2018年 03月 05日
2018年2月に読んだ本
時間の流れが早すぎてついていけません~~~!

原田マハさんにしか描けないであろうアートミステリー。
引き込まれました。
銀座の老舗画廊、たかむら画廊の跡取り篁一輝と結婚した菜穂。
東日本震災のときに妊婦であった菜穂は避難先として京都に滞在することになるのだが、そこで出会った一枚の絵をきっかけに、一時滞在だった京都から離れられなくなり、またどろどろとした人間模様に巻き込まれていく。
京都の四季がとても美しく描かれており、特に祇園祭の辺りでは本当にあの風景、まとわりつくような湿った熱気、コンチキチンの音が頭の中で蘇るような感じ。
菜穂の目利き加減であったり、白根樹の絵のすばらしさや、そもそもの本人の出で立ちの凛とした感じなど、思わず惹かれていく要素と、一輝と菜穂の母との関係や、樹と志村照山との関係、そして樹と菜穂の出生にまつわること等々、ドロドロのちょっとメロドラマチックなことがちょうど良いバランスでちりばめられている。
もう少しドロドロが多いとちょっと辟易してしまうところ、そうはならないバランスがいいなぁ。
最後にわかった菜穂と樹との運命。
これまたドラマチックで、えーっそんなことが!ありえない!って感じなんだけれど、なんだか引き込まれてしまいました。
絵画のことは良くわかりませんが、それでもとっても楽しめ引き込まれる一冊。
京都好きな方だったら尚のこと楽しめるのではないかと思います。

森 博嗣さんははじめて読んだのですが、なんだか不思議で、でも面白くてなんだか一気に読んでしまったなぁ。
優柔不断で欲もない、銀河不動産に勤めている高橋。
まぁ根が真面目なので仕事はきちんとしているのだけれど、その銀河不動産にやってきた顧客との関わりから、不思議な家に住むことになり、そしてそこに引かれるようにやってくるいろいろな人とそして事件。
ありえないようなことなんだけど、なんだか現実味もあったりして、とにかく面白いんですよ。
最後には私と結婚してくださいという美女までが送り込まれ、そしてその事実に戸惑いながらもイエスともノーとも言えないうちに事態はどんどん進んでいく。
しかもとっても良い感じに!
これは高橋の人間性の持てる技なのかなぁ。
受け入れられるべきものは受け入れ、うぬぼれることもなく、そしてどんなに自分を巡る環境が変わっても変わらずにずっと自分でいること。
なんかね、最後があれよあれよと言う間に話が進んでしまったというか、知らないうちに何年も経った後の話になっていたのだけれど、それに気づかなかったのも高橋がずっと変わらずにいる人だからかな。
本当のことを言うと最後はよく意味がわからなかったのですが、でもとにかく面白かったです。
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少し前に行った神田の味坊。
羊肉のメニューがいっぱいの中華料理屋さん。
どれもおいしかったなー。

これは是非食べようと思っていたもの。
スパイスも効いてて思ったとおりのおいしさ。

お肉もおいしかったのだけれど、断面がまるで筍の穂先のように見える、干した豆腐をクルクル巻きにしてあるやつと、塩卵おいしかったー!
自分で作った塩卵はものすごーく塩っ辛くてとてもじゃないけど食べられなかったけど、これはおいしかった!
漬けとく時間の問題かしらん。

パンチのある辛さが◎。

皮はもっちり、一口いただくとムワーッと羊の香りが広がります♪

こちらはこの日胃が痛くてあまり刺激のあるものは食べられないという夫用。(笑)
そもそもその体調でここに来るって言うのが間違ってないか?


羊にクミンって合うのねー。
これは絶対におうちでまねっこしてみます!

まずは白から。
自分で冷蔵庫に行って好きなの持ってきます!

羊の香りに赤、合うなぁ。
久しぶりに会った夫婦共通の友人Nさんと話も弾み、夫も胃が痛いなりに食べにも呑みにも混ざってきて、とっても楽しいひと時を過ごしました。
神田のガード下、面白そうなお店が沢山出来ていて、また行きたくなった!
やっぱりあちこちおいしいものを食べに行くのは楽しいね。
◆2月に作った保存食◆
りんごジャム
りんご酵母
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2018年 02月 19日
柚子仕事1~柚子味噌仕込み~

立派な獅子柚子二つと、柚子いっぱい♪
普通の柚子は、ひとり暮らしの父もまぁ父なりにいろいろ使う予定もあるようですが、獅子柚子に関してはもてあましてしまうだろうということで、私が二つもらってきて加工することにしました。
もちろん普通の柚子も半分頂いてきましたよー。
まずは、普通の柚子と家にあった小さな花柚子、全部で10個を使って、柚子味噌を作ることにしました。
今検索してみたら出てこなかったので、実は昨年も作ったのだけれど、ぼけぼけしている間に記事に出来なかったようです…


柚子の皮は苦いのが嫌であれば、白い部分を削り取って使わないという方法もありますが、最後に煮るとほとんど苦味も感じなくなるし、そもそもちょっとほろ苦いほうが私的には好みなので、白い部分も取り除かず一緒に刻みます。
10個分なので、これがなかなか大変!

その他の材料は、醤油、米麹、柚子の実の部分です。
ここで「あれっ?」と思われた方、鋭いです!!
そう、柚子味噌と言いながら、実は味噌は使わないんですよねー。
醤油麹に柚子を混ぜる感じ。
去年、Abiさんから頂いた手作りの柚子味噌がとてもおいしくて、作り方を教えてもらったら、なんと、米麹と醤油使用のものだったのです。
それはもう少し温度管理をして寝かせたりした丁寧に作る作り方だったんですが、何しろずぼらな私なので、もう少し簡単に出来る作り方にしました。
参考にしたのはこちら。
ご存知、発酵ものや臭いものに目がない、小泉武夫さんのレシピです。
沢山作って、柚子を送ってくれた島根の父の実家や、父にも持っていかなければならなかったので、レシピの倍量、麹は500グラム使いました。
昨年味噌を仕込んだときに多めに買って冷凍してあった麹を全部使った!
お砂糖は、レシピより少々少なめですが、ここではまだ加えません。

まずはこれだけ。
そして毎日一回、よくかき混ぜるようにして、常温で一週間おきます。
小泉さんのレシピだと2,3日とありますが、最初に頂いたレシピは温度を上げて発酵させるものだったし、3日くらいから麹が馴染んできてとろんとしてくるので、私は長めにしています。



少し煮詰まってきたら、きび砂糖を加え、更に練るようにしながら煮詰めます。
砂糖はジャムのときと同様に、最初に半分くらい加えて、後から追加していくようにしています。

好みではありますが、少し緩めのほうが私は使いやすいなー。
とろんと艶々!!

今回は、大瓶2本とジャム瓶4本。
大瓶は、島根と実家分。
時間はかかるけど作るのはとっても簡単です。

昆布と一緒に炊いた熱々の大根にたっぷりのせて!
昆布の風味が沁みて柔らかくなった大根に、さっぱりとした柚子味噌。
おいしくないわけがない!
ハフハフ言って食べました。
難を言えば、今年は大根の出来があまり良くないようで、売ってる大根がなんだか全部細くて、それだけが残念!

鱈の白子を揚げ焼きにしたのと、セロリとしめじのきんぴら、そしてビール。
日本酒でちびりちびりもよいですが、平日ど真ん中だったので、まぁ無難にビールで。


熱々のこんにゃくに柚子味噌が絡んで、これまた美味~!

こんにゃくを予め器に移して出してしまうと、食べているうちに冷めてしまうので、土鍋のまま食卓に出し、自分で食べたい分だけ取る方式。
こんにゃくが串に刺さっているというのもビジュアル的にそそられますし、やはりこうして食べると熱々のまま頂くことが出来るのでとっても良いです♪
大根もこの方法で炊いてもGOOD!
その他、さっと蒸した蕪にのせたり、蒸した鶏ささみにのせたりして食べてもおいしいです!
冷蔵庫保存すれば1年ほどもちますよ。
冬の間はこうして熱々の素材にのせて食べるのが良いですが、夏になったらスライスして茹でたゴーヤと和えていただくのもなかなかです。
さぁ、次は、大きな獅子柚子!
まだまだ加工は続きます♪
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2018年 02月 16日
2018年1月に読んだ本
なかなか読めないんだけどね、とりあえず今年は月に2冊はいきたいね…。

久しぶりの絲山さん。
表紙の絵の通り、中年のおじさん、小松とうさちゃんと、同じく中年のみどりさんのお話。
小松は大学の非常勤講師で、独身実家住まい。
月に数回の講義を掛け持ちし、それでも10数万円にしかならない給料なので結婚もできないなぁなんて思っており、うさちゃんは宇佐美さんと言うネトゲにはまる普通のサラリーマンのおじさんで、みどりさんはちょっと変わった「見舞い屋」なるものを職業として生きている女性。
小松さんはひょんなことからみどりさんと知り合うことになり、そんな恋の相談をうさちゃんにしたりしているうちに、恋は成就。
みどりさんの職業の問題もきっとそのうち解決し、そして幸せに暮らすのかな~と言う手前で物語は終わるのだけれど、な~んかこれ、よかったです。
みどりさんの「見舞い屋」と言う職業だけがちょっと特殊だけど、今のご時勢こういうのってあるのかもしれないし、後の二人は極々普通の職業と生活。
そんな三人がそれぞれに悩みつつもちゃんと生きていて、そして最後にハッピーエンド的で終わるという読後感も良し!
そしてやはり「これは!」と思ったのは、最後の仕掛け。
みどりさん、そうだったのですねー。
やるなぁ。
こんな風にさらりと生きていきたいものです。

な~んかいいな~。
やっぱり今、なんとなくよしもとばななさんモードです。
ジュージューは下町の昔ながらのステーキ屋さん。
地獄のサラミちゃんが大好きな、サラミちゃんみたいなママは亡くなり、パパと進一と、そしてこの小説の主人公であるみっちゃんで、ママ亡き後のジュージューを切り盛りしている。
登場人物それぞれに悩みがあり、そしてちょっとそれに苦しみながらも日々を平穏に暮らしていこうとしている、そんな物語。
なんとなくね、その辺りにいそうでいて、でもちょっといそうもないような登場人物たちの設定が絶妙。
進一と親との関係とか、夕子さんとの関係とか、みっちゃんと宮坂さんとの恋の行方とか。
いろいろあるんだけれどもほのぼの癒されます。
ほのぼの感に包まれて読んでいるといきなり、「その夢は全てしょせん家畜の夢」なんて言葉が出てきて、「いつかこの世を去っていくとき、私たちの夢はステーキやハンバーグのようになにものかに食べられて消え、でも、それでもいい、おいしいハンバーグの中にはだれにも触れない奇跡の空間がある」なんて書かれている。
いいですねー。
どうやらよしもとばななさんは朝倉世界一さんの「地獄のサラミちゃん」と言う漫画が大好きで、そのサラミちゃんからこの小説が生まれたそうだ。
「地獄のサラミちゃん」も是非読んでみたいなー。
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さて、先月の読書記事で、12月に行った世田谷ボロ市で、とっても気に入ったお重箱を手に入れたことを書きましたが、1月にまたずっと欲しいと思っていた切子のグラスを手に入れました!

すると、世田谷ボロ市だってかなりのお安さだったのですが、それを上回るような掘り出し物がいっぱい!

そりゃーもうもちろん、即買いですよ。

大満足です。
ビールをついでもいいし、麦茶なんぞをついでもなんとなーくレトロな感じですごくいい!
良い買い物をしたなぁ。
この骨董市、ホントに掘り出し物がいっぱいで他にも…。

寝る前にくっと一杯と言うときに使用しております。

夫には「なんだか陶芸教室の生徒が作りましたって感じのぼてっと加減だよね」なんて言われてますが、これにちょちょいと小さなつまみなんぞを盛り付けるとちょうど良いの♪

マットな感じが素敵で、ちょいと中国茶をそろえたくなってきます。
なんだか最近骨董市が多いなーと思いませんか?
青山ウィークリーアンティークマーケットしかり、大江戸骨董市しかり。
今週からなにやら天王洲アイルでも天王洲ハーバーマーケットなるものも始まったとか。
いろいろ行ってみたいなぁと思う今日この頃です。
◆1月に作った保存食◆
獅子柚子ビール
柚子味噌
巻き柿
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2017年 11月 08日
2017年10月に読んだ本
はぁ、年々時間が少なくなっていくような気がするのは私だけでしょーか。

ずっと「アフターダーク」って東電の殺されてしまった女性の事件を基にしたものだと思い込んでしまっていたのですが、勘違いだった…。
まぁ、読みたかった本ではあるので良いけれど。
日付が変わる少し前から始まり、少しずつ時間軸が動いていく、夜の物語。
深夜のファミレスにいるマリ、そこにやってきた高橋、ホテル「アルファヴィル」での出来事、深夜のオフィスで仕事をする白川、そして眠り続けるエリとそのエリを見守る「わたしたち」の視線。
あちこちの視点から物語と時間は進んでいき、そして朝を迎える。
わたしたちの視線がいつの間にか空間を飛び越えてあちらの世界に行っていたり、そしてエリもまた知らぬ間にこちらの世界に戻ってきたりしているのが村上春樹らしい展開。
最初の頃はそうした飛び越え感についていけなかったのだけど、最近はそれも心地よく感じていたところ。
でも最後がなんとなくイマイチだったなぁ。
これってここから始まるんじゃないの?みたいな思い。
エリと高橋の関係とか会話とか、お互いの自立感とか、そういうのがとても良かっただけにラストが残念でした。
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なんてスリムなんでしょう~~~。
こちらが見習いたいくらい

出回り始めの頃だけかな~と思っていたけれど、終盤まで来てもやっぱりスリムなままですね。
店頭で見ても、そんなスリムな秋刀魚ちゃんには食指が動かず、いつもだったらこの時期週に一回は登場する秋刀魚の塩焼きも、今年はまだ2回しか食べていません…。
しかし、そんな秋刀魚ちゃんを先週の木曜日には5尾も買ってきました!

そうそう、あれあれ。
やはり一年に一回は作らないと作り方忘れちゃうしね。

うちは二人家族ですが何ゆえ5本も作ったかと言うと、連休で実家に帰る予定にしていたので、実家で父と食べる分と、お留守番の夫が食べる分で5本。(にしても、ちょいと多いですが…


見た目はちょっとアレですが、秋刀魚がふわふわで酢の効き具合も強すぎず、そして甘すぎず。
自分で作った酢〆の棒寿司はやっぱりおいしい!!
初めて秋刀魚の棒寿司に出会ったのは、昔行った伊豆の民宿で、その民宿のおばさんの作る秋刀魚の棒寿司はとってもおいしいのです。
思い出してみると、おばさん曰く「棒寿司にする秋刀魚は脂ののっていないのがいいのよ」と。
ってーことは、今年のスリム秋刀魚は棒寿司に向いているのでは?
秋刀魚豊漁のときに脂がのってない秋刀魚を見つけるのは大変だもの。
塩焼きにするにはイマイチだけど、今年の秋刀魚は棒寿司向き!
ホントは丸々太ったの食べたいけどね。
スリムはスリムなりにおいしく頂くことが出来ました。
◆10月に作った保存食◆
無花果の赤ワイン煮
大根葉漬け
イカの塩辛
栗の渋皮煮
2017年 11月 05日
無花果の赤ワイン煮


固めでまだ若いうちに収穫したのかな~と思うような、そんな無花果。
後ほど、ポメマルさんに聞いたところ、ホワイトゼノアと言う品種らしいです。
この無花果の値段表にも書いてあったのですが、甘露煮用の無花果とのこと。
東北地方では、無花果を甘露煮にして保存するというのは聞いたことがありましたが、そうした甘露煮用として売っているのは初めて見ました。
キャンプに行ったのは栃木だったんですけどね。
関東でも少し東北よりですから、そうした食べ方もするのかな?と思いましたが、レジのお姉さんが私に「この無花果はジャムにするの?」と聞いたところからすると、やはり甘露煮にはなじみがないのではないかなー。

やはり東北のものだったのね~。
でも東北に行かずとも手に入ったのは嬉しい♪♪
計ったら1袋でざっと1キロあったのにお値段が680円と言うのも、昨今の無花果高級フルーツ化の波に乗ってなくてすごく良い♪♪
すぐにはぐずぐずになりそうもない固めの無花果。
早めに収穫しているのかもしれないけど、甘露煮用とわざわざ書いてあるのですから、そうした固い実の品種なのでしょう。
甘露煮用とはあるけれど、生で食べるとどんな感じかな?と、ひとつつまんでみましたが、甘さはそんなにないけれど、でも生で食べても良いくらいに柔らかいし、あのすーっとする無花果の香りもしています。
と言うことはきっと、煮崩れしにくい、大きさが甘露煮などにするのにちょうど良い、などの理由なのではないかと思われます。
甘露煮だと多分私には甘すぎるような気がして、ジャムと迷いましたが、赤ワイン煮にすることにしました。
参考にしたレシピはこちら。

レモン汁多目にして、落し蓋をオーブンペーパーで作って、コトコト20分くらい煮て出来上がり。


とりあえず、保存用に瓶に入れるものは入れて、瓶ごと煮て脱気し、当座食べるものはそのまま冷まして味を含ませてから、タッパーに入れて冷蔵庫へ。

普通の大きさの無花果だと、瓶にいくつも入らないと思うけど、このホワイトゼノアだったらいっぱい入るので、これもこうしたコンポートにはいいです♪♪

赤ワインとレモンの酸味が効いてておいしい~

クローブの香りもほんのりとして、エキゾチックなお味。
とっても好み。
しいて言えば、皮剥いたほうが良かったかなぁ。
もう少し皮が柔らかくなるかなと思ったけど、20分程度ではまだ皮がしっかりしていて、食べるときに切りにくいのよね。
サーブするときに予め切って出すか、又は一口で食べるか。
甘露煮だと1時間くらい煮るみたいなので皮付きでもよいのかもしれませんが、このホワイトゼノアはこれだけ煮崩れしにくいのでさっと煮るコンポートだったら皮を剥いたほうが良いと思われます。
うふふ、瓶にして6瓶あるからね。
これから冬にかけて、ぬくぬくのおうちで冷たくしておやつの時間に頂くのが楽しみです!!
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2017年 09月 25日
2017年 梅干し出来ました♪

ホントに今年はつい最近梅干しが干しあがったのですよ~

この夏、梅雨の間は大して降らなかったくせに、梅雨明けしてからは雨ばっかり降っていたでしょ。
週末にお天気が続く日どころか、平日だって雨が降らない予報の日が2日以上続くことがなかったんですよ。
それでもいくらなんでも8月中には干せるでしょうと思っていたのだけれど、まさかのNGで、9月に入り二週目の週末9月9日にやっと梅を干すことが出来ました!

去年はカビ又は産膜酵母モドキにやられて大変でしたが、今年は全くそんなこともなく、ぷっくりと梅酢の中に鎮座しておりました。
今年は漬け始めて2、3日はガスが出てくるのでジッパーを開けてガスを抜いたりしたけれど、その後は全くジッパーも開けずにいたからね。
やっぱり空気から遮断されているとカビるリスクも減るのでしょう。

夏ほどの力強さはありません。
土曜日、日曜日と外に干し、その後の平日は雨が降ってしまっても取り込むことが出来ないので、キャンプ用の網に入れて軒下に干していました。
普通の年はそのようにして四日くらい干しているのだけれど、日差しが少し弱い分、今年は全部で5日干しました。

あー良かった~!
なんとなくいつもと同じような感じに干しあがっています。
うちはどちらかと言えばそんなにしわしわに干上がるまで干すほうではないので、ちょっと皺、ちょっとぷっくりのこんな程度がいいのです。

今年は2キロしか漬けなかったので、3リットル瓶の下の方にちょっとだけです。
我が家はずっと梅酢は別に取り置いて、梅干しは梅干しだけで瓶で保存しています。
これだけ干した梅干しですが、こうしておくと第二の梅酢がまた上がってきて、その第二の梅酢にちょいと浸かった状態になります。

大体500ミリリットルくらい取れました。
以前は梅酢(この後赤紫蘇を入れて赤梅酢にしてからです)に新生姜を漬けて作る紅生姜が好きで好きで、狂ったように作っては足りない足りないと言っていましたが、アレだけ食べたからかここ数年は紅生姜ブームも落ち着いてしまい、実の所梅酢をもてあましている感じ。
時々野菜を漬けてしば漬けもどきにしたり、ご飯を炊くときに少しだけ加えたり。
ご飯を炊くときに加えると、ものすごくつやつやに炊き上がって良いのですが、そんなにたくさん使うものでもないしねー。
まぁ、今年はこの程度の量でしたのでちょうど良いでしょう。

左から今年の、去年の、おととしの梅干し。
大体3年くらいで食べるのが良いとも聞きますので、今おととしの梅干しを食べていることを考えると、来年もこのくらいのペースで作るのが良いのかもしれません。
いずれにせよ、干しあがってから半年くらいは寝かせた方がお味も落ち着くといいますからね。

実のところ、果実酒もちょっともてあまし気味なんだよね。
甘いお酒を飲む機会があまりなくて…。
お料理に使ったりと少し考えてみましょう!
なんだか何もかもがずいぶんだぶつき気味じゃないの~と思われてしまいますね…。
でもいいんです!
なんとなくこうして瓶がいっぱい並んでいると嬉しいし、なんだか落ち着くの!
瓶詰め好きですから~~~♪
今年も何とか仕上がってめでたし、めでたしなのでした

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◆2017年我が家の梅干しの覚書
仕込んだ日 6月18日(日)
干した日 9月9日(土)
干し終えた日 9月15日(金)
和歌山県産完熟南高梅 2キロ
塩(ヨネマース) 240グラム(塩分12%)
ホワイトリカー 40~50cc
出来上がり 3リットルのガラス瓶に少し
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今までの梅干し出来上がりの記録
2008年の梅干し
2009年の梅干し
2010年の梅干し
2011年の梅干し
2012年の梅干し
2013年の梅干し(記録に残すのを忘れてしまっていたらしい…汗)
2014年の梅干し
2015年の梅干し
2016年の梅干し
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2017年 08月 19日
フェンネルバター

沖縄ではフェンネルと言うよりはイーチョウバーと言った方が通るかな。
日本でも本土ではそんなにフェンネルって使わないし、普通のスーパーでも取り扱いがないことのほうが多いけど、沖縄では魚の汁に入れたり、泡盛につけてイーチョウバー酒を作ったり、欧米のように魚のにおい消しに料理に使ったりするので、大束で売っているのです。


ほんの少しだけレンジでチンして柔らかくしたバターに刻んだフェンネルを混ぜるだけ。
そのまま容器に入れて保存してもいいけど、ゆっくり好きなときに使えるように、その混ぜ合わせたバターをラップの上に出し、キャンディーみたいにクルクル、クルクル巻いて筒型にし、更にアルミホイルで巻いてから、冷凍保存。
アルミホイルで巻くのは冷凍やけを防ぐため。
このフェンネルバターが結構便利で使い勝手が良かったのですよ~。
使うときにはラップの上から薄く好きなだけ切って、また冷凍庫に閉まっておけば良いので、焦って使わなくてもいいし、使う量も自由自在ですし、これがなかなか良いのです。

鮭には少々塩胡椒し、ホイルにのせて、その上にしめじとほぐしたとうもろこしをのせて、更に最後に切り出したフェンネルバターをのせてホイルできっちりと包み、お湯を張ったフライパンに入れて蓋をして、そのまま蒸し焼きに。
ホイルを開けば湯気とともにいろんなおいしい香りが立ち上ります。
鮭もキノコもバターと相性が良く、そこにほんのり甘いフェンネルの香りが加わり、簡単なのにとっても美味。
白ワインがとってもすすんでしまいます。

と言っても手抜き簡単バージョン。

手抜きだけどこれがなかなかいけるんですよー。
ちゃんと作ればそりゃーその方がおいしいけど、これだけの手間でこれだけおいしかったら万々歳!
ニンニクを入れてもよかったけど、翌日仕事だったので今回は入れず。
入れたらもっとおいしそう!

近くのスーパーでは皮を剥かれてフィレになった鱈が冬以外でも置いてあることがあり、そんなフィレを買ってきて、塩胡椒、粉をはたいてバター(こちらは普通のバター)とともにフライパンに入れてムニエルに。
器に盛り付けてから上にフェンネルバターをのっけます。
鱈の香りに負けないフェンネルバター。
これまたおいしい♪

なぜかずっと夫が舌平目のムニエル、舌平目のムニエルと騒いでまして(結構しつこい性格…笑)、ちょうど魚屋さんで見かけたので早速ムニエルに。
このときは確か、フライパンで焼くときにも普通のバターとフェンネルバターを半々くらいにして、ムニエルが焼けて器に盛り付けてから更にフェンネルバターをのせました。
Wフェンネルバター使い!!
私はあんまり舌平目に興味ないんだけど、でも久しぶりに食べたらやっぱりおいしかったです。
もちろん夫は大満足♪
そして、この買って来たフェンネルは大束だったので、バター以外にいろんなお料理にも使いました。

チキンは鶏胸肉使用で、肉の両面に強めに塩胡椒、そしてフェンネルシードを塗し、フライパンにオリーブオイルを引いて、じっくりと弱火でじわじわと中までじっくり火を通し、皮がかりっとなるまで30分くらい焼きます。
これを冷ましてから手で食べやすい大きさに切って、フェンネルの葉と混ぜてオリーブオイルをたらしていただきます。
この鶏胸肉の冷製はよく作るのですが(元レシピは有元葉子さん)、フェンネル葉を加えるとちょっとレストランっぽい仕上がりになり、グレードが上がる感じ。
さっぱりとして暑い時期にはぴったりです。

塩胡椒した鰆をフライパンで焼き、焼くときにフェンネルの葉で蓋をするようにして香りを移し、器に盛り付けてから更に新しいフェンネルの葉を添えて出来上がり。
淡白な鰆にフェンネルの香りがいいですよー。

ホタルイカは目と軟骨を取り、アワビタケとニンニク、唐辛子、ほんの少しの塩とともに小鍋に入れ、オリーブオイルをたっぷりと加えてしばしオイル煮。
ホタルイカはボイルされているし、アワビタケはさっと火が通ればよいので、オイルにニンニクと唐辛子の風味が移れば短時間煮るだけでOK。
最後にフェンネルを散らして出来上がり。
ホタルイカとアワビタケのだしが出て、そりゃーとってもおいしくて、最後に加えるフェンネルが甘く香ります。
アワビタケはこれまた沖縄旅行の際にてだこ亭で頂いたのがすごくおいしくて、こちらでは見かけないなぁと思っていたら栃木の道の駅で見つけて思わず購入。
コリコリ感がおいしいきのこ。


ニラをフェンネルに置き換える感じ。
これがねー、焼くとなんともいえない良い香りの餃子なんですよ。
スーッとする感じで、餃子と言えばビールですが、この餃子にはワインも合うの。
タレは普通に醤油と酢とラー油でもいいけど、酢胡椒で頂くのもとっても合います。
酢胡椒はネットで見て試してみたけど、これに慣れてしまうと醤油を入れる意味ってあるのか?とも思うほど。
まぁたまには普通のタレも食べたくなりますけどね。(笑)

茎の下の部分に濡らしたキッチンペーパーをきっちり巻いてビニールに入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、二週間くらいは軽くもちます。
確かこのフェンネル100円だったかと思うので、とっても得した気分!!
フェンネルっていつごろまであるものなのかな。
また道の駅や産直などで見つけたら、あれこれ試してみたいものです。
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2017年 08月 06日
2017年 初めての梅シロップ

南高梅ジャムを作ったときに出来る梅ジュースがとてもおいしくて、でも大抵2,3瓶分くらいしか出来ないのですぐになくなってしまうのですよー。
なので、今年は濃縮して飲むことの出来る梅シロップを仕込んでみようと思った分けです。

使用した梅は、完熟の南高梅1キロ。
よーく洗ってなり口を取り、水分をしっかりと拭いて、ホワイトリカーで消毒した瓶に、氷砂糖と交互になるように詰めていきます。
梅と砂糖の割合は大抵1:1としているレシピが多いですが、甘さ控えめの方が好きなので、梅1キロに対し氷砂糖は800グラムにして、発酵止めも兼ねて、白ワインビネガーをほんの少しだけ加えてみました。
宝石みたいできれいですよねー。
梅を一度冷凍してから仕込むと梅のエキスの出が早いとか、竹串で穴を空けると同様に早くエキスが出るとか言われていますが、冷凍するよりはそのままの梅で作ったほうが香りが良いらしいので、シンプルになにもせず。
発酵とカビ防止のために、この瓶を毎日ゆすると良いと聞いたので、朝に晩に気がついたときに瓶をゆすっていました。

夫には「なんだか梅酢がいっぱい上がってる梅干しだね」なんて言われたし…。
どのくらいで氷砂糖が溶けるのかな~と思っていたら、一週間ではまだ氷砂糖が少ししか溶けず、二週間くらいで梅がかぶるくらいにエキスが出てきて、三週間でほぼ氷砂糖が溶け切りました。
すごいね、水分は加えてないのにこんなにいっぱいエキスがでてくるんですねー。

その間、とにかく瓶をゆすっていただけ。
梅シロップ、とっても簡単です。

ものすごーくまったりとしていて梅はなんだか梅干し色で冴えない感じになっちゃいましたが、シロップは黄金色でとてもきれい。
早速炭酸水で割って、ミントを潰しながら加えて梅ジュースを作りました。
思っていたより甘くて酸味が少なくて、梅ジャムのときの梅ジュースとはちょっと違った味わい。
好み的には梅ジャムの梅ジュースの方が好みだけれど、この梅シロップだったら日持ちもするし、量もたくさん作れるので良いですね。
ちょうど出来上がった頃に梅ジャムの梅ジュースがなくなったので、それからはこちらの梅ジュースを飲んでいますが、今年の体に堪える暑さにもとても効きます!
どんよりとしたからだがシャキッとする!!
これは来年も作りたい♪

さて、これをどうしましょうと思っていたところ、Fujikaさんのブログで「梅シロップの梅を干したら干しアンズみたいでおいしかった」と言うのを見たので、早速試してみることに。
干す前のしわしわ婆さんを食べたら、ホント、アンズみたいな味がする!!
完熟梅だと種を上手く外せないので干し梅は難しいかもと聞いたのですが、包丁でくるーっと半分のところに切れ目を入れて種から実をはがすようにしてみたら、結構しわしわだったからか上手くはがすことが出来ました。


本当はもう少し半乾き状態がいいかなと思っていたのだけれど、かなり硬めに乾いてしまいました。
まっそれはそれで良しとしましょう!!

さて、この甘い干し梅、何に使いましょうか。

緑色の丸いのは、生胡椒。
ブリーのもったりとしたところに一粒の生胡椒がキリリ、干し梅が甘酸っぱくて、これはなかなかいけますよー。
クリームチーズに混ぜてもきっとおいしいと思うのよね。

さっぱりとレモン味で炒めて、最後に刻んだ干し梅を加えてみました。
これがまた、さっぱりとした中にも甘みがあり、きゅうりと胸肉にとっても合います!!
夏の炒め物はあんまりこってりとしたものよりは、こういうさっぱり系がいいでしょ。
豚肉をソテーしてソースみたいに絡めたり、白身のお魚に散らしてもおいしいかも♪
後は最近はちょっとお休みしてるんですが、気力が出て再開できたら、パン生地に混ぜても良さそうですよね~。
梅シロップだけでも満足ですが、この副産物がこれまた使い勝手が良くて、とっても嬉しい♪
まだまだ暑い日が続きそうですからね、梅シロップで元気に乗り切りたいと思います。
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2017年 05月 14日
春の山菜祭り~♪

実は、実家の父を連れて、父の実家である島根に先月行ってきたのですが、その実家のいとこよりこれらの山菜が送られてきたのです。
あー嬉しい~~~♪
その島根旅行の方は一体いつ記事に出来るやら、もう検討もつかないのですが(笑)、まずは旅行後のこのおいしい山菜の記事から♪♪
ひとつひとつしっかり袋詰めしてくれてあり、それらにはおいしい食べ方なども書いてくれてあります。
全部おうちのそばと言うか、庭なのか山なのか区別がつかないのですけれど、そういったところで採れた山菜です。
野菜などを産直におろしたりもしているので、パッケージも売っているものみたい!

揚げ物が苦手で、少々焦げてしまっているのはご愛嬌。
でもね、衣がカリッとして、焦げ気味なことを除けば(少し焦げているのも香ばしいと無理やり言うことも出来る!)とってもおいしかったのですよー。
衣は以前にネットで見て試してホントにおいしかった日本酒入り。
山菜に粉を塗しておき、その粉塗し山菜を水の代わりに一部日本酒を加えた緩めの衣の中に入れ、揚げました。
水と日本酒は冷蔵庫できんきんに冷やしておくのも重要。

言わずもがな、山菜の女王とも言われている人気もの。
ほろ苦な香りと味が良いよねー。

独活の白い部分はキンピラにするためにとっておき、芽の部分だけを切り分けて揚げました。
これまた独活の独特の香りがしておいしい~♪

名前を見たときには「へぇ~タカノツメって若葉はこうして食べられるんだ~」なんて思ってしまいましたが、ホントは別物でウコギ科の木。
その新芽を頂くのですが、冬芽のつぼんだ状態がタカノツメに似ていることがこの名前の由来みたいです。
こしあぶらと間違える人もいると書かれていたりしますが、葉っぱの形とか全然違いますよね!
香りはこしあぶらより少し弱く、苦味があると言われていますが、いただいたこのたかのつめは全然苦くなかったです。
柔らかくておいしい♪
天麩羅は揚げたてがもちろんおいしいですが、いっぱい揚げたので、残した分は翌日の晩のお味噌汁に入れました。
コクが出ておいしいお味噌汁になるのよねー。
汁物に入れるのであればかりっと感がなくてもおいしいです!

少し前に友人に連れて行ってもらったHi-Biで頂いたふきのとうのコロッケがとってもおいしかったので、そのイメージで。

真ん中にゴーダチーズの角切りを入れて小さな丸にしました。
左がこしあぶらで、右がたかのつめ。
Hi-Biで頂いたふきのとうのコロッケもこんな風にまん丸で、そこに塩昆布を細かくしたのが添えられてあったので、塩昆布の代わりの旨味としてチーズを入れてみました。
これが自分で言うのもなんですが、とってもおいしかったー!!
どちらかと言えばこしあぶらのほうがほろ苦感があるので、私はそちらの方が好みでした。
なーんか大人のコロッケって感じ。
山菜コロッケ、春が来るたびに作りたい!!

とっても好きな山菜で、下処理なども不要だし、栽培ができるのだと思うけど都会のスーパーなどで買うことが出来ますよね。
先っちょがくるんと丸まっているビジュアルも可愛くて大好き♪
でも、今回頂いてみて、いつも買っているこごみとはおいしさが全然違うと思ったー。
売ってるこごみはあんまりぬるっとする感じがないのだけれど、野生のこごみは茹でるとちょっとぬるっとしてすっごくおいしい!

わーん、これだけでホントにおいしい~♪♪

実はこのとき、掘りたての筍を下茹でしてくれたものも、ジップロックに入れてたくさん送っていただいたのです。
何でも父も筍堀りを一緒にしたそうなのですが(私たち夫婦はその日は別行動)、採れに採れすぎて近所の人にいっぱい配って歩いたらしい!
そんな筍を一口大に切り、さっと茹でたこごみとともにオリーブオイルでささっと炒め塩胡椒しておき、そこに茹で上がったパスタを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付けてから山椒の葉(これも送ってもらいました)と削ったパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけて出来上がり。
もうおいしすぎておいしすぎて、言うことありません!
まさに春を感じるパスタ!!
ものすごーくデトックスできそうな感じ♪♪

それこそ立派なんだけどとっても柔らかく、そしてとんでもないほどたくさん!!
芹って買うと1束でたいした量じゃなくても結構高いから、こんなにたくさんの芹を一度に頂くのは初めて!
これも庭と言うか山と言うか、そんなところの水辺に生えていたのだそうですが、最近は猪が出てきて全部食べられちゃうのだとか。
それで、柿畑(父の実家は干し柿を作る干し柿農家)の柿の木の下に植えてみたところ、そこには猪は来なくて、じゃんじゃん芹が増えて採り放題なんだってー。
なんともうらやましく豊かな暮らし。

あーこの香りがたまりませんー!
しゃきしゃき感も好き!

芹の香りとさやえんどうの豆の香りがちょうど良い具合に混ざり合って、これまたおいしい!

お味噌汁も何度も作ったし、筍ご飯の日には芹のおすましにしたり。
暖かい汁物に入れると香りがより強く感じられていいですよねー。

実は私、蕗はあまり好きではなく、今まで自分で買って調理した経験なし…。(汗)
が、せっかく頂いたのだし、チャレンジ、チャレンジ。
と言うわけで、まな板の上でゴロゴロ塩して板ずりしてから、さっと茹でて冷水に放ち、しばらく水に漬けておいてアクをとり、その後皮をするすると剥きました。

こーんなに鮮やかなグリーン!
なんと言うみずみずしさ!!

真っ白なご飯にグリーンが映えて、そしてコロコロと切った蕗の切り口がとっても可愛い♪
この蕗ご飯は、有川浩さんの「植物図鑑」に載っていたもの。
作り方はとっても簡単で、下処理した蕗を一口大にコロコロと切って、少々塩を塗しておき、炊き立てのご飯にその蕗と炒り胡麻を加えて混ぜ合わせるだけ!
これが実のところ、思っていたより何倍もおいしくて、とっても気に入ってしまいました。
暖かいご飯になんとなく水っぽく感じる蕗を加えるだけなんて、どうなのかしら…と思っていたのですけれど、ご飯を食べるとこの蕗がしゃきしゃきし、ちょうどよい塩具合でお味がつき、また加えた胡麻の香りも立ち上り、ホントにとってもおいしいです。
これは毎年作ろうと思った!!

あー、やはり長い時間煮たので、鮮やかなグリーンが渋い色に変わってしまったのがちょっと残念だけど、でもこうしておけば1年は常温で持つはず。
ちょうどこの後一週間でGWとなり、また出かける予定があったため、こうして残りは全部瓶詰めに。

蕗ご飯のときのように一口大のコロコロに切り、唐辛子と黒胡椒、塩少々と砂糖を加えたピクルス液に漬けました。
実はこれ、まだ食べてないんだー!
蕗の香りとちょっとびり辛味が合うんじゃないかなーと思っています。
近いうちに食べてみたらまたご報告します。

レシピはこちら。
これもまたとってもおいしかったー!
なんか、蕗、食べず嫌いだったかも…。(汗)
特にこのレシピは胡麻油を少々使っているので香りが良く、そしてその胡麻油の香りが蕗の香りと合うのです。
多分、青煮より私はこちらの方が好きだと思う!
ちょっと甘辛な味付けも好みです。
まだ残り2瓶あるので、まだまだ作れる!!
ほーんと、この春は山菜を堪能しました!
これできっと冬の間に溜まりに溜まった毒素もいっぱい排出されたことでしょう♪
これで脂肪も一緒に排出されたら言うことないんだけど~。(笑←しかし最近結構切実・爆)
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2016年 12月 23日
2016年11月に読んだ本

少し前に読んだ久しぶりのよしもとばななさんが思いのほか良かったので、手にとって見たこれ。
この間のはふなふな船橋で、今度はもしもし下北沢。
なんとなくご当地シリーズ。(笑)
お父さんが謎の女性と心中して死んでしまった。
娘のよっちゃんは、そんなお父さんの事件を吹っ切るつもりもあり、またまったくそれとは関係なく自分を確立するような気持ちもあり、下北沢に引越し、そしてどん底だったとき、そこのサラダを食べて元気になったというみちよさんの営むレ・リアンで働き始める。
途中、お母さんも目黒の家を出て、このよっちゃんの下北の古いアパートに転がり込み、そしていろんな人と関わり合いながら自分を取り戻していく、そんな物語。
よっちゃんはとても素敵な青年、新谷くんと付き合い始めるのだけれど、なんとなくそれは本当の彼氏じゃないと思っていて、そしてお父さんの友達山崎さんととうとう男と女の関係になる。
むむ…、わかったようなわからないような。
全体的になんとなく心に沁みてきていい物語なんだけど、ここは私的にはあんまり理解できなかったわ。
絶対素敵な新谷君のほうがいいと思うけど。
下北沢を描いた「ざわざわ下北沢」と言う映画があり、どうやらそこにはフジコ・ヘミングさんがちょろっと出てくるらしい。
その「ざわざわ下北沢」でフジコ・ヘミングさんが語る言葉や、ざわざわとした雰囲気に惹かれていくよっちゃんだけれど、多分よしもとばななさんもそういう下北の雰囲気が好きな人の一人だったのではないかな。
ちなみに「もしもし下北沢」のもしもしは、電話のもしもし。
つながるんだよね、死んだお父さんと電話が。
そう言えば昔から、よしもとばななさんも死と生の世界を行き来するようなこと、結構いっぱい描いてたなと。
まだまだよしもとばななブーム続きそうな予感!
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先月読んだ本の記録より…なんて言ってますが、記録って一冊じゃん…。(汗)
以前は、通勤時間に読むことが多く、そうするとそこそこの量を読むことが出来たんですが、そもそも行きの通勤電車はとんでもない混み具合で本を広げることなんて出来ず、また帰りは哀しいかな、なんとなくおネムな感じになってしまう今日この頃なのです~。
なかなか好きなことに裂く時間を捻出するって難しい…。
さて、そんな中、最近Instagramもはじめてみました♪
右側の楽子のマークの下のあたりの、Twitterの鳥のマークの横の、カメラマークをクリックするとページにとびます。
実のところ、その時々のつぶやきのTwitterさえも、リアルタイムでつぶやけることはなく、ブログは、ハイ、ご覧頂いている通り、毎回少し前の情報を発信してます。(笑)
なのにまた…と思わないでもないのですが、自分なりになんとな~く使い分けをするつもりで。
でもとりあえずこちらのブログが今ところメインの位置づけなのですけどね。
世の中、なんとなく簡単な方へ方へと流れていく…。
そんな流れになんとなく遅れながら乗っている私。
さて行き着く先はどこなんでしょう。
流れに乗るのは楽ちんですからきらいではありませんが、そんな中少しだけでもちゃんと舵取りをしていけたらいいなぁと思ったりする今日この頃です。

麻布十番に用があったので、久しぶりに食べた海南鶏飯食堂の鶏飯。
相変わらずおいしくて、そしてホントはランチ時間が終わっていたのに鶏飯だったらと入れてくれたり、従業員の方の対応も若いのにみんな感じが良い。
大好き♪
そしてその後向かったのは、さる山にて行われている金継ぎ師、黒田雪子さんの個展。
さる山の雰囲気も私にとってははじめての感じで、それはそれで発見がありましたが、なんと言ってもやっぱり黒田雪子さんの金継ぎはすごい!!
見てもどこが継がれているのか、元の写真がなければ何百回見たってわからないようなものあり、継がれているそのラインは繊細に細く、そして大胆。
私があまり好きではない、かすがいと言う金属のホッチキスの大型版みたいなので留めている継ぎさえも、痛々しさがまったくなくいいなぁと思ってしまいました。
漆継ぎと金属粉を蒔いた組み合わせもすばらしく、こんな風に仕上げることも出来るのね(自分が出来るかどうかは別として・笑)と目からうろこで、大食いの私があまりに満足の満腹感で、家に帰ってもなかなかお腹が空きませんでした。
そのくらいすごかった!!
こういうのは写真だけではわからないものがありますね。
本もいいし、写真もいいし、ネットもSNSもいまや欠かせないものとなりつつあるけど、やっぱりリアルに見る、聞く、触る、感じるって大切だよなぁと思った、そんな昨日でした。
◆11月に作った保存食◆
赤カブのピクルス
赤カブの梅酢漬け
手前味噌解禁
大根葉漬け