。
エボダイの干物はとっても柔らかくて白身の具合が上品で、干物の中でも一番好きと言ってもいいくらい!
でも他の干物と比べてサイズ的には小さいのにお値段高いでしょ。
ってことは関東近海では収穫量があまりないってことなのかな。

f0043911_1123584.jpg
そんなウオゼを煮付けにしてみました♪
最近、魚の煮付けのおいしい作り方を知ってから、煮付け率が上がってます!

ウオゼは内臓を取ってから身の部分の両側に十字に切れ目を入れておきます。
そのウオゼを鍋に入れ、そこにウオゼが半分くらい漬かる量の日本酒を投入。
安くても良いので調理用ではなく普通の飲酒用の日本酒がいいですよ~。(調理酒だと塩分などが入っているので)
落し蓋をして強火にかけ8割方くらい火を通すつもりで煮て、その後大さじ1くらいの砂糖を入れ、ちょっと置いてから薄口醤油を大さじ1入れて再度落し蓋をして煮ます。(強火のまま)
煮汁が少し少なくなってきたところで多分味が薄めだったら醤油を追加し、落し蓋を外して煮汁をかけながら炊き、仕上げに醤油漬け保存しておいた山椒の実を加えてひと煮立ちさせて出来上がり!
これは、東京の日本料理店「かんだ」のご主人神田裕行さんが書かれていたのですが、魚はもたもた煮ていると臭みが出てきてしまうので強火で一気に炊き上げるのがポイントで(これで大体15分くらい)、炊くときも日本酒だけで炊くのです。
日本酒は水より沸点が低く、どんなに強火にしても65℃なので魚の身が固くならないんですって。
本当にこの方法だとどんな魚でもふっくらと炊き上がります。

f0043911_1126528.jpg
魚によってお醤油は薄口でも濃口でも。
散策中に見つけた奈良の街中の向出醤油醸造所の薄口醤油が私の最近のヒットで、これで煮物を作ると何でもほーんとにおいしいのです♪
最後に入れる山椒の実はお好みで。
うちは夫が山椒の実嫌いなので、夫の分を器によそってから私の分のみ山椒の実を加えてます。

夫にウオゼの説明をして「塩焼きだと干物の味と同じ味だよな~ってすぐに想像ついちゃうと思うので煮付けにしてみたよ~」と言ったら、「煮付けも想像どうりの味♪」って言われてしまったけれど…。(笑)
干物でもふっくらとしたあの身が、煮付けにすると更にふっくらと上品でおいしいです!

f0043911_1128665.jpg
そしてこのカマは何のカマでしょうか♪

f0043911_11281919.jpg
正解は、ヨコワ。
クロマグロ(黒鮪)の幼魚で、地方名としてヨコ、ヨコワ(近畿・四国)、メジ(中部・関東)、ヨコカワ、ヒッサゲなどがあるそうです。
関東ではメジマグロなんて呼んでますよね~。
私、どんな魚でもこのカマの部分が好きなんです~♪
黒マグロと言えば黒いダイヤと呼ばれるほど今や高級品化しているけど、カマだったらお財布にも優しいので気軽に食べられますよね。
こっちに来てから、近くのデパートの魚売り場でカマとか頭とかアラがいつも豊富に安く売っているのがとっても嬉しい♪
これも近海産でカマが二つ入ってこのお値段なので、カマ好きにとってはホクホクです~♪
マグロの成魚のカマだとすごく大きくて半分に割ってもらわないとグリルにも鍋にも入らなかったりするけれど、このヨコワのサイズだと扱いやすくて便利です。

これも煮付けようかと思ったけれど、他のメニューとのバランスもあり焼いて食べることにしました。

f0043911_1132861.jpg
身の部分に塩して少々置き、温めた魚焼きグリルに突っ込んで弱めの火加減でじっくり両面焼きます。
カマを焼くときは、特に大きな魚のカマの場合は中まで火が通るのに時間がかかるので、グリルの火は弱めにしておかないと中まで火が通る前に表面が焦げます。^_^;
頂くときに酢橘をキューッと搾っていただけば、香りよくさっぱりといただけます♪
あーホントに手間もかからずおいしいよ~♪

f0043911_1132449.jpg
そしてこちらの卵。
これは何の卵だと思いますか~?

f0043911_1133338.jpg
正解は鱧の卵、はも子。
ラップを剥がしてクンクンすると、この卵まで鱧の香りがプンプン♪
あーすごくおいしそう~♪
関西ってこんなのも売ってるんですね~。
鱧はこちらに引越してきて以来、どのスーパーでもデパートでもいつも売っている魚の一つですが、はも子を見かける割合はそんなに多くはありません。
これも近所のデパートで買ったもの。
はも子はここで数回見かけ、一回だけ鱧の肝が売っているのを見かけたのですが買いそびれてしまい、その後見かけなくなってしまいました。

卵と言えばカラスミ~なんて思っちゃうけど、これはかなり柔らかそうだし何しろ夏だったのでそれはちょっと無理そう…。^_^;
なのでオーソドックスに煮付けにします。

f0043911_11342066.jpg
ふんわりふわふわの鱧子の煮付け。
鱧の子はバラバラになりやすいので、最後に卵とじにするんです。
だし汁を沸騰させて鱧の卵を入れ、塩と醤油と日本酒で薄味に味を整えてさっと煮て、茗荷の千切りと溶き卵を少々加えて卵とじに。
鶏卵の量はあんまり多いと鱧子がよく見えなくなっちゃうので(笑)、量を調整してうっすらととじるようなイメージで作りました。

あー予想通りの思わず顔がニンマリしてしまうお味です♪
卵はふっくらと柔らかく、見かけもそうですが鯛の卵とちょっぴり似てます。
でもこちらは当然ですがあの鱧好きにはたまらない鱧の香りがプンプンで、思わずもっと食べたいな~と思うほど旨いです~!
あー関西に引越して来たからこそのこのお味、幸せ~♡

f0043911_1134469.jpg
そんな鱧子の親、鱧。(笑)
6月の梅雨の頃から秋までずっと売っている食材です。
とりあえず10月の初めの時点ではまだ店頭にありますが、秋のどのくらいの時期まで売っているのかしらね。
お値段的には梅雨>盛夏>秋と言うように徐々に下がってきていて、鱧は梅雨の水を飲んで旨くなるとも言われているので夏以降の方がおいしいのではないかな。
鼻息荒く、「鱧だーーーー!」と何度も食べているんですが、なんだか鼻息荒すぎたり、お客さんが来ているときに作ったりして焦って上手く写真が撮れないことが多く…。(汗)
写真イマイチですが、いくつか調理例のご紹介♪

f0043911_11351373.jpg
うちの定番は、とにかく簡単にできる鱧の落とし。
上の写真を見てもらえば分かるとおり、こちらでは鱧は捌いて骨切りした状態で売っているので、それを一口大になるように切り分けて、鍋に沸かしたお湯の中に入れて数十秒さっと茹で、それを氷水に入れて〆れば出来上がり。
梅肉を日本酒とお醤油少々で伸ばしたのをつけて食べるとこれがもう最高なのです♪
こちらで売っている鱧には頭と中骨がついていることが多いので、それを少々焼き付けてこの茹で汁に入れてダシを取り、その出し汁でお澄ましを作るとこれがもう笑っちゃう旨さ!
捨てるところのないエラーイ鱧♪

f0043911_11353581.jpg
こちらは鱧の土瓶蒸しならぬ土鍋蒸し。(爆)
先月東京から友人が遊びに来たときの鱧三昧お料理のうちの一つで、ホントはちゃんと土瓶でやりたかったのだけれど慌てて前日に買いに行くも近所で土瓶が見つからず…。
仕方がないので見た目より量でどどーんと味わっていただこう♪と小さな土鍋で作りました。^_^;
同じく鱧の頭と骨を使ってダシをとり、そこに平茸と椎茸を入れてさっと煮て薄口醤油と日本酒を加えて味を整え、そこに鱧の身を加えてちょっぴり蒸します。
最後に三つ葉を入れて出来上がり!
ちょっときのこを入れすぎてきのこの香りがかなり強くなっちゃったけど(何でも安い関西でもさすがに国産松茸は高価で手が出ず代りに入れた椎茸と平茸なのに香り良すぎました…汗)、見た目はともかくこれはホントにおいしいです!!
勿論頂くときには酢橘をキュッとね!!
秋の味覚やね~。

f0043911_1136731.jpg
こちらは鱧の天ぷら。
かなり食べ切ってしまったところの写真なのはご愛嬌。^_^;
鱧売り場に「唐揚げにしてもおいしい」って書いてあって一度唐揚げでも食べてみたのですが、唐揚げだと衣が薄いのであまり鱧々しい香りが感じられず…。
でも天ぷらだと衣でしっかり鱧の旨みと香りをブロックできるので、これはとってもおいしいです。
あまり新鮮でない鱧だと逆に生臭さが際立って天ぷらにするとおいしくないみたいですが、新鮮な鱧だとホントにおいしい。

f0043911_11362819.jpg
ちなみに鱧の天ぷらの横にあるのは花つるむらさきの天ぷら。
つるむらさきの花、こんなに可愛いんですよ~。

つるむらさきはどこでも手に入る食材ですが、つるむらさきの花と言うのはちょっと珍しいでしょ。
ずっと前に銀座の和食屋さんでこのつるむらさきの花が出てきたことがあり、初めて見た私はあまりの可愛い姿と、花もあのつるむらさきのちょっと土臭い香りと粘りがあることにびっくりしたのでした。
それ以来、食べたことも売っているのを見たこともありませんでしたが、こちらに来たら近くのデパートの穂紫蘇などの添え物コーナー(?)でいつも売っているんです。
久々の再会がこれまた嬉しい♪
天ぷらにしても、さっと茹でて煮物や揚げ物、その他おつまみに添えるとちょっと華やかな一皿になって素敵です。

同じ日本なのに、と言うか同じ日本だけに尚更、関東と関西ではこんなに違う食材が、そして違う名前のものが流通しているって言うことに驚かされたこの数ヶ月。
見たことないものを見ると、食べたことないものを見ると買わずにはいられない性分の私にはかなり危険な奈良暮らし。(笑)
まぁ食費がドドドーンと上がらない程度にこれからもジャンジャンいろんなものを食べていきたいでーす!


こちらのブログ村に参加しています。
ちょっと~♪関西ってずいぶんおいしいものが多くて楽しそうじゃない~って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)

にほんブログ村 料理ブログへ
by rakurakurakuko | 2009-10-13 11:45 | お魚のお料理アイディア | Comments(19)

2009年9月に読んだ本

あぁ…、どうしてこんなに早く毎日が過ぎてしまうのでしょう…。
なーんにもしてないのにもう10月、こちらへ引越してきてから早3ヶ月半ほど経ってしまいました。
ボーっとしてても毎日は普通に過ぎていくのだなぁと実感してます。^_^;
そんな中、一応ボチボチと本は読んでいたのでその記録です♪


f0043911_17194879.jpg
「千の輝く太陽」 カレード・ホッセイニ


「君のためなら千回でも」に続いて読んでみた、カレード・ホッセイニ。
こちらも舞台はアフガニスタン。
ハラミー(不義の子)として生まれたマリアムとカブールの比較的文化的な家庭で育ったライラと言う二人の女性の物語。

アフガニスタンは、その国と国民すべてが激動の歴史に翻弄されていると思うけど、更に女性にとってはなんと厳しい国なのか…。
主人公マリアムに訪れる悲劇の数々は、もうこれらのうちどれかひとつが降りかかったとしても、日本でのうのうと生きている私など一発で死にたくなってしまうはず…。
ライラはライラでこれまた不遇な目にあっていくのだけれど、マリアムとライラが出逢った当初は2人の置かれる状況が同じ女性にもかかわらずあまりに違いすぎて悲しくなる。
最初は反目しあっているマリアムとライラが心を通わせるようになったことが何よりも救い。

アフガニスタンでは今尚このような状態が続いているのだろうか。
他国からの侵略やタリバンによる支配など政情不安定であるという不幸だけではなく、一夫多妻制や成人女性が夫である男性と一緒でなければ外出や旅行を出来ないという不幸。
そういったことを私たちはとても不幸なことだと思っているけれど、実際生まれたときからそのような決まりになっているその国の女性達はどのように思っているのだろうと考えたこともあったけれど、やはりそれは我慢以外の何ものでもないのですね。
ここに描かれているような夫による暴力などもたくさんの家庭でよくあることなのか、それともこの2人の女性の夫ラシードが特別に暴力的であるのか…。
そんな中でも力強く生き抜こうとするここに登場する二人のような女性がたくさんいるのだろうか。

そんな信じられないくらいに悲しくて苦しいことが続く中、最後には明るい光が見えてくるのが救い。
たくさんの女性の苦しみと我慢の積み重ねが、次の世代の女性へ光を授けていくのでしょう。
この著者はアフガニスタンで生まれアメリカに亡命し医師として働いている男性ですが、ここまで女性の声と心を描いたというところに、祖国がもっと良くなって欲しいと言う願いがあるように思えます。


f0043911_1720650.jpg
「The TEAM」 井上夢人


ニセ霊導師、能代あや子と彼女の百発百中の「霊視」を支える仲間たちの話。
「招霊(おがたま)」「金縛(かなしばり)」「目隠鬼(めかくしおに)」等、ちょっとおどろおどろしいタイトルが付いた8つの短編から成り立っているのだけれど、実は全然霊なんて絡んでおらず、これが皆気分爽快なストーリー!

ニセ霊導師はニセだけあって全く霊能力などないのに霊視は百発百中。
時には刑事事件までをも解決してしまう。
なぜならばそれを支える仲間たちによって綿密に事前調査がなされているからであり、まぁそれはカンペキなやらせなのである。
しかもそのやり方と言ったら犯罪にもなるほどのものだし…。(笑)
あーでも面白い!
この綿密な調査の過程と言うのが読めば読むほど面白いのですよ~。
この過程がホントに良く出来ていて、特にハッカーもどきにPCを駆使して調査するところなどはいかにも井上夢人と言った感じ。

やってることはハチャメチャなのになぜか憎めないこのチーム。
引き際ももうホントにお見事としか言い様がなく、こんな幸せと満足感を与えてくれる詐欺集団がいるのなら騙されてもいいかも~♪なんて思ってしまいます。
井上夢人をまだ読んだことがない人の、最初の一冊にもお薦めです。


f0043911_17202199.jpg
「世界中が雨だったら」 市川拓司


このタイトルと雨ににじんだ虹のような表紙に惹かれて読んでみたけれど、ちょっとこれは私は好きじゃないなぁ。
「死」と「愛」がテーマになっているのはいつもの市川拓司の作品と同じだけれど、これは何しろ「狂気」の部分が強すぎて、読後感がとても悪かったです。

「琥珀の中に」「世界中が雨だったら」「循環不安」の三つの短編からなっているこの本。
「琥珀の中に」は登場人物や設定は悪くないとは思うのだけれど、何しろ死体の扱い方と言うのが尋常ではなく(まぁだからこそ物語になりそれが面白いところなのかもしれませんが)、へたするとちょっとやりすぎじゃないのと思うくらいに物事を美しく描いている今までの市川拓司の小説を知っていると、ちょっとこれは馴染めないんですよねぇ。
「世界中が雨だったら」もちょっと陰湿な感じが私にとってはNGで、しかもタイトルがキレイ過ぎて、この内容だったらもう少し違うタイトルに変えて欲しいな~って感じ。
「循環不安」はまぁ主人公が大人なので狂気な感じはちょっと和らぐけれど、でも想像するだけで気分が悪い…。

新しいチャレンジとして描かれたのかもしれないけれど、だったらタイトルと内容をもう少し合わせたほうが良いのではないかな~と思いました。
よくよく考えれば昨今、このような出来事があっても何の不思議もないのだし、読み物としてはそんなに悪い出来ではないのかもしれません。
ただ、合う、合わないで言うと、私には合わない本でした。


f0043911_17203679.jpg
「本泥棒」 マークス・ズーサック


こちらも以前
meloさんが良かったよ~と紹介されていたので読んだ本。
プロローグのところで、実は「ちょっと私には合わないかも…」と不安になったのだけれど(イマイチ意味がわからなかった…汗)、その後読み進んでいくと読みやすくなってきてホッとしたのでした。

ナチス政権下のドイツで、最初は字が読めなかった少女リーゼルが、養父となるハンスと一緒に本を読むことにより字を読めるようになっていき、そして本泥棒をせずにはいられないほどに言葉と言うものが持っている魔力にはまっていく。
言葉によって人を、世界を支配しようとするヒットラーとは対照的に、言葉によって人の心を揺り動かすようになるリーゼル。
そんなリーゼルを、リーゼルと家族に匿われていたユダヤ人青年は「言葉を揺する人(ワードシェイカー)」と名付ける。

それぞれの登場人物も、ナチス政権下のドイツのこともよくわかり、とても感動を持って読めるのだけれど、如何せんどうも私はこの死神が語るという趣向に馴染めなかったような…。
児童文学として書かれたものであるということもあり、このような描き方をされたのかもしれないけれど、時々唐突に挿入される死神目線やその言葉に、ブツブツと流れとか気持ちをストップされてしまうような感じだったのです。
第三者目線で描かれたからこそこれだけの内容を読みやすくまとめられたということも出来るので、まぁこの辺りは好みになると思います。

後半、悲惨な出来事が続くのだけれど、最後に二つ、リーゼルにとって良いことが続いたのがこの本の良さでもありますね。


こちらのブログ村に参加しています。
本はボーっとしてても読めるからね、良い暇つぶしだわよね(爆)って思った方、
↓クリックしていただけると嬉しいです。(●^o^●)


ブログランキング・にほんブログ村へ


***********************************************

さて、秋もたけなわ!
何が嬉しいかって、そりゃー食べ物が何でもおいしいことでしょう♪

あれもこれもと並べ始めたらきりがないけど、おいし~い秋の果物の一つである梨。
なーんか今年はたくさん食べてます♪
と言うのも…。

f0043911_17212851.jpg
あっちこっちで「二十世紀」梨がたくさん売っているから~♪
「えっ何当たり前のこと言ってるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は「二十世紀」って関東では今はほとんど見かけないのですよ~。
店頭に売っている梨は、幸水、豊水ばかり。
うちは父の実家が島根県で、小さい時からこの時期になると親戚からいーーーっぱい「二十世紀」が送られてきて、梨と言うとあの色、あの味なんですよね~。
「名前からして古臭いし、新しい品種に押されて出回らなくなっちゃっているのね…」って思ってたのですけど、こちらに来たら「二十世紀」はまだまだ現役!!
関西、やるじゃん♪

今は梨に限らず何でも甘さだけを追及しているものが多いけど、和梨と言えば瑞々しさが身上と私は思っているので、この二十世紀梨がいいのよ~。
さっぱりしすぎとか味が薄いとか言われちゃうかもしれないけど、これが好き♪
二十一世紀になって久しいけれど、それでも二十世紀がいいのだー!(笑)
久々の再会にとても嬉しい秋なのでした。

P.S.
二十世紀でノスタルジーな気分になった夫は、なんと「長十郎」食べたい…と言ってます。(笑)
しかし、いくら関西でも長十郎は出回らないだろう…。
私もあのジャリジャリは好きじゃないので、特にこちらとの再会はそんなに望んでいないんですけどね~。^_^;
by rakurakurakuko | 2009-10-09 17:29 | 楽子の本棚 | Comments(18)