2017年 10月 31日
2017年10月のタイ料理教室

今回のメニューはスペシャル感満載!

ネームと言うのはタイの発酵させた腸に入れないソーセージ。
今回はそんなネームから手作りの、特別なネーム クルック。
まずはネーム作りから。
豚赤身塊肉を粗めに挽き、豚耳は茹で、それらにご飯、ニンニクのみじん切り、塩、ボンネーム(ネームソーセージの素として売っている粉)をボウルでよく混ぜ、ビニール袋に入れて空気を抜いた状態にし、2~3日発酵させます。
発酵は常温で。
タイのソーセージだというのに、ちょうどこの頃から日本は寒くなってきてしまい、橋本先生は発酵器の上の暖かいところに載せておいたそうです。
腸詰しないので、ネームを作ること自体はそんなに難しくはないですが、やっぱり上手く発酵させることが出来るかですよねー。

ドキドキするお土産つきのレッスン!
楽しい~♪
で、そんなネームを使ったネーム クルックの作り方。
ネームは崩して、赤タマネギの微塵切り、2cmの長さに切った万能ネギ、パクチーの粗微塵切り、しょうがの千切り、炒りピーナッツを全部混ぜ合わせ、レモンの搾り汁、ナムプラー、砂糖、プリッキーヌポン(粉唐辛子)を混ぜたドレッシングと和えておきます。
ご飯とバイマックルー(こぶみかんの葉)の千切り、レッドカレーペースト、溶き卵をよく混ぜて一口大に丸めてライスボールを作り、水溶き片栗粉にくぐらせてから油でカリッと揚げ、ネーム等を混ぜ合わせておいたものに崩しながら加えて混ぜ合わせます。
器に盛り付けて、周りにグリーンリーフ、ホーラパー(タイのバジル)、スペアミント、パクチーをたっぷり添えて出来上がり。
いろいろ切るものが多くて大変だっだけど、基本的にはそんなに難しくないネーム クルック。
レッドカレーペースト風味のライスボールが可愛くて、そのまま食べてしまいたくなるのだけれど、せっかく丸めたのに崩してしまうのがもったいないなーと思ったり。
大勢で作るとワイワイ楽しい♪
でも多分家でひとりでやったらライスボールを崩すときなどに哀しくなるかも…。(笑)
お味の方は、ネームの酸味とがつんと来るニンニクの香り、ライスボールのカリカリ感、炒りピーナッツのコリコリ感などが混ざり合い、とっても複雑なんだけどさっぱりとしておいしい~♪
グリーンリーフにのせていろんなハーブを更に添え巻いていただきました。
しっかりデトックスも出来そうで、おしゃべりしながら止まらなくなる感じ。
女子会などだったら絶対に受けるなー。
ホントにおいしい♪
うふふ、後はおうちに持って帰るネームを上手く発酵させられるかだな。
どきどき…。

プラーは魚、プラームックでイカ、タクライはレモングラス、トードは揚げるの意味。
イカを輪切りにし、酒、塩、シーズニングソース、レモングラスの食用しない部分を混ぜ合わせたものに浸して10分以上置き、薄力粉、片栗粉、ベーキングパウダー、溶き卵、水、レモングラスのみじん切りで衣を作り、軽く水気を切ったイカに付け、油で揚げて出来上がり。
口に入れるとふんわりとレモングラスの香りが漂うんですよー。
その香り具合が主張しすぎず、でも弱いわけではなく、ちょうど良いの。
私はイカラーなので、ものすごく気に入りましたが、これ、タイ料理NGの人でもきっと大丈夫ね。
辛くないしレモングラス以外、そんなにタイっぽい匂いもしないしね。
イカを揚げるのがちょいと怖いけど、これは是非うちでも作ってみたいそんな1品。

まこもだけは皮を剥いて長さ2cmに切り、椎茸は軸を取り4~6等分に切ります。
フライパンにサラダ油を温め、微塵切りのニンニクを炒め、香りが立ったらまこもだけ、椎茸を入れてじっくり炒め、紹興酒、茹でたたかきびを加え更に砂糖とシーユウカオ(タイのお醤油)を加えてクロスを入れて火からおろして出来上がり。
まこもだけがしゃきしゃき~♪
まこもだけ、私も一度だけ自分で買ったことがあるけど、なんだかどこまで剥いたらよいものやら…と思うんだよね。
今回よーくその辺りを聞いてきました。
まぁごみは出るけど、意外と可食部も多い!
そんなに頻繁に見かけるものでもないけど、イネ科の植物だからか秋が旬。
今度見かけたらまた買いたい!
で、この1品、お肉などは全く使っていないのですが、茹でたたかきびのもちもちっとした感じが挽肉みたいでコクもあり、とってもおいしいです。
ベジタリアン、ビーガン以外の人でも大満足できる!!
これまた女子会では受けそうなメニュー。


なんなのーこれ。
おいしいし可愛すぎる~♪

アグーとグラニュー糖を鍋に入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ、中火にかけてヘラでよく混ぜながら加熱して一煮たちさせ、レモンチェッロを加えます。
少し冷めたら型に移し、人肌にされたら種無し葡萄2種を一粒ずつ入れて、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり。
秋らしくて可愛いデザートでしょ~♪
今年は特に思いますが、葡萄の種類って増えましたよね。
以前は種無しだけでもいいわーって思ったけど、今年は皮ごと食べられる葡萄もいっぱい!
この大きなゼリーの型が可愛くて、お聞きしてみると、なんとタッパーウェアのもの。
こんな型もタッパーウエアであるんですね!

アガーで作ったゼリーはフルフルで、そのフルフル感がとっても好み♪
甘さもちょうど良く、葡萄の酸味も効いててとっても美味。
レモンチェッロ入りなので、甘さの中にもほろ苦さを感じるのも大人味で素敵♪
このガラスの器も素敵だなぁ。

Aさんからお土産で頂いた、ご存知セ・ジュールのロールケーキ!
あーネーム クルックやらなにやら、アレだけたくさん食べたというのに、またペロッと食べられる!!
別腹って怖い…


シックな中にも可愛さがある、アジアンテイスト。
今回もとっても楽しくておいしいレッスンでした。
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気になるネームソーセージの行方は…
2017年 10月 28日
2017GW 沖縄本島 2
那覇に一泊できるとあればやはりここ!

人気のお店ですからね、出発前に予約しておきました。

那覇の今!がわかるプレイスマット通信をじっくりと読みながら待っていると…。

何種類ものおいしいチーズにドライフルーツに、まぁなんと新しい!!
カカオニブがトッピングされているではありませんか。
そうかー、こうしてチーズと一緒に頂くのもおいしいのだな。
チーズはどれもおいしかったけど、富山から取り寄せたというチーズが特に良かったなぁ。
カポナータ、島豆腐とミニトマト、タコのマリネも絶品!
奥にはレバーペーストやパテ、ハムなどなどが盛りだくさん!
もうこれだけでどれだけ飲めてしまうんだ~~~!と言う感じ

えぇ、もちろんワインに突入しておりますが、何か?

香り高くて中はもっちり、外はカリッとしている理想的フォカッチャ。

なんと言うべっぴんさん♪
「今日は立派なサイズのフカヤービタローがありますよ」と聞き、「フカヤービタローとは?」とお聞きすると、「深いところにいるビタロー」だというお答え。
何なんだー美太郎(勝手に頭の中で漢字変換

結構骨が多いからね、アクアパッツァにするにはぴったりでしょう。
ダシがよーく出そうだもの。
てだこ亭のアクアパッツァは野菜たっぷりなのもおいしさの秘訣でしょう!
茄子やらトマトやらと一緒に入っていたキノコがコリコリとした食感でお味もとってもよくて、聞いてみたらアワビタケと言うキノコだそう。
初めて食べたー!
そしてとってもおいしいーーーー!!
東京近辺では見かけないなぁと言う話をすると、みどりさんは築地で見かけたことがあるのだとか。
出回ってはいるのですね。
(是非探してみたいものだと思っていたところ、夏に実家近くの道の駅で売っているのを発見!最近栽培始めたそうで嬉しい♪♪もちろんおいしかったですよー。)

シンプルなトマトソースがこれまたしみるーーーー!
ホントに幸せな夜でした

近所にあったらいいのになーと思うけど、そのために沖縄に行こう♪、てだこ亭に行こう♪と思えるのもそれはそれで楽しみが増えていいのかもしれませんね。
あーてだこ亭、また今度沖縄へ行くときまでさようなら~~~。
いっぱい食べて飲んでホテルで爆睡。
翌朝は、フライトまでは時間があるので壷屋方面をぶらぶらすることにしました。


夫と二手に別れ(眼の付け所がお互い違うので…笑)、思わずあれこれじっくり堪能!
ボタンがいちいち可愛くて、入れてあるケースごと欲しくなるくらい!!
特に洋服を作るわけでもないのに、なぜかいつもボタンに惹かれる私。
このじーさかすで買ったオリオンビールのタンブラーが我が家で大活躍中!!
ものすごく泡立ち、泡もちがよくて、すごくおいしくビールが飲めるの♪
店頭に北見のハッカ飴やハッカ油などが置いてあったので聞いてみると、なんとここの店主さんは北海道の方なのだそうです。
これから那覇散策の際には絶対ここ寄ろう♪

いやーここ、すごーーーーく変わったわー。
昔は登り窯もあったという、壷屋焼き、やちむんの原点であるここ壷屋。
以前から壷屋焼きの器などを扱う店はもちろんたくさん立ち並んでいましたが、そのバリエーションが増えたというか、特に新しいイメージのやちむんのお店がたくさん出来ていました。
もういちいち楽しすぎ!!
端から一軒一軒、お邪魔してはあれこれ欲しいものがあり、楽しいんだけどはっきり言って危険です。(笑)

ビタローならぬ、こちらはチャタロウ(笑)。
以前はそんなに若い人がたくさんいる感じではなかったけれど、今回は雨にも関わらず若者がワンサカいました。
やっぱり民藝が少しずつ復活してきているのかなー。

下の段にあるような伝統的な柄もいいけど、こうしたポップなものも何枚目かには欲しいよね。

しのぎなどの装飾はあるものの、淡色で柄のないやちむんって珍しいような。

琉球ガラスのこのソーダ感がいいんだよねー。
やちむんだけを扱うのではなく、こうしたガラス製品とか、私も購入しましたがとっても素敵なDoucattyの手ぬぐいなどを扱っているようなセレクトショップもあり、一軒一軒個性があり、はしごして歩くのがとっても楽しい♪

若い作家さんが作られているんだろうなぁ。
とっても楽しかった壷屋やちむん通り散策。
ホントはもっといろいろ行きたかったのだけれど、途中で雨がザーザー降ってきたことと、フライトの時間もありましたので、後ろ髪を引かれるように空港に向かったのでした。
まあね、あんまり長くいるとどんどん欲しいものが出てきて危険だったけどね。
これから那覇散歩の際にはこの辺りもマメに通おう♪と心に決めた今回の旅の終わりでした。
昔の話に長々とお付き合いいただきありがとうございます。
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2017年 10月 24日
2017GW 沖縄本島 1
暑い夏も終わりもうこんなに寒くなってしまったというのに~

お優しい方がいらっしゃいましたら、是非お付き合いくださいませ~

今年のGWはそこそこ休みも取れたので、伊是名島にてダイビングを楽しんだ後、沖縄本島に一泊することとしました。
伊是名島からフェリーで運天港に着き、そこからタクシーで名護のレンタカーオフィスまで行き、そこからはレンタカーで移動します。

ここは果物や野菜の品揃えがすごーく良くて、そしてお安いんだよねー。
沖縄は本州とはやはり旬も違うので、一足早く夏野菜がたくさんあるし、沖縄ならではの野菜や果物も多くて、見ているだけでも楽しいです!(えぇ、もちろん買うけどねー)

ヨモギは沖縄ではふーちばーと言ってヤギの臭み消しにヤギ汁に入れたり、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)にも入れたりと、たくさん食べられるんだよね。
左側の綺麗な色のは、ハンダマ。
金沢辺りでは金時草とも言う、ちょっとぬめりがある独特の香りの野菜。
私はこれが大好きなので、もちろんお買い上げ~♪

もちろんこちらもお買い上げ。
写真撮り忘れましたが、この時期はとにかくパイン。
あっちを向いてもこっちを向いてもパインだらけ。
いっぱい買いました!

GWがちょうどニンニクが出回る頃なんだよねー。
やはり本州より早い!
青森のニンニクなんかと比べると小粒だけれど、聞くところによると沖縄の島ニンニクはイタリアのニンニクに似ているとか。
1ネットに大量に入っているのだけれど、これがまたお安くておいしいの♪

てびちおいしいんだよねー。
これだけ食べたら翌日お肌ぷりぷり間違いなし!

大抵翌日には届くので、ホントに便利!

ナビに住所を入れたのだけれど、ここ、わかりにくかったわー。
って言うか、アグリパークの中にあるので、そこをナビに入れたほうが良かったのかも…。

見た目も可愛くて、それこそ今流行のインスタ映えする一皿。
でもね、それだけじゃないのよー。
パンもおいしいんだけど、中に挟まっているソーセージも、添えられている野菜も、どれも驚くほど美味!
自分の畑を持っていて、そこで収穫されたものも使っているそうですし、素材は極力やんばるで採れたものを使っているそうです。
新鮮採れたてで、そして器や盛り付けなどにもセンスがあり、とっても素敵。

普通のタコライスより野菜たっぷり、温泉たまご風なのものっていたりして、たまごとろ~んに弱い夫は大満足♪
こちらもねー、野菜がおいしい。
生で薄くスライスしてあるビーツが特においしくて、ただ切っただけですか?とか思わず運んできてくれた女の子に聞いてしまいました。

確か紅茶のシフォンケーキ。
エディブルフラワーも添えてあり、おいしくておしゃれ。

こちらもまた濃厚でおいしいよー。
確かデザートと飲み物まで含めて1000円ちょっとだったと思うのだけれど、おいしさ、量、美しさとどれをとってもこんな値段でいいの?と思ってしまう、ほんとに大満足なランチでした。

これまたセンスあるなーと思っていたら、この後那覇に移動してから、あちらこちらのおしゃれなお店でこのやんばるピクルス見かけました!

しかし、やはりちょっとお役所色だなーと思うのだけど、ちょっぴり中途半端なんだよね。
綺麗なんだけど、いまひとつ目的は?って感じで、少しだけ売ってるものもあり、これは売り物ではないと言われたものもあり(とても立派なバイマックルーの苗があったので買いたかったのだけど、それは飾ってあるだけらしい。しかも飾ってある雰囲気ではない…

残念だなー。

なんて美しいのでしょう~♪
でも人が全然いないの。
もったいない…。(笑)

こちらは二回目。
前回行ってとても気に入ったのでまた来てみました。
このやちむんの里は、いろんな工房がたくさん集まっていて、たくさんのやちむん(沖縄の焼き物)を見て、そして購入することも出来るのです。
そしてこのやちむんの里全体がとても綺麗に整えられており、いまどきの沖縄ではどこに行ってもいる大型観光バスでやってくる人たちも居らず、静かで良いのです。

この建物もいいんだよねー。
中にはやちむんがいっぱい♪

前回来たときは雨降りで、晴れた青空の下で、この登り窯を見たい!と今回も予定に入れましたが、またまた雨模様の曇り空。
青空に登って行くかのような窯を見られるのはいつになるのか…。

だからあっちこっち引っかかっちゃってもう大変!

夫など「ここで座って待っているから、後悔しないようにゆっくり見てきて!」と。
でも待たれてしまうとなんだか焦るんだよね…。
でもじっくり見たけどね。



この北窯はやちむん界では多分今一番注目されているであろう松田米司、共司兄弟の工房もあるんだよ。
あー残念。
また行かねば…。

女の駅ってなんなのーって思った方、おんなは恩納村のおんなです!!

サーターアンダギーとは沖縄のラードで揚げた丸いドーナッツみたいなの。
普通、シンプルなサーターアンダギーかせいぜい黒糖のくらいしかないけど、ここは種類がいっぱい!

生地がとってもサクサクなのねー。
何しろラードで揚げてるのでカロリー高めなんだけど、これだとちょっと罪悪感低めかも…。
ココナッツのサクサクと香りが生地ととても合っていて、おいしかったー!
しかし、このおんなの駅、とにかく人がいっぱいで、駐車場に入るのも大変!
那覇からこんなに離れているのに、すごいね。
さて、おんなの駅からは那覇の街の手前、那覇新都心まで一直線!
新都心のDFSでレンタカーを返し、そこからはモノレールを使って那覇の中心部まで移動しました。
さて、那覇の夜は、やっぱりあそこだよねー。
おいしいものを食べに行く!
長くなったのでそんなお話は次にね。(えっまだ続くのか…笑)
ではではまた♪
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2017年 10月 21日
ビーツのお料理

まだあんまり馴染みのある野菜ではなく、スーパーなどではあまり取り扱いがなかったりしますが、大好きな野菜のひとつ♪
何が好きかと言うと、とにかくこの手の色見の野菜が大好きなのと、土臭さがある辺りが好き!
そんなビーツをこの春から夏にかけ、いつにも増してちょいちょい食べていたような気がします。
写真は、畑でビーツを作っていらっしゃる
ポメマルさんさんがビーツ好きの私にあれこれ送ってくれたもの。
新鮮なビーツが手に入ったときには、生のビーツを使ってしか作ることの出来ないビーツチップスを作ります。

断面が綺麗な渦巻き状になっていて、まるで昔よくあったペロペロキャンディーみたいで可愛い

この薄切りビーツを素揚げすると出来るのがビーツチップス。
揚げても可愛い渦巻き模様は健在で、見ているだけで楽しいチップス。

スライサーがないのでなんだかちょいと厚めになってしまったので、結構長く揚げてます。

土臭さが好きな私はちょっと残念な気もしますが、でもこれはこれでとってもおいしいので、ビーツを買ったときにはまずはこれを作るのです。
この辺りで売っているビーツだとすでに茎と葉を取られた、まさに根っこだけの状態が多いけれど、産直や畑をやっている方から頂いた場合には、葉も付いているので、ビーツの葉も無駄なく食べます!

オリーブオイルで炒めて、塩胡椒、そしてデュカを加えて味を整えています。
ビーツの葉もビーツの香りがしてとっても美味!
それだけで炒めてもおいしいけど、デュカとか胡桃とか、少し香りと食感が独特なものと一緒に炒めると更においしくなるように思います。

ビーツはこの辺りだといつも手に入るわけではないので、ゲットしたときにはまとめて丸ごと皮ごと茹でて、冷凍保存しておきます。
そんな冷凍しておいたビーツを解凍し、ダイス状に切って、きゅうりとイタリアンパセリと混ぜ合わせてドレッシングでマリネしたビーツのサラダ。
この色合いを見ているだけで元気が出そう♪
ジャガイモとあわせてもとってもおいしくて、その場合には、両方粗めに潰すとピンク色のポテサラみたいになって可愛くておいしいです。
あとはビーツの冷たいスープも作ろうかな~なんて思っていたら、季節は変わり、あっという間に寒くなってしまいました。
なんだか今年は夏から秋を通り越し、あっという間に冬になってしまった感じですよね。

ボルシチは大好きなので、あれこれいろんなレシピで作ってみましたが、最近はシンプルに、フライパンで薄切りタマネギ、人参の千切り、ビーツの千切りの順に入れて炒め、ざく切りトマト、トマトペーストを加え塩胡椒して蓋をして蒸し焼きにしてから、茹でた牛肉(薄切り)と太目の千切りキャベツまたは白菜、拍子木切りのジャガイモとすりおろしニンニク、牛肉の茹で汁を入れて煮る方法にしています。
この方法で作るとブイヨンも入れていないのにとっても深いお味になりおいしいの♪
トッピングはサワークリームではなく水切りヨーグルト。
サワークリームはなんだか使いきれないことが多いので、いつも冷蔵庫に常備してあるヨーグルトで代用です。
夫は何も気づいていないはず…。

寒い夜にはこういうスープが温まっていいですよね。
こうした煮込みはたくさん作れば、何日も楽しめて、その日よりは次の日…と言う具合に時間が経ったほうがおいしくなるのも嬉しいです。
いつも不思議に思っていたのですが、ビーツって沖縄だと春頃によく見かけるし、そもそもロシア料理に使われるということを考えると寒い季節のものなのかとも思うし、一体いつが旬なのか!
調べてみたら、比較的収穫までの期間が短く、一年に2回収穫できるそうで、春蒔きで秋に収穫、秋蒔きで冬に収穫が出来るそうです。
まだ冷凍庫に確か丸ごとビーツがひとつ残っているはずなので、この寒さですから、また近いうちにボルシチ作りますかね♪
楽しみです。
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2017年 10月 17日
2017年9月に読んだ本
あとは老眼?
そんなぼちぼち状態で、9月は2冊。

続けて読んだ原田マハさん。
前作の「風のマジム」とはまったく違う印象を受けました。
今回の「楽園のカンヴァス」は、アンリー・ルソーの「夢」および「夢を見た」を巡るミステリー。
バーゼルのルソー収集家の下に呼ばれたNYのティム・ブラウンと倉敷の早川織江。
ルソーの絵画を巡り火花を散らす展開も良いし、ラストのほっとする落としどころも良く、また、その後の展開も読んでいてわくわくする、そんなとても良い一冊でした。
絵画にはまったく詳しくありませんが、それでも織江とティムが読む物語に出てくるピカソなどの話を、更に本の中にて楽しく読むことが出来、そうするといろいろ見てみたいな~なんて思ったり。
いろいろなことを経て、織江が倉敷の大原美術館で監視員をしているという設定。
これがまた良し!
原田マハさんご自身が、森ビルの美術館やNYの近代美術館に勤め、その後フリーのキュレーターになられた方なんですね。
そんな原田さんの今までの知識がすごく生きている、そんな本。
おすすめです。

またまた続けて読んだ、原田マハさん。
まだ3冊しか読んでないけど、3冊とも違う世界を描いていて、どれも物語に引き込まれてしまう!
神楽坂の老舗料亭で修行していた紫紋が、そこで起こった偽装事件に巻き込まれ逃げてたどり着いたところが、「尽果」と言う、なんともそれらしい名前のバス停。
そこから見える小屋に死に場所を求めて向かうと、そこはまぐだら屋と言う食堂だった。
そのまぐだら屋を切り盛りしているマリアに拾われて、その食堂を手伝うことになるのだが…。
このまぐだら屋にはなぜかそういう人たちをひきつける魔力があるようで、その後も事件から逃げてきた丸狐を引き受けたり、どうやらこの食堂のオーナーや魚を届けてくれる克男さんの話によると、今までも何人かがこうしてここにいついてしまったらしい。
マリアとオーナーである女将との関係が謎であったが、終盤でそういうことであったかとちょっと意外な感じでした。
マグロと鱈のあいのこみたいな幻の魚で「まぐだら」であるところが、なんだか無理または駄洒落的であるなぁと思ったら、「マグダラのマリア」から来ているのですね。
その絵のことも知らない私…。
そんな背景を知ることが出来たら、また更に面白く読めそうな感じ。
シモンとかマルコとかヨハネとか。
登場人物の名前もその辺りから来ているのですねー。
テーマは重かったりするのですけれど、尽果の情景が浮かんできて、読むうちにどんどん引き込まれていく、そんなとても良い一冊でした。
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月に一度程度、ひとり暮らしの父のいる実家に帰っているのですが、その帰りに寄る道の駅の野菜の品揃えがすばらしくて、毎回楽しみにしています。
当然爆買い…

新鮮でお安いということもありますが、ちょっと変わった野菜などもあり、ホントに見ていて楽しいのです。
そんな中、今年すごいなーと思ったのは水茄子。
水茄子と言えば、少し前までは大阪は泉州の水茄子が有名、と言うより、その辺りでしか作っていなかったようにも思いますよねー。
だから、そんな水茄子の漬物は高級だったりして、でも食べるとホントにすごくおいしかった!
だがしかし…。
今年は、道の駅や実家近くのスーパーの産直野菜コーナーで何度も水茄子を見かけ、最初は「まぁこの辺りの水茄子だからね、お味はそこそこと思うけど、まずは買ってみましょうか」的な気分でしたが、これがなんとまぁ、とってもおいしかったのです!
糠漬けでもしていればそれも良いのでしょうけれど、私は糠床持ってないので、水茄子を買ってきたら、ヘタを取り手で縦に適当に裂いて少々の塩とともにビニール袋に入れてギュッと空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で30分ほど置いています。
水茄子はそのまま触ったときには皮がパツーンとしていてギュッと硬めな感じに思えるのですが、手で裂くと皮が薄くて柔らかく、実は水茄子の名の通りジューシーです。

瑞々しくてホントにおいしいのよー。
噛むとジュワッとしてて、お塩もほんの少ししか使ってないんだけど、旨味がすごいの。
それに何より簡単だしね。
いつももっと買ってくればよかったなーと思うほど。

これまたなんともおいしいサラダとなり、水茄子バンザイと叫びたい気分♪
いやはや、いつからこんなに水茄子がいろんなところで作られるようになり、そしてこんなにおいしくなっていたのか~~~。
その割には我が家の周りのフツーのスーパーなどでは見かけないので、まだまだ作っている農家さんがそんなに多いわけではないのでしょうけれど。
ホントに買った水茄子全てがおいしくて、茄子を作る方は全部水茄子作ればよいのに!と思ったくらい。(笑)
これが少し前までは一地方でしか作られていなかったのだから、農業の進歩、食に関する探究心ってすごいですよね!!
来年はもっといろいろなところでおいしい水茄子が買えるようになっていますように♪♪
◆9月に作った保存食◆
梅干し土用干し
プラムリーアップルのジャム
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2017年 10月 14日
無花果のお料理

子供の頃には、家のお庭に無花果があるお宅もあったりして、今ほどに無花果は高級品ではなかったような気がしますが、そんな子供の頃には特に好きな食材でもなかったのですけどね。
割と最近になって大好きになった食材の一つです。
もう、旬も終わりになってしまったけれど、今年もいっぱい食べましたよー。

無花果に普通に生ハムを添えるだけでもおいしいですが、このときは、生ハムを細切りにして、茗荷、大葉の千切りと混ぜて、レモン汁で和えたものを無花果に添えてみました。
無花果ってちょっと独特な香りがするけれど、その香りと、特に茗荷の香りがとっても合っていてすごーくおいしい!
刻んで混ぜるだけのちょっとした一手間ですけど、なんだかちょっと凝った感じがするのもいい!(笑)

無花果生ハムと白ワインがとっても合いました!

料理とも言えない、切った無花果にデュカをかけただけです。
デュカとは中東のスパイスを混ぜ合わせたもので、オリーブオイルを加えてパンに添えたりして食べるものらしいですが、内ではサラダや炒め物に使うことの多い、最近お気に入りのものです。
自分でコリアンダーとかクミンとかナッツとかを混ぜ合わせればよいのでしょうけれど、ついつい面倒が先立って、すでにブレンドされているデュカをカルディーで買っているので、まさにこれは無花果にそれをかけているだけです。

ただそれだけですけど、それなりにつまみになる!


ひとりご飯の日は、簡単が一番なので、これでいいんです!!

ホントは春菊で頂きたかったのだけれど、なんだかまだ売ってなかったので水菜で作りました。
ドレッシングは冷蔵庫に少しだけ残っていたゴルゴンゾーラを使いました。
水菜のしゃきしゃきさと、胡桃の香ばしさ、そして無花果のまったりとしたお味に、臭~いゴルゴンゾーラドレッシングが絡んでこれまた◎。
大鉢にいっぱい作りましたが、ぺろっと食べてしまいました。

渋滞の中、実家から帰ってきて、作る気力があまりなかったので、最小限の食材を、切ったり茹でたり、焼いたり。
オレンジ色のはバターナッツかぼちゃ。
オーブンで端っこがちりちりっとするまで焼いて、シナモンと塩を少々振りオリーブオイルをかけてからミントを散らしています。

これは、私が無花果好きになったきっかけの料理。
ただ果物として食べるだけ、又はせいぜい生ハムを添えてつまみに…くらいしか知らなかったときに、この料理に出会って、それから毎年作ってます。
胡麻ダレは、すり胡麻と味噌と醤油少々とお砂糖少々、バルサミコ酢を混ぜ合わせています。
無花果と胡麻も合うし、味噌も合うし、すごーくおいしいのですよ。
レシピの元は、こぐれひでこさんの、その頃読売新聞に連載されていた「おいしい手帖」です。
確かこぐれさんはこれを最初は和食屋さんで食べられたそうですが、やはりそれから家でも作るようになり、若い方がおうちにいらっしゃったときに「無花果の食べ方がわからない」とおっしゃっていたそのお客様に出したらとても好評だったという記事でした。

炒め物にはパクチーがのっててなんとなくアジアンだけど、小皿は蒸し茄子のだしがけで、なんとなく和風。
この無花果の胡麻だれは、どんな料理にも合う万能選手なのもポイント高いのよー。
何にでも合って、おいしくて、簡単で、良いこと尽くし!
旬もかなり終わりに近づいてきてしまいましたが、今年もおいしく頂きました。
実は、先週末にちょっと変わった無花果を見つけまして、そちらは保存食にしました。
そんな話もまた今度♪
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